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[堕ちる自分の体]
[特に何の感慨があるわけでもなかった]
[ただ、残る若宮の方をじいと見つめ]
若君様は、逃げて、ほしい。
[祈るように口にした。己の手を見つめて、護れなかったことを、悔やむ]
[よく、分からない]
[覚えているのはやせ細った猫の姿]
[確か、猫鬼を召喚しようと思っていた]
[だが。何故だか、猫を連れて行こうとは思えなかった]
[…それから、どうなったのだろうか]
[猫鬼を召喚して?]
[猫鬼を召喚するときは、決まって。
誰かを、呪い殺すときだった]
[そして。形代を用意して…]
[…おかしい。
私は。あの時、形代を用意などしていなかった]
[何故、私は?]
[…思い出せない。
いや、思い出そうとしていない]
[私は…私は]
[…此処は何処なのだろう。
猫は居ない様だが…]
[殺したかった]
[見えるのは、人影らしき物が。
そして、ぼんやりと見える何処ぞの景色]
[死にたかった]
[…痛みなど感じない。
なのに。何かが、痛い]
[兄さんを殺した奴を]
[よく…分からない。
これでは、薬も飲めない]
[兄さんの元へ逝くために]
[私は…一体、どうすればいいのだろう?
背負っていた箱の重みもない。
足の裏に何も感じない]
[何処か。私が、遠くにいる気がした]
[…頭を掻く。
やはり、何も、感じられなかった]
[声が。聞こえた。私の声ではない。
其方の方へと向く]
…桐弥?
どうした、こんな所で…
[私も、よくは、分かっては居ないのだが]
ああ。
気づいてないんだ。
うん。羅生門みたいだよ。『ここ』はね。
でも。もう生きてる人とは喋ることが出来ないみたい。
おれもさっき、殺されてきたんだ。あの、法師に。
…羅生門…?
[何故、そんなところにいるのか。
そして。桐弥は殺され…?]
…法師様に…殺された?
[何故…と、言いかけて。
止めた。
恐らく。
聞いたところで、意味がない。
其れよりも]
それじゃ…なんで、私は死んだんだ…?
[…思い出せない。
思い出そうとしても。
今度は。覚えが、無い]
[肩を竦める]
さあ。
汐さんの体は半分しか見当たらなかったから。
どうやって亡くなったのかまではわからない。
一応六条院の人にお墓を作ってくれるように頼んできたけど。間に合った、かな。
[外の様子を眺めて]
白藤さんの、灰も一緒に埋めてもらえるように、頼んだよ。
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