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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
1人目、茶屋 アリス がやってきました。
茶屋 アリスは、村人 を希望しました。
その地方の夏は普段なら湿度はそれ程無く、
暑くても木陰や建物の中では過ごし易い季節だった。
だがここ数日妙に空気が重く、
纏わり付く様に湿度を孕んだ風が肌を撫でていく。
空を走る雲は暗く、近付く何かを予想させた。
そんな中、最近人が戻って来た建物は活気が溢れていた。
周囲に建物は無く、ぽつんと建ったそれは一種異様な雰囲気だが、
知る人が見れば判る建物。
人狼と呼ばれる人ならざるモノとの戦いに身を投じた結社員と呼ばれる
人間達とその結社の建物。
昼間は人に化け、人に混じり、夜になると人を喰う人狼との戦いは
静かにそして幾度となく繰り返された。
度重なる人狼の襲来に、人狼を見分ける力を持った特殊能力を持った者達は命を落とし、結社員自体も数を減らしていった。
その結社員の補充の人材が滅びた村の結社の建物に集められ、
共同生活を行っていたのだ。
彼らの共通点は1つ。
全員場所や被害の違いはあれど、人狼騒動の生き残りだと言う事。
集められた彼らは心の傷を癒し、
人狼に対する新たな剣となり盾となるはずだった。
重くくすんだ空が嵐と共に新たな災厄の気配を運ぶまでは。
その災厄の気配を感じ取ったのか、それとも未だ現実を
受け入れられないのか。
雲の隙間から見える太陽に彼女は人狼などいない、と
何度も何度も呟き続けていた。
強い風が建物の中まで吹き込み、古ぼけた書物が捲られていく。
「ようこそ新たな惨劇の物語の場所へ。
■氏名(年齢)
■外見
■設定
■現在位置
■NG
■接続
/*
他何かありましたらご自由に。
質問等もメモでお願いします。*/」
バタン、と音を立てて分厚い書物は頁を閉じた。
その書物に書かれていた物語は……**
2人目、修道女 クリスタ がやってきました。
修道女 クリスタは、おまかせ を希望しました。
― とある村にて ―
……私は修道女の……ええと、クリスタと申します。
神の教えを人々へ説くため、村から村へ旅をしております。
[新米修道女であるという娘がとある村を訪ねてから間もなく、村は人狼騒動に見舞われた。]
修道女 クリスタは、村人 に希望を変更しました。
[顔立ちから年齢は10代半ばから後半。
人前に出る際は常に修道服にベール。
髪色は青みのかかった銀で、目の色は青。
以上が、“見ればわかる”娘の情報。]
[出身や生い立ちについては、一切語らない。
そして、どこの教会の出かも口にしたことがない。
人当たりは柔らかいが、素性を明かさない娘は、村人の目にはどこか不気味に映っていたことだろう。]
[そんな娘は当然、騒動の際に疑惑の対象として名前が上がったが、更に疑わしい人物が他に居た、別の人物が占い師を名乗る者によって告発された等で、娘は処刑される事なく騒動は終わりを迎えた。]
[村の外への交通手段が復旧すると同時、結社員を名乗る者達が村へ押しかけた。
村の現場検証、村人達の死が人狼騒動によるものであることの証明、そして生き残りが人間である事を証明し保護する為に来た事を、彼らから伝えられた*]
― 朝/廊下 ―
[もう、あれから何日が経ったのだろう。]
[結社員から人狼騒動に関する事情聴取を受け、この建物へ連れられてきた。
それから何となく、日々を過ごしている。
何度か、穀物の粥や惣菜パンなどの食事を振舞った事もある。]
[けれど、同じ場所で暮らす者へ、娘は特別近づこうとはしない。
かといって反発しようともせず、心を病むでもなく、人狼への怨嗟を口にすることもない。]
[そんな、“あまりにも正常”な娘にひとつ変わっているところがあるとすれば、時折、不安そうな表情で窓の外を凝視している事があること。]
…………。
[娘は今も、窓の外を眺めながら小さく肩を震わせている**]
/*
シスター一度やってみたかったのでね……
修道女としての振る舞いなんかわからないよ!な中の人の頭の残念さを誤魔化す為に新米設定となりました #なぜ修道女にした
そもそも修道女というのも嘘なのでね……
3人目、墓守 マコト がやってきました。
墓守 マコトは、おまかせ を希望しました。
―自室―
[ふと気付けば見慣れぬ天井が其処にある。]
……ああ、そうか。
[ベッドに横になったまま、特に感情の乗らぬ声で男は呟く。
結社の建物だという此処に、結社員を名乗る男に連れて来られ。
この部屋を自室として使うように言われたのは数日前の事。]
[生まれ育った村は滅びた。
人狼退治に成功した。
生き残った。
どう言われようと数人しか残らなければ、滅びたも同然だ。
だから、他の生き残りの村人をよそに、男は代々続く『墓守』として最後の仕事を準備した。]
……火が、見たいな。
[また呟く。
人狼騒動が終るの待ちかまえていたかのように現れた結社員によって止められて、死んだ村を炎によって弔う事は出来ないまま、男は此処にいる。**]
/*
設定まとめ
・出身は貧民街
・男兄弟は居たが女の子は自分一人だけ
・貧しい家では働き手としては役に立たない為、10に満たないうちに娼館へ売られた。以来家族がどうしているかは知らない
・娼館の親方に逆らったり成績が悪ければ鞭で打たれていた
・今日を生き延びる事以外考える余裕のない生活を送っていたため、自分の人生を理不尽に思いながらも娼婦として過ごしていた
・成長すると親方に気に入られるようになり、体以上の関係を求められるようになると、耐えかねて娼館を飛び出した
・けれど用心棒(客が必要以上に娼婦へ関わろうとしないように雇っていた)が追っ手として差し向けられた為、逃れる為に体の大部分を隠せる服に身を包み、これまでの名前も捨てて“クリスタ”として第二の人生を歩み始めた
/*
例によって吊られる気しかない(
序盤に強烈なフラグを建てる人がいるならお譲りしますけどもー
前回も初回吊りだったので
/*
本名は考えてない。
多分シャルロッテ辺りかなぁ。
生まれた時から売られる事は決まっていたので、せめていつかは自由に生きて欲しいと母に名付けられた。
成長してから自分の名前の意味を知って、こんな名前はただの免罪符だと吐き捨てたんじゃないかなと思ってる。
/*
えろぐろありなので普段使えないような設定持ってきたけど、この設定活かすならやっぱり狼側希望ですかね……
村側を誘惑して破滅させるとかなら合法的にエロれる(?)だろうけど、さりぷるにそんな力量はなかった
4人目、妹 ニイナ がやってきました。
妹 ニイナは、C国狂人 を希望しました。
―― とある村で ――
ねえ、お兄ちゃん。
これから私達どうなるのかな……?
[とある村で起こった人狼騒動。それは降ってわいたような災難。
人狼を亡ぼさない限り、村人が生き残る事はない。
故にどんな被害が起ころうとも、生き残るためには人狼を殺すしかないのだ]
お兄ちゃん……。
[そして人狼騒動は終わりを告げた。
その過程で兄をこの手で殺す事となった少女は毎晩、その事を夢でうなされる事となる。
人狼騒動が終わった少女の目に映ったのは安堵だけではなく、諦観と悲嘆が入り混じったモノであった]*
―― 朝:食堂および台所 ――
よーっし、お料理終了!
[台所の鍋の前で仁王立ち。
鍋の中にはじゃがいもと豚肉をメインに据えたシチュー。具だくさんである。
今まさに作り立てのソレは、湯気を上げながら食欲をそそる匂いをあたりに漂わせているだろう]
あとはシチューと一緒にパンを食べればいいよね。
[用意した堅焼きパンを人数分用意して、それをバスケットへと入れて食堂のテーブルの上に。
後はシチューを各自で皿に盛りつければ簡素ではあるけれど朝食の準備は整っただろうか。
いつでも誰かが来てもいいように、台所で待機した]**
/*
いやっふー!
お兄ちゃん!お兄ちゃ〜んお兄ちゃんっお兄ちゃん?お兄〜ちゃんお兄ちゃん♪がしたかったから妹キャラで入りました。(elona的感
狂人役職があるんだもの。シカタナイネ。
よろしくお願いしまーす。
5人目、花屋 マイダ がやってきました。
花屋 マイダは、おまかせ を希望しました。
[幾度か夜が明けた頃。
必死に庇い続けていた親友を手にかけた娘は、ボロボロの姿で首に残った指の跡を撫でるばかりだった。
彼女が人狼で、その仲間らしき者も早々に告発されたから、それで済んだだけのこと。
こんな結末も、何かが削ぎ落ちたような無表情も
きっと結社の記録の上ではありふれたものだろう。
いかに犠牲を払おうと、"勝利"で締め括られればそれでよいのだから──…]
[幾度か夜が明けた頃。
必死に庇い続けていた親友を手にかけた娘は、首に残った指の跡を撫でるばかりだった。
彼女が人狼で、その仲間らしき者も早々に告発されたから、済んだだけのこと。
こんな結末も、何かが削ぎ落ちたような無表情も
きっと結社の記録の上ではありふれたものだろう。
いかに犠牲を払おうと、"勝利"で締め括られればそれでよいのだから──…]
花屋 マイダ は肩書きと名前を 傷病者 マイダ に変更しました。
─ 朝 ─
[顔を洗い、手鏡を覗きこみ。
金の髪を漉きながら、にっこりと微笑む。
頬は薔薇色とは程遠かったけれど、素晴らしく生の実感のある良い朝だ。そう言い聞かせて、廊下へと滑りでる]
おはよう、フィリーネ。
今日は、きれいに晴れて荒れないでくれるといいんだけど……。
ねぇ、後でお洗濯、手伝ってくれるでしょう?
