情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
[櫻の木に凭れて立って、
戸惑う影居の様子を見ている。]
――未練、ねぇ。
[鳶尾の名が出ると瞑目し]
あいつが、あんたに焦がれているからさ、影居。
恋しすぎて憎い――ほかの者を愛したあんたが。
[暫く佇んでいたが、ようやく顔を上げて]
あの法師もいない、か。誰か、見た人はいないのかと思うけど、もういないかな。
[北へと向かう]
――夕暮れ・羅生門→朱雀大路を北へ――
[人も輛も少なくなった大路を歩く]
(若君様は一人でどこかへ行かれたのかそれとも。あの法師も、若君様に興味を持ってるようだった? 連れて行った、とか?)
[無事でいるのか気がかりではあったが、手にかけたい相手の無事を祈るのも変な話だと、思い]
[まだ遠く、人の顔も見えぬような先に、夕暮れには珍しく人だかりがあって]
なんだ?
[向こうからやってきた男たちの話に聞き耳を立てると、なんとむごい、と小さな声が耳に入る]
[嫌な予感がして、駆け出した]
修道女 ステラは、双子 リック を投票先に選びました。
修道女 ステラは、学生 ラッセル を能力(襲う)の対象に選びました。
[辿り着くのは、八条の大路との四辻。そこに]
ちょっと、どいてくれ。
[人だかりを分け入り、見つけたのは、何度か見た、彼の人が背負っていた箱と、腰から下だけとなった、姿]
――なんだよ、これ。
汐、さん?
[膝を突く。そのまま倒れそうになるのを両手で支えて]
[白藤から聞かされた答えもまた男を愕然とさせるものだった。]
焦がれている──鳶尾が、おれに。
あいつは…そんな素振りなど見せたことは。
いや、そうではなく。
おれが愛した、だと。
まさか、それは、
[最後に見たのは、白藤を見て呆然とする姿だった。
違う人だと思いたかった。けれど、着ていた物は見覚えがあり、その箱も]
違う。……っ!!
[強く頭を振って]
なん、で。こんな姿に。
[違うことを証明しようとして、箱へと手をかける。中には、薬が入っているらしい壷や箱に白い布がいくらかと、そしていつか塗ってくれた軟膏が入っていた]
……。汐さん。白藤さんのところへ、行けた、かな。
[入っていた竹筒を開けると、灰が入っていて、それがなんであるのか一瞬わからず]
[箱を閉めて、汐の姿を眺める]
[屍など何度見ても気持ちいいものでもなかったが、知っているものとなればなお更で]
人が、死ぬのは嫌だ。
それはやっぱり、嫌なものだ。
ごめん、汐さん、おれの力じゃ運べないから。後で誰かに頼むよ。この箱は、誰かに取られないように持って行くから。
灰も、汐さんと同じ場所に埋めてもらえるように、頼むから。
[箱を持とうとして、手を見た。巻いてもらった布はいつの間にか外れていて、掌には傷がまだ残っている。
軟膏を彼がしてくれたのと同じように塗って、布を裂き、両手に巻く]
――!?
[鏡に映ったその光景に、櫻から離れ鏡に近づく]
汐。
[つめたい靄の幕に手を触れ、
眉を寄せて]
――どうしてだ。
なんで――
[言葉尻が掠れた。
首を横に振る]
[残りの布を汐の体にかけてやり、箱を背負って立ち上がる。そして汐を見下ろし、もう一度首を振って]
汐さん、色々ありがとう。
[六条院へと*歩き始めた*]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新