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[怨] [うぉおおおおん]
[おとこと共に おんなの髪で戒められた 犬首が くるしげに吠える]
[黒髪の隙間から ぼろぼろとあかがこぼれ落ちる。]
怨みは何者もを生み出さない。
否、怨念のみしか生み出さぬ。
妬みは相手への最大の賛辞にしかならぬ。
[眼は開き、天を仰ぐように]
─東寺・五重塔上─
[地上に歩く「ひと」という生き物は、空を望む高きところに在るようには作られてはいない。
空へ向かいて聳え立つ高殿を立てながら、身の丈の僅か数倍ほどの高さにあるその屋根の上を見てみようとは思わぬらしい。
そこからはみやこが遠くまで望める。
飛ぶ鳥の高さで、地上を眺めることが出来る。]
投票を委任します。
吟遊詩人 コーネリアスは、修道女 ステラ に投票を委任しました。
──廃屋(生母の屋敷)──
・・…母上。
あなたが亡くなってから、
父上はわたしとあなたを迎えにらしたのですよ。
と、夢枕に現れるあなたに、
こどものわたしは── 何度もお伝えしました ねえ。
[見えもせぬ呪い文は
誰の打ったものか。
文に綴られた名には覚えが無い。
己の言葉をまざまざと、瞼の裏に見せつけられるようだ。
それでも、怒り昂ぶる訳では無いのは、
嗚呼、やはり
私自身が最早怨みの塊だからか。
それとも、最早怨み憎むことが常態となっているのか。]
――何故なみだを流す。
[瞠目し、空を仰いだ。]
[全てが見える、だが遠い。触れられぬ。交われぬ。
──ひとと、飛ぶ鳥の高さより見るものの世界は異なるが故に。
思えばおとこの生もそのようなものではなかったか。]
[おとこはみやこを覆う怨念の水脈を選り分けて、その何処かにいる法師と──若宮を捜そうと、此処へ上った筈である、]
[が、]
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