[いまだ首や肩の包帯が取れない娘は、虚空に向けて機嫌よく問いかけた。日が高いうちは、笑っていられる。
深く考えるのは明日にしよう。
そうして今日も、ふわふわ日常を取り繕う]
[結社員に連れられ、ここで数日過ごした。
同じように騒動を生き抜いた者たちを見る度に、現実逃避の笑みが陰る]
……。
[道中クリスタ>>5を見かければ、静かに目礼した。
神に仕える身分への敬意など消えていたが、踏み込まず踏み込まれなければ、検討違いの恨みをぶつけずに済む。
ぼんやりと思考を飛ばして彼女の視線を追い、窓から外を眺めた]
……やっぱり、ダメそうかなあ。
行きましょう、フィリーネ。
[夏空は重苦しく、雲が速い。
ふいと顔を背け、歩き出した。良い匂いが漂っている。
ニイナが食事の用意をしたのだろう。他の者も起き出してくるに違いない。
資料室に籠ってしまおうか、今のうちに食事を済ませようか。
定めきれないまま、指先で髪を弄んだ**]
/*
役職もおまかせじゃないですかアチャー
進行中はポカに気を付けよう。
狼か狂のつもりだったけど、C狂と1狼だと赤持ちが躊躇われる……。
あとで自分のキャパと相談しよう。
[そういえば、人狼騒動においては親しい者を手にかけた者も何人かいたか。
余所者であった自分には、そんな相手は存在しない。
だからこそ。]
[――私が執行者を引き受けても構いません]
[抑揚のない、感情の篭らない声で、娘は“聖職者”であるにも関わらず、村人達へそう告げたのだ。
誰とも深く関わっていない自分ならば、躊躇なく殺す事ができるから。]
……少しだけ、――――……。
[マイダへ視線を向けたまま、小さく呟いた。
その声は誰にも届くことはなかったけれど。]
― 食堂 ―
ふわぁ……
おはようございます。
[早起きが基本の修道女の生活サイクルを知る者ならば、毎日朝食時になってから眠そうな目を擦りながら食堂へ現れる娘に、違和感を覚えるだろうか?]
ニイナ様、いつもありがとうございます……。
何か食堂へ運ぶものがありましたらお手伝いします。
[食堂を素通りし台所のニイナに会釈すると、手伝えることはないかと、まだ運ばれていないものが無いか尋ねた**]
2015/08/18(火) 01:34:28訂正
・親方のセクハラに耐えかねて口論になり、つかみ合いになった際に引き剥がしたら、たまたま後ろが階段で転げ落ちた親方は死亡
・親方は貧民街でそれなりの地位にあった為(地位の低い者への殺人は黙認される)、殺人の現行犯で追われる身となり、名前や服装を変えた
こんな感じですかね
/*
貧民街じゃ殺し殺される事なんて日常茶飯事で、死体を見る事には抵抗を感じない。
おまけに人を死なせてしまった事もあるので、殺す事へも恐怖を感じない。
娘にとっての真実は、“今日を生き抜き、明日も生きる”事だけ。
6人目、彫師 ランス がやってきました。
彫師 ランスは、憑狼 を希望しました。
やめろ、わかった、もう沢山だ、頼む
[怨み辛みに苦しみ痛み。お前らは確かに、死なずともよかった。
同情懇願開き直りに高笑い。てめえらは違う。失せろ、消えろ。]
7人目、牧師 キリク がやってきました。
牧師 キリクは、憑狼 を希望しました。
― 礼拝室 ―
これで、いいですか。
[かつては結社員の集会にでも使われていたのだろうか、他より少し広い一室。
雑巾を木桶に絞れば真黒な水が零れ、ばたばたとまばらな水音を立てた。
天井の蜘蛛の巣を払う所から始まり、床板から窓枠まですっかり磨き上げた。
空気を入れ替えようと開き放った窓からは夏の黄色く透明な陽光が差し込み、急ごしらえの祭壇をぬくめている。
祭壇とはいっても、長机に白いクロスを掛け、燭台と聖書を置いただけの粗末なものだ。
やはり十字架は必要だ。もう少し落ち着いたら用意しよう]
/*
あっぶな!挟まってた!
最初はおかあさんキャラで入るつもりだったけど、ご飯要員いっぱいいそうなので変更だよ。ミケルチップでショタキャラと迷ったけど、子供はギャグ以外で出来る気がしないよ!
専門知識が必要なRPは自分の首絞めるって、こないだ知ったばかりなのにね!
そして憑き狼希望だけど、今回半数以上が狼希望な気がするんだよね!
― 自室 ―
あー、クッソ寝覚め悪ィ。
[処刑を受けた者の正体が判る、霊能者。そう呼ばれる類の者…だった。
毎夜枕元に立っては言いたい事を言って去る、彼等を見届けるのが、自分の仕事だった。
その彼等が、騒動が終わって今更夢に出て来ては、泣き喚き叫び嗤い咽ぶ。
もうそんな力は残っていないから、自分の記憶が見せる夢だと、わかってはいる。
けど、わかっていたって気分のいい物じゃない。
それに、厄災をもたらした、仲間だと思っていた彼奴らの顔など、もう見たく無い。]
飯…食うか。確かニイナのやつが…
[彼女の兄もまた、夢の登場人物。つまりは、といえばわかる話か。
気丈に振る舞う彼女の姿に、勝手に心持ち救われている。
仮初めだとは、わかっていても。]
よいしょっと
[雑巾を絞った木桶を下げて立ち上がった。窓は開けたままで良い。
台所の方からいい匂い>>12が漂い始めている。
村を救った目つきの悪い結社員に言われ、数日前にここを訪れた時はただ、くすんだ家の亡骸だけがあった。
それが今はこうやって食べ物の匂いがし、どこかで空気が揺れ、挨拶を交わす声が響いて、寄せ集めの傷付いた宿り人と共に、家は再び家としての命を宿そうとしている。
これから、この場所で生きていく。
祈り、悼み、苦しみながらもゆっくりと前へ進んでいく。
それが人だから。
良い匂いがする所為か、急に空腹を感じた。
けれどまずは食事の前に、この桶と雑巾を片付けてこよう。
廊下を裏手へ向かいつつ、柔らかくなった床板を踏み抜いて勢いぶちまけた汚水に呆然とするのはもう少し後のこと]*
― 礼拝室 ―
これで、いいですか。
[かつては結社員の集会にでも使われていたのだろうか、他より少し広い一室。
雑巾を木桶に絞れば真黒な水が零れ、ばたばたとまばらな水音を立てた。
天井の蜘蛛の巣を払う所から始まり、床板から窓枠まですっかり磨き上げた。
空気を入れ替えようと開き放った窓からは夏の黄色く透明な陽光が差し込み、急ごしらえの祭壇をぬくめている。
祭壇とはいっても、長机に白いクロスを掛け、燭台と聖書を置いただけの粗末なものだ。
やはり十字架は必要だ。もう少し落ち着いたら用意しよう]
/*
キャラ予約された方が全員来ましたね。
キリク様は飛び入りさんかしら、それとも参加COされた方の中でキャラ予約されていない人?
そして牧師様か!
偽修道女としては是非とも絡みたいですねwktk
よいしょっと
[雑巾を絞った木桶を下げて立ち上がった。窓は開けたままで良い。
台所の方からいい匂い>>12が漂い始めている。
村を救った目つきの悪い結社員に言われ、数日前にここを訪れた時はただ、くすんだ家の亡骸だけがあった。
それが今はこうやって食べ物の匂いがし、どこかで空気が揺れ、挨拶を交わす声が響いて、寄せ集めの傷付いた宿り人と共に、家は再び家としての命を宿そうとしている。
これから、この場所で生きていく。
祈り、悼み、苦しみながらもゆっくりと前へ進んでいく。
それが人だから。
良い匂いがする所為か、急に空腹を感じた。
あの子はもうちゃんと食べただろうか。
ふと、未だ取れない包帯が痛ましい少女が気にかかる。
けれどまずは、この桶と雑巾を片付けてこよう。
廊下を裏手へ向かいつつ、柔らかくなった床板を踏み抜いて勢いぶちまけた汚水に呆然とするのはもう少し後のこと]*
/*
ランス-ニイナ
キリク-マイダ
で繋がりができそうかな。
どなたかと縁故できたら嬉しいけど、別にぼっちでも構わん(キリリ
/*
牧師ということは修道女との直接的な関わりはないんだよな
ただこいつは偽修道女なので、そのへんの知識には疎くて、牧師を聖職者と混同して敬遠はしていそう
/*
引っ込みがつかなくなったエセ牧師にしようかな?とは思いつつ、現状は設定が空っぽ。どう育っていくか楽しみだー
シリーズ第2弾の村に入るのも初めてで、前の方々とお会いできると思うと懐かしくてわくわく。
そして jamate さんというお方はどちら様でしょうか!他村で同村したことないし、ログ読みでお見かけしたこともないのでとっても楽しみなんですよ!
中身透け?うん、もう私は手遅れな気がするなあ!
他PCの中身は全然わからないのにねチクショウメー
/*
Q.なんでよりによってシスター?
A.ほとぼりが冷めるまでは別の存在になっていたかったから。娼婦とは程遠い存在であるほどバレにくいと思ったため
Q.シスターになりきるとか難しくね?
A.とりあえず聖職者は父と子と聖霊の御名によりてアーメンとか言っておけばいいと思っている
[人狼騒動の間の事は覚えている。
弔った犠牲者や処刑者や生き残りの顔も名前も思い出せる。
悲痛な叫びを、怒声を、懇願を。
思い出せるのにそれはどこか遠くで起きていたように実感がない。
けれど自分は自分の役目を果たすだけだ。]
……そうだ、それでいい。
[男はその手についたモノを拭う様に両手をこすり合わせる。
そして、こんどはゆっくりとベッドから起き上がった。]
[日に一度は食事をするけれど、出来るだけ人の多い時間を避けていた。ぼんやりと夢想する友の姿が、紅く滲む気がしたから。
……掃除や洗濯をして、それから、資料室に籠ろう。
刃物を使う仕事を避けるうち、時間があけば騒動の記録の整理をするようになっていた。
一度滅びたという、結社の支部。
その一室の古びた書棚はこの数日で清められ、新たな資料が加えられていた。聴取した記録だろう。
専門用語や言い回しは田舎娘には難しいが、いずれ改めて学ぶことになるのかな、と思う。ひとごろし、ではなくて、結社と名を付けて貰えるならば、また爪牙にかかっても構わないから]
[一人欠け、二人欠け。
病身の父も、幼い妹も死んでいった。
最期の日、吠える友の頬を伝ったのは、血だったのか涙だったのか。
素朴な信仰は、娘の救いにはならなかった。
それでも、きっと家族は天国へ行ったから、傍に居てくれるのはあの子だけだと何処かで思っているのも事実で。
修道女の身なりの少女を避けるように、他愛ない呟きと共にその場を離れた]
彫師 ランスは、狩人 に希望を変更しました。
― 廊下 ―
あ、ええっと、マコトさん、でしたね。
ええすみません、お願いできますか。
[声をかけてきた青年>>26が手伝ってくれるというのなら、ありがたく申し出を受けよう。
ささくれ立った床板の穴から難儀して足を引き抜くと苦笑しつつ雑巾を差出し、自身もこぼれた水を拭い始めた]
いやあ、おはずかしい。
床板が緩んでるなあとは気づいていたのですが、ついうっかりしておりました。
まさか、マコトさんより先に私がハマる羽目になるとは、はは、一番乗りは頂きましたよ。
[ニコニコと笑みを浮かべながらそういったが、喧嘩を売るつもりはみじんもない。
ただ、この青年はどこか心ここに非ずといった様子に思える、という本心がポロリと出ただけだ]*
/*
ううう、縁故振りまくりたいけど、ホント下手なんだよ縁故振り…振って貰うのは拾いやすいのに、こっちから振ると全然拾えないし…
同村縁故振りたいが…同村以外の過去縁故も欲しい…しかし全く思いつかないぞうおおおい!
