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正直なところ一度くらいは護衛RPさせたくもあり……成功するかどうかは置いておくとして
吊るなら私を吊れえええええって思うんだけど○貰いだとそれも難しいよねどうしよう
あ、うん。だいじょーぶだいじょーぶ
[すみませんという言葉には、手を軽く振って苦笑。少し顔が蒼かったかもしれないけれど]
おにく……?
食べたかった?
[肉が無いと言うクリスタの言葉に>>67首を傾げながら問いかけつつ]
ごめんね。昨日豚肉使ったからいいかなって。
[肉を使えないのを、そんな理由で言い訳。
豆って畑の肉って言うし?とも笑いながら言ってみたり]
どういたしまして?
行ってらっしゃい。もう少し人が来ると思ったけど。
[彼女がどこかへ行こうというのなら>>68、それを見送って。
配膳の準備を終わらせようと、食堂と台所を行ったり来たり]*
アリス様が……
[占い師を名乗っていた彼女。
憑狼というものが本当にいるのなら、狩人に守られていないなら、こうなることは必然だったということか。]
[そういえば、自分の経験した人狼騒動において、狩人というものがいただろうかと、ふと疑問に思う。
けれど今はそれよりも。]
う、…………っ
[死体など、数え切れないほど見てきた。
今更、新しい死体を見ても何も感じない――はずだった。]
[けれど頭を割れてあちこち蹴りつけられた跡のある彼女の骸から感じられるものは、強い憎悪と怨讐で。
思わず吐き気がこみ上げて、口を抑える。]
[冷静にならなければ。
事件は起きた。
だから、そう、]
……するべき事を、すればいい。
[乱れる息を整えながら、だれかのように呟く。]
私の役目は、――ること……。
[一見すると人狼にやられたようには見えない。
これが人狼騒動かは判らないけれど――人狼がいないことを証明してみせると言っていた彼女がこうなったのは、つまりはそういうことなのではないか。]
……やっぱり穢れている。
[憑狼だろうか。
それとも爪と牙の痕がないから人間だろうか。
頭は割れ、そこかしこに傷がつき。
そこに感じる憎悪をぶつけた者が此処に必ずいる。
アリスの身体を抱え上げ、傍のベッドへと運ぶ。
床が汚れていたせいで泥と血で汚れてしまったが、気にせずにそこへと冷たい身体を横たえた。]
[ああ、無残だ、酷い有様だ。
まだ幼くて客商売ができなかった頃、ストレス発散の道具として何もしていなくても蹴られたことがあった。
否応なしに思い出されて、組んだ手に力が入る。]
…………。
[信徒でない自分は祈りの言葉など知らないけれど。
祈る資格など、持っていないけれど。
それでもきっと、この祈りは、見せかけのものではないはずだ。]
[瞼を開き、彼が落とした鉈を視界に入れる。
これは、今日、必要になるものかもしれない。
しゃがみこみ、それへ手を伸ばす。
誰かが止めたり、先に取ろうとすれば、自分は手を引っ込めるだろうけれど。]
[割れた頭の傷はどうしようもないが、アリスの乱れた髪を撫でつけと整える。
おかしな方向に曲がっていた指も戻し胸の上で組ませた。
慣れた作業に淀みは無い。]
キリクさん、シーツを。
[覆うものが必要だと思い出して、シーツを持っていた牧師を振り返った時。]
─ ─
[朦朧とした意識のなか、赤い眼がちらつく。
「いいよ」と呟いた。
終わりにしてくれるなら。罰を与えてくれるなら。
「もう嫌だ」と誰かが言った。
ぽたり、滴ったのが汗か涙か血か分からない。
可哀想だった。見ていられなくて、刃を突き立てた。何度も何度も。
きっと、霊能者にも狂人にもならなかったのが間違いだった。
自分のことばかり考えているから、皆壊れてしまったんだ。
自分の為に、皆を死なせてあの子も殺した。ひとごろしだ。
唯一残った、若い牧師が何か言っている。
『自分自身が望む自分の姿』>>0:93なんてありません。
彼にはあるんだろうか。キリクさんみたいな人に力を与えれば良かったんだ。
自分も、いかにも『正しそう』で無力な彼も、いっそ壊れてしまえば良かったのに。紅く滲んだ眼が此方を見ている。身勝手でぐちゃぐちゃな思考に吐き気がした]
─ 資料室 ─
[はっと目を覚ます。
グサヴィエと別れた後、資料に当たりながらつい寝てしまったようだ。ぺたぺた頬に触れて、いつもの癖で髪を指先で弄ぶ。
朝は好きだ。
死人のような顔をして、幻とも本物ともつかない影と一緒にいられる。死者に近づけた気がする。壊れたものだけが傍に居てくれる。
夢の名残でうつろな目のまま、虚空に笑いかけた]
おはよう、フィリーネ?
[相変わらず空は荒れているようで、湿った空気が重くまとわりついた。視線を巡らせるうち、受け取った包帯や薬に気がついて手を伸ばす]
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