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漁師の息子 アルスは、獄卒 斬島 を投票先に選びました。
言霊使い 五十音ことはは、獄卒 斬島 を投票先に選びました。
いやだ…
[大きく見開いた目から涙が伝う。
こんなのあんまりだ。
取り落としたフォーク、生クリームが衣装につくのも気にならない
というより、気にしている余裕なんてない
食べかけのパンケーキを残して、自室へ駆け戻ってゆく
黄金の時計を模したギターを手に取り、目指す先は中庭へ。]
[>>#1無機質な音声がどこからともなく聞こえてくる]
処刑先は斬島さん…か
[自らの希望が叶った形だがとてもいい気分とは言えない]
(本当に斬島さんは狼だった…のかな?)
[消去法とはいえ疑っていたシュウ☆ゾーが襲撃先というのも疑念に拍車をかける…]
(これってシュウ☆ゾーさんは狼じゃなかった…って事だよね?)
[あの世で初音ミクや柊深夜と…という発言を聞くと顔色が真っ青になる、イベントだと誤認しててさえ禍々しい言葉は刺激が強すぎた様だ]
[>>82放送を聞いても落ち着いた様子の斬島の姿が目に止まる]
あの、私…ごめんなさい
[彼が狼ではないという確信はない…それでも斬島の姿の姿を見るといたたまれなくなり、謝罪の言葉だけを投げかけて斬島の前から立ち去った]
ー中庭
[アイドルとしてデビューしてから、こんなに走ったことがあっただろうか。
部屋からとってきたギターを手に、中庭へ
星の光をスポットライトに
小さな段をステージに。
勢い良くギターの演奏を始めれば、それはこの館全体に響いただろう。]
―― 回想:客室>>29 ――
さっきの変身とか昨日の宴会芸みたいな騙しなら大歓迎よー。
オジサマなら手品師として生計建てられるんじゃない?
[苦笑しながら信楽にそんな言葉を。
口には出さないが、飄々とした態度にも感謝している。
それだけこちらは気負わなくて済むから]
そっか……。
もし、狼がだれか分かった時どんな顔すればいいのかしらね。
[オジサマの答えドア越しに聞きながらそう呟き、ミクを抱いて地下室へ向かった*]
[メアリーの姿を見つけて声をかける]
ごめん、メアリーちゃん、今日は私なんか疲れちゃったよ…
私はお部屋に戻ろうと思うんだけれども…メアリーちゃんも一緒に戻る?
[メアリーにいつもの様に手を差し伸べると、彼女の返事を聞き自室へと戻る]
[またあのアナウンスが聞こえる。ロビーには斬島の姿があった>>82。気は進まなかったが、やるしかない。]
軍服、どうする?俺らがやってもいいし、自分のタイミングがあるなら……。
[処刑にタイミングなど、なんと間抜けな話か……]
いや、とりあえず地下室に行くか。
なぁ……俺たちは……
[俺たちは進んでいるのか?そう聞こうとしてやめた。手向けの言葉にはならないだろうから。]
俺たちは、必ず狼を処刑するよ。
―― ロビー ――
[惰眠をむさぼる事、しばらく。
ようやく復調し始めてきた頭で考えながらロビーへと。
ちょうどその頃信楽のオジサマと斬島が話し合いをしていたところだった>>64]
(何話してるんだろ……?)
[気付けばつかず離れずの所で聞き耳を立てていて>>70まで聞き終えたあたりで]
犯人は化かすのが得意な人外……か。
[それに当てはまりそうなものは誰だろうか。
今、生きている人員の中で人間じゃないと思える人物を思い浮かべ、>>78を思い出し]
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