─ 廊下→資料室 ─
そうね。だからあなたは気をつけなくっちゃ……、
[向こうの物音>>23に、ふと呟きが途切れる。
そっと物陰からうかがえば、黒髪の男がキリクに声をかけているのが見えた。──名はマコト、だったはず。ぼうっとして覚え違ってなければ。
牧師の姿にきゅっと眉が寄る。
もの柔らかな彼を見ていると、複雑な気分になって耐えられなかった]
むし、しよう……。
そうしましょう。
[心持ち足元に気をつけてチマチマと、資料室の方へ。
虚空に向けてしーっと指を立てれば、まるで幼い頃の遊びみたいで可笑しくて、少しだけ今を忘れられた。
覚束なげな小さい軋みを残して、そそくさと踵を返した]
8人目、酒場の女主人 ヤーニカ がやってきました。
酒場の女主人 ヤーニカは、C国狂人 を希望しました。
[その村は人が大勢住むには適さない狭い地だった。
だが廃れる事無くある程度栄え続けていたのは
幾つかの山道が交差する場所だったからだ。
人が行き交えば客を持成す商いが成り立つ。
特に疲れ果てた客を癒す寝所と酒と女。
女の酒場もこの規模の村にしては栄えていた。
行き交う客達の素性は聞かない。
何かから逃げている者達もいただろう。
だが詮索しないからこそ客は金を落としていく。
それで良かった。
その中に人を喰う化け物が混じっていた事で
村は滅び酒場は焼け、女が生き残った。
最後まで生に縋り付いた女の生き様は
意地汚いと思われるほどだっただろう。]
だってああなっちゃ、人間も人狼も、どっちが
化け物かわかりゃしないんだもの。
[死ぬのだけは嫌がった女は結社員になるのを拒絶した。
当然だ。
だが断ればどうなるか、明確な言葉は無かったが、
悲劇の後のせいか、
悲観的な予想しか出来ず頷くしか無かったのだ。]
ー 朝 −
[霧が出る朝も湿度が高いが、今日は髪がやけに張り付いて重い。
上手く纏まらない髪に、鏡の中の女は少し口を尖らせた。]
髪は女の命だって言うのに、これじゃ決まらないねぇ。
[溜息と共に纏めるのを諦め、
櫛を通すだけで部屋から出る事にした。
見渡す室内の調度品は質素そのもの。
連れて来られた当時は埃を被っていて使えそうに無かったが、
黒炭になった酒場にはもう戻れない。]
あたしを結社員にしようだなんて。
よっぽど人手が足りないんだね。
[守るべき場所はもうない。
それでも主だった事を忘れない様にと、
耳に真珠、唇に紅を引く。]
美味しそうな匂い。
本当はあたしが先に起きなきゃいけないのに。
朝がすっかり嫌いになっちまった。
[朝起きると村の端の大木にゆらゆらと揺れる人の姿があった。
それが化け物だったとしても。
揺れる姿は昨日まで楽しく酒を交わしていた人間だった。]
規則正しい生活をしてれば人間。
なら楽なのにね。
[祈りを捧げ続ける修道女や牧師までいる生活。
彼らも同じ命の上に成り立った命だと言うなら。]
神様って何考えてるんだろうね。
[呟きを部屋に押し込んで、まだ少し危うい道順を辿り
朝食の匂いの元へと歩き出した。]
/*
久しぶりの人狼騒動!!
しかも鬱鬱しい奴です。
人数増えてくれるといいなぁと思いつつ……。
アクが強いから仕方ないこの設定。
本当はおじいちゃんチップで1人生き残った村長と
ビッチ女と迷ったのですが、全開ドラちゃんだったので
女の子やりたくなったのですです。
― 廊下 ―
ありがとうございます、助かります。
…は?いえ、間が抜けているとは思いませんが。
[手際よく床を拭いていたのが、ふと手を止めた青年の問いかけ>>35に、すこし戸惑いつつ声を返したが、はっとその発言の理由に思い至り]
あ、すみませんこれは失言でした。そういう意味ではないのです。
そうですねえ…強いて言うなら、「手を繋いだ妹弟がぬかるみを踏まないよう心配るあまり、自分が馬糞を踏んでしまう」方のように見えます。
[こうやって手を貸してくれているところも、きっと優しさの表れなのだろう、と思う。
ただ初対面の時から、彼の声はどこか微かな遠鳴りを思わせて、声を発する彼自身は此処ではない何処に居るような印象を持っていた]
ご気分を害したならすみません。
天は我々小さな迷い子の足元までは守ってくださいませんから。ご自身のことも、ちゃんと見てあげてくださいね。
ああ!すみません、ついお節介を…
[話すほどどつぼにはまっていくようで、慌てて申し訳なさそうにぺこりと頭を下げた]*
− 廊下 −
[イイ男が2人床拭きをしている現場>>35>>38に出くわした。
掃除も料理も昔は誰より頑張っていた覚えがあるが、
そんな自分は何処に行ったのか。]
おはよう。
朝からお掃除頑張ってるね。
あたしも何かしないとね。
美味しいご飯食べるのに、相応の対価を払わないと。
[生きる為に働くのは当然だ。
ただ……これから生きる為に、何かの生死に関わる事になる。
その現実から目を背けるように、水を吸っていく雑巾と
働く2人に声を掛けた。]
/*
しまった先に遭遇してしまった。
普通に話しかけてくれたのに実は村焼いたよ、っていうのは辛い気がするのでやめておこう。
― 廊下 ―
ふふ、少なくとも私には優しく見えますよ。
おかげさまで、何とか片付きました。
[そう言って、雑巾を絞り切った。
まだ湿り気はあるものの、だいぶ綺麗になっている。
と、そこへ女性の声が>>39]
あ、おはようございますヤーニカさん。
今日の髪形はなんだか重量感がありますね。
[巡礼者として彷徨していたころ、道の交わる彼女の村には何度も訪れている。
もしかしたら、旅費を稼ぐために下働きをさせて貰ったこともあるかもしれない。
かつての彼女の村は、山奥にありながらさまざまな人が訪れるという、よそ者としては気楽でいられる土地で気に入っていたのだが]*
/*
ぐええ、マコトさんの色々拾い損ねた感!
ごめんマコトさん!
今の所、
ランス―ニイナ/ヤーニカ―クリスタ/マイダ―キリク
で若干強縁故つきそうな感じかな?
マコトさん&ヤーニカさんとは接触できたし、もうあと2,3本縁故結んでおきたいところ。クリスタさんとは聖職者つながりで触れておきたいなあ。
本心言うならもう全員義家族で良いんじゃないですかね。
[重量感のある髪型と指摘され>>42、
思わず髪を片手で縛った。
やはり面倒がらずに纏めれば良かったかと
思い直しても宛がわれた自室より台所の方が近い。]
そうなのよ。
カラッとした空気じゃないから、髪型気に入らなくてね。
ほら、その雑巾みたいに何だか髪が重くてさぁ。
[片手で髪を束ねたまま牧師へ笑い掛けた。
再会した時には正直驚いて
目も口も皿のように丸くなっていただろう。
何度か宿を利用してくれた客。
厳しい山道を顔を覚えるほど利用したと言う事は、
それだけ歩き続けていると言う事だ。
雪深くなり、山道が閉鎖された時は薪割りや
宿だけでなく、村の雪下ろしなどを手伝って貰い
幾許か給料を払った事さえある。]
あんた、結社員だったのかい?
[思わぬ再会に、そう訊き返したのは無理は無い。
だって彼が人狼騒動に巻き込まれているなんて、
そして生きて再会するなんて、偶然だとは思えなかった。]
これも神様の思し召しって奴かな?
[そう尋ねてから数日後。
無理に互いの境遇を訊こうとはしなかった。
問われれば話はしたが、記憶を薄める様に
重要な過去から避け続け、彼と自分がここにいることに
違和感は徐々に薄くなってきていた。]
やるべきことであり、最重要事項だものね。
住めるようになったけど、まだ掃除する所
いっぱいありそうだもの。
[牧師とは正反対に表情が乏しく見えるマコトの
返答>>43には呆れたように口を開く。]
マコトくんは欲がないなぁ。
あたしなんて意地汚いからご飯の匂いで目が覚めたのに。
[互いに抱えているものを見ないふりをして
大袈裟に首を振る。
ここで他人の傷に触れる事は自分の傷を抉る事である。
身体の傷は癒えても、心の傷が癒えない方が多い。
此処に来ているのに、人狼を認めない少女がいるように。]
…よく考えたら、そもそも私が泥水ぶちまけたのが原因で、「対価」にならないですよね、これ…
マコトさんもすみません、あなたのやるべきこと、コレじゃない気がしてなりません。
[青年の声>>43にはっとして思わず口走る。
もし片付けが終わっていれば、雑巾を受け取ろう]
本当にありがとうございました。
…もし、あなたのやるべきことがあなたの視界を塞いでいるのなら、そして、それを取り除きたいと思うのなら…
そのときは、お祈りをしましょう。
ときには、己より大きな者の手を借りることも良いものですよ。
こんなふうに、ね。
[そういって、ニコリと2つの絞った雑巾を振って見せた。
緩やかな挙動>>43や、暗示のような呟き>>41が気にかかった。
精度はともかく、無意識に人の仕草を読み取ろうとするのは、もはや職業病のようなものだ]*
掃除も良いけど、あたしよりスタイル良くなったら
3食スペアリブにアップルパイに、ロイヤルミルクティー
食べさせるからね。
[髪型の違いに気付かなかった事>>45を茶化す様に、
しかし瞳だけはやたら力を込めて片手を差し出した。]
そのバケツの水位捨ててくるわよ。
ご飯前にそれ位はやっとかないとね。
え、いいんですか?ええと、なんだか気が引けますが…
ああでも、おかみさんがそういうなら、お願いします。
[ヤーニカの言葉>>49に、躊躇いながらも素直にバケツを渡したのは、かつて彼女の宿で過ごした時の記憶もあった所為だろうか。
ここで会ったということで、詳しく聞かずとも何が起きたかは知れた。
それでも、村が焼けたと聞けばひどく残念がった。
15のころからほぼずっと巡礼崩れの旅暮らしだったこともあって、通り過ぎるだけとはいっても彼女の村は「馴染みの地」と言えるものだった]
ああいいなあ、アップルパイ美味しいですよね。
私も是非ご相伴にあずかりたい。
[そう言ってくすくすと笑った]*
/*
キャラチップに引っ張られてどんどんフニャフニャになって行く!
