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酒場の女主人 ヤーニカ は、修道女 クリスタ を占った。
次の日の朝、茶屋 アリス が無残な姿で発見された。
《★占》 修道女 クリスタ は 人間 のようだ。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、修道女 クリスタ、墓守 マコト、妹 ニイナ、傷病者 マイダ、彫師 ランス、牧師 キリク、酒場の女主人 ヤーニカ の 7 名。
/*
2日目:修道女 クリスタ は 人間 のようだ。
大丈夫だと思ったけど、これで狼引いてたら発狂する所だった。
―― 外 ――
[外は嵐の深夜。雨と風が自分の体に叩きつけられても気にせずに歩く。
その手には、小柄な体には似合わない大振りの鉈が握られていた]
――早く、行かなきゃ……。
[こうしている間にも、アリスが何かをするかもしれない。
雨に濡れたままなのも構わずに、目的の場所へ。
一応、誰かに見つからないようにこっそりと]*
/*一番起こってほしくて起こってほしくない事が起こってそうでそわそわする。
返事書きたいのにログが見れない!!昨日に戻りにくい!
……おやすみなさいませ。
服……ありがとうございます。
[二人へ背を向けて。
ローブを引きずらないよう持ち上げながら、逃げるように自室へと走り去った*]
―― →アリスの部屋 ――
[深夜の結社内部をゆっくりと歩く。
急がないといけないけれど、焦らずに。やがて、目的の人物がいる部屋の前につけば、ノックもせずに扉を開けて中へと。
そうこっそりとやればいいのだ]
……。
[中ではアリスがぶつぶつと呟きながらうずくまっている。
もしかしたら、これが上位の人狼も見つける事が出来る占いの最中なのかもしれない。
もっとも、今は関係ないが]
[叩きつけるように、アリスの脳天へと振り下ろす。
あっさりと、しっかりと、鉈は彼女の頭蓋を抉り、声を上げる間もなく絶命させる。
手に残るのは、人の命を奪った鉄の塊と、肉を抉る感触]
……ぅ……。
[そして、こみ上げるのは吐き気。
人を、殺す感覚。
それを体験した事は既にあるけれど、その対象は兄。
久しぶりの、血肉を抉る感触に、否が応でも思い出される]
――我慢、我慢しなきゃ……『おにいちゃん』の為だもの……。
[こみ上げる吐き気を押し殺し、今は動かないアリスの体を蹴り飛ばす]
そうだよ……、こいつが『おにいちゃん』の邪魔をするからいけないんだ。
お前のせいで、お前のせいで、お前のせいで、お前のせいで………
[蹴り飛ばしたアリスの体を、何度も何度も何度も何度も蹴りつける。
まるで、物に八つ当たりするように。執拗に、飽きるまで蹴り続ける。やがて]
― 廊下 ―
だよな…あの目で嘘、冗談ってのは、流石に。
[傾げられた首>>152は曖昧にぼかして、アリスの目を思い出していた。
アリスと、ヤーニカにも、悪かったかなんて今更ながら思う。
今、ここに狼がいないのなら、嵐は寧ろ助けだな、等々返す。
しかしどうしても考えてしまう。今、いたのなら。
占い師だとアリスが言っている、本当だとして狩人はいるのか、
確実に村人であるという証明は、今やもう難しいだろうから、云々。]
活かせる手立て…なぁ、一発で見つけられたら、なんてのは夢物語、だもんな。
何より憑狼が、信じられると思えた能力者に成り代わったら。そん時はどうなっちまうのか…
[縁や恩は、怨嗟も含めて、擲つ覚悟はしているつもりでも。
そことは異なった所で信じた相手が、いつか、なんて。
自分を支える根幹がぐらつく様で、一度目を閉じ深く息を吐いた。]
/*
私のC狂弾いたのはお前かーニイナー!!
まぁ私も流産した子が狼の子だと信じ込んで
狼に協力する狂人やろうと思ってました、ええ。
……あ、早く寝て明日の朝ごはんの準備しないと。
[あらかた蹴り続けた後、ふと思い出したように呟いた。
まるで、目の前の死体にもう興味が無いように、放置して部屋を去る。
鉈はそのままなので返り血などはあまり浴びていないけれど、部屋の中は、外からやってきてすぐに来たため、そこそこ水に濡れている状態。
私も、そのまま帰れば、水と泥に濡れた足跡が他の皆の居る部屋の方へと伸びていくだろう。
途中で渇いたのか、見えなくなって
誰の部屋まで続いているのか分からなくはなるけれど]
− 夢の中 −
[自分は誰かを探していた。
静かな森の中を歩いた先に湖があった。
その水で誰かが何かを洗っている。]
ねぇ、あんた。
あたしの赤ちゃん、知らないかい?
[恐る恐る尋ねた後ろ姿は修道女の者。
振り返った顔は、嘗て助けた娘が一瞬残像のように見え、
すぐにクリスタへと変わった。
湖で何かを洗っていた彼女が、
大事にそれを包んでこちらに渡す。]
ここにいます。
[差し出された赤ん坊はきゃっきゃと笑っていて、
天使のようだった。
その子を満面の笑みで抱き返した所で、目が覚めた。]
…クリスタさん。
天はどんな祈りも拒みはしません。
もし祈ってはいけない者がいるとすれば、私なんぞとっくに罰せられているでしょう。
赦されないと思うなら、まずは赦されることを願えばいい。
もちろん、それがあなたの望むあなたなら、の話ですよ。
[彼女の途切れがちな声に耳を傾て、すこし言葉に迷いながらそういったものの、逃げるように去ってしまった背中に届いたか、どうか]
マコトさん。
そろそろあなたもお帰りなさい。
夜はついつい悪いことを考えてしまうものです。
焦らなくていいのです。
あなたにはゆっくり悩む時間があるのですから。
[どこか現実感のない彼に届いてくれと、ゆっくりゆっくり言葉を紡いだ]*
おにいちゃん……!おにいちゃん……?おにいちゃん……、おにいちゃん……♪
終わったよ!ちゃんと してきたよ!
[幼子が、何か珍しいものを見つけてきたときのように、『おにいちゃん』へ報告を。
報告する頃には、こみ上げてくる吐き気や怒りなどはおさまっていた]
ねぇ、次は何をすればいいのかな?
おにいちゃんの為だもの、何でもするよ!
[浮かべるのは無邪気な笑顔。ただ、その中身は虚ろで崩壊しつつあるけれど]*
あたし……寝てたのかい……。
何で、今になってあんな夢。
騒動が終わったら、見なくなったと思ったのに。
[いつの間にか眠っていたらしい。
目覚めと共に、腕の中の温もりが消えていた事に
顔を歪めてしまう。
赤子が消えた後、丁度騒動が起きてから同じような夢を
毎夜見る様になった。
皆村や客の誰かで、可愛い赤ん坊を手渡して来る。]
何かの……予兆かね……。
[消えた温もりを探す様に手はシーツを彷徨った。
未だ不安定な精神が見せる夢だと信じている。
全ての夢で赤子を渡されるからだ。
これが狼の仔を渡されていたなら気付いたかもしれない。
毎夜1人ずつ、自分が誰かを見定めていたのだと。
村にいなかった占い師は、
他ならぬ自分だったと気付けただろう**]
― 夜/自室 ―
[アルバを椅子に掛けて、ベッドへ横になる。
明日も修道服が乾いていなかったら、これを着させてもらおうか。]
……ぅ……。
[手拭いを巻いただけの、まだちゃんと治療していない脚を抑えながら、小さく呻いた。]
[赦されることを願えばいいと、キリクは言った。
浄化を望む自分は、赦されたいのだろうか。
炎に抱かれることを望む自分は、罰されたいのだろうか。
考えるほどわからなくなる。]
[違うと、マコトは言った。
何が、ちがうのだろう。
何に、ちがうと言ったのだろう。]
[かまどの炎と同じように、何かが揺れるのを感じた。]
痛い……。
[脚がじわりと熱を持つ。
けれど本当に痛いのは、ここなのだろうか。]
[治療しようにも、今は脚の痛みで動けそうになくて。
いつものように徘徊することもできず、眠ることもできないまま、ベッドの上で数刻が過ぎた。]
/*
++
ランス&マイダ/ヤーニカ&クリスタ/ヤーニカ&マコト
+−
クリスタ&マコト
−−
クリスタ&マイダ
占ヤーニカ・霊マイダ
暫定最終日はヤーニカ・クリスタ・マコト。
マコトは基本噛まない方針。
信じられると思った能力者に──人に、成り変わられる。
……一人ぼっち、ですね。
[様々な想定が、先行きに暗い陰を落とす。
グサヴィエとあれこれと話した内容がくるくる脳裏を巡って、最後に返したのは、具体的な方策ではなくふわふわと曖昧な弱い言葉だった]
……。
[村でも雨が降っていた。
夏なのに冷たい雨だった。
『墓守』のやるべき事ではない筈なのに、男は闇と雨音に身を隠し、鉈を手に一晩中立ち尽くしていた。]
―自室―
[見慣れた天井が其処にある。
あの後、元の場所に返すのを忘れた鉈が今、手元にある。]
……いっそ滅びてしまえばいいなんて。
[傍目から見れば男はまだぼうっとしている。
けれど、キリクに抉られてぼんやり頭でも自覚してしまった。]
何もかもが浄化されてしまえばいいなんて。
[自分を棚に上げ、自分勝手に願いながら。
何もせず、今、生きている。
手にしたの鉈の刃を首元に当てた。]
[ひたりと冷や汗が落ちる。
手が震え、刃を押し切る事ができない。]
……ひどいな。
[呟き、今度は部屋の中をあちこち調べ回り始める。
やがて、ベッドと壁との隙間へとその鉈を隠した。]
─ 資料室 ─
ありがとう、ございます。
その、ランスさんは霊能者だった……んですよね。
今は、もう見えないんでしょうか。
[傍に居てくれる誰かの幻影を求めたがる目を、努めてグサヴィエに向けた。念のため走り書きの意を問うて、ぎゅっと唇を噛む]
……騒動の時、ランスさんは、狼がどんな風に見えましたか。
[傷をつつかれて、気持ちのいいはずがない。
気遣いの気配に躊躇ったものの、確かめておかなければならなかった。
あの時隠した力が、今見ているような幻覚ではなく霊能力だったのだと]
[雨の中、男は村のある部屋を見詰めていた。
ただ一人の占い師でも。
霊能者を名乗った者でも。
信じられていた者でも。
友人でも。
祖父ですらなく。
執行者に名乗り出た――。**]
/*
素村→クリスタ
占い師→ヤーニカ
霊能者→マイダ
狩人→
C狂→マコト
憑狼→ニイナ
かな?
霊能者設定抜け落ちってことはランス様も素村かな。
貧民街で素村コンビイェーイ
まあ、私も偉そうなこと言えないですけどね……
[後ろめたさから後悔を口に出す。
もし自分の過去を晒けだすことができれば、彼らは心を開いてくれるだろうか。
それが出来ないのは自分の弱さだろう。
どうやら自分は他人に良い顔をしていたいらしい]
偽善者、っていうんですよこういうのは……
[背もたれに頭を預け、天井に呻いた]**
/*
いや、いや、まて、ニイナ様とマコト様の役職逆か……?
