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お願いだから消えておくれよ。
こんな痕。
[自分でも嫌になる程、喉が苦しくなる。
完全ではないがやっと薄くなった血の痕に、
頭が漸く追い付いた。
こんな血を流してるのは誰だろう。
怪我なら手当てをしなければ。
だが震えているこの手で今出来るだろうか。
誰かに声を掛けると言う事も浮かばなかった。
何も、いや、一つだけ浮かんだ思いを抱えたまま
風呂に入る事もせず、血塗れのタオルと
着替えをそのままに、痛む足を引き摺って部屋へと逃げ込んだ。]
[張り付いた血を見ると、何故か思い出す。
助けたあの娘はボロボロだった。
あの娘は元気だろうか。
そして、何故クリスタを思い出すのだろうか。
混乱しながらも震える体を抱きしめながら、
何も無いように明日を祈り、嵐が去るのを待っていた**]
いいえ、それは服ではありません。
それは自分の部屋など一人の場所で着る服です。
あ、服ですね……
[相変わらず目を逸らしつつ、彼女が着替えるのを待つ。
3年前の自分ならガッツリ見ていただろうが、いまここでそれをすると何かに負ける気がする。
布ずれの音が止んで、やっと彼女に視線を戻した]
…なんだか絵に描かれた天使のようになりましたね。
ああ、そうだ。
マコトさん。
[はっきりと呼び掛ける]
それが何か私にはわかりません。
ですが、あなたも確かに何かを願っている筈です。
もし欲しいものが何もないのだとしたら、なぜあなたは今も生きているのですか?
[一語一語を諭すように語りかける]
クリスタさんも、何かを祈りたくなったのなら、いつでもここは開いています。
けれど、無理強いはしません。
ただ私は、自身を見つめ、何かを望みたいと願いを探ることもまた祈りだと思っていますよ。
[そう言い終えた]*
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