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― 礼拝室 ―
えぇ、と、
[祭壇の前まで来て、キリク>>*5が灯りも付けずにいる事へ、背を向けたままでいる事へ、戸惑いの声を洩らす。
しかしそれは「ニイナの兄が戻った」と聞いて、直ぐに混乱へと変わり]
……いや、何を…
[言ってんすか。歩み寄りつつそう言いかけて。語られる続きに、世界が一瞬動きを止めた。]
――ッ!?
[見開いた両の目は此方へ向かう燭台を、可笑しな程ゆっくりとした動きで捉えていた。もっとも、払おうと伸ばした自分の腕はそれより遅く、間に合わないのかと絶望感が増しただけであったが。]
ッあ゙、ぁ…
[こめかみから突き刺す様な衝撃が走る。視界の右側が欠け、全体の像も歪む。
慣れか気力か、未だ尚立ってはいたが、押せば容易に倒れる程度。
反撃など出来る訳もなく、激痛に歪む顔の内、目だけはせめてとキリクを睨み、見据えていた。]
− 礼拝堂 −
[目の前の光景が未だ信じられなかった。
明け方の夢と重なり、混乱が続く。
昨日からずっと、醜態を晒している。
大人として、大丈夫だと皆を励まさなくては。
笑い続けて食事を作って……そう思っても身体が動かなかった。]
あ、マイダ……。
[傍で聞こえた声>>42に、漸く視線を牧師から外す事が出来た。
きっと自分は酷い顔をしている。
途切れ途切れの大丈夫>>43はどちらに掛かっているのか
判らないけれど、自分が掛けなければいけないはずなのに。]
ま、いだ……。
[震える声は名を呼んで途切れた。
見たら駄目だよ。
本当に何もかも信じられなくなる。
張り付いた喉から出せる声はカラカラだが。]
だ、めだよ……牧師は……狼だ。
[無残な姿を晒す牧師を前に、ほとんど反射的に零れ出た。]
[声を絞り出せても、身体は動けない。
気分が悪いとまた頭を抱えた。
修道女に落ち着いて>>46と、ランスに声を掛けられ>>57
なければいつの間に人が増えたのか判らなかった。]
だ、いじょうぶ、だよ。
見たく無くても……もう、見たから。
キリク……なんで、狼……なんだろ。
[何度も宿を利用して、時には滞在して手伝ってくれた
村の皆に愛された牧師。
自分も密かに頼りにしていたのに。
いつから、いつまで?
ずっと騙されていた事に気付けば、疲れ果てた顔で
促されるまま食堂のテーブルに祈る形で
重ねた手に額を預けて項垂れた。]
この方が“キリク様”なら犠牲者ですし……
キリク様に成り代わっていた人狼が別の誰かへ成り代わったというのなら、やはりこの方は犠牲者なのではないでしょうか。
それに、人狼だから恨む、とかは、よく、わかりません。
私にとっては……
生きることを許してくれないから、殺さなければならない。
それだけ、ですから……
[騒動を経験しているとはいえ、殺す、など、物騒な言葉が飛び出る。]
恨むも、悼むも。
皆様は、お好きにされたらいいと、思います……。
[説教するつもりも、押し付けるつもりもないのだと、そう告げた。]
− 食堂に向かう前 −
[修道女もまた冷静だった。
議事録を持ち、記録していく姿>>60を
頭を抱えた指の隙間から覗き見る。
自分だけが何も学ばず、心を強く持つ事もせず
愚かな姿を晒している。
もっとも結社員に相応しくない姿だろう。
大人であろうとして、もっとも大人で無い自分に
唇を噛みながら、夢と口にした言葉の意味を考えていた。]
あ、あ……そうか。
[ランスに支えられながら向かった食堂。
項垂れながら、辿り着いた答えが思わず口に出た。]
あたしは……視ていたんだ。
あの村でも……今も。
ずっと同じだったから……気付かなかった。
あたしが……占い師、だったんだ!!
[今更気付いた事実は全て遅すぎて。
慟哭だけをテーブルに叩き付けた。]
―朝 礼拝室―
[ふと気が付くと騒ぎ起こっている礼拝室を遠巻きに眺めていた。
死んでもぼんやりとした頭はそのままなのか。
或いは生きている時も死んでいるようなものだったのか。]
キリクさん、が?
[集まった生者達の声をぼんやりと聞くに、死んだのは『キリク』らしい。
だけど幽かに聞こえてきた『声』が意味するのは。]
……あの声と、内容は。
憑狼、憑狼だった?
[穏やかで人の良い顔をしながら正しさで人を抉り続けたあの男が。]
― 礼拝堂 ―
[クリスタに意見を尋ねたのは、食堂へヤーニカを送り>>64再び戻ってきた後だったろうか。
彼女の意見に耳をかたむけ]
や、そこは俺も気になってた。
前のやつとは傷の形が違うんだよな。
[歯牙の跡がない、との指摘>>65に同意を示す。
遺体の右側頭部、裂傷の周りは頭蓋が陥没している。
傷は、おそらく打撃によるもの]
あと、ヤーニカさんは、これをみて狼だと。
ヤーニカさんが正しければこいつは上位の狼。
嘘なら犠牲者か、牧師とヤーニカさんがグルってところか。
[ヤーニカが口走った占い結果>>68をもとに整理しつつ。
死体に近づき、見下ろす]
― 回想・礼拝室 ―
おや、怯まないのですね。
大抵は恐怖と痛みでまともな思考すらできなくなるのに。
[全力で振りぬいた一撃を受けてなお気力を失わない青年の鋭い視線に、感心したような声を上げる]
やはり、あなたは芯の強い人だった。
[が、燭台を右手から左手に握り直すとゆっくりと振り上げ、同じ個所めがけて再び振り下ろした。]
ご安心ください。彼女は今…とても幸せそうだ。
[倒れた姿のそばにかがみこみ、微笑を浮かべてそっと囁いた。
鎮魂の祈りを唱えながら、その姿を奪うため、そっと血だらけの額に右手を触れた]*
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偶に自分でも忘れそうになるけど、
「原罪を自覚しつつも正しさを諦めてはならない」が人キリクで、
「いや、お前らそもそも原罪自覚してねえよ」ってのが狼キリク。
しかしどちらも「君が!分かるまで!抉るのを止めない!」と嫌な方向にオプティミストなので、根っからペシミストのマコトさんとは多分議論のレベルが違うんだよね。
言い争いロル、こちらはとても楽しかったのだけれど、「もー、しつこい!」って思われていたら大変もうしわけないのですよー
ふざけている……
ふざけている、のでしょうか……
愉しんでいるのでしょうか……。
私達は、弄ばれているのでしょうか……。
[マコトの死すら、掌の上の出来事なのだとしたら]
……やっぱり、少し、憎いのかもしれません。
[消え入りそうな声で呟いた。]
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