ニイナ様ただ殺しただけだもんな……
「おにいちゃん」はマコト様のことかもしれない?
いやだいやだこわいくるしいたすけてきえないきえないいやくるしいこわれるやめてやめられないとまらないかっぱえびせんあかいあかいあたたかいちだちだちだちちちいやあついたすけてはきそうみないでめがみてるみてるみるなみるなみるなみるなちがうちがうちがうわたしはわるくないわるくない
― 資料室 ―
…この時は霊能者、だった。
ええと、どう、か。
[淡、々、と唇を噛むマイダ>>30へ。
重ねられた問いに、自分の事もまとめて話してしまおうか。]
獣そのもの、人の形、それぞれだった、な。
死んでもまだ、人間だ、信じて、っつって言ってたヤツもいた。
……それでもな、眼の色がおかしかった。
指摘したら高嗤いしながら消えてったけどな。
――ほら、コイツだ。
[とん、と指し示したのは5日目に処刑した女の名。
その後、一呼吸置いてから最終日の欄へ指を滑らせ]
最後の人狼、そう自分で言ってコイツも消えた。
そん時に、何もかも嫌だ。って一瞬思っちまって。
で、今はもう、何も。
夢には見るんだが、あれはただの俺の記憶だ。
…特に、仲の良い奴の一人で、さ。
んな事無視してたつもりだったんだけどな。
[言い終われば、長く息を吐き出す。
一気に話して大丈夫だったか?なんて、少し頭を掻いた。
触った所がジリジリと焦げ付くようで、息が重い。]
― 静かな森の中 ―
ここは……。
[気が付けば湖の中心にいた。
木々が囲む此処は、見知らぬ場所なのにどこか落ち着く。]
……あっ。
[はっとして、腕の中の赤子を大事そうに抱え直す。
落として溺れさせてしまわないように。]
[自分に子供が生まれたら貯水槽に沈めなければと考えていたのに、どうしてこの子のことは……。]
― 朝/自室 ―
……夢……
[あれは、しあわせというものだろうか。
けれど、どこか悲しくもあった――気がする。
内容はもう思い出せないけれど。
指先は無意識に下腹を摩っていた。]
……歩ける。
[脚の痛みは大分マシになっていた。
走ることは難しい、だろうけれど。]
[部屋干ししていた修道服はやっぱり半乾きでした。
雨も降っているし仕方ない。
キリクに借りたアルバを羽織り、少しゆるめなので腰の辺りで長さを調節しつつ、紐で腰を締めた。]
[もう朝食時だろうか。それとも徘徊しなかった分少し早めには起きられたのだろうか。
ひょこひょこと右脚を引き摺るように歩きながら、扉へ手をかけた**]
― 礼拝室 ―
[人が寝静まった深夜。雨音だけが相変わらず騒々しい。
すっかり短くなった灯芯に、消えかけた炎。
茫と立つ人影が浮かび上がる。
その人ならざる嗅覚は、遠く漂う微かな血の匂いを捉えていた。
噎せ返るように熱くどろりとしたその匂いは、すぐに弱弱しいものに変わる。
少し俯いて、困ったような笑みを小さく零した]
おかみさんのアップルパイ、食べ損ねちゃったなあ。
願わくば、彼らが願いを諦めてしまうことのないように―……
…なんてね
[肩を震わせながら面をあげれば、細められた双眸に炎が映りこみ赫と輝いた。
笑っている。
薄く開いた唇の片端を吊り上げ、瞳は宙を見ている。
繰り返す殴打の音から察するに、彼女は相当手酷くやったらしい。
血の匂いはとっくに冷えてしまっているというのに。
皆を守ろうとした少女の無残な遺骸を最初に誰が見つけるだろう。
できるなら、その表情を間近で見たい。
明日を思いひっそりと漏らした嗤い声は、止むことの無い雨音にかき消された]**
/*
?!!!!!?!?!??
キリク様が憑狼だったーーー!!!!???
あれ、じゃあやっぱり素村グサヴィエ様か
もうこれわかんねえな(投げた)
/*
素村→クリスタ、グサヴィエ
占い師→ヤーニカ
霊能者→マイダ
狩人→マコト
C狂→ニイナ
憑狼→キリク
これはとてもむねがあつくなる編成ですね・・・
キリク様は立ち位置的にどなたでも襲撃できそうですし
―― 朝:自室 ――
[夢を見た。その手で兄を すいつもの悪夢。
ただそれはいつの間にか、 す対象がアリスへと変わっていて]
いやだいやだこわいくるしいたすけてきえないきえないいやくるしいこわれるやめてやめられないとまらないあかいあかいあたたかいちだちだちだちちちいやあついたすけてはきそうみないでめがみてるみてるみるなみるなみるなみるなちがうちがうちがうわたしはわるくないわるくないきえろこわれろきえろこわれろきえてきえてきえてきえて……
[自分でも何を言ってるのかさえ分からなくなるほどの思考のうねり。
もはや何を言っているのかすら認識できないものを思考と言っていいのかは知らないが]
ぁ……ぅ……ぁ?
[目が、覚める。外からの雨風の音が、先ほどまでの悪夢での殴打に似ていて、一瞬気が遠のく。
着替えた服も寝汗を吸って重い。
吸われずに未だ額に張り付く汗は嵐でもひんやりとした感覚を伝えて寒気さえ覚えた]
……そうだ、朝ごはん作らないと。
[少し寝坊したかもしれない。
嵐のお蔭で時間感覚が少し鈍ってしまったけれど、朝食係として、いつも通りに行動を始める。
着替えて、濡れきった服と靴は後で洗おうと部屋の片隅に置いておく。
そして、いざ台所へ]*
/*
Σニイナさん怖えええええ!
昨日は忙しいなかナイスキリングありがとうございます!
果たして私はあれを越えられるのか…狼より人間が怖い可能性
うん、かくれんぼ、だね。
覚えてるよ。
他の誰かが殺したことにすればいいんだよね?
[人狼との戦いは既に経験している。それ故に、自分がやる事もまた理解していた。
だから『おにいちゃん』に嫌われないよう、やる事をやっていくだけ]*
―― 朝:食堂および台所 ――
[アリスの部屋の近くは通らずに、食堂へ。
そうして作るのは、豆とキノコのスープ。そしてサラダに堅焼きパン。
……肉を使うのはつい避けてしまった。感覚がよみがえりそうで]
よーっし、お料理終了!
[台所の鍋の前で仁王立ちして、今日の朝食の準備を終わらせる。
バスケットにいれた堅焼きパンとスープの匂いが辺りに漂い始めたか]*
/*
しかしそうか……マコト様狩人か……
なんかもうところどころ見せるあのそのアレがですねきゅんきゅんしてたまらないんですよね #どれ
鉄板されたら生存するよね多分……
でも護衛外して襲撃されてもたのしいよね……
騒動村で襲撃されてみたいんじゃぁ^〜
/*
>よろしくだわん
キリク様わんこもふもふしたい(そして襲撃されたい
マイダ様はプロから霊能者フラグたててたもんね
なんで1dになってからフラグ忘れていたんだろう。。。
私が役職予想めちゃくちゃにしていたせいか
みんな希望通りになってるのかな。
/*
しかし灰での役職予想の振り回されっぷりをエピったら皆様に見られると思うとものすごいはずかしみ
セルフプギャーしておこう
m9(^Д^)プギャーーーッ
[妹が生まれた頃、皆には見えない友達がいた。
寂しい子どもの空想だろうと誰も気に止めなかった。
親友ができて教会に通うようになると、娘は口に出さなくなったから。
人狼に対抗するための能力者がいる、と聞いていたけれど
死者の影を特別なものだと思っていなかった。思わない振りをした。
人にも獣にも目をつけられたくなくて、悼むキリクの背を見つめて。
やがて気づく。
朝日の下では、処刑された者をはっきり見られることに。
気づいたのは、揺れる父の傍に座り込んで明かした朝のこと。
後に、身体に残る獣の傷で親友が人狼である事が証明されたが、気付いてからも、名乗りはしなかった。襲撃がやんだのが確認されるまで、娘は口を閉ざしていた]
(──大切な人に順位をつけるのは、いけないことですか?)
[家族と、親友と、牧師たちに生きていてほしかった。
祈っても誰かしらの処刑が避けられないならと、率先して庇った]
[どんどん失っていくのが罰のよう]
(──本当に、救う為に人間に力を授けられたのですか?)
[どうして、人間か人狼か分かったところで手遅れな能力があるのだろう]
[絶望させる為としか思えなかった]
眼の色──…。
[じっとグサヴィエ>>34の指先を追って耳を傾ける。
ひとつの村で起きた惨劇。一息に語られるそれに、ニイナの顔が浮かぶ。年下の女の子も彼も立ち直ろうともがいている。しっかりしなきゃ、と。
彼の目に映ったのと似た色を思い浮かべながら幾らか青ざめたが、いつになく冷静だった]
掘り返してしまって、ごめんなさい……。
いつか結社員になる前に聞かなきゃと思っていて。
……私は、幻なのか本物なのか、よく分からなくなってしまったので。
[はっきりとは言わないものの、自分の霊能力について仄めかし。仲のいい奴、という響きに同じく重い息をつく。処刑者の欄から目が離れなかった]
……救えるわけじゃ、救われるわけじゃないのに、なんでこんな力あるんだろうって思ったこと、あるんです。
見えなくなってからも、焼き付いて離れないなら……、
[死者も生者も縛る呪いみたいだ、と口を滑らせそうになって言葉を切った。生きながら死者ばかり見ている自分に何が言えるだろう]
また人狼騒動へ行くことになったら、占い師さえ守れればと思ってたんですが。
前提がひっくり返ってしまったので、アリスに占って貰えたら今のうち相談してみようかと思います。
[憑狼がいるなら、盾として襲撃されるのも狼か狂人と一緒に死ぬのも許されないでしょうか、と呟いて。
グサヴィエから何かあれば答えてから、資料を開いた]
/*
昨日の流産確定までお腹の子のため生きる系であってほしかったけど、占いに登場とは……
キリクさんの天使描写といい、占い風景といい、クリスタさん絵になるなぁ。
めっちゃ火で浄化されそうで怖いけど。
― 廊下 ―
[ゆるめの三つ編みにした長い髪を揺らしながら、部屋から顔を出す。
普段洗濯乾燥は他者へ頼んでその間部屋から出ないようにしていたけれど、こうも乾燥に時間がかかってしまうと普段と違う格好で歩くことになるのも致し方なしか。]
ご飯の匂い……。
けど……
……ぅ、え
[やはり起きだしたのは朝食時だったようで>>45
料理と、それに混じる微かな血臭>>13
特別研ぎ澄ました感覚を持つわけでもない娘は別の方向から漂ってきているとは気づかず、単に肉料理もあるからなのだろうと考えるものの、若干気持ちが悪かった。]
[とはいえ、食堂には薬箱も置いてある。
脚へつけた傷を治療するためにも行く必要はあるだろうと、足を引き摺りながら食堂へ向かった。]
― 食堂 ―
おはようございます……。
[既にニイナが朝食の用意をしてくれた後か。
食卓には肉はないような気がするけれど、今はそれよりも。
台所へは向かわず、薬箱のある棚へひょこりと足を向けた。]
え、と……
[怪我の治療に効くものはどれだろう。
貧民街にはまともな薬なんてなかったから、どれが何の薬だか。
多分最後に包帯を巻けばいいのだろうということだけは解るのだけれど。]
/*
ニイナ様に刺青見られたいよね
ランスさんと同じ(厳密には違う)刺青がある!みたいな
刺青持ちのランス様と親しくしてるニイナ様になら見られても平気とか思ってるだろうしこいつも
―― 食堂>>51 ――
あ、クリスタおはよう!
