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嗚呼。
[胸元へ手をあてた。
識より奪ったものが、笑って応えたものか、しくしくと痛む。還ろうとするのか、やはり痛む。
蟲が這いのぼるも、ひたと手を胸へあてたまま]
これらが亡くなってしまっては
私は消えてしまうのかも知れぬ。
どうも還りたがっているようだが、
私は消えてしまいたくは無い……。
[まるで這い登る蟲のように、
墨色の衣が脚へ絡む。
逃げもせぬ鳶尾の衣の内外へ、ぎちぎちと音をあげながら蟲が這う。 肌があわ立つ。細く息を吐いた。]
……お前はこの都をその怨でもって覆い、滅ぼすのかな
『 み な 望 ん だ こ と 』
『 ぬ し も と も に ゆ く な ら そ の 身 ま だ 喰 ら わ ぬ ぞ 』
[そう云yと、白い蟲わく朱い舌が頬をなぞる]
『 み な 望 ん だ こ と 』
『 ぬ し も と も に ゆ く な ら そ の 身 ま だ 喰 ら わ ぬ ぞ 』
[そう云うと、白い蟲わく朱い舌が頬をなぞる]
[蟲たちは酷く重い。
ずるずると、蟲のなかへ引き込まれてゆくようだ。
舌の通ったあとは、ぬらぬらと気味の悪い肌触りが残る。]
都が滅びては、きっと私も消えてしまう。
そんな気がするのだよ。
この身が消えては、いずれ記憶も消え失せよう……
……私はそれがおそろしい。
[片腕を引かれ、
片腕を、識とも知れぬものの胸にあてて抗った]
無論、喰らわれとうもない。
学生 ラッセルは、牧童 トビー を投票先に選びました。
[つっかえていた身体が離れ、
いきおい、蟲のなかへ膝をつく。]
私はかつて、この都がすきだった。
けれど、それももう遠い昔のことのようだ。
過ぎた話だ。
お前とともにゆくのなら、都は滅びような。
[白い指から滴るような黒いものは蟲だろう。
闇のなかで笑みが浮かぶ]
[闇より黒き長蟲出でて、おとこの衣の裾に脚に絡み付き、這い登ろうと、]
[さりさり、] [きちきちきち、]
[乱れた髪垂らし、おとこは荒い息の下から漸(ようよ)う呟く、]
……──わ たし は
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