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[アリスの言葉を受けて食も進まず散っていく面々を見るともなしに見送り、廊下へ出ようとしたところだったか。グサヴィエ>>121の声にはっと顔を上げる]
……ランスさん。
今日は行き違いになりそうだったから、ニイナに届けて貰えてよかったです。
[噛みそうだし、ニイナに合わせてランスと呼んでいる。
彼女とのやり取りから兄のような性分とは思っていたが、少し意外だ。
ぼんやりと刺青を見上げて気遣いに目を瞬かせつつも、申し出はありがたく受けた]
大したことしてないのに、かえってごめんなさい……。
はい、資料室に──良かったら、ぜひ。
少し、聞きたいこともあって。
[包帯などを自分で持とうと手を差し出しつつ、歩き出そうか]
──えぇと。困りましたね。
憑狼、なんて。
本当に次々人間と入れ替わってしまうなら、犠牲が出たら占いが信用できなくなっちゃう……。
[廊下での道中は言葉少なだった。聞きたい質問は、人前では憚られたから。
代わりに、ポツポツと先ほどのアリスの話について呟く。どこか追い詰められたような表情で。結社員になってからを想定するようにも、後の惨劇を仄めかすようにも聞こえたかもしれない]
― 礼拝室 ―
あれ、マコトさんいつからいらしてたんですか?
よろしければ、どうぞこちらへ。
[祈りを終え、ふと戸口から差し込む影が揺れたのに気付きそちらを見れば、いつのまにかマコトが来ていたらしい。>>123
何を祈っていたかと問われて、少し恥ずかしそうに苦笑しながら]
うーん、大したことじゃないですよ。
ただ、今日みたいな明日になるようにって、そんな程度です。
本当は当たり前のことなんですけどね。
…マコトさんは思い出せますか?
こうなってしまう以前は、どんな気持ちで毎日を送っていたか。
[ちらちらと揺れる燭台の炎を見つめながらそう問いかけた]*
― 浴室 ―
「これだから異端者は」
「平気で人を殺せるなんて」
「汚らわしい」
[刻印のある場所が赤く熱を持っても、娘は表情を変えることなく擦り続ける。]
「お前は家畜だ」
「平気で知らない男と寝れるなんて」
「汚い……」
[村で投げられた言葉が、貧民街で浴びた言葉と重なる。
貧民街での自分も、処刑を請け負った自分も、どちらも穢れきっている。]
[後戻りできないところへ堕ちてから、自分が穢れた存在だなどと自覚してしまったら、もう、生きていくことなどできないのに。]
「――――……。」
…………。
[ふと、脳裏にだれかの声が浮かんで。
娘の手はぴたりと止まる。]
…………痛い……。
[気が付けば手拭いは赤く染まっていて、太腿からは血が流れていた。
それでも、刻印が消えることはない。]
[修道服を絞ると、脱衣室へ出て、手拭いで太腿を縛った。
別の手拭いで髪の毛ごと頭を巻いて、バスローブを羽織り廊下へと。]
[浴室と脱衣室までの間に、血の跡を残したままで*]
/*
蝋燭に火つけたらマコトさんが釣rもとい会いに来てくれるんじゃないかと思っていたなど決してそんなことはない。
そして家の鍵を外に忘れたせいで箱到着が遅れたWW(ウッカリウルフ)が私です。
− 食堂 −
[昨日まで、いや昼までは歪であるが、それなりに
楽しい食事を過ごせた場所は、今や間も無く迎えるだろう
嵐の前触れの様な雰囲気になっていた。]
ニイナ。
[信じたいと喉の奥から絞り出し、燃え尽きない残酷な
幻影を追い掛けた自分を、怯える声>>98が引き戻す。]
大丈夫。大丈夫だよ。
アリスは、いない事を証明する為に話してくれたんだよ。
[彼女や周りや自分を落ち着かせるように
言葉にしても、消し忘れた火が燻ぶっている。
そんな感覚に気付きたく無くて皆を見る。]
[ニイナには声は届かなかったのかもしれない>>99
こっそりやればと言う呟きは聞こえなかったが、
同じ事を思っていた。
もしかしたらそこにあるものは
違うものかもしれないけれど。]
牧師様。
ニイナはお任せするよ。
[彼女を宥める牧師>>103を見ながら、少しだけ羨ましいと
思ってしまった。
ここでは自分が抱きしめてやらなければならないと
気を張っていた。
誰かに頼られる慕われるのは悪くない。
でもどうしても、頼りたい守られたいと思うのは。]
あたしも業が深いね。
[もっと必要だと思う者にこそ
手が差し伸べられるべきなのだ。]
マイダ……あんたも無理するんじゃないよ。
あたしも手伝えることがあったら言っておくれ。
あ、後で資料探させてもらうよ。
[もっと怯えるかと思っていたマイダは
意外と冷静だった>>106
ただ、何の続きなのか。
それを聞く事も想像する事も憚られる。
必死に楽天的に考えようとする思考を、赤く流れ、
赤く燃えた炎の幻影が呼び戻す。]
根を詰めないようにね。
[資料室で見掛ける事が多いマイダは資料室の管理者の
印象が強かった。]
[逆に1人の世界に籠り始めたマコトの呟き>>111が
気になった。
いつも落ち着いて見えた彼は、今もある種落ち着いていた。
アリスの話等無かったように、日常生活に戻ろうとする。
防衛本能のようにも見えるそれは、自分も覚えがあった。
どんな惨劇があっても、朝食だけは欠かさず作っていた。
食べる者がいなくなっても、その日常の行為が
自分を現実に繋ぎ止めていたから。]
そうだね。
怪我人増やさないようにしとくれよ。
[廊下を見てくると立ち上がったマコト>>112に
ひらりと手を振った。
まるで鉛の手袋でもしてるかの様に、自分の手が
重く感じて仕方なかった。]
キリクさん……。
は、はい。
すー……はー……。
[肩を叩かれながらのアドバイスに素直に従い深呼吸。
少し落ち着いたか]
その――ありがとうございます。
[幾分先ほどよりもマシになった表情で、彼が礼拝堂へ向かうのを見送った]*
[決してマコトが見る事の無かったクリスタ。
彼女は淡々としていた>>102
何も、何も変わらない様に。
修道女だからだろうか、それとも何か、一周廻って
冷静になったのだろうか。
昼の食事は美味しかった。
あの時の様に、この食事も美味しい筈なのに。
味が判らなかった。
きっと薄味か、口に合わない味で、彼女は食べないのだ。
そんな勝手な想像をしてしまう位、
彼女は夕食を口に運んではいなかった。]
後で、スープでも。
[そんな日常の続きの予定を立てながら、
ランスの声>>120に酷く安堵した。
ぎこちない声が動揺を伝えて来て、不謹慎だと思いながら
ホッと息を付く。
次の「無駄だろ」と聞くまでは。]
そうかもしれないし。
違うかもしれない。
もしかしたら。
どんな風に振る舞うかテストしているのかもしれないし。
[そんな馬鹿げた妄想を口にする。
アリスがそんな演技が出来るかどうかは判らない。
けれど、生き残った者として、彼女は嘘を吐いていない。
直感がそう告げていた。]
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