……どうしたの?
[いつもの笑顔で挨拶してみれば、クリスタは若干足を引きづっている様子>>50。
ついでに、服はいつもの修道服ではないのが気になったけれど。
さらには薬箱のある棚で何やら迷っている様子だったので>>51]
――あ、もしかしてクスリ探してる?
えーっとね、何に使うのかな?
[横から薬箱を覗き込んで、ひとまず何のクスリが欲しいか聞いてみる。
怪我に効く薬と聞けば、軟膏タイプの傷薬を手に取っただろう]
何だったら私が手当てししよっか?
[そして、手当の提案もしてみるけれども果たして返答はどうだったか]
― 食堂 ―
ニイナ様……
……昨日、脚を怪我してしまって……
どれが効くものなのか……。
[修道服でない事に突っ込まれれば、汗をかいた為洗って部屋で干しているとその辺りは素直に告げる。
けれど手当てを申し出られれば、ぴくりと肩が震えた。]
…………。
[それは脚の刻印を見られるということだ。
けれど――彼女は顔に刻印を持つランスと親しくしている。
だとしたら、“意味”を知らないと考えるのが妥当だろうか。]
[ランスの顔に刻まれている刺青。
貧民街で暮らし、似て非なる刻印を持っている自分は、あれの意味を知っている。
ここで会ったときに気がついたけれど、知っているからどうするというわけでもない。
自分は、貧民街にゆかりのある者同士で話をしようなどと言うような性格でもないし。
ただ、仕事をしていた頃の自分を彼が知らなければそれで良い。
それだけだ。]
……お願いします。
脚……なので、別の場所で……。
[一人でできない事もないだろうけれど、軟膏を使ったことなどないし、自分でやれば使いすぎるかもしれない。
恐らくは見られても大丈夫だろうと合点して頷いた。
ただ、自分もニイナもここを離れれば食堂周りで動く人がいなくなる。
すぐに終わるのなら台所の方で、と指した。]
あ、了解了解。
それじゃあ場所移動しよっか。
[歩くのがつらそうなら、そっと彼女へ肩を貸すように移動する。
台所へつけば、椅子に座らせて彼女の足を見る事にした]*
― 台所 ―
[ニイナに肩を借りながら、台所の椅子へ腰掛ける。
アルバの裾を脚の付け根近くまで上げて、刻印の刻まれた脚を顕にした。
血は止まっているけれど、巻かれた手拭いは赤黒く染まっている。
思っていたよりも血を流していたようだ。]
[そういえば、廊下で感じた血の匂いが消えている。
今はそこよりも、治療しようとする彼女へ意識が向いているけれど。]
[刻印の意味を訊かれたなら何と答えようか。
小さい頃にやんちゃして、とでも言ったら……いや、それもどうか。
修道女になる前に彫ったものだと濁すか。嘘ではない、し。]
墓守 マコトは、修道女 クリスタ を能力(守る)の対象に選びました。
―朝 廊下―
[ふと気が付くと廊下の隅に立ち尽くしていた。
少し、考えて、雨音のせいか悪夢とも幻覚ともつかぬ光景を思い出して、明け方近くに起きだし、うろついていたのだと思い出せた。]
……足跡?
[部屋に戻ろうと歩き出した時。
まだ乾ききっていない泥の足跡が目に入った。
昨日から姿を見ないレーナだろうか。
不吉な胸騒ぎから思考を逸らすように考えて、その後を追う様に歩みを進める。]
…………は。
[心臓が早鐘のように打ち出して、止まりそうな息を吐き出す。
胃の腑から吐き気がせり上がる。
頭に鉈を突き立てられて倒れたアリスは、一目ですでに死んでいると分かる。]
…………しないと。
[何故、誰が、人狼が。
ぐる、ぐる、ぐると混乱する思考は同じ場所へと逃避する。
『墓守』の仕事をしなくてはいけない。
部屋の中へと踏み込んで、彼女の頭に突き刺さったままだった鉈を掴み、引き抜く。]
火を、いや、まずは姿を整えて。
[ぶつぶつと手順を呟きながら、血の付いた鉈を片手に掴んだまま、彼女を何か覆うものをとその部屋のベッドのシーツを手をかけた。**]
……。
[血だ。想像以上の血の量に、少し吐き気を覚える。
思い起こすのは、血が流れた過去の惨劇、そして]
(……我慢、我慢)
[頭を振って、治療に集中する。
いつしか、血の匂いは気にならなくなった]*
[治療を受けながらゆらり揺れるかまどの火へ視線を投げる。
――ああ、食事時になるとここへ来るひとが居たっけ。すっかり失念していた。]
[それとも、失念したのはわざとで、心のどこかでは見られても構わないと思っているのだろうか。
なにもかも知られて、完全に拒絶されたなら、理由もわからない痛みを感じることはもうなくなるのかもしれないと**]
/*
血なんて毎月ドバドバ出るものだから気にならなくなってるかもだけど気にしておこう。
直近、惨劇起こしてるしね。
返り血浴びてないけど。
…………あ、
[ここには血臭がない。
廊下には漂っていたのに。
それらが符合するものは。
ここではない、別の場所で、]
あの、ありがとうございますニイナ様。
お陰で楽になりました。
……他の方を呼びに行ってきます。
[普段は、一度ここに来れば大抵は台所に篭って、時々食堂へ出てくる程度なのに。
治療が終わったなら、特に呼び止められなければ、先よりも少しだけ軽くなった足取りで廊下へ出て、匂いの元を辿ろうと**]
/*
これマコト様死ぬよな(絶望顔)
そして私は生存方向になるよなハートフルボッコ的に……
キリク様に襲撃されるのもそれはそれでおいしいけど
そしたら私男の体になるのか(芝
マコト様次第ではあるけど、マコト様死んだら私も死ぬよなメンタルが……
― アリスの部屋 ―
[アリスの部屋に近づく足音>>59を聞き、自室を出た。
曲がり角から静かにそちらを覗くと、マコトがアリスの部屋に入っていく姿が見えた。>>60
ゆっくりとした足取りで近づき、戸口に立つ。
大きく取り乱すわけでもなく、ぶつぶつと何事かを呟く後ろ姿に、ほう、と口の中で小さく呟いた]
…マコトさ…ん……?
[遺体にシーツを掛けたのを見計らい、血まみれの鉈を下げた姿に後ろから声をかける。
口鼻を右手で抑えながら、室内に一歩踏み入る]
マコト、さん。あなたは、ここで何を……
それは…いったい何なのですか?
[床に拡がる白いシーツ>>62を視線でしめし、その下にあるものを問うた]**
よし、よし、さぞ怖かったろう、よく頑張った。
[怖かった、と繰り返す彼女の姿>>*4は、目の前にある大ぶりの鉈といかにも結びつかない。
それほどに怖れながら、躊躇なしに年端もいかぬ少女の頭を叩き割ったのか]
可哀そうなニイナ。
君は皆の灯になろうとしていたのに、なぜ彼らは君に手を伸ばそうとしなかったのだろうね。
[兄を殺した少女が傷ついていない訳がないと、そんな当然のことに誰か一人でも気づいてやれればこうはならなかっただろう。
人の心が聞いてあきれる。
自分自身にかまけて彼女に手を差し伸べようとしなかった冷酷な彼らが、そのあやまちに気づくのはいつのことか。
いずれにせよもう遅い]*
/*
>霧には勝てなかったよ…
霧なんかに負けたりしない!(キリッ #そのネタはあかんやつです
キリク様だけに霧苦って?
……あ、夏なのになぜか吹雪が……(ビョオオォォー……
➖ アリスの部屋 ➖
死ん…だ?…死んだのですか?
…ならこれは、アリスさん、なのですね?
[何度も確かめながらマコトの反対側に回り込む。
遺骸のそばに片膝をつくと、早くも血が滲みだしているシーツを左手でばさりと大きくはぐった。
一度は隠された夥しい血溜りと凄惨な遺体が露わになり、ハッと息を呑んだ。
はぐったシーツを握りしめたまましばし硬直する]*
/*
正直なところ一度くらいは護衛RPさせたくもあり……成功するかどうかは置いておくとして
吊るなら私を吊れえええええって思うんだけど○貰いだとそれも難しいよねどうしよう
あ、うん。だいじょーぶだいじょーぶ
[すみませんという言葉には、手を軽く振って苦笑。少し顔が蒼かったかもしれないけれど]
おにく……?
食べたかった?
[肉が無いと言うクリスタの言葉に>>67首を傾げながら問いかけつつ]
ごめんね。昨日豚肉使ったからいいかなって。
[肉を使えないのを、そんな理由で言い訳。
豆って畑の肉って言うし?とも笑いながら言ってみたり]
どういたしまして?
行ってらっしゃい。もう少し人が来ると思ったけど。
[彼女がどこかへ行こうというのなら>>68、それを見送って。
配膳の準備を終わらせようと、食堂と台所を行ったり来たり]*
アリス様が……
[占い師を名乗っていた彼女。
憑狼というものが本当にいるのなら、狩人に守られていないなら、こうなることは必然だったということか。]
[そういえば、自分の経験した人狼騒動において、狩人というものがいただろうかと、ふと疑問に思う。
けれど今はそれよりも。]
う、…………っ
[死体など、数え切れないほど見てきた。
今更、新しい死体を見ても何も感じない――はずだった。]
[けれど頭を割れてあちこち蹴りつけられた跡のある彼女の骸から感じられるものは、強い憎悪と怨讐で。
思わず吐き気がこみ上げて、口を抑える。]
[冷静にならなければ。
事件は起きた。
だから、そう、]
……するべき事を、すればいい。
[乱れる息を整えながら、だれかのように呟く。]
私の役目は、――ること……。
[一見すると人狼にやられたようには見えない。
これが人狼騒動かは判らないけれど――人狼がいないことを証明してみせると言っていた彼女がこうなったのは、つまりはそういうことなのではないか。]
……やっぱり穢れている。
[憑狼だろうか。
それとも爪と牙の痕がないから人間だろうか。
頭は割れ、そこかしこに傷がつき。
そこに感じる憎悪をぶつけた者が此処に必ずいる。
アリスの身体を抱え上げ、傍のベッドへと運ぶ。
床が汚れていたせいで泥と血で汚れてしまったが、気にせずにそこへと冷たい身体を横たえた。]
[ああ、無残だ、酷い有様だ。
まだ幼くて客商売ができなかった頃、ストレス発散の道具として何もしていなくても蹴られたことがあった。
否応なしに思い出されて、組んだ手に力が入る。]
…………。
[信徒でない自分は祈りの言葉など知らないけれど。
祈る資格など、持っていないけれど。
それでもきっと、この祈りは、見せかけのものではないはずだ。]
[瞼を開き、彼が落とした鉈を視界に入れる。
これは、今日、必要になるものかもしれない。
しゃがみこみ、それへ手を伸ばす。
誰かが止めたり、先に取ろうとすれば、自分は手を引っ込めるだろうけれど。]
[割れた頭の傷はどうしようもないが、アリスの乱れた髪を撫でつけと整える。
おかしな方向に曲がっていた指も戻し胸の上で組ませた。
慣れた作業に淀みは無い。]
キリクさん、シーツを。
[覆うものが必要だと思い出して、シーツを持っていた牧師を振り返った時。]
─ ─
[朦朧とした意識のなか、赤い眼がちらつく。
「いいよ」と呟いた。
終わりにしてくれるなら。罰を与えてくれるなら。
「もう嫌だ」と誰かが言った。
ぽたり、滴ったのが汗か涙か血か分からない。
可哀想だった。見ていられなくて、刃を突き立てた。何度も何度も。
きっと、霊能者にも狂人にもならなかったのが間違いだった。
自分のことばかり考えているから、皆壊れてしまったんだ。
自分の為に、皆を死なせてあの子も殺した。ひとごろしだ。
唯一残った、若い牧師が何か言っている。
『自分自身が望む自分の姿』>>0:93なんてありません。
彼にはあるんだろうか。キリクさんみたいな人に力を与えれば良かったんだ。
自分も、いかにも『正しそう』で無力な彼も、いっそ壊れてしまえば良かったのに。紅く滲んだ眼が此方を見ている。身勝手でぐちゃぐちゃな思考に吐き気がした]
─ 資料室 ─
[はっと目を覚ます。
グサヴィエと別れた後、資料に当たりながらつい寝てしまったようだ。ぺたぺた頬に触れて、いつもの癖で髪を指先で弄ぶ。
朝は好きだ。
死人のような顔をして、幻とも本物ともつかない影と一緒にいられる。死者に近づけた気がする。壊れたものだけが傍に居てくれる。
夢の名残でうつろな目のまま、虚空に笑いかけた]
おはよう、フィリーネ?