1d以降大丈夫か!?
しかしプロローグのほのぼの描写には最終日並みの全力出すのが私のジャスティス。
絶望が際立つじゃろ?(ゲス顔)
これ位しとかなきゃ。
あたしより若い娘が一生懸命働いているんだしね。
[おかみさん、と呼ばれて>>50、目を閉じながら微笑を浮かべた。
もう呼ばれる事は無いと思っていた呼び名。
懐かしさと寂しさ、だけでは無い苦い苦い圧倒的な
闇が宿を焼いた炎の様に襲って来る。]
あんたは相変わらず呑気だね。
気が向いたらおやつで作るよ。
若い娘たちも嫌いじゃないだろう。
[旅の疲れを癒すのに、甘味は人気だった。
ちょっとした脅しに使ったつもりだが、
食いついて来た事に閉じていた目を開けると、
今度こそ正しく笑って見せる。]
[胃がもたれると答えたマコトに>>53、
それじゃ益々食欲無くなるじゃないかと上手く行かない
計画に眉間に皺が寄りそうになった。]
そうなる前に胃を鍛えておいておくれ。
[折角食事を取る気になったマコトを止める事はしない。
黒い水の溜まったバケツの重みに、日常を感じながら
行った行ったと手で早く行けと示す。]
……知り合いって言えば知り合い。
山の方の道を良く使う旅人は結構知ってるよ。
[焼けた灰の中にしか無い思い出を探しながら、
昨日の夕食を聞く様に尋ねて来たマコトに返す。]
/*
んー
気づかれなかったのかスルーされたのか後で反応するのか知りたいかなぁ
困ったな、キャラが入ってこなくて動けない #もう少し考えてキャラ設定作りましょう
[一期一会。
二度と会わない客もいた。
その旅人の道の先がどうなったのか、知る術は無いけれど。
牧師のように何度も顔を会わせると、
次に会えないかと願う様にもなる。
生きていると確認出来れば胸を撫で下ろし、
ツマミの一皿もサービスして
またこの酒場を宿木にしてくれるよう祈る。
その繰り返しの中。]
あの娘は、無事に生きてるのかね……。
[一度しか会わない客もいる。
それでも印象深い客はいる。
よくここまで逃げて来たとしか言い様の無い姿をした娘>>37
人買いだろうか。
厄介事だと判っていても、こんな若い娘を放り出す事なんて
出来なかった。
恐らく母になれると判った高揚感と妙な正義感からだろう。
ただ匿った娘が宿を出てからどうなったか。
生きていればいい。
時々思い出しては願っていた少女が、奇妙な巡り合わせで
再会していた事にはまだ気付いていなかった。]
あたしは山の酒場兼宿屋をやっててね。
そこで結構贔屓にしてくれてたお客さんだったんだよ。
じゃあ、また後でね。
[隠す様な事では無い。
ただ焼け崩れた灰を抉らなければ喋れないから。
痛みを誤魔化す為に、話はそこでおしまいと切り上げて
バケツを手に目的地を一時変更し、立ち去った*]
知り合い…知り合い…ですね、たぶん。一番近いのは。
昔、旅をしていたころ、何度か彼女の宿にお世話になりました。
宿泊だけでなく薪割だとかを手伝わせて貰ったり、便宜を図って下さったんですよ。何せ貧乏旅でしたから、それがありがたくって。
[何度もあの地を訪れた理由はそれだけではなかったかもしれない。きっと、なんだか安心できたから。
けれど、そこまでは口にしない]
…そうそう、ヤーニカさんのアップルパイ、マコトさんも一度食べてみるべきです。
ヤーニカさんの気が向くように、天に祈っておきましょう。
[そう言って、一足先に朝食を取りに行くというマコト>>53と、バケツを手に去るヤーニカ>>58を見送った]**
/*
ヤーニカさんがカッコええ…!(フルフル
めっちゃ適当だけどこのカッコよさはおそらく村建て様と見た。
ランスさん来たけどちょっと状況整理&リアル都合で離脱です
マイダさんが縁故振って下さるというのなら、振り易いようにこっちの来歴まとめるのじゃー!
/*
15歳(12年前) 家族病死
↓
エセ修道士として放浪(ヤーニカと知り合う)
↓
24歳(3年前)マイダの村に流れ着く・改心
↓
27歳(数週間前)人狼騒動勃発・本格的にお勤め開始
↓
数日前 この支部へ(目つきの悪い結社員)
うーん、23歳くらいにしとけばよかったか…こんなに頭がゆるきゃらになるとは…
[牧師も何1つ嘘は言っていない>>59
それなのにマコトに対し、何処か居た堪れなさを感じてしまう>>60
泳ぐ目を見ながらこちらも笑う。]
そう、凄い偶然でしょう?
あたしの亭主になれって事かしらね。
[そんな薄い冗談しか言えなくなっていた事に驚いた。]
― 騒動前/とある宿の酒場>>37 ―
あ、ありがとうございます……。
[>>57匿う事を承諾してくれた主へ、何度も礼を言った。
どこか隠れるに丁度良い場所があればそこへ、無ければ変装させて貰うなりしたか。]
[それから間もなく、ガラの悪い男達が酒場へ押し入って来た。
身なりから、山道のひとつを下ったところにある貧民街の自警団。
貧民街は無法地帯。けれどそんな場所の自警団が動くということは、それなりに大きな事件があったということだ。]
[男達は酒場内を軽く見て回ってから、主へ「こんな娘を見なかったか」と、絵が描かれた紙を見せた。
絵は非常に雑だったけれど、匿った娘を描いたものである事は、こうなるまでの流れから明らかだろう。]
……本当に、ありがとうございました。
[やがて自警団が酒場を去ると、改めて主へ礼を言いながら、腰に下げた薄汚れた袋を開いて、僅かな金を主へ差し出した。]
お礼をしたいのですが、今はこれしか持ち合わせがなくて……
……あの、こちらで働かせていただけませんか。
配膳でも接客でも料理でも、何でもできます。
服や髪型を変えれば、さっきの人達には気付かれないと思いますし……。
[それは暗に、「匿って貰った分働くから、自分が来た事を他者に黙っていて欲しい」とも告げていたけれど、主は何と答えただろうか。]
[あれからそう遠くないうちに、この場所で、再び彼女と会うことになった。
あのときと身なりが全く違うから向こうは気付かなかったかもしれないけれど――
“初めて”顔を合わせたときは、思わず口元を抑えて目を見開いてしまったものだ*]
何だかねぇ。
空もこのバケツみたいな色してるね。
[外に出れば空を走る雲の色は重く、それなのに早い。]
嵐でも来るのかね。
ここらの気候の癖は全く読めないよ。
[酒場のあった山々の空気はある程度は読めた。
客たちが少しでも楽になる様に、危険から避けられる様に
忠告したものだ。
だが数日でこちらの空気を読める筈は無い。
ただ重い雲と湿った空気を運ぶ風に、嵐は来そうだ。
バシャリと水を捨て、井戸からの新しい水でバケツを洗うと
また室内に戻ろうとして、不意に食堂へと外から近付いた。
誰かいるだろうかと覗き込んだ窓ガラスをコンコンと叩く。
マコトはもう食事を始めていただろうか。
他に人がいれば口の形だけで問い掛けた。
今日は何? と**]
/*
当時貧民街もまた人狼の噂が流れていて、貧民街の住民から当り散らされて自警団もピリピリしていた。
そんな中、殺人事件?が起きて、犯人らしいクリスタを人狼ということにしてしまえ、と、ありもしない人狼疑惑をでっち上げている。
なので自警団は余計にクリスタを逃したくない。
うむ、強引に人狼へ絡めてみた。
― ??? ―
[貧民街は、半年ほど前から人狼の噂で持ち切りだった。]
[この街には人狼がいるらしい。
ただでさえ殺傷沙汰が日常茶飯事なのに、その上人狼の爪牙にかかる可能性まであるのか。
住民たちは怯え、そしてろくに街を取り締まろうとしない自警団へ当たり散らした。
苛立った自警団の一人が、貧民街の酒場で「もう誰でも良いから人狼って事にして吊るしちまえばいいんじゃね?」と、魔女狩りのような事をぼやいたくらいには、噂は大きくなっていた**]
―― 台所>19 ――
ん?あ、おはようクリスタ!
今日も眠そう?
ご飯食べた後ならきっと目が覚めるよ!
[修道女さんって、こんなに朝眠そうにしたっけかなー、なんて何時も思うけれど。
クリスタが眠そうにしているので、きっと朝はこんな感じなのだろうと勝手に納得。
首を傾げながらも、目が覚めるようにそう言って]
じゃあ、来た人に皿にいれたシチュー持ってってもらえるかな?
[手伝えることはないかと言われれば、シチューの配膳をお願いしようと。
こちらは水をコップに入れておいたり、スプーンを人数分揃えてみたり]*
― 廊下 ―
[ベッドの上でうだうだしていたのを切り上げて、廊下へ出た。
首を回しながら歩くと、ゴキゴキと嫌な音を立てて軋む。]
休めてねぇな、やっぱ。
[助けてもらっておいて何だが、結社とか割とどうでもいい。そう思っているつもりだった、来てすぐの内は。
けれど内心はそうではなかったらしく、夜な夜な見る夢の中、
「仇を取れ」「それこそが償いだ」彼等が訴え、責め立て、
「いいのか放っておいて」「犠牲は増え続けるぞ?」彼奴らが嗤う。
生々しい息遣い、流れ落ちる涙、覗く牙、目の前に迫るソレらに手を伸ばしても届かなくて、そこで夢から醒める。
そんな夜を繰り返す内に、結社員となり人狼を滅ぼす事へ救いや赦しを求めているのだと、そう気付くのに時間はかからなかった。]
飯食ったら今日もやるか。
[だから今は、結社の本隊とやらが来たらさっさと認めてもらえるように、文献を読み漁り身体を鍛えるのを日課としている。]
/*
ランスさんも霊能希望?他のものかもしれないけれど。
ちょっと下書きして鳩移行
ううん、これくらい平気平気!
へへー、ありがとうランスさん!
[美味いと言われれば笑顔を浮かべ]
あ、ランスさん!おはようございまーす!
[見慣れた刺青の入った顔へ向けて笑顔で挨拶。
やはり知っている人が近くにいるというのは気が休まる。
まだ知り合ったばかりの人も多く、どう接するべきか迷うこともしばしばなのだ]
ううん、これくらい平気平気!
へへー、ありがとうランスさん!
