人狼物語(瓜科国)


156 The Nightmare ─百鬼・咲麗─


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視点:


流れ者 ギルバート は お尋ね者 クインジー に投票した。
双子 リック は 学生 ラッセル に投票した。
修道女 ステラ は 学生 ラッセル に投票した。
吟遊詩人 コーネリアス は お尋ね者 クインジー に投票した。
学生 ラッセル は お尋ね者 クインジー に投票した。
書生 ハーヴェイ は 流れ者 ギルバート に投票した。
牧童 トビー は お尋ね者 クインジー に投票した。
見習い看護婦 ニーナ は 吟遊詩人 コーネリアス に投票した。
お尋ね者 クインジー は 書生 ハーヴェイ に投票した。
医師 ヴィンセント は 見習い看護婦 ニーナ に投票した。

お尋ね者 クインジー は村人達の手により処刑された。


【赤】 修道女 ステラ

流れ者 ギルバート! 今日がお前の命日だ!

2008/03/26(水) 23:30:00

次の日の朝、流れ者 ギルバート が無残な姿で発見された。


《★霊》 お尋ね者 クインジー は 【人狼】 のようだ。


現在の生存者は、双子 リック、修道女 ステラ、吟遊詩人 コーネリアス、学生 ラッセル、書生 ハーヴェイ、牧童 トビー、見習い看護婦 ニーナ、医師 ヴィンセント の 8 名。


吟遊詩人 コーネリアス

─花山院邸・奥座敷─

[閉め切られたはずの座敷の帳の奥、ひゅるりと風が吹くのです。

床に倒れた鳴らぬはずの割れ笛も、その風にひゅるりと声を立てました。]

( 0 ) 2008/03/26(水) 23:32:07

吟遊詩人 コーネリアス、メモを貼った。 メモ

( A0 ) 2008/03/26(水) 23:33:23

牧童 トビー、メモを貼った。 メモ

( A1 ) 2008/03/26(水) 23:33:48

牧童 トビー、メモを貼った。 メモ

( A2 ) 2008/03/26(水) 23:35:34

双子 リック

―安倍邸・昼近い午前―

[かけられた声に、琴の前からゆるり立ち上がると声のしたほうへと少しだけ足を向けて]

あ、はい、ええと。
───いってらっしゃいませ。

[誰かを見送るのになれていないせいか、若干ぎこちなく、照れたように少しだけ頬が染まる]

( 1 ) 2008/03/26(水) 23:35:41

≪_匿名_≫、匿名メモを貼った。 メモ

( A3 ) 2008/03/26(水) 23:35:45

書生 ハーヴェイ

私の居らぬ間はあなたがこの屋敷の主、
皆あなたの思うがままにお仕え致しまする。

お出掛けになるも宜しいが、
その折には供を付ける事、そして、

[と、呪符のひとつを差し出し、]

……必ずこれをお持ちになって下さい。
あなたの外見を別人と見せかける力があります。
他の者から見れば別人に見えるというだけで、実際にお姿が変わる訳ではござりませんので、くれぐれもお気をつけて下さりませ──


[恭しく礼をする。
が、その姿はおそらくは戯れなのであろう。おとこの微笑は決して主に仕える者のそれではなかったから。]

( 2 ) 2008/03/26(水) 23:37:24

修道女 ステラ、メモを貼った。 メモ

( A4 ) 2008/03/26(水) 23:38:08

双子 リック、メモを貼った。 メモ

( A5 ) 2008/03/26(水) 23:38:12

学生 ラッセル

──東寺──

[まざまざと見る、
 これがうらみというものなのだろうか。

 果てたばかりだというのに、腐臭がする。
 けがらわしい匂いがする。
 徴にあった美しい色など霞んでしまう。]

あれはお前の意志か。
何故殺す──

[絡みつく無我の、頬あたりに手を添えて
 推し留めるように]

( 3 ) 2008/03/26(水) 23:38:21

【鳴】 書生 ハーヴェイ

無茶はせぬように。
そう何度も肝を冷やされるのでは堪らぬ。

[耳元でからかうような声。]

( =0 ) 2008/03/26(水) 23:39:32

牧童 トビー

――羅生門――

[疑問は最もだ、と思い]
京に来たのは理由があるんだ。
昔、一度だけ見た庭を見てみたい、ただそれだけなんだけどね。
結構な邸に入り込んだのに、まだ見つからなくて。

まあ捕まったりとかもしたけど。

[白藤の手に留まる鷹を撫で様と手を伸ばし]

( 4 ) 2008/03/26(水) 23:39:34

学生 ラッセル、メモを貼った。 メモ

( A6 ) 2008/03/26(水) 23:39:59

【墓】 冒険家 ナサニエル

[黒い闇がどくりと波打つ。
うつしよをみせる鏡がぐにゃりと歪み、世界を一瞬遮断した。

黒に白がまじりこんだように]

( +0 ) 2008/03/26(水) 23:40:30

医師 ヴィンセント、メモを貼った。 メモ

( A7 ) 2008/03/26(水) 23:40:33

見習い看護婦 ニーナ、メモを貼った。 メモ

( A8 ) 2008/03/26(水) 23:40:51

修道女 ステラ、鳶尾へゆるゆると左右に首を動かし、

( A9 ) 2008/03/26(水) 23:40:51

≪_匿名_≫、匿名メモを貼った。 メモ

( A10 ) 2008/03/26(水) 23:41:39

牧童 トビー

白藤さん?

[動きが止まった白藤を眺めて、その手から鷹が飛び立ち空へと舞い上がる。それを目で追い、また白藤へと戻したとき]

( 5 