[相変わらず空は荒れているようで、湿った空気が重くまとわりついた。視線を巡らせるうち、受け取った包帯や薬に気がついて手を伸ばす]
包帯、難しいかなぁ……。まぁ、いっか。
見苦しく解けてしまったら、誰かにお願いしましょうね。
[人狼に引き裂かれた左肩と腕の傷。
そちらだけ治療して、不器用に包帯を巻き直す。
せめて意識を奪ってからと思ったのか、締め上げられた首。
吊るされた父と、食い散らされた妹の細首と同じ跡。消えなければいいのに。爪を立ててわずかに滲んだ赤が染みを残している。
赤。血の色。瞳の色。裁きを待つ間の夕日が帯びる色。
大声を出したい気持ちを抑えて、ケーキの味を思いだそうとした。そうすれば、思考がぼやけて、いつも通り。
いつもより寝坊したようだから、食堂に行こうか。
身支度を済ませて誰かにアリスの所在を聞こう]
─ 廊下 ─
……。アリス?
[食堂の前で、一度足を止めた。
虚空に向けていた視線をアリスの部屋の方へさ迷わせて、首を振る。
きっと気のせいだ。
まだ嵐は続いているんだから。赤い臭いからも死の気配からも目を背ける]
─ 食堂 ─
おはようございます……。
他の人たちはもう済んだ、のかな。
[食堂と台所を行き来するニイナに首をかしげてみせる。
そのわりには、配膳された料理が減っていないように見えた]
……。
勢揃いでアリスを問いつめに行くような感じじゃ、なかった気がするよね……。
ニイナ、えぇと。
昨日の話のせいで疲れてるなら、代わるから無理しないで…。
[虚空に呟いてから、ニイナに向き直る。
いつもより顔色が悪く見えたから、手振りで席を勧めてみた]
− 自室 −
[夢の中では自分は幸せそうに赤子を抱いていた。
きっとこの子は女の子だ。
クリスタの様な女の子になるだろう。
そこまで思いながらふと。]
似た様な事……言ってなかったっけ。
[だが何処でだったか、夢の中でクリスタと
もう1人重なる幻想を見た気がするが、
夢の中へ溶けてしまっていた。]
何だかねぇ……喉元まで出かかってるのに。
[結局昨日はお風呂にも入っていない。
タオルや着替えまで脱衣所に置いて来てしまっていた。
何にそこまで取り乱したのか、忘れかけた血の痕に
頭痛を訴えそうになった。]
違うよ。きっと嵐のせいさ。
血も誰かが怪我をしたんだ。
早く傷を診てあげないと。
ああ、後は……アリスを……。
[占い師だと名乗り出た勇気ある彼女。
きっと自分達を試している。
そうでなくとも、誰も人狼じゃないと思っているから。
名乗り出た。
そう信じて、湿度で広がる髪を無理矢理纏めて部屋を出た。
足が僅かに痛んだが、動けないほどではない。]
ー アリスの部屋 −
[アリスに何も無かっただろう?と
笑って肩を叩いて食堂に誘うつもりだった。
何も無ければ心配性だねと笑って、今日も美味しい
ニイナやクリスタの食事を取って、
良ければアップルパイを作る手伝いをして貰うつもりだった。
その前に置きっ放しのタオルと着替えを取りに行かないと。
そんな事ばかり考えていた。]
……おはよう……皆、どうしたんだい?
[一緒に生きようと、声を掛けに来た場所には
既に人が集まっていた。
明るく声を掛けたつもりだけれど、とても場違いな声だと
判っていた。
この光景。
ソレを見なくても判る。
血の匂いと嵐を際立たせるような静けさ。
その部屋の中にあるもの。それは。]
ねぇ……アリスは……そこに、いるんだろう?
[誰か答えてくれただろうか。
命の問いをすれば、認めてしまう。
それが恐ろしいと、震える声と足でアリスがいるはずの
部屋の中へ入ろうとした。]
聞いていれば随分な言い草ですね。
たとえ今は亡骸であろうと、この体は昨日まで確かに「アリス」でした。
それでもあなたにとって、彼女はもはや穢れでしかないと?
お慎みなさい。
なるほど彼女の志は果たせなかったかもしれませんが、彼女はこの亡骸でもって私たちに迫る危機を伝えてくれたのです。
それをまるで刑死体を見るような目で汚らわしいものとして扱うのは、あまりに彼女がかわいそうだと思いませんか。
[彼からすれば、それはまさに異端の言い草かもしれない。
察して、敢えて挑発している]
…マコトさん。
なぜあなたはそこまで彼女を忌み恐れるのですか。
私がこの部屋に入ってきたとき、その鉈を持っていたのはあなただった。
[淡々とした口調ではあるが、声にはわずかに怒りをにじませている]*
/*
アリスの死体か魂的なもの見て、処刑開始しようぜマンになろう。
そうじゃないと、殺人事件だよおおげさ……(死んだ目)って現実逃避しそうで。
/*
いいよ、いいよ、追及するといい。
鉈を引っこ抜いた甲斐があるというもの。
しかし、上手く疑われそうな言動は大変だ_(:3」∠)_
……死んだ……?
え?
[淡々と事実だけが伝えられた>>106
判っている。
嗅覚だけじゃなく、この異様な空気も、覚えている。
身体が覚えた記憶。
だが頭が納得しなかった。
まるで嵐に舞う木の葉のように振り回される。]
他の人は……?
あんたは、マコト……あんたは生きているよね?
[身体に残る記憶は冷たくなった命か、無残な命。
目の前の男は動いてるが、あまりにも淡々としすぎていて
本当に彼が生きているのか不安になった。
唐突にその腕を引いて抱きしめたくなった。
目の前の男は生きていると確かめずにはいられなかったのだ。]
― アリスの部屋 ―
[吐きだされた反論>>105に、一瞬の嫌悪感を表情に走らせて顔をそむけた]
…たしかに、私たちは他人を犠牲にして生き延びました。
きっと恐ろしく穢れているのでしょうね。
だからこそ、その穢れを祓うべく全身全霊で足掻くのです。
穢れているくせに、というあなたのそれはただの歪な自棄、言い訳に過ぎない。
あなたが穢れに屈するなら一切を諦めて現実から逃げればいい。
けれど、それを今のアリスさんにぶつけるのはあまりに可哀そうだと、私はそう言っているのです。
[少なくとも、彼女は自らの罪を贖おうと茨を踏んだのだから。
部屋を出ていこうとする後ろ姿>>106に、視線は亡骸を覆うシーツに落としたまま、そう言い放った]*
― アリスの部屋 ―
[マコトが出て行ったあと、肩を震わせるクリスタ>>108の方へちらりと視線を送り、少ししてわずかに頭を下げた]
…怖がらせてしまってすみません。
私も冷静ではないようです。少し頭を冷やしてきます。
[立ち上がり、ヤーニカが訪れたのと前後して此方も部屋を出ようとする。
が、戸口で立ち止まり]
クリスタさん。辛いですが、こうなった以上もはやここに居る誰もが信頼できるとは限りません。
あなたは昨日台所で、ひどく具合が悪そうに「あと少し」と言っていましたね。
……あなただって、いずれ疑われるのですよ。
[その場に居るものにも聞こえるように言い残し、部屋を後にした]*
……。
[伸ばした手は振り払われた>>111
けれどその動作が、
彼が生きていると知れて安堵の息を漏らす。
何か彼の気に障ったのかも知れないが、
それを理解するには材料が少なすぎて、立ち去る彼を
見送るしかなかった。]
あ、クリスタ。
良かった……、生きててくれて……。
[静かに状況だけを教えてくれる修道女>>109に
今朝の夢が重なる。
天使の様な赤子を差し出してくれた彼女。
アリスの様子を口にするからには、見てしまったのだろう。
きっとマコトも。
辛いだろうに、と立ち去った方向に一度視線を向けた後、
マコトからは拒絶されたが、それでもクリスタ二も手を伸ばす。
夢の中の赤子と共に抱きしめる様に。]
さて、はじめはこんなところだな。
次の一手を打つ。
[少女が蒔いた疑惑の種がやがて芽吹く。
後は彼らがそれを大樹に育て上げるだろう]
ところでニイナ。
君は、あのランスのことをどう思っている?
[次の犠牲者を品定めしつつ、傍からは一層親しく見えた男への感情を尋ねた]*
/*
3dの▼次第だけど、4d▼ニーナになる可能性高い気がして、ランスさん墓下送っておきたいんだよなあ。
他に噛めそうな所がなあ、思いつかないんだよなあ。
マイダさんにはキリクの無残見せたいし、ヤーニカさん&クリスタさん&マコトさんはどこ噛むか迷うし……
ただ、霧がな……
やりたいこと出来ていないだろうって残すのか、議論の要らない世界で好きにおやりって落とすのか、どちらが正解なんだ……!
