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― 夜/自室 ―
[アルバを椅子に掛けて、ベッドへ横になる。
明日も修道服が乾いていなかったら、これを着させてもらおうか。]
……ぅ……。
[手拭いを巻いただけの、まだちゃんと治療していない脚を抑えながら、小さく呻いた。]
[赦されることを願えばいいと、キリクは言った。
浄化を望む自分は、赦されたいのだろうか。
炎に抱かれることを望む自分は、罰されたいのだろうか。
考えるほどわからなくなる。]
[違うと、マコトは言った。
何が、ちがうのだろう。
何に、ちがうと言ったのだろう。]
[かまどの炎と同じように、何かが揺れるのを感じた。]
痛い……。
[脚がじわりと熱を持つ。
けれど本当に痛いのは、ここなのだろうか。]
[治療しようにも、今は脚の痛みで動けそうになくて。
いつものように徘徊することもできず、眠ることもできないまま、ベッドの上で数刻が過ぎた。]
/*
++
ランス&マイダ/ヤーニカ&クリスタ/ヤーニカ&マコト
+−
クリスタ&マコト
−−
クリスタ&マイダ
占ヤーニカ・霊マイダ
暫定最終日はヤーニカ・クリスタ・マコト。
マコトは基本噛まない方針。
信じられると思った能力者に──人に、成り変わられる。
……一人ぼっち、ですね。
[様々な想定が、先行きに暗い陰を落とす。
グサヴィエとあれこれと話した内容がくるくる脳裏を巡って、最後に返したのは、具体的な方策ではなくふわふわと曖昧な弱い言葉だった]
……。
[村でも雨が降っていた。
夏なのに冷たい雨だった。
『墓守』のやるべき事ではない筈なのに、男は闇と雨音に身を隠し、鉈を手に一晩中立ち尽くしていた。]
―自室―
[見慣れた天井が其処にある。
あの後、元の場所に返すのを忘れた鉈が今、手元にある。]
……いっそ滅びてしまえばいいなんて。
[傍目から見れば男はまだぼうっとしている。
けれど、キリクに抉られてぼんやり頭でも自覚してしまった。]
何もかもが浄化されてしまえばいいなんて。
[自分を棚に上げ、自分勝手に願いながら。
何もせず、今、生きている。
手にしたの鉈の刃を首元に当てた。]
[ひたりと冷や汗が落ちる。
手が震え、刃を押し切る事ができない。]
……ひどいな。
[呟き、今度は部屋の中をあちこち調べ回り始める。
やがて、ベッドと壁との隙間へとその鉈を隠した。]
─ 資料室 ─
ありがとう、ございます。
その、ランスさんは霊能者だった……んですよね。
今は、もう見えないんでしょうか。
[傍に居てくれる誰かの幻影を求めたがる目を、努めてグサヴィエに向けた。念のため走り書きの意を問うて、ぎゅっと唇を噛む]
……騒動の時、ランスさんは、狼がどんな風に見えましたか。
[傷をつつかれて、気持ちのいいはずがない。
気遣いの気配に躊躇ったものの、確かめておかなければならなかった。
あの時隠した力が、今見ているような幻覚ではなく霊能力だったのだと]
[雨の中、男は村のある部屋を見詰めていた。
ただ一人の占い師でも。
霊能者を名乗った者でも。
信じられていた者でも。
友人でも。
祖父ですらなく。
執行者に名乗り出た――。**]
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