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おにいちゃんと同じ気配。人狼と同じ気配。きっと憑狼と呼ばれる存在。
人狼騒動の元凶。だけれども、私にとっては――。
[いなくなったはずの『おにいちゃん』。それと同じ気配の来訪に、ただただ歓喜した。
人狼だと判断されて処刑された兄。
ランスから、人狼と言われたであろう兄はいつから人狼だったのだろうか。最初から?それとも入れ替わった事にも気づかなかったのか。
ただ、残った唯一の肉親であった兄を自分の手で殺した事は心に深い闇を落とす。
兄が狼だったことから、狼が兄だと認識してしまうほどに]*
―― 準備終って ――
[食事の準備が終わった辺りで、他の人を呼びに行こうと提案してみたか。
マイダは残ったかそれとも……。
ともあれ最初に向かったのはランスの部屋。
もしかしたら寝坊してたりするのかな?なんて思っての訪問だが]
ランスさん、起きてる?
朝ですよー。
[ドアをノックしつつ、中へと呼びかける。
彼は果たして起きてるだろうか。それともとっくに起きて別の場所へ?
なんにしろ、しばらく反応が無ければ部屋の中へと入るつもり]*
ほう、彼がそういう相手だったとは。
博愛な君があえて「嫌いじゃない」とは珍しい。
[慌てたような反応に、目を眇めてくすり、とからかう]
もし彼が、「おにいさん」になったら
君は嬉しいか?
[ちょっとした気紛れのようなものだ。
今の形は焚き付けるのに向いていない。
清廉を装う必要がないものであれば、成り代わる相手は誰でも良いのだが]*
/*
なんか忘れてると思ったらあれだ、襲撃後は身体のどこかを触ってその人格をコピーする、ってロルをやるつもりなんだけど、クリスタさんの場合はセクハラ不可避なので噛みたくない。
というかマコトさん張り付いてるので噛めない
マコトさん&クリスタさんは頑張って最終日行ってくれ!
そしてマコトさんはその護衛先キープな!!
最終日に片方目線黒確したいんじゃ!
おや、勘違いだったか?
お兄ちゃんは彼なら義弟にしても良いと思っていたのだがなあ。
[一層赤くなる彼女を、楽しそうにからかいつつ]
なら、夜明けを楽しみにしておいで。
[はたしてそれが、彼女の崩壊を加速させるのか、それとも異常に気付くきっかけになるのか。
それさえも楽しみに、脳裏に成り代わる算段を]*
― ―
[その日の夜は、大雨だった。
夏なのに少し寒くて、上掛けを肩に羽織っていた。]
[眠れなかった。
単に習慣が抜けていないためか。
それとも、この手で――――からか。
全身の震えが止まらない。
恐怖したのだろうか。
動揺したのだろうか。
今更になって。
それとも。
それとも。
「――――……」
だれかの言葉が耳に焼き付いて離れない。]
[雨打ち付ける窓へ手を当てれば、闇の中に何かが見えた。
人か、獣か、雨と闇でぼやける視界が見せた幻か。
“捏造の人狼”を彼らが追いかけてきたのだろうか。
“本物の人狼”が自分を食い殺しに来たのだろうか。
占い師でもない、霊能者でもない、狩人でもない。
身分を証明する方法も持っていない自分を殺す利益など。
いや、あるとすれば、自分を殺せば、“できる”者がいなくなる事か。]
……貴方は、私を殺しに来たのではないの……。
[窓の外への呟きに応える声はない。
じっと動かないそれは、やはり自分が人と見間違えだけなのか。]
[気が付けば震えは止まっていて。
力が抜けたようにベッドへ沈み込む。]
[瞼を閉じた娘は、安堵の表情を浮かべていた**]
修道女 クリスタは、酒場の女主人 ヤーニカ を投票先に選びました。
/*
>「こ…んなところで……死んでたまるか…俺にはまだ…やるべきことがあるんだ―――!」
長いそして具体的wwwww
うーん吊り先どうなるんだろう
こいつは絶対マコト様に投票しないしな……吊り先に決まれば処刑も辞さないけど
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