牧師、さま。
[クリスタ二も拒絶されたかもしれない。
拒まれれば、何処か人間らしさと命を感じて
マコトと同様に安堵する。]
……信用……したい、んだけどね。
[何があったかは尋ねない。
何があってもおかしくないと判っていたから。
誰かが死んだ、恐らく殺されたのだろう。
人狼だろうと人間だろうと犯人がいる。
牧師が言い残した言葉>>112はどんな刃よりも
突き刺さる鋭い事実だった。
そしてそれでも信じたいと思う自分は
スポンジケーキよりも柔らかく、甘い考えなのだろう。]
誰も、信用出来ない……。
また……信用出来ないと思う人から
殺さないといけないんだね……。
[部屋の中から噎せ返る様に溢れている匂いは
鼻の奥、記憶の底にまで塗り込まれ忘れる事など出来ない。
泣いても叫んでも逃げ出したくても、次に何をしなければ
ならないか判ってしまう自分が嫌だった。]
…………。
[やはり口での約束など儚いものだ。
自分が簡単に“シャリー”へ戻れれば、支払う対価だってあったのに。
綺麗でいたいなんて、乙女のようなことを考えてしまっていたのだろうか。
何のために。誰のために。]
[穢らわしい……]
[部屋を後にするキリクを見送りもせずに。
口の動きだけで吐き捨てるように告げた。
嫌悪を向けた相手は、キリクではない。]
でも、でもね……あたしは、クリスタ。
あんたは、あんただけは信じてるから。
[それでもこれだけは言わないといけない。
牧師が残した言葉を否定するように、
今朝の夢が理由も無く、クリスタを信用出来ると背中を推す。
憑狼と入れ換わっていなければの話だが。]
クリスタ。
大丈夫だよ。
他の誰が何と言っても、あたしが守るから。
[酒場で何か頼まれた時と同じように。
豪快で陽気な女将でい続けたいと、クリスタに笑い掛けた。]
/*
ヤーニカさんはメタファー表現がうますぎて真似出来ない、ランスさんの長いくせに妙にリズミカルで読みやすい文体も無理、マイダさんの赤チップはガチで怖いという理由でそれぞれ噛みたくない。
▲ランスなら4dは▲マイダorヤーニカ、チップの性別逆転というシークレットミッションもクリアできる。
▼ランスorマコトになったらその時はまた考え直す。
ヤーニカさん吊られたらなく。
何が言いたいかというと、眠い。
[修道女が下がれば、伸ばした手は素直に下ろされる>>119]
こんな状況で急に誰かに抱き付かれ掛けたら
驚くし怖いわよね。
悪かったわね。驚かせて。
[悲しいかと問われ>>119、ただ笑う。
悲しみを埋める為に手を伸ばしたのではないけれど。]
どうしたの?
何処か痛むのかい?
[ただ足を抑える仕草と漏れた声に、心配そうに手を伸ばすが、
触れる事が出来なければ、
そのままひらひらと掌を彷徨わせるだけ。]
私だけは……?
[ゆるく首を傾いだ。
何を、言っているのだろう>>122]
[自分ですら――
否、むしろ、自分が一番、自分を信用できていないのに。]
[守ると、その言葉から受けるものはは強い意志。
このひとは確信しているのだろうか。
自分がただの、無知で、生き汚くて、人を殺すしかできない、無力で、穢らわしい――ただの人間であることを。]
[人狼やその眷族なら、人間と知っている相手に「信じている」と安心させるような言葉で懐柔しようとすることもあるのだろう。
――ああ、穢らわしい。
彼女の優しい言葉すら、素直に信じられない自分が。]
牧師 キリクは、彫師 ランス を能力(襲う/憑依)の対象に選びました。
説明しろって言われると物凄く困るんだけどね。
クリスタだけは、人間だって言い切れる、気がするのよ。
[首を傾いだ修道女>>124に、自分でも説明出来ないのに
変な事を言っている自覚があった。
重ねた言葉は彼女に疑惑を齎すとしても、
そこまで考えは及ばない。
自由奔放に生きる様子から、慎重さが足りないと
最後は狼候補から外された。
言葉が時に何より傷付ける刃となると知っていながらも
開いた口は止まらない。]
ああ。そこはあんまり人様に積極的には
見せたく無い場所だね。
あたしもお尻打って大変だったわ。
[手が抑えた怪我の場所>>125は女性からすれば
あまり見せたくは無い場所だ。
恥を掻かせてしまったと、自分の恥を晒す事で
お相子にしようとした。]
見せたくないなら。
やりたくないなら。
そんな事しなくて、良いんだよ。
[こんな事で追い詰めてしまったかもしれない。
申し訳ないと、頭を撫でる為に伸ばした手は
今度は届くだろうか。]
他の人にも、話さないと……ね。
[無言で首を振った修道女の意図は判り兼ねたが、
これからやらなければならない事は嫌でも判る。
取り戻したと思っていた日常が嵐に飛ばされていくのを
ガタガタと煩い窓ガラスの音を聞きながら感じていた。]
アリスを、撫でてくるよ。
[修道女に伸ばした手は、最後にもう何も言わなくなった
アリスへと向ける為に部屋の中へと入って行った。
室内は更に匂いが濃厚で、シーツも少し赤が滲み始めていた。
顔が見える程度に捲って、無残な姿に込み上げるものを
感じながら、それでもシーツの上から冷たい身体を撫でた。]
アリス……見守っていておくれ。
[そう呟く様にアリスに落として資料室を目的地に変えた。]
たしか……こう言う時は、議事録を残しておくはずだった……。
[無地の書物を探しに、そして騒動の始まりを記入する為に
食堂へ向かおうとしていた**]
……そう、なんですか。
でも私は……
ヤーニカ様の言葉を素直に信じることができなくて……。
[むしろ根拠もなしに手放しで信じると言われている気がして。
人狼やその手先が、いずれ自分を食い殺す為に油断させようとしているのか。
それとも、自分を味方にして人間へと議論を誘導するつもりなのか。
穿った見方をしてしまう。]
[一方で頭痛がする。
他者への説明はできないけれど根拠はあるのだと、別の自分が叫ぶ。
けれどその根拠を――自分は思い出すことができなかった。]
…………っ。
[伸ばされた手にびくりと震えたけれど。
今度は、拒まなかった。]
……ごめんなさい……。
[恩人である彼女を疑っている。
三度目は拒もうとしなかったのは、罪悪感からか。]
おにいちゃんと同じ気配。人狼と同じ気配。きっと憑狼と呼ばれる存在。
人狼騒動の元凶。だけれども、私にとっては――。
[いなくなったはずの『おにいちゃん』。それと同じ気配の来訪に、ただただ歓喜した。
人狼だと判断されて処刑された兄。
ランスから、人狼と言われたであろう兄はいつから人狼だったのだろうか。最初から?それとも入れ替わった事にも気づかなかったのか。
ただ、残った唯一の肉親であった兄を自分の手で殺した事は心に深い闇を落とす。
兄が狼だったことから、狼が兄だと認識してしまうほどに]*
―― 準備終って ――
[食事の準備が終わった辺りで、他の人を呼びに行こうと提案してみたか。
マイダは残ったかそれとも……。
ともあれ最初に向かったのはランスの部屋。
もしかしたら寝坊してたりするのかな?なんて思っての訪問だが]
ランスさん、起きてる?
朝ですよー。
[ドアをノックしつつ、中へと呼びかける。
彼は果たして起きてるだろうか。それともとっくに起きて別の場所へ?
なんにしろ、しばらく反応が無ければ部屋の中へと入るつもり]*
ほう、彼がそういう相手だったとは。
博愛な君があえて「嫌いじゃない」とは珍しい。
[慌てたような反応に、目を眇めてくすり、とからかう]
もし彼が、「おにいさん」になったら
君は嬉しいか?
[ちょっとした気紛れのようなものだ。
今の形は焚き付けるのに向いていない。
清廉を装う必要がないものであれば、成り代わる相手は誰でも良いのだが]*
/*
なんか忘れてると思ったらあれだ、襲撃後は身体のどこかを触ってその人格をコピーする、ってロルをやるつもりなんだけど、クリスタさんの場合はセクハラ不可避なので噛みたくない。
というかマコトさん張り付いてるので噛めない
マコトさん&クリスタさんは頑張って最終日行ってくれ!
そしてマコトさんはその護衛先キープな!!
最終日に片方目線黒確したいんじゃ!
おや、勘違いだったか?
お兄ちゃんは彼なら義弟にしても良いと思っていたのだがなあ。
[一層赤くなる彼女を、楽しそうにからかいつつ]
なら、夜明けを楽しみにしておいで。
[はたしてそれが、彼女の崩壊を加速させるのか、それとも異常に気付くきっかけになるのか。
それさえも楽しみに、脳裏に成り代わる算段を]*
― ―
[その日の夜は、大雨だった。
夏なのに少し寒くて、上掛けを肩に羽織っていた。]
[眠れなかった。
単に習慣が抜けていないためか。
それとも、この手で――――からか。
全身の震えが止まらない。
恐怖したのだろうか。
動揺したのだろうか。
今更になって。
それとも。
それとも。
「――――……」
だれかの言葉が耳に焼き付いて離れない。]
[雨打ち付ける窓へ手を当てれば、闇の中に何かが見えた。
人か、獣か、雨と闇でぼやける視界が見せた幻か。
“捏造の人狼”を彼らが追いかけてきたのだろうか。
“本物の人狼”が自分を食い殺しに来たのだろうか。
占い師でもない、霊能者でもない、狩人でもない。
身分を証明する方法も持っていない自分を殺す利益など。
いや、あるとすれば、自分を殺せば、“できる”者がいなくなる事か。]
……貴方は、私を殺しに来たのではないの……。
[窓の外への呟きに応える声はない。
じっと動かないそれは、やはり自分が人と見間違えだけなのか。]
[気が付けば震えは止まっていて。
力が抜けたようにベッドへ沈み込む。]
[瞼を閉じた娘は、安堵の表情を浮かべていた**]
修道女 クリスタは、酒場の女主人 ヤーニカ を投票先に選びました。
/*
>「こ…んなところで……死んでたまるか…俺にはまだ…やるべきことがあるんだ―――!」
長いそして具体的wwwww
うーん吊り先どうなるんだろう
こいつは絶対マコト様に投票しないしな……吊り先に決まれば処刑も辞さないけど
― 廊下から食堂へ ―
[この結社の施設には武器庫のようなものはあるだろうか。
あるとしても、一度は滅び人が寄り付かなくなったというここには、まともな武器は置いていないか。
ならば、武器になりそうなものは持っておかなくては。
殺すために。身を守るために。]
水……と、泥……?