[美味いと言われれば笑顔を浮かべて、こちらこそとお礼の言葉を]*
―― 資料室 ――
[朝食も終わった頃だろうか。
もしマイダを最後まで見かけなかったなら、シチューと堅焼きパンをのせたトレイを持って資料室へ]
マイダー、いるかな?
[ノックして入ろうとしたけれど、彼女は果たして中にいただろうか。
いたなら、彼女へ朝食を差し出しただろう]**
― 回想 ―
[15の歳に、家族は死んだ。流行り病だった。
両親は全てを教会に寄付したが、神様は助けてくれなかった。
土も水も病んで、誰もが故郷の村を捨てるしかなかった。
1人生きていく道として、修道院にはいることも出来た。
けれど、空っぽの器を拝んで生きるなんてくそったれだった。
浮浪生活をする中で宗教人を騙ったのは、ささやかな復讐もあった。
敬虔な信徒のふりをして、愚直な信者の施しをいわば掠め取る形で旅を続けた。
日曜学校は欠かさなかった子供時代のお蔭で、一応の知識はある。
通りがかった村で乞われれば、穏やかな声で適当に題目を唱えた。
そして故郷から持ち出した聖書を開いては、あの病に呪われろ、と胸の内に吐き棄てた。
教会には近寄らなかった。聖書を枕に野宿をする方が多かった。
信じるものらしい微笑みを装いながらも、修道院でも教会でもない、あくまで酒場兼宿屋を止り木にする自分の本性に、果たして女将は気付いていただろうか。
聖職者を騙りながら、実直とは程遠い根無し草の生活を10年ほど続けた]
[そして3年ほど前のこと。
何故ばれたのか、ある村の年老いた牧師に一目で嘘と見破られた。教会に引っ張って行かれ、大層叱られた。
それから、その牧師は祈ってくれた。
この者の罪を悔い改めさせ、新たな道を照らしめしたまえ、と。
その祈りは、純な祈りだった。
叶う叶わないではなく、ただ祈ること、その潔さに強く惹かれた。
言われるがまま牧師の横に膝をつき、見よう見まねで頭を垂れた。
低くかすれた静かな声に耳を傾けるうちに、こうありたい、というおぼろな思いが胸の中にしこりとなって、気づけば嗚咽を漏らしていた。
変わろうとした。
神は相変わらずがらんどうであったが、まずは祈りから始めた。
明日の糧、穏やかな心、変わらぬ暮らし、充分な陽光と少しの雨。
考えてみれば、この世界に対して人はあまりに無力だ。
いつのまにか、雑用をしながら教会に暮らすようになっていた。
祈りを通して、自分の本当の願いと、それでもままならない世界の姿に、少しずつ向き合い始めた]
― 礼拝室 ―
[やがてあの忌まわしい事件が起こり、恩師は死んだ。
それからは後を継ぐ“牧師”として、狼に殺されたもの、人に殺されたもの、残された家族のためにひたすら祈り続けた。
それを偽善とみる者もいないではなかったが、また喜んでくれる者もいた。
それでいい、と思っていた。
彼らは自分達の祈りが何処かへ届くと信じたいのだ。
何の保証もない明日に、あの世に、無力な人はそれでも僅かな願いを託さずにいられないのだ。
たとえ実を結ばずとも祈るという行為それこそが誰かの心を救うなら、それでいい。
彼らの真心を騙すことだとは気づきながら、“善良な牧師”を演じる中で、自身の背信は脇へ押しやってしまった。
そうして彼らに託された祈りは、注ぐべき器を見つけられぬまま]
今になって、後悔するなんて、ね。
[ぽつりとつぶやくと、部屋を出た。
だいぶ遅くなってしまったが、朝食は残っているだろうかと少し早足]**
/*
な げ ぇ
要は時間軸さえ伝えればいいはずがどうしてこうなった。
ほんわかした笑みを浮かべつつ腹黒感が拭えない素敵なチップがすべて悪い(言いがかり)
そして年齢設定間違えたせいでクズ度が上がってるばろす
彫師 ランスは、おまかせ に希望を変更しました。
[逃亡者である自分には、帰る場所など存在しない。
だから村から村へ転々と旅をしてきた。
森の中で行き倒れの――――を見つけて、服を始めとした持ち物を頂いたこともある。
何もない。
帰る故郷も、自分を待つ者も、気にかける相手も。]
あ、……ヤーニカ様。
[いや、いた>>66
ニイナが対応したので>>72、自身は何か声をかけることはしなかったが。
窓の外にあった姿は、その逃亡者を助けてくれた女性。
あのときは、クリスタとは名乗っていなかった。かといって他の名を名乗るでもなかったけれど。
きっと二度と会う事は無いのだろうと思っていたけれど、まさかここで生活を共にすることになるとは。
彼女は気づいていないようだったので、“修道女のクリスタ”として、今は接している。]
[人と深く関わりと持とうとしない娘が、彼女のことをつい目で追ってしまうのは、受けた恩からか。]
/*
夜遅いのは、主に夜に仕事をしていたから。
その習慣が抜けていない。
まあ真っ先に起きて朝食用意するとかそのへんの意識がPL視点で抜けてたから後付けの設定なんだけどね!!!!
修道女 クリスタは、おまかせ に希望を変更しました。
/*
なんとなくおまかせにしてみたよ。
憑狼でも能力者でも、まあなんとか対応できる……はず……。
ほらあれだ、娼婦やってたからそのへんの種が発芽して云々とか #おいやめろ
/*
年齢は18〜19かなぁ
だいぶ幼く描写されているからもうちょっと下でもいいんだけど、どうしても自分のチップがマイダ様より年下に見えなくt
/*
憑狼引いた場合は追ってきた自警団に食われた事にするか。
折角逃亡してる設定だしね。
自警団は娘を追いかけているうちに本物の人狼に食われて成り代わられちゃいましたと。
─ 資料室 ─
あんまり高い所は、ダメよ。
届かないと不便でしょう。
[虚空を見上げて、たしなめる。
妹は手伝えないと拗ねるから。……もういないけれど。あぁ、でも小柄なニイナがいたか。
左肩がズキリと痛んで、今と昔が頭の中でチカチカ瞬く。
まだ収められていない資料を、時系列や内容別に揃えているところに、ノック>>75の音が響いた]
……。はぃ……、
[またニイナかな、とおずおず戸口へと。
騒動中いろいろあったろうに、少しずつ明るさを取り戻して気配る少女を見ていると現実に帰らなきゃ、という心地がして、笑顔ではなく素の表情になりがちだ]
あの。
ごめんね、ニイナ……ありがと。
[予想通り、トレイに朝食を持ってきてくれたニイナに頭を下げる。
これで今日は食事にいかなくていいな、なんてホッとしてしまう自分が情けない]
ぁ。……お、おはよう?
[下がり眉で遅れた挨拶は、少々間が抜けていた]
/*
Service Temporarily Unavailable
The server is temporarily unable to service your request due to maintenance downtime or capacity problems.〜〜〜
ってなる率な!返事が書けない!んだが!
つか一回消えたorz諦めてメモ帳使うか…
役職希望迷う、喰うか喰われたいー
9人目、善人 レーナ がやってきました。
善人 レーナは、村人 を希望しました。
[彼女はいつも柔らかな表情を浮かべていた。
“人狼騒動の生き残り”、そういって集められた人の中にあっても、彼女は──レーナは、明るく優しく、皆に接していた。
彼女の村は、彼女だけを残し、全滅したという。
それなのにどうして笑っていられるのか。
柔らかながらもやや陰のあるようにも見えるその表情に
彼女の優しい気質から、心配をかけさせまいと無理に笑っているのだろう、と思う人もあっただろうか
『私は皆さんが心配なんです』
『私は皆さんにもう一度笑ってほしいのです』
『だから何かあったら、なんでも言ってくださいね』
[ここにやってきた頃、皆の前でだったか、レーナはそんなことを言ったことがあった。
心配そうに眉をハの字にしつつも、安心させるように笑いながら。
自分のことよりも人のことを優先する、レーナはそんな人間であるらしかった。]
──朝・結社内大部屋──
パンッ
[タオルを広げると小気味よい音が鳴った。
それを窓の近くに張ったロープへと掛ける。
ぽんぽん、と手で叩いた。
レーナは洗濯をしていた。
朝ご飯はニイナが作ってくれるおかげで、朝は時間がある。
かと言ってゆっくり寝ているのも性に合わないようで、何か仕事を見つけては朝の時間を使っていた。]
……うーん、嫌な天気だねー……。
[空を支配しつつある黒雲を見上げて眉を寄せる。
これじゃあ洗濯物が乾かないじゃないか、なんて思いながら、室内に洗濯物を干していく。
黒雲のように迫り来る気配は未だ知らず。*]
─ 回想 ─
[母は妹と引き換えに命を落とし、父は長患い。
蓄えを切り崩しながら生活は支えあえても、心の拠り所は乏しかった。
看病や家事の合間なにかと気にかけてくれた友と、静かに道を説く牧師の声>>78が、娘の小さな世界の中心だった。
身を慎み、祈り、日々を生きる。
そうしていれば、善良に幸せにいられると信じていた。
村の牧師は信頼篤く、神もまたあられるのだと、単純に信じた]
牧師さまったら、今度は病人でも酔っ払いでも犬猫でもなくて牧師さんを拾っていらしたのです?
