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…半分?
身体が半分しかないなら。死ぬに違いないな。
[間抜けな言葉だったかも知れない。
だが、私の身体が半分になっているなんて。
考えもつかないし、思い出せもしない]
…六条院…か。
よくは分からんが…
[礼を言おうとして。
兄さんの、名前と。私が持っていたはずの…]
…嗚呼…ありがとう…
[本当は。
兄さんの、故郷を。探すつもりだった。
だから…猫を、逃がしたのか。
やっと。納得が、いった]
六条院しか、おれが知ってる大人はいなかったから。
盗賊のおれに、色々良くしてくれたんだ。
女の格好するのは嫌だったけどね。
[辺りを見回す]
汐さんがここにいるなら、白藤さんもここにいるような気がするんだけど、ね。
ここは、生と死の狭間らしいから。
…成る程…な。
女の格好をしてれば、手の傷も気になるか。
[…そこまで気にしていなかったのだが。
そう言われると、確かにそうなのかも知れない]
それは…分からない、な。
居るかもしれない。
だが、なんにも未練など無いから、さっさと行ってしまったかも知れない。
[顎に手をやる…
癖というのは、ついついやってしまう]
…だが…私としては。
居てくれたら、嬉しい…か、ねぇ?
どう、かな。
ここから、表の様子は見ることが出来るから、汐さんが悲しんでくれてたのを見てる、と思うんだ。
そうしたら、未練なんか無くても、少しくらい待ってるような気はする。
おれも、会えたら嬉しいかな。
でも。
若君様には、ここで会いたくはないな。
生きてて、欲しいから。
ああ…あれは、表の、様子なのか。
[ぼんやりと見える景色。
もう一度見やれば、桐弥へと向き直り]
…見られていたか…弱ったな。どんな顔で逢えば良いやら。
[ふふ、と小さく声を漏らす]
…まぁ…確かに。生きていて欲しい、というのは。
皆思うだろう…な…
[頭を掻く。
…気が合う、と。私は思っている。
と言うことは、私に生きていて欲しかったと思っていたのだろうか?
…少しばかり、私に都合の良い話ではあるが。
そうだとすると…私は…*]
…本当。どんな顔で逢えば良いんだろうねぇ…
人が亡くなって悲しいのは、当然だもの。
気にせずに逢えばいい。
――逆に。
おれみたいに、その人の死を願って、死んだ姿を見てなんとも思わなかったほうが、逢い辛い。
[少なくとも、死んだことを悲しいとは思わなかった。ただ、悲しいと泣くだろう若宮のことを思えば、悲しかっただけ]
ああ。
まだ、死にたくは無かったな。
[*ぽつり*。若宮のことを想い]
[遠くで、声がしたような]
[そんな気がした]
[眼を、薄く開く]
――……
[其処には]
来ちまった、か?
[困ったような笑みを浮かべて]
[見つめる人はひとり]
汐。
[さくら、さくら、霞か雲か――]
[珠になってねむるもの]
[櫻の傍でねむるもの]
桐弥も、
汐も。
……死んでほしくないやつ、ばっかり。
[薄笑みは消えて瞑目]
[俯いて首を振った]
そうかな…いや、桐弥はそう思うのだから、そうなのだろうな。
…私は、ね。
[ふと。どこからか聞こえてきた声に。
辺りを見回す。
やがて、その一点…]
…兄さん…
その、なんだろう…逢いたくなかった、と言えば、嘘になる。
でも。生きることは、諦めたつもりは、無かったのだけれど。
[困った様な笑みを見れば、弱った様に。
しかし、俯き首を振るのを見やれば、更に眉尻が下がり]
…すいません、ねぇ…
―花山院邸・奥座敷―
[僧が真言で紡ぎし檻の中、
狐はまるで放り出された人形のように、倒れ伏しておりました。
苦しげに何度か咳をして、喉を押さえて身じろぎます。
そこには、指の痕とも蛇の痕ともつかない締め痕が、淡く残っているのでした。]
…それほどまでに、
おまもり…したい…と……
[閉じた両の眼からは、一筋の滴がしたたりました。]
『 に く いのぉ 』『 ゆる せ ぬ 』『 祟 り 殺 し 』
『 死に 絶 え 』『 死 』『 死 』『 死死 死 死 死 』『 か か か か かか 』
[… 百鬼夜行 …]
[爛れた藤の薫り惑乱に 櫻の香りを駆逐して]
[薄紫と黒雲の靄を伴って 月下歩む 異形の群れよ]
[ …朱雀大路を歩む 悪鬼羅刹 怪異… ]
『 や れ み な 死 ね 逝 け や 』
[ …向かう先は何処か… …嘗て識だったその身は… ]
『 宮 ァ 宮 ァ … 京 か ぬ し か 選 べ や ァ 』
『 ぬ し 下れ ば 京生 か し ぬ し 下ら ぬ ば京 果 てる 』
[ …百鬼夜行より離れ… … *目指す者の処へ* …]
修道女 ステラは、吟遊詩人 コーネリアス を投票先に選びました。
修道女 ステラは、学生 ラッセル を能力(襲う)の対象に選びました。
[人のようななりをした鬼もいれば、大入道もいる。首だけが馬の鬼もいれば、髪を振り乱した裸の女としか見えないような女もいる。
琵琶の形をしたものは己が手で弦をかきならし、
人の首をした犬が吼える。
柄杓の形をしたもの。
鳥のような声で鳴くもの。
僧刑をしたものは身の丈たかく、目がひとつ。
蟇は牛車をひく。
牛車の車輪には鬼火が絡む。]
[ぎぃ]
[ぎぃ]
[進むたびに車輪が軋む。]
[はっきりと人の言葉として聞こえるもの、聞こえぬものすべては、かつえるものたちのおらび。
生きとし生けるものの生を嘲笑う声。
肉を食む音、骨を食む音を絡めながら、解き放たれた百鬼夜行は進む。]
[むせ返る程のあまやかな香りの中で牛車のうえへ座し、肩に刀をたてかけて鳶尾は一行の進む先を眺める。]
宮さまは下りはせぬと思うがな。
しかし。愛しきひとを失ったばかりの宮さまへそのような選択を迫るとは、なんともむごいことだなあ。
[哄笑。]
[ぎぃ]
[ぎぃ]
[百鬼怨みのこえけたたましく進み、月をも隠さんとす。*]
とう、や。
[小さく、名前を呼ぶ。
喉が、かすれた音をたてる。
崩れ落ちた体に、ふらついた姿で近づく。
首に残る跡。
唇に耳を近づけても]
とー、や。
[声も息も聞こえない]
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