[アリスの部屋から伸びている泥水は、犯人が残したものだろうか>>13
大事な情報になる可能性がある。覚えておこう。]
[剥き出しの鉈を持った娘が食堂へ着く頃には、他の者は既に集って、アリスの死を把握していただろうか。
鉈について問われれば、アリス様のお部屋にあったものですと答えるだろう。
既に表面上の血は固まっている。錆びないようにしなくては。]
/*
だろうか多すぎて目が滑る(絶望
まあ今からフラグ建てるの難しいもんなマコト様吊られるよね(白目
キリク様から疑惑向けられない限りは私吊られるの無理よな……
……どう、したんですか。朝から物騒な雰囲気で。
誰か、ケガ、でも……、
[そんなはずはない。少なくとも嵐が止むまで入り込みようがないのだから。
わずかに震える声で問いかけながら、視線は虚空をさ迷う]
― 食堂 ―
[食堂の入口で震える声>>145を掛けられ、足を止める。
身をすくませる様子に、しばし目を瞑ったのち彼女に向き直る]
マイダさん…マイダさん、こっちを見て。
落ち着いて聞いてくださいね。
[さまよう視線を捉えるようにその瞳を覗き込みつつ、膝をかがめて姿勢をさげると、彼女の両肩に手を置こうとする]
アリスさんは正しかった。彼女が…死んでいました。
[噛んで含めるように言って聞かせた]
出来るだけ、1人にはならないように。
もう、あなたは十分に傷付きました。私たち大人もいます。
あんなふうにあなたが処刑を行う必要はないのです。
[振り払われなければ、彼女の包帯をそっと撫でようとするだろう]*
―廊下―
[窓を叩く激しい風雨。
少し先も見えない激しい嵐。
ふと廊下に残された足跡を思い出す。
アリスを殺したのは外から入り込んだ者の仕業とは考えられないだろうか。
窓枠に手を伸ばし、鍵を開けた途端に、風の勢いにより大きく窓が開かれて雨が吹き込んできた。]
……なんて都合のいい事を。
[すぐに窓を閉めなおす。
短い時間だったが、少し濡れてしまった髪や服の水滴を払う。
アリスを移動した時についた血が滲んだが、黒い服のせいで目立たない。]
……。
[息を吐く。
俯きがちにぼんやりと歩き出す。
足は自然といつも火を見ていた台所――皆の集まる食堂へと向かう。]
/*
人狼による襲撃じゃないからなあ。
処刑じゃー!殺せー!となかなかならないあれそれ。
まとまらなそうなら、自殺かなあ。
もしくはダイナミック火葬。
[肩にキリクの手が置かれる。
温かさがいっそう寒気を意識させて、嫌な汗が滲んだ]
アリス、が?
嘘……嘘、だって。狼が入って来れるはずがっ……。
[騒動の生き残りが集い、ここのところ出入りしようがなかったではないか。嵐のうちに、アリスはやり遂げられるはずで。
反射的に見つめ返した生ける瞳に、赤い光を見られる訳もなく]
……。
そんな慰めは、何にもならなかったじゃないですか。
ねぇ、アリスに会いにいこうね。大丈夫、怖くないよ……。
[ゆっくりと言い含められた言外に、『占い師』への悪意を思わせる死にようを想像してしまう。いや、まだ『見て』もいないのに信じたくない。ぶつぶつと、誰かに話しかけて]
[瞬間、真っ白になる。
凶器と死の気配が、まとわりつく湿気と熱のように濃くなった。
浮かんだのは、頭蓋を割られ死後すら痛めつけられた遺体と、踞る少女。いつもの形ない幻影ではなく、白昼夢らしからぬはっきりとした人の姿。
かつて騒動中にだけ見られた、鮮やかな魂の色。
誰かの手にかかった死者の姿だった]
[今度こそはと名乗りをあげた少女の表情までは、白い光を帯びてよく見えないが、また始まる、と予感して。
目を開ける。動揺が演技だったかのように、娘はじっと並み居る生者を眺めた]
……そう、ですか。
あぁ、もう……なんだ。もうなんですね。
そっか……ごめんね、ごめんなさい、
[ぶつぶつと繰返し、繰返し]
アリス、本当に死んでしまったんですね……。
頭、そのままじゃ可哀想だから、包帯分けてあげなくちゃ。
[見ていない娘が知らないはずのことを口走って、人狼騒動の始まりを確信した様子でスープを吐かないうちに立ち去ろうとしたか]
……私は、祈りません。
だから、自分で、今度だって、やります……キリクさん。
[執行者の申し出は聞いたかどうか。
投票箱を探してくると伝えて、目をそらす]
──……しなきゃ。
嵐のうちに。今のうちに、皆…。
[長引けばあの子が苦しむ。犠牲が増える。やらなくては。
やり直して、今度は祈ったりせず、ちゃんと。
アリスが逝ったなら、憑狼がいるなら、信じられるのは自分自身だけ。役に立たない力だけ。
縄に刃に爪牙にかかって、何者にもなれないマイダを終わらせなければ。
うちに籠った言葉だけが、ぽつりと零れた**]
― 食堂 ―
[鉈を持って現れた娘に、皆はどう反応しただろう。
恐れられても疑惑の目で見られても、気にしない素振りで、入口に立ったまま、動揺したようなマイダへ語り始める>>151]
既にご存知かもしれませんが……
アリス様が亡くなりました。
恐らくはこれによって絶命したのでしょう。
[淡々と告げながら、右手の鉈に視線を落とす。
続く言葉は、その場にいる者へも聞こえるように。]
爪牙にかかったような形跡はありませんので、人狼によるものとは限りません。
ですが、上位種を見出せる占い師を名乗ったアリス様が、殺害された……
このことから、人狼は存在すると考えた方が良いと思っています。
[単なる愉快犯が、この中にいるとも思わないし。
考えていると、マイダが口を開く>>153]
…………え?
[彼女はアリスがどのようにして死んだかを知っているようで。
けれど、先までの様子からは、凶器が何かも知らないようだったのに。
頭を割られたことだけは誰かから伝え聞いていたのだろうか。]
包帯は……
量に余裕があればそうしてもいい、とは思いますが……。
[頭も、あちこち蹴られた跡も痛々しい。
けれど今は物資の補給が望めない状況だ。
はっきりと否定はしないものの、使わない方が良いと遠まわしに告げた。
もしかしたら、議論だけで済まなくなって誰かが大怪我をするかもしれない。
死んでしまった者よりも、生きている人間に使う方がいいだろう。]
/*
細かい応答できてないうえ霊能力拡大解釈なような……。
うさんくさ素村か狂の予定で考えてなさすぎた。
夜、がんばれ!
吊って貰えるかもだし! 投票もどうしよう! 時間が!
[マイダから視線を外し、続ける言葉は全員へ。]
……それと……
アリス様のお部屋から廊下へ、泥水が伸びていました。
この天候ですし、外部の人間がここへ潜入したというよりは、ここの誰かが一度外に出てまた戻ってきた……と考えるのが、自然かと。
[恐らくは、凶器の鉈を取りに行く為に資材小屋へ出たのか。
ならばやはりあれは犯人が残したものか。
頭の中で整理しながら告げて、]
先も言ったとおり……私達の中に人狼は存在するものと考え、処刑を行うべき……と、思います。
[最大の要点を口にした。]
[鉈を持つ手に力を込めて、全員の――いや、ひとりを除いた顔を見ながら、口を開く。]
処刑の、対象が決まったら。
……私が、執り行いましょう。
むろん、私が処刑されるのでなければ……ですが。
[抑揚も、感情もない声。
けれど、いつかの宣言を聞いていた者には、いつかとは違う微かな震えを感じ取ることができるだろう。]
[他の村で執行者を務めた者もいるかもしれない。
娘の手にかかる事を拒む者もいるかもしれない。
であれば他者へ譲るつもりもあるが、誰も立候補しないのであれば、自分が引き受けるつもりだ**]
[そしてクリスタが処刑について語ること>>159を拳を握りしめて聞いていたが、最後にはただコクリだけと頷いた]
クリスタさん、あなたのお話はわかりました。
こうなった以上、嫌だとは言えないのでしょう。
…ですが、あなたはその手に持つものに対してなんとも思わないのですか?
頭でわかってはいても、人殺しの道具を目の前に突きつけられて喜ぶものはいません……少なくとも、私の知っているあなたたちはそうではありませんでした。
[納屋には、外で作業をするときに持ち運びできるよう、ベルトのついた革製の鞘があったはずだ。
未だに抜き身を手にしたままの彼女に、疲れや諦めの滲む口調でそう促した。
が、突然ハッと息を呑み]
…ヤーニカさんは?彼女は無事ですか?
あの人はよくアリスさんの部屋を訪れていたはずー…
[マイダやクリスタばかりに意識を集中させていたとでもいうように、慌てて周囲を見回した]*
/*
ヤーニカさんとすれ違い多くて辛たん。
ヤーニカさんの過去、ボディーブローのようにじわじわ効いてくる辛さですね…ランスさんとクリスタさんのは右ストレート、マイダさんのはアッパー、マコトさんのは…なんだろう、足の裏に水膨れできて何もかもが嫌になるあの感じ。
ニイナさん?
やだなぁ彼女あんなに幸せそうじゃないですか。
/*
推理小説でこの状況なら▲も鉈でやるのが合理的だとは思う。
ただ、それやると3本目の鉈が必要ということで腹筋事案になる可能性が。
今うかんでるアイデアが燭台で殴ってゴンだけど、これもダサい気がする。全日本の狼様…どうかお知恵をお貸しください
見よ……前回鍛えられた私のキリング力を…ウォオオオオ…オオ……オ……(出ない)
[雨に濡れた服が冷たい。
なにもしなかった。
手を下す事も、守るべき者を守る事もなにも。
あまつさえ、穢れしかない村など滅び、浄化されてしまえばいいと願いを持った。
でも彼女だけは違う。
どれだけ人を殺め、汚らわしいと罵られようと、彼女はその穢れを受け止めて強く、――だった。]
最低だ。
[庇いもしないくせに、守りたかった。]
/*
お互いコミュ力高いタイプじゃなくて、めっちゃすれ違いまくってる感じがこう
くる #なにが
こいつはマコト様を穢れさせたくないと思ってるんだよね……
そしてやめて私のために争わないで!(
―― ランスの部屋から ――
[ランスの部屋にはランスはいただろうか?
いたら、寝坊してるぞーってからかったかもしれないし、何かやっていれば手伝ったかもしれない。
何はともあれ、それが終われば食堂へ行くことを促しただろう。
今日も美味しい朝食が出来てるよって。
彼には自分が作った料理を食べてもらいたいのだ]
それじゃあ行こっ!
[そう言って、手を差し出してみたけれど、反応はどうだっただろうか。
一緒に行くか行かないか、手を取るか取らないか。
どうであろうとも、一度食堂へと戻る事にする]*
―― 食堂 ――
[戻った時には、他の皆はやってきた頃だろうか。
なんだかいつもと違う様子に少し首を傾げながら周りを見渡せば、ひときわ目を引いたのはクリスタが持つ鉈>>155。
それには、赤黒いものが付着しているようにも見えて]
く、クリスタ……?なんでそんな物を……?
[きっと私がつかった凶器だと思うけれど、それを直接持ってきたのは予想外だった。
こちらの質問にクリスタは何と答えただろうか。
食堂を辞する彼女>>164を見守るしかなく、物置小屋に向かうようなら、抜身の鉈に怯えながらも見送る事にするだろう]
え……っと?
な、何がどうなってるのかな?