……えぇと、初めまして。マイダと申します。
こっちの子は、フィリーネです。
[3年ほど前に男が教会に住み着くようになった時、"若い牧師さん"はあっさりと受け入れられた。
娘も牧師の進退を気にしたくらいで、牧師に対するようにキリクを尊敬の目で見上げ、変わらず母の安寧と大切な人々の幸せを祈っていた]
[狼の遠吠えが響くまでは]
皆いなくなったのに……何を、祈ればいいの。
夜が明けたら、私たちは、死んだ皆は、救われるのですか。
[家族も牧師も次々に命を落とし。疑心暗鬼と死が村を満たす。それでもキリクは、変わらず祈り続けていた。
初めは、感謝した。続いて、すがった。
そして最後に、ボロボロで血に塗れた娘は、恨んでしまった。
無惨な現実を救ってくれない神を、無力な祈りを、揺らがないように見えたキリクを。
結社員に諭されるまで治療すら拒んでいた娘は、キリクから目を背けたまま今日に至っている*]
/*
アリス:電波な人(おまゆう)
クリスタ:修道女……(じんわり不信)
マコト:ぼんやりしてる(おまゆう)
ニイナ:いい子。私も現実とたたかお……(鬱)
ランス:ニイナのお兄ちゃん的な
キリク:八つ当たりの自覚はあるけど恨んでる
ヤーニカ:ぅゎ都会の風っょぃ(素人娘感)
レーナ:自分の手を汚してるかで態度変えよう
こんな感じで。
― 貧民街自警団の手記より ―
[×館(掠れていて読むことができない)の主が死亡した。
館の階段から落(この辺りはぐしゃぐしゃと消されたような跡がある)獣に襲われはらわたを食い破られたことが直接の死因である。
屋内での事件であることから、人狼によるものである事は間違いない。
目撃情報から、従業者である××××を人狼と断定。
長い銀髪に青の眸が特徴の娘だ。
××××は現在逃亡中につき追跡を進めているが、山へ逃げ込んだため足跡を追いきれず捜査は難航している。
だが我々自警団は諦めない。
必ずや捕獲し、住民の見ている前でその首を落としてみせよう**]
/*
そもそも村勝利の場合、一人だけ残して全滅って通常編成だとシステム的に無理なんですよね……
レーナ様憑狼なんでないのっていう(システムメメタァ
/*
はい、飛び入り失礼しまーす……|ω・)
入ろうかどうか迷ったのですが、PCが思い浮かんだので思い切って……!前回に引き続きよろしくお願いします。
でも上手く動ける気が全くしないので先に謝っておかないとという……が、頑張ります……
/*
だめだ、自分で決めたけど善人って肩書きに笑ってしまうwwww
善www人wwwってwwwwwww
……何か良い肩書きないかな……肩書きいつも迷います……
/*
誰かと同村縁故あるといいかなーと思ったけど、ヤーニカ様とは既に切れてるしマコト様とも難しそうかなー
むーん
アリス様に振ってもいいかなと思うけど、このへんは村建て様のお返事待ちか
/*
何しろこいつは人同士の繋がりというものに対して特別感とか持ってないんですよねー
繋がれるのは体だけ。
このへんの思考がマコト様とうまく絡み合う気がしないのが致命的な致命傷
同村しててもそれを活かせる気がしなくてですね<(^o^)>
― 回想 ―
え、私って酔っ払いや犬猫の感覚で拾われたんですか!?
うーん、ちょっとそれは…なんというか……
まあ、でも、しばらくお世話になります。
まだまだこの村にとっては新入りですが、よろしくお願いしますね、マイダさん、フィリーネさん。
[幼い姉妹に初めて声をかけられた>>89のは、まだ見知らぬ村になじめるか不安も大きかったころだ。
だから、結構嬉しかったのを覚えている。
病気の父親を抱えて家を守るその姉妹の、かつて姉と同じ年齢で家族を亡くし、妹と近い年齢で弟は死んだ。
だからどこか人ごとに思えなくて、ちょくちょく気にかけ、もしかしたら父親の介添えを手伝ったこともあるかもしれない。
もっとも、姉の良き友人が既に大きな支えになっているようだ。
そうやって助け合って生きる人々を、心底好ましいと思った。
老牧師の人徳もあってか、覚悟していたよりずいぶんあっさりと村に受け入れられた。
一度踏み外した人の倫を少しずつたどりながら、このままここで暮らしていければ、なんて思い始めていた。
狼の遠吠えが響くまでは]
[血の匂いの淀む村で、亡骸に祈りを捧げ土をかける。
同様に血の匂いをまとった娘>>90に、望む答えを差し出すことは出来なかった。
ただ、自分自身が望む自分の姿を忘れ、荒んだ生き方を送ることの無いように、と口に出すのが精いっぱいだった。
一度は縋ってきた彼女の思いを裏切ってしまったという痛みに、泥だらけの手で胸を抑えた。
目を背けられ、己が信心の限界を思い知らされた。
けれどきっと、彼女の苦しみは遥かに大きかっただろう。
失ったものの重みが違う。
人狼であったとはいえ友を手に掛けた―……
師ならなんと答えただろう。
無慈悲な現実を肯定するか?あくまで理想を説くべきか?
彼女の拒絶を無視して手を差し伸べることは、逆に彼女を苦しめはしないか?
例え嘘とばれていなくとも、人の信仰心を騙したことをあれほど悔やんだことはなかった。
今も側に居ながら、ろくに目を合わせることも出来ないままだ。
折に触れて脳裏をよぎる包帯の白は、ちりちりとひっかくような痛みを残していった]*
/*
レーナさん・ヤーニカさん・ランスさんあたりが狼希望と予想。
クリスタさんのは寧ろSGへの伏線な気がする。
これはじかれ占師ワンチャンあるで?
―食堂―
[ふと気が付くと見知らぬ――否、見知った食堂の扉の前に立っていた。
お似合いですよ、とヤーニカ>>62に社交辞令以外の何物でもない言葉を返して、それからすぐに食堂へ向かった筈だが、男はまたぼうっとしていたらしい。]
おはようございます。
[食堂にすでに居た人間に目を向ける事無く挨拶を口にして、すぐに奥の台所へと向かう。
まだ温かいシチューを皿へとよそい、そこにあった椅子に腰かける。
行儀が悪いと誰かに言われたかもしれないが、食堂には行かずに台所で食べるのがここに来てからの男の習慣。
シチューに手を付けぬまま、男は暫くかまどの中の残り火を見詰めていた。**]
― 朝・食堂 ―
[けっこう遅れて朝食を取りに行ったとき、ニイナは既に資料室に向かった後だっただろうか?>>75
その場に誰かいれば挨拶を交わしつつ、台所を覗き込んだ]
おはようございます、シスター・クリスタ。
ああ、あの、自分でやります、遅れてすみません。
[そう言ってシチューとパンを椀によそう。
ここへ来て修道女の姿を初めて見たときには、こちらの信仰心がかけていることに気づかれはしまいかと不安だった。
けれど、様子をうかがう限り、あまり厳格な信者と言うわけでもなさそうだ。
人狼騒動ののちに修道院にはいったばかりなのだろうか、と思い始めていた。ただ、なんだか避けられてる気がしなくもない]
そういえば、今朝やっと礼拝室が大体整いました。
これでお祈りや告白を望む人がいれば、いつでも使えます。
そうだ、こんど裏手の木を伐って祭壇用の十字架を作ろうと思っているのですが、手伝っては頂けませんか?
[シチューの椀とパンを手に台所を出ながら、そう尋ねた]*
/*
どうでも良いですが司祭ドワイドさんチップを選択しなかったのは、狼引けてうっかりニイナさんとか噛んだ時に腹筋が死ぬからです。
編成どうなるのかな?
9-8>6>4>ep
10-9>7>5>3>ep
あと一人増えなければ1狼1狂っぽい?
よ。
[よく知る笑顔>>74が目に入れば、口元を緩めて返す。
彼女を守る、とまでは言えなくても安心させるか、せめて不安はかけないように。彼女の兄の言葉こそが自分の意思、なのだろうと。
確かに初対面の人より気は楽だ、]
おはよう、クリスタさん。それとありがとう。
その、様付けなんかしなくていいんだが…無理にとは言わねえけど。
[薄い青の綺麗な彼女>>83とか、様付けに大きな隔たりを感じてつい訂正を試みてしまうし。柔らかな視線に悪い印象はないのだが。
そうやって受け取ったシチューを食べ、礼を言うとまた返ってきた笑顔>>74には]
ん、あんま無理すんなよ。倒れちゃ世話ねえから。
[気遣う言葉を返して、食事へ戻った。
シチューもパンも、美味い。]
― 人狼騒動にて ―
[村の半数近くは、娘が手にかけた。
「呪われろ」「よくもあの人を」「許さない」
浴びせられる怨嗟は、人数の減少と共に少なくなっていった。]
誰かがやらなければいけないことを、しただけでしょう。
こうやって処刑しても生き残れるとは限らないでしょうが、しなければ死ぬのですから。
――穢れることなど……今更、私が恐れたって仕方がありませんもの。
[また一人怨嗟を零しながら崩れた村人を、感情のない目で見下ろしながら娘は呟いた*]
<処刑トラウマもちの人が多くて自分若干浮いてる感があるけど、
私がそれやると前村と 完 全 に 一 致
になるので、今回はパスの方向だよ
/*
フィリーネって親友と妹どっちなのか分かりにくかったかも?あわわ……と思ったらキリクさんが上手いこと纏めてくださったのでした。
兄弟殺しから変更してゴチャゴチャになってるよ、しっかりしろ……!
[使い終わった皿を出されれば、それを台所へ持ち運び洗う。
自身の食事はその後で、昼食の準備の前に台所で摂ればいい。
修道女としても女としてもかなり行儀が悪いが、娘はごく当たり前のようにそうしていた。]
[そしてここにも、台所を食卓にしている男が一人>>94]
おはようございます、マコト様。
[下げられた皿を洗う手を止めることなく、墓守の顔を見ることもなく口にする。
娘の対応は、塩のような態度を気にするような相手ではないと思っているからか。]
[目を合わされずとも全く意に介していない様子で、手が空いた時に水を入れたコップを男の近くに置いた。
ふと、彼が見つめる先の、揺れる赤と黄色と橙に気つき、娘も少しの間だけそれを見つめる。
その視線は、怪訝そうなものだったけれど。]
……おはようございます、キリク様。
[やがて現れた牧師の男>>95に、若干目が泳ぐ。
シチューとパンは彼が自身でよそっていたので、娘は水の入ったコップのみ用意して、台所を出る彼についていく。]
はあ……ええと、ありがとうございます?
十字架は……手伝う、だけでしたら。
[自分でもびっくりするほど薄い反応である。
神に仕える者である彼なら、きっととっくに気づいているのだろう。
今は気づいていなくとも、いずれは気づく。
自分が修道女などではないことに。]
[他者を様付けにしている理由も、そこにある。
とりあえず様を付けておけば役職者への呼称をいちいち気にしなくてもいいだろう、と*]
― 牧師との初対面 ―
……牧師……様?
[同居人となった彼の肩書きを聞いたとき、ぴくりと震えた娘の肩を、彼は見ていただろうか。
そして、]
ええと……
神父様ということでよろしいのですか……?
[頓珍漢な問いが口から出た。
不審がられたなら、「まだ新米で、宗派などに詳しくなくて」と誤魔化そうとしたけれど、随分お粗末な対応だ。
以来、娘はなんとなく彼を避けるようになっていた。
正式な結社員となって身分が確立されるまでは、自身の素性を暴露されたくはないから**]
/*
ありがとうクリスタ!
滅んだ村の仲間が増えるよ!