[ひとまず残った面々に、何が起こったかを聞いてみる事にした]*
− 回想・アリスの部屋 −
[素直に信じられないと修道女に告げられても>>130
自分は笑っていた。
彼女の中でどんな思考が渦巻いているのか。
自分も騒動を経験していたからこそ理解出来る気がした。]
そりゃそうさ。
皆、あんな事があった生き残りで、またこんな事があって。
信じられないのは当たり前だよ。
あたしも信じないよ。
でも、あたしはあんたを信じるよ、クリスタ。
[矛盾してはいるが説明する言葉を持たないのがもどかしい。]
あたしが信じるだけで、クリスタは信じなくて良いよ。
[何て押しつけがましい偽善者だと、
何処かで笑う自分がいたが、
言いたい事は全部言わずにいられない。
明日が無いかもしれないから。]
明るいお日様が明日も見れるなんて、
無邪気に信じられるとは思ってない。
ここにいるのはそんなのを知った者ばかりだからね。
[ごめんなさいと謝る修道女の頭を撫でて>>131そっと離れる。
きっと自分がストレスになっているだろうから。]
アリス……。
[撫でた手はクリスタからアリスの元へ。
離れた後は、今度こそ最小限の犠牲でこれが終わる事を
祈りながら部屋を離れていく。
懐かしい名を呼ぶその声>>132は、新しい家族とも言えた
アリスの死と、誰かを疑い殺さねばらなぬどうにも
ならない苦痛で満ちた女の耳には届かなかった。
それが違和感となったとしても、聞こえなかったと
主張するには不自然な距離だったかもしれない*]
− 資料室 −
[資料室に向かう足が
無意識に脱衣所に向かおうとしている事に気付いて笑う。
昨日までの日常に逃げようとしている自分。
叱咤しながら資料室に舵を取り直した。]
マイダ。
いるかい?
[朝から籠っているとは思わないが、昨日の今日。
調べ物をしているかもしれないと、念の為扉を叩いて
震える手でそれを押した。
何故鍵が掛かっていないのかと、案内してくれた
結社員に尋ねた時、この中にいるのは全員人間だからだと
答えてくれた。]
人狼はいなくても、人殺しはいるじゃないか。
[化け物なら無理矢理でも何でも割り切ろうと出来るはずだ。
だが人間同士の殺し合いは違う。
そこに感情、思惑が絡む。
化け物よりももっと醜い化け物。
心に皆その化け物を飼っていると知りながら。]
それでも信じたいし、生きたいんだよ。
[資料室の中に誰かいただろうか。
アリスの件を知らない者なら、簡潔に告げて
議事録となる白紙の書物が無いか尋ねただろう。
誰もいなければ適当に資料を捲りながら書物を探す。]
……。
[物資の供給が滞っているなか、余裕があるとは言えないだろう。>>156
けれど、自分はグサヴィエのように声を聞くことは出来ないから。物を言えない方を優先すべきでないか。いや、治療できねば生者も屍になりうるか。境がぐちゃぐちゃになる]
わかりました。……投票箱、投票箱…。
[包帯についてか執行者の名乗りについてか。
クリスタの補足情報を聞いて、ふらふら歩み出しながら呟いた。
鉈を握る修道女の姿に起きる震えを抑える。これが現実だ。
正しさを振りかざす牧師に、またすがって同じ過ちを繰返しては、いけない。救いの手は追ってはこないのだから。マコトと入れ違いに、その場を去った]
/*
だから!
物置でも物資でもなくて資材小屋だとわたしはなんどいえば!!!
ああぁキリク様あああああああ
めっちゃ険悪な雰囲気にきゅんきゅんするうううう
/*
というかわたしはヒロイン状態になっていないか心配
娼婦ヒロインってどんなんだよ!!!
可愛いニイナ様マイダ様やみんなのオカンヤーニカ様がヒロインよ!!!
[蜘蛛の巣くった倉庫から、木箱を抱えて。
必要なものを取ってきてから、アリスに直に会わなくては、と死臭の濃い方を意識した途端、耐えきれず手洗いで吐いて、荒く息をつく。夏なのに、寒くて仕方なかった。
怖いと思ってはいけない。生きながらえておきながら、いまさら]
……やれること。
私に出来ること、なに……?
何もかも、人が死ぬこと、ばっかりだわ……。
[……憑狼か、少なくとも、狼に与する者がいる。
クリスタの情報も合わせると、此所にいる者の中に居るのは確実だろう。
狼がいないなら、どうなるのか。貴重な占い師を殺した誰かを本部が見逃すとも思えない。不明瞭な現状、終わりを悟れない力なんて、やっぱり絶望を煽るものでしかなかった]
……皆、死ぬのかな。
[虚空に問うても答えてはくれないけれど。
いっそ、安らぐような気がした。
騒動の最中、死ぬのが怖かった。
でもきっと本当は、死で別たれて絶望し続けるのが怖いのだ]
─ 資料室 ─
[投票箱は何処に置くべきだろう。
包帯か、頭の傷を隠せるものもアリスに差し出したい。
一度資料室へ戻ると、人の気配があった]
……。
失礼します。
[状況を知っている者だったら警戒するだろうかと、ノックの後、戸を開けたまま覗きこむ。柔らかな紅のひとは、まだいただろうか]
― 資材小屋 ―
[ひとつ、鉈の入っていない鞘があった。
今朝方廊下で見た泥水の跡と符合させる。
やはりこの鉈は犯人によって昨晩から朝までの間にここから持ち出されたものか。]
[中にあった手拭いで血を拭う。
ここへ来るまでに雨で濡れた為か、思ったよりも早く落ちた。
鉈の研ぎ方などわからないから、一先ずはそれを応急処置とする。]
[鞘がつけられているベルトを腰に巻いて、鉈を収める。
負傷している右脚の方へは着けられないから、左側へ。]
[いつかの村の騒動も、今日この日のものも、同じ人狼騒動だ。
何も変わらない。何も。
ただ黙々と、するべき事をすればいい。]
私の役目は、穢れること……。
[無表情に無感情に、殺せばいい。
自分には必要ないものだ。
傷つくところなどどこにもない。]
[外は変わらずの嵐で、足早に施設へと戻っていく。
衣服だけでなく、大粒の雨が頬を容赦なく打った。
流れてくるものなど、雨によって流されるものなど、何もない。
何も。何も。何も。]
― 食堂及び台所 ―
[施設へ戻ったときに多少服は絞ったけれど、それでも濡れ鼠のような状態で。
少し暖を取ろうと、黙ってかまどのある台所へ向かった。]
/*
独り言ptはもっさり残ってんのにな!!!!
さりぷるPCは社交的だろうが引きこもりだろうが発言過多である。。。
― 食堂 ―
さあどうでしょうか。
少なくとも、私は「いい人らしいことを言って」あなたに嫌われたようです。
[顔をそむけたまま棘のある口調でそう返した。
それ以上は無視するつもりだったのだが、「どうでもいい」という言葉に我慢できず]
ならどうしますか。
ひとり残らず殺しますか?あなた自身が死にますか?
だってどうなろうともどうでもいいのでしょう?
私は嫌だ。
たとえ一人でも、生き残れるように最後まで足掻きます―たとえそれが私自身でなくても、1人でも多く残せるように。
[と、突如それまでの棘が嘘のように消え、昨晩の礼拝室での会話のような穏やかな口調が戻ると怒りは懇願へと変わった]
お願いです。
どうでもいいなんて口先だけの絶望に逃げないでください。
もしあなたが人なら、ここには必ずあなたと同じ、絶望の淵に迷っている人がいるのです。
どうか、彼らを後ろから突き落すようなことはしないでください。
あなたの絶望に、生きたいと願う人を引きずり込むようなことはしないでください。
[滲む『綺麗ごと』ではない本音は彼に伝わったか、どうか]*
− 資料室 −
[嵐のせいか、紙が湿気を吸っているのか
書物や捲る頁が重く感じる。
重いのは湿度のせいだと言い聞かせながら、震えそうな指を
頁に押し付ける様に黙らせて、
占い師に関する資料を読んでいた。]
……っ、え、あ。ああ。
マイダかい? 良かった。あんたも生きてたんだね。
[ノックの音>>180と覗いた少女の顔に
上がった肩が自然に下りた。]
……マイダ。
[大体ここにいる彼女に、用事を尋ねるのはおかしな話だ。
用向きを話すのは自分の方だが、彼女に話して良いものか、
視線を泳がせながら口を開いた。]
/*
おおう、『本音』ですか。
引き摺りこみたいので処刑してくだs
みんな死ねばいいってするから処刑しましょうよー。
折角の憑狼を邪魔する狩人なんていらないでしょー。
/*
本音は「一人でも多く残す」「絶望に逃げないで」の部分。
処刑トラウマ者が多いので、「処刑の記憶を抱えたまま生きて苦しめ」を大目標にするよ!
あとは、「あれ、真キリク残ってんじゃね」とか、そういうブラフになればいいなとかなんとかごにょごにょ……
そっちの方が「あいつ嫌い!死んでる!やっぱ狼じゃん!」より、欝いかなって……
……あのね、マイダ。
アリスが……死んじゃった。
人狼かどうか判らないけど、殺した犯人はこの中にいる……。
だから、だからね……議事録、作ろうと思って。
[少女になんて残酷な話をしているのだろうと
思わないでも無い。
だがマイダも、これからの事が判るだろうから
素直に自分がやろうとしている事を話した。]
他の、皆は?
ニイナやランスにも話さないと……ね。
そして……。
[処刑を始めないと。
その最後はまだ声に出せなかった。]
でも。
誰も疑えないんだよ。
死にたくないよ。
殺されたくないよ。
あたしは……。
[見付けた白紙の書物に日付と犠牲者の名と状況を記す。
こう言う風に書くのだと、教えられた通り。
カタカタと震える字は歪んでいたけれど。]
あたしは、普通の人でありたかった。
[死にたくは無かった。
生きて会いたい男がいる。
子は流れてしまったけれど。
もう一度会いたい男に、いつか会えると信じて。
騒動から目を背けるようにして何とか生き延びたけれど。
逃げ場所がない事に、息を吐いた。]
ごめんよ、マイダ。
本当はあたしがしっかりしなきゃならないんだろうけど。
[マイダを気遣う余裕も無かった自分を
恥じる様に笑いながら、彼女を見つめた。]
/*
【悲報】あと2時間足らずで更新
吊り先自由だとほんと決まらなくてねええええええ
処刑ロールどうしようとか #なぜ立候補したし
…………あぁ。
[深く、息を吐く。
黒い目は彼女の姿を追う。]
いっそみんな、何もかも燃えてしまえばいい。
[穢れも何もかも浄化されてしまえば。
生きてほしい、と願えるのに。]
ねぇ、マイダ。
あんたの所では……何が決め手になったんだい?