しかし、この二人が生き残る村ってだいじょうぶなのか。自滅して言っている予感がする。
/*
こいつは「火なんかじゃ穢れなんて浄化できねーよ!」って思ってるだろうし、そのへんでうまく絡めていければとおもっている
[人狼騒動に遭ったこと、それを感じさせないレーナだが、
ふとしたときにその爪痕を感じさせることがあった。
周りに以前からの知り合いがいたならばわかったかもしれないが、どうやらレーナは、以前の記憶が曖昧になっているようだった。]
『……ごめんなさい、わからないんです……』
[そう誰かに言っているのを聞いた人もいるかもしれない。
村人以外の知り合いのことは、あまり覚えていないようだった。]
……大丈夫、だよ。
ここにいれば大丈夫って、連れてきてくれた人も言ってたじゃない。
[何かを思い出したのか顔を曇らせる。
自分自身に言い聞かせるように呟いた。]
……私は………
[普段はしない険しい表情。
無意識にか、胸元で揺れていた赤い石の首飾りを、ぎゅっと握った。*]
/*
暴露されたら自警団につき出される→貧民街に戻されて有無を言わさず処刑されると思っているので、その前に「クリスタ」として結社員になりたい。
結社員によって人狼ではないことが保証されれば、もう自警団に追われる理由はなくなるから。
/*
貧民街では今日を生き延び明日を生きることだけが真実だったので、こいつは「生きる為に生きている」。
感情らしきものを表に出すことはほとんどなく、表情にも乏しい。
ただ、そんな自分が唯一感情的になったのが、娼館の主を殺したとき。
心まで誰かのものにされる事を嫌がった。
うん……現状矛盾はしていない……よね……?
─ 資料室 ─
手が足りない時は、言ってね。
洗い物なんかは、手伝えるから……。
[ニイナからトレイを受けとり、そう伝える。
食事はニイナやクリスタらが作ってくれるし、水場を回らずに来たからレーナ辺りが洗濯も済ませているかもしれない。やれる事をして、なるべく休んでいたくない]
……半分こね。お行儀よくしなくちゃいけませんよ。
[トレイを机に上げて、妹に向けているのか友に向けているのか曖昧な言葉を虚空にぶつぶつ呟き、ふと振り向いた]
そうだ、能力者の統計を取った記録が見つかったの。
余裕があったら、ランスさんに言付けて貰えると嬉しいのだけど…。
[彼女が慕うグサヴィエがこの間探していた資料を思い出したからだった。受けて貰えるなら、手渡してホッとして見せただろう*]
/*
売られたばかりの頃は客商売ができないから、先輩の働きを見たり部屋の用意をするとかの下働きだったのかと。本格的に働き始めたのは10代前半から。
[ずちゃり、と血に濡れた手が滑る。]
浄化しなくてはいけない。
浄化しなくてはいけない。
…………いけない。
[震える声で、震える手で。
祖父が犠牲者にそうしていたように、今は犠牲者になった祖父の身体を集める。
「ヤメロ」とか「ホントニシッカリシテクレ」とか、友の声が聞こえるが意味は分からない。]
うるさい、しっかりしている。
[祖父の死に動けずにいた男は、その時からひたすら『墓守』としての役目を果そうとし続けていた。]
/*
もしかして:また豆腐メンタル
あれですね、他の議論が白熱する中、寡黙気味且つ無難過ぎステルスして生き残ったみたいな人です。
手が回んないからほっとこみたいな。
炎は穢れを浄化するんですよ。
[独り言のように呟く。
男が村を燃やし尽くそうとしていたことを彼女は知っているのかどうか。]
前に少し話ししたでしょう。
変わった風習があるって。
[結社員に止められて、結局燃せたのは一部の死体を安置していた場所だけ。
その浄化の炎の中に男の祖父が居た事は、無意識的にも真っ先に弔う事を望んだからだろう。]
―自分が六つであった頃:とある貧民街―
『追え!逃がすな!あのガキだ!』
[響き渡る怒号を背にひた走る。抱えているのは小銭の入った小袋。
息が切れようが足がもつれようが、逃げなければ、死ぬ。
寝食を得る為に入った集団は、大きな犯罪組織の端くれで。
細々した盗みを繰り返しては、元締めにその大半を奪われる。
だから、1日につきパンを一切れ食べられれば、良い方。
二年前に母親から捨てられて以来、そんな生活に縋り付いていた。
勿論、父親の顔など知らない。
ココに居られなくなったら、生きられない、死ぬ。
それだけは嫌だ、ごはんを食べたい、生きたい。
そう信じ込んで、日々盗みを働いていた。
ある夜中、元締めを含む数人の話を聞いてしまうまでは。]
[至極簡単な話。考えればわかるのに何故。
四つの子供に『お前らの生活を良くするために、この金は使うからな』という言葉を疑える程の頭が無かったからか。
五つの頃には日々に追われ、考える余裕など無かったからか。無意識のうちに見ないようにしてしまっていたか。
それでも、六つになった自分は聞いてしまった、見てしまった。]
『ガキどもに稼がせて俺らは好き放題、最高だなァオイ!』
[そういって高笑いをし、酒を飲み交わす数人の姿を。
駄目だ。と思った。このままじゃ駄目だと。
だから逃げた。着の身着のまま、裸足で逃げ出した。けど、捕まった。殴られた。蹴られた。]
『ちょっと寝てな、アレをやってやらァ。行き場なんざねえように、なァ?』
[挙げ句の果てにはそう告げられたかと思うと、一際大きな衝撃の後、視界は暗転。次に目が覚めた時には、目の下、頬骨に被さるように、粗雑な彫り込みで組織のマークが記されていた。
その時いた近辺でなら一発で其処と関係があるものだとわかる、刻印が。]
『じゃ、精々ガンバレよ?』
[そうして笑って送り出された、といえば聞こえはいい。
つまりは放り出されたのだ。消えない刻印を記されたまま。]
― 七つになる頃:とある村 ―
[刻印の意味を悟られぬ場所を求め、街を一つ、二つ、また一つと越えて、辿り着いた小さな村。
半ばボロ布になった衣服を纏い、顔に妙な模様がある行き倒れの自分を、有難いことに行き着いた村の人々は助けてくれた。
商店を営む老夫婦の元、すくすくと育つ事が叶い、友人も出来た。夢のようだと、思った。
唯一、刺青だけは包帯を巻いて隠していたが。]
― それから ―
[十年ほど経って、老夫婦が亡くなったのを機に、半年ほど村を離れた。
顔に残るソレを誤魔化すために、自分で彫師とまでは行かずとも技術を得るべく。
そうして、気懸りだったソレの上から広く模様を描き、包帯を取って村へ戻った。
商店を継いで、平和な日々を過ごせていた。
と、まあ、此処までが、めでたく終わった平和な話だ。
村で騒動が起こる、あの時までの。]*
/*
もう少しで箱につける…って携帯から見てた矢先に
ランスさんの過去が辛すぎ泣いた
うわああんもう幸せになってくれよそろそろさぁー!
― 旅の途中 ―
[娘は立ち寄った村で働いては、幾らかの金を稼いでいた。
今日を生き延びる為、明日を生きる為のもの。
金を得る度に服を買い換えて以前の面影を薄れさせていたため、残る金は多くなかったけれど。]
…………シスター?
[道中、倒れている老いた女性を発見した>>82
着ているものから、修道女のようだった。
獣や賊に襲われた形跡はない。道に迷って力尽きたのだろう。]
[まだ綺麗な修道服へ手を伸ばし、躊躇なく剥いだ。
これならば違和感なく体の大部分を隠せる。
太腿に刻まれている“アレ”だって。]
[修道服に身を包んだ娘は、その場を去って次の村へと向かう。
娘の去った場所に、埋葬の跡を残して*]
― 台所 ―
[キリクから逃げるようにして>>100戻った後のことか。
騒動が終結した直後のように、ぼんやりと消えかけの火を見つめた。]
[先程マコトが話してくれたのは、いつか言っていた風習のこと>>111
“あそこ”では死者が打ち捨てられる事なんて当たり前で。
娘にはいまひとつピンと来なかったけれど。]
私も、炎に灼かれれば穢れを浄化できるのでしょうか。
[その場にまだマコトが居たなら、小さな呟きはきっと聴かれているだろう。]
[直後には何事もなかったかのように、自分の食事を摂り始めた。
マコトが食事をしていた場所からは、少し離れたところで。]
/*
貧民街の犯罪組織からの出、ぐらいしか時代にあった刺青持ちの理由が思いつかなかったやつ。
見ようとして見れば最初の刻印は浮いて見えるレベルかな。
修行半年って無理があった気がする(自分にだけだからいいか?
もしそうなら、幸いここにはあなたの恐怖を分かち合ってくれる人がいるでしょう。
もちろん、私で良ければいつでもお話を聞きます。
[水を用意してくれたことにお礼を言い、食事を始めようとしたが、つと逃げるように去っていく背中>>120に]
それとも…あの、覚えてなくて申し訳ないのですが。
もしかして私、あなたに何かしましたか?
[こちらも胡乱に視線を泳がせつつ、聞こえるか聞こえないかの声でつぶやいた。
3年前までは善人の皮をかぶって割と酷い生き方をしてきたから、その時に何かあった、と言う可能性もなくはない。
傷付いた者も多い今、化けの皮がはがれるのは避けたがったが、ばれてしまえばそれはその時だと思っている。
いっそ、何かのはずみにばれてしまえ、という期待さえあった。
ふう、とため息をついて食前の祈りをささげてからシチューとパンを食べ始めた]*
ー 酒場での出会いと別れ −
[匿ってくれと頼んで来た少女は酷い見た目だった。
食うや食わずの生活でも無く、何よりその時は
弱そうに見えた彼女を守ってやりたかった。それだけだった。]
なんだい、その絵は?
子供が描いた方がまだマシだよ。
[お約束通りと言えるガラの悪い連中の登場>>63に、
他の客の酒が不味くなると掌で返したのは、
少女を物置と化した部屋に押し込んだタイミング。]
あんた達ねぇ。
そんだけの図体揃えて、
女の子1人エスコート出来ないんじゃモテないよ。
ダンス覚えてまた来な。
[料理の注文も入って忙しいんだと追い返した男達の
言い分もろくに聞かなかった。
きっと聞いていても同じ対応だっただろうから、構うものか。]
ん? 気にしない、気にしない。
金なんてこの先幾らあっても足りないんだ。
持ってな。
[礼と共に差し出された金>>64は男達を追い返したと
同じように掌を振って断った。
どちらの話も聞かなかったのだから、もう聞かない方が良い。]
そうだね。
あの連中暫くこの街道をうろうろするかも知れないから。
うちの金や物品や村人、客に手を付けないんだったら
働いて貰うのは構わないよ。
その分給金は期待しないでおくれ。
[牧師同様、来る者も去る者も拒まない。
盗み等の問題を起こさないならそれで良い、とあっさり
彼女を匿う事を決めた。]
あたしはヤーニカ。
あんたの事は何て呼べばいいんだい?