自分の目で判断しなきゃいけないのは判ってる。
……証拠があれば一番わかりやすいけど、
そんなもの残しちゃくれないよね。
違和感、位しかないのかね。
[そこまで知った相手など、本当に少ないのに。]
疑うかと言うより……信じられる人から外していく。
そんな逃げ腰しか、あたしにはまだ出来ないよ。
……はい、生きてます。
[いささか青ざめながらも、普段より凪いだ目でヤーニカ>>187をうかがい見ながら。言葉を交わせるから、この人は生きている。そして、この問いはアリスの事を知っているということだろうか]
……。それで、此方にいらしたんですね。
さっき、キリクさんとクリスタさんに食堂で伺いました。
ニイナはランスさんを朝食に呼びに行ったので、たぶん今頃…。
[重苦しい空気のなか、続く言葉に小さく頷く。
それから、ヤーニカが口にしなかった続きを引き取った]
処刑、ですね。
……嵐が止んで、誰かが逃げおおせる前に。
[そっと入室し、抱えた投票箱を、ぎゅっと抱き直す]
[信じられると思っているのは、修道女。
説明を求められれば言葉を無くすけれど。
次に信じられると思っているのは牧師のキリク。
多分知り合いだからと言う安易な考えだ。
では残る順位をどう付ければ良いのだろう。
目の前の少女。美味しい料理を作ってくれる健気な少女。
頼りになる男。何処までも冷静で変わらぬ男。
この四人から選ばないといけないのだ。]
……。
[切られた続きを待つ格好で、黙り込んでいた。
返せる言葉が見当たらなかった。何故>>49と思ったという、マイダに。
自分の責務を果たすと言い聞かせて、実際どうだった、考えない様に無視していただけじゃないのか。救いとか想いとか、そういうことを無視してきた後で、最後に取り繕って、あいつは、ニイナは…]
…っ、すまん。
なんだ、その、…駄目だ、頭動かねぇわ。
[はっとして、あんまり間を空けすぎた事を謝る。説明しように迷って、曖昧な言葉だけが口を突いて出た。眉間の皺は恐らくもう誤魔化せていない。
…自分と、マイダと、そんなに差が無い気がした。起きているか寝ているか、それだけで。ああでも、思い上がりか。むしろ失礼だろうか。]
…ああ、それがいいだろうと思う。
[短く返せば幾つか文献と書類を手に取り、呟きにはまた反応出来ぬまま。マイダが資料を開いて暫く経ったあたりで静かに部屋を出た。気付かれたなら会釈ぐらいはしただろうが、上の空で。]
― 回想:所謂"最終日" ―
昨日処刑したのは、人狼だった。
[犠牲者のいないその朝、生き残った者へ告げたのは、いつも通りそれだけ。
ニイナの反応はどうだったか、その場にいたのだったか、ともかく。]
" "じゃなかった。
あいつじゃない、お前の兄じゃ。
人狼だったが、あいつじゃなかったんだ。
[違う。確かに見たのは本人だった。
が、そうは言えず、ニイナへと咄嗟に繕い出たのは、嘘。
見て透かすのは容易だっただろう、けど、でも。
俺は、逃げた。]
― 早朝:自室 ―
[夢を、見なかった。]
……
[右の肩から胸には、ニイナにさえも見せていない其処には、顔のとよく似た刺青がある。
一点異なるのはそれが文字で、名前で形作られている事だ。
その朝殺されていた者の名で。それと、その日に選ばれた者の名で。
処刑を執り行う前に、毎夜、刻んでいたのだ。開票から処刑迄の、僅かに設けられた別離の時間に。
そんな肩を無意識に押さえていた。]
…チッ
[無い夢に、お前は無能だ、と言われているようで。
始まっていた惨劇に気付けぬまま、あれ程疎んでいた夢を求めて、無理矢理布団を被った。]
― 朝:自室 ―
「朝ですよー。」
[声>>137が意識を起こす。
やはり、夢は見られなかった。
ずるずると起き上がろうとすれば、ニイナがいて。]
ん、……あぁ、はよ…
[寝坊してるぞー、なんてからかう声に、ベットから起こした上半身を向けて、ぼんやり薄く笑んで挨拶を返す。
朝食が出来たと聞いて寝癖もそのままに出て行こうとすれば、咎められただろうか。]
ああ。…今朝も、ありがとうな。
[差し出された手>>166を取って立ち上がる。
流石に立ってしまえば手は離したけれど、一緒に食堂へ向かった。
ニイナだけは、なんて、もう叶わないとは知らないが故の想いを抱きながら。]
ふつう。
……懐かしい響きですね。
[大人のひと。紅も真珠も別世界のもののようで、なのに何処か母を思わせる。そんなヤーニカの吐露に、睫毛を伏せた。
追い詰められた人間か人外かを疑う、慣れた罪悪感に]
……いいえ。
これまで、ヤーニカさんに頼りきりだったもの。
[慰めにもならない言葉を、絞り出す]
[朝食には肉料理が全く無かった。
昼食には根菜をメインにしたシチューに、細かく切った豚肉でも入れようか。
自分も含めて皆、食が進まないかもしれないけれど。]
[一方で、誰を疑うべきか考える。
気になる点があった人は、なぜかアリスの死の状況を知っていたらしいマイダ、昨日までと違って責めるような言葉を並べるキリク、――娘が人間であると確信しているようなヤーニカ。
彼女には恩がある。
けれど、娘を信じる根拠を述べてくれない。
もし彼女が占い師という存在で、名乗りあげてくれたならば、また反応は違ったかもしれないのに。
そして、だれかのことは、気になる人リストから無意識に除外していた。]
彫師 ランスは、墓守 マコト を投票先に選びました。
[優しいマイダ。
自分が言い淀んだ言葉を続け>>195、
自分より年下の、本来なら心を労わってやらなければ
ならない少女に慰められる>>203]
優しくて、強いね、マイダ。
[ただそれだけで疑いたくなくなる。
なんて弱いのだろうと自分を笑いながら、
投票箱に視線を向けた。]
/*
すっげ今更だけどキリクさんの村時間的昨夜の礼拝堂シーン、謎の心底コイツ信用ならねえ感(褒めてます)がすごい好きです、なんだあれすごい
PLは霧にぼろ負けてます、どうしようも無い_:(´ཀ`」∠):_
傷病者 マイダは、修道女 クリスタ を投票先に選びました。
……。
[キリクはどう反応したのか。
男はそれにも上の空で何か返事をしたかもしれないが、不意に奥の台所へと歩き出す。
そこには居たのはクリスタとニイナだろうか。
どちらの事も特に見つめる事無く、かまどのその近く、いつも食事の時に座っていた場所に黙って腰かける。]
……すいません。
[最初に口をついたのは意味のない謝罪。
それから、暫く火を見詰めて沈黙する。]
俺は……。
貴方がどれだけ手を汚し、穢れようとも。
汚らわしい、とは思わない。
[パチリと火花が弾ける音を聞きながら。
独り言のようにぽつりと零す。]
占い……か。
あたしの村にはいなかった。
そんな事って有り得るのかね。
[マイダの傷を抉る話を自分は促してしまった>>207
罪悪感はあるけれど、少しでも他人を知る事が出来て
良かったと思ってしまった。
そして罪悪感が降り積もる。
その罪滅ぼしのように自分も口を開いた。]
霊能者、だけがいた。
でもその霊能者も襲われて。
皆狂ってた、かな。
[鉈で、頭蓋を砕く。力に任せた男の犯行だろうか。
──いや、狂気か人外の性に染まった者に性別なんて関係ない。
現に、クリスタは血濡れた鉈を晒して執行人を引き受けたじゃないか。修道女の身でありながら、慣れた様子で。
キリクは変わっていなかった。まるきり昔のようで……本当に? 目を背けてばかりだったくせ、知った口を。
少なくとも、霊能者"だった"グサヴィエ。
ニイナを置いて狂えないだろう。では狼は。……彼の苦しみを疑えなかった。
マコト。わからない。時折、台所にいるのを見るくらいで、何も。
それから、それから──]
酒場の女主人 ヤーニカは、墓守 マコト を投票先に選びました。
妹 ニイナは、墓守 マコト を投票先に選びました。
/*
マコトさん待ってたのか!ごめん!
もうてっきり〆かと思って襲撃ロル書いてた!ほんとごめん!
メモでの〆報告大切、自省。
相手がやりたいことまだあるのかないのか、ここら辺の読み取りが下手でぐぬぬ……
牧師 キリクは、傷病者 マイダ を投票先に選びました。
無理……か。
[その歳で誰も信じられなくなった事は
結社員として喜ぶべきか人として悲しむべきか。
それでも薄っぺらい言葉など掛けられるはずもない。]
そうだね。
逃げ出される前に……。
[同意しながらも、期限に拘る姿がやけに頭に残った。]
修道女 クリスタは、墓守 マコト を投票先に選びました。
[マイダとはどれだけ言葉を交わしただろうか。
いつまでも資料室に立て篭もっていても
時間だけが過ぎるのみで。]
何か、少しでも食べた方がいいのかね。
[食堂で話を知ったと言うなら、いつものように朝食は
用意されていたのだろう。
食欲等無いが、何処かに日常の欠片を置いておかないと
狂いそうになると、騒動で学んだ。
揺れる心を落ち着ける為に、日常を繰り返そうと
議事録を手にして食堂へと。]
……私は、私ほど弱い者を知らないです。
[年下の明るい少女も、紅のひとも
疑いたくないくせ、信じられないのだから。
聞きかえせずにいたヤーニカの村の話には、息をつめた]
占い師が、いなくて。
霊能者……。
[現実に向かい合おうとしていた瞳が揺らぐ。
ごめんなさい、とうわ言のように誰かに呟いて押し黙る。死ねないならば、今度はちゃんとするから。
それ以上、言葉にならずに別れることになったろうか]
牧師 キリクは、墓守 マコト を投票先に選びました。
傷病者 マイダは、墓守 マコト を投票先に選びました。
[食堂へと向かう廊下には昨日マコトが傷んだ廊下を
知らせる様にロープが張られている>>1:122
マコトはずっと変わらなかった。
ただ触れられるのを拒んだ手に、自分は安心した。]
あたしは本当に単純だね……。
[マイダが誰かを信用するのは無理だと言うのは
理解出来た。
その方が冷静で正しいと判っている。
感情だけで先走れば滅ぶ事もあり得るのだ。
では誰も信用しないとして、誰を選ぶか。
まだ顔を見ていないニイナとランスの様子を見て決めよう。
そう思いながら、ただ先送りしているだけだと言う事も
判っていたけれど。]
/*
唐突な自殺とかこれだからメンタル弱は。
しかも、クリスタの前で。
本当は胡散臭い態度と状況証拠で疑ってほしかったけどしかたないね。
みんな霧が悪いんだ…。
[処刑を行うのなら、誰に投票すればいいのだろうか。
ニイナ、次いでマイダ、二人を真っ先に除外する。
ニイナが何者かに入れ替わられる隙などなかった筈。
昨夜話を聞く限り、マイダは違う。あれが嘘とは思え無い。
クリスタ、彼女はどうだろうか。
処刑を引き受ける、そんな事を言えば怪しまれると、生き残ってきた者ならわかるだろうに、態々言ったのなら。]
……
[ふと浮かぶ、壁に刺さっていた鉈。
包帯より、軽い冗談より先に浮かんだ分、気に掛かっていた事になる、か。]
そういや、明日だったか…
[昨日、明後日にと言った洗濯の事を思い出し、暫く思考を止めた。]
― 自室 ―
[とめどなく溢れる溜息もそのままに、昨夜持ってきていた資料へ目を通していた。
そのどれもが役に立つとは思えずに目は滑るばかりで、それでも昼食も取らずにかじり付いていた。
誰に、どんな顔で、何を話していればいいのかを、考えたくなかったから。]
[悲鳴が聞こえた>>229
駆け出し、かけた足が痛みガクリと身体が揺らぐ。
壁に手を付いて転倒は何とか避けた。]
まさか、お日様があるうちに襲撃とか……。
[そんな筈は無い。
何か虫でも出たと言って人騒がせなと笑いたい。]
嫌なんだよ……人間同士で殺し合うのは。
[張り詰めた理性の糸が切れた時。
同じ声がした。
止めてと叫びたくなる喉を押さえて、悲鳴の方向をよたよたと
歩く様に走り出した。]
[1]
[2]
[3]
[4]
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[6]
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[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
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[20]
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