[何を抱えているかは知らない。
ただ尋ねたのは呼び名と、服のサイズくらい。
自分の服はなかなか派手で、自分で言うのも何だけれど
ふくよかさには自信があったから。]
女の子が生まれたら
あんたみたいに可愛い子になるといいねぇ。
[姿を変えた彼女の姿に目を細めお腹を撫でた事を
昨日のように覚えている。
お腹は変わらず膨らみはしていないけれど。]
あの子は元気かねぇ。
[どんよりとしたこの雲の下、行く宛てを無くして
立ち尽くしていないか、それだけが心配だった*]
パラリッ──古ぼけた本がまた風も無いのに静かに開いた。
「アリスはwikiに書いてある以外の設定は敢えてしておりません。
皆様と共に生きるキャラですので、設定を逸脱しない限り
自由に命を与えてやってください。
ただし口調の統一などが難しいので台詞は作らないで下さい。」
今度は音も無く本は眠る様に閉じた。
− 食堂の外から −
[ここに来た時は身1つだった。
心だってもう無いと思ったのに。
同じ人狼騒動の生き残りと言う人達と出会い、
見知った牧師やまだ若い少女たちの姿に奮い立つ自分も
確かに何処かにいた。]
美味しそうだねぇ。
他の人が作ったものを食べられるなんて悪くないね。
[窓を叩いた事に気付いてくれたニイナ>>72
差し出されたシチューの皿に、
お腹をぽんぽんと叩いてから親指を立てた。]
今日も美味しそうだ。
すぐ行くよ。
[腹が減っては掃除もする気が起きない。
いつまでこんな何事もない生活が続くのか判らないけれど、
出来ればこのまま、と急ぐ雲を見上げて
屋内へと駆けて戻る。]
ニイナ。
あたしの分、勿論残ってるでしょ?
[バケツを指定の位置へ戻すと足早に食堂へ。
令嬢や修道女のようなお淑やかさとは縁遠い。
年上の自分が元気じゃなきゃ、誰が元気を見せるのだと、
重い髪を後ろへ靡かせながら、早速食事の心配を。]
― 貧民街の医師は語る ―
[あれは今から半年くらい前か。いや、もう少し最近だったか。
とある大きな館の主が死んだ。
その体躯ははらわたが無残に裂かれていた。
私に遺体を見せた自警団は「人狼に襲われ食い荒らされたのだ」等とのたまっていたが、あれは違う。
人の手で、刃物で裂かれたものだ。それも、別の要因……頭部の打撲で死んだ後に。
けれどそんなことを公表すれば私は自警団に殺されるだろう。
私にも養っていかねばならない家族がいる。だから言ったさ。「この傷は間違いなく獣……人狼にやられたものだ」とね。
そのために、シャリーという若い娘が人狼として追われる身となってしまった。
聞けば幼くして親に売られて、あそこで働く事になったそうじゃないか。そのうえ人狼の容疑まで……
家族の為だから後悔はしていないが、可哀想なことをしたとは思っているよ。
まだ捕まっていないそうだが、今も無事だろうか――
――あの、娼館で働いていた娘は**]
/*
うわああああ、ほんとにすみません。
これだと参加がおそらく無理なので…………
楽しみに!していたのですが!
申し訳ない!です!!
/*
レーナの設定もいろいろ練っていたのですが……
設定的に全く善人でないので肩書きに笑ってたところもありました
ではありがとうございました。
善人 レーナ が村を出て行きました。
― 食堂 ―
[小さく返された声>>123に、手を組んだままびくり、とした。
少なくとも何かやらかしたわけではないらしいが……
彼女の沈黙は、恐怖か反感か諦念か不審か絶望か。
あの恨みの籠った少女の目>>90が思い出され、ため息を重ねた。
せめて、彼女たちが信じ、支え合う誰かを見つけられると良い。
自身が望む、自身のありたいと願う姿を忘れないように]
あの、私も人間なんですけど……
[こればっかりは相手に聞こえないようにと、最大の注意を払って口の中でもごもごとつぶやいた。
自分が悪いと分ってはいても、やっぱりちょっと悲しい。
内心忸怩たるものを抱えながら、表情だけは穏やかにパンをシチューに浸しては黙々と口に運んだ]*
/*
クリスタさんの他PCとの設定の絡めかた、とても素敵。
というかホント上手いと思う…!
などど未だランス&ニイナ組と絡めていない奴が申しており
/*
クリスタさんは娼婦だったのか…。
これでもかというくらい重たい過去持ってそうだと思ってましたけど、それで人狼の濡れ衣まで着せられて、本物の人狼騒動に巻き込まれて。
人生ハードモードすぎる。
/*
レーナさああああん!
ちょ、あの、設定めちゃくちゃ気になります!
肩書き『善人』って赤窓フラグじゃねとかアホなこと考えてたんですが、記憶喪失の謎とか、首飾りとかあああ
− 食堂 −
[それ程時間は掛けた覚えは無いが、
今1つ物の置き場や部屋の配置を覚え切れていない。
慣れ親しんだ酒場と宿の配置を身体が覚えているせいだと、
新しい生活に順応途中だが未だ完璧では無い。
スープは冷めていないかも知れないが、
食堂の人は入れ換わっていたかも知れない。]
ニイナの料理はいつも楽しみにしてるよ。
あたしは味付けが濃くて、若い子にはくどいからね。
[黒くは無い水をコップに注ぐと一気に飲み干し
ニイナに笑い掛ける。
彼女達の受けた傷を癒せるなんて
大層な事をいうつもりはない。
自分だって癒せてないのだ。
ただ少しだけ気を反らせる事位は。
そんな思いから女の子達にだけ
特別にケーキを作った事がある。
此処にいるうちに、また食べさせてあげられる機会が
あれば良いのにと思いながら。]
[そうして、いくらか言葉を交わしたろうか。
ニイナが戻ろうと戻るまいと、まずは半端だった整理を優先してフラフラと棚を往復した。
古い記録や人狼退治のノウハウを記した文献に並ぶ、真新しい表紙を撫でる。生き残りたちの記録は生々しくて、まだ読めていない]
フィリーネ。フィリーネ。
ねぇ返事して、……。
[昼夜の別なく、ずっと傍に居てくれる誰かの影を夢見ている。何者かに連れ出された妹を無惨な姿で見つけた時のように、呼び掛ける。
静かに眠る家族ではなく、堕ちる自分を待っている友に違いないと思っているのに、なぜ妹の名を呼ぶのだろう。彼女の名は呼べないんだろう]
──あなたは、……。
[手を伸ばしても触れられないから、幻は掻き消える。
紅く滲む死者の影を抱きしめて、ぎゅっと目を閉じた。
かつて父の介添えを手伝ってくれた大きな手>>92を、皆の笑みを思い出してはいけない。背いたのは自分だ]
["正しいこと"をすべく手を汚したのではなかった。
皆やキリクの為の擲身ですらなかった。
ただ、獣の本性と理性の狭間で苦しむあの子が、可哀想だったから。
私の手は清められない。
けれど、祈っても皆が救われないなら、どうしろと言うの。
人狼というものを、どうして人と全く違うものとして造ってくださらなかったのだろう。信じられなくなったはずなのに、染み付いた倫理観が胸のうちで疼いて訳がわからない。
駄々をこねるように、どうしようもない感情をキリクにぶつけている。
だって、『自分自身が望む自分の姿』なんて見つけられそうになかった]
さて。頂きましょうか……。
ねぇ、おいしい? きっと、おいしいんだろうね。
[ふう、と息をついて言葉に詰まった後、席につく。
祈ることはせず、シチューに手を付けた。日中なら吐かずに済むから、ゆっくり食事を取ろう。
結局、食べなければ生きられないのは同じこと。
ニイナの顔を見た後は、しっかりしようと思い直す一方でひどく気が沈んだ]
皆もおはよう。
[ニイナだけではなく、他にも覚えた顔があれば
陽気に手をひらひらと。
行儀悪くコップを片手に歩き回り、
今日は何処の席に座ろうかとテーブルの適当な
空いた席に腰を下ろした。]
それにしても、荒れそうな天気だけど。
結社の人達、今日か明日来るって言ってたよね。
大丈夫なのかしら。
[頻度はそれ程でもないが、定期的に自分達を此処に
連れて来た結社員達は顔を出している。
食料や物品の補充だとか、人狼や結社に付いての
歴史や資料だとか資料室にあるのにわざわざ持って来る。
何か裏がありそうだったが、生かされているだけでも
有難いと思わなければ。]
― 食堂 ―
[それは朝食の後だったか昼食の前だったか。
顔に大きな入れ墨が目立つ男の姿を探してきょろきょろした。
そこに彼は居ただろうか?
内心未だにおかみと慕うヤーニカではなく、敢えて彼に頼もうと思ったのは、ニイナを支えている姿を何度か見てきたからかもしれない。
彼の雰囲気にはとがったものがあるが、ニイナと言葉を交わす時、2人はまるで兄妹のように見え、ほほえましかった]*
村の設定が変更されました。
マイダはまた資料室で勉強してるのかしら?
あたしはもう頭が固すぎて、入って来ないよ。
酒の名前を覚えるのは得意なんだけどねぇ。
[皆それぞれ抱えた傷は深い。
男性陣を心配していないわけではないが、
儚げな姿を見れば支えてあげたくなるのは仕方ない。
自分を卑下するような匿ったあの子だって、
ここにいれば抱きしめてやっただろう。]
アリスは食事終わった?
食べ終わった後で良いなら持って行くけど。
[何処か遠くを見つめ、未だ現実に戻り切れない彼女も
心配だから、もし誰もいかないのならと手を上げたが
誰か声を返してくれただろうか。]
―廊下―
[ふと気付けば箒を手に廊下にいた。
随分とゆっくりとした朝食の後。
残る人間たちに黙礼をして、食堂を出て今やるべき事――掃除を始めていたようだ。]
降るかな。
[窓の外、雲間から差し込む陽が翳って来ている。
暫し、手を止め悪くなりつつある空模様を見上げていた。]
[部屋に篭っていることもできるけれど、誰かが食事を作らなければろくに食べることもできない。
何より料理をしているときは余計なことを考えずに済むし、変に誰かから声を掛けられることもないだろう。
だから娘は、起きられない朝以外は台所にいることが多い。
誰かが進んで食事を作るというなら、場所を譲るだろうけれど。]
[そう、余計なことは考えないでいい。
天候が荒れそうだとか、外から自警団が追ってくるのではとか、何も考えなくていい。]
[朝はシチューとパンだったから、昼は違うものにしようか。
焼いた魚のオムレツ等はどうだろうか。
頭の中で考えたレシピを実行するべく手を動かす。
それがここでの、娘の日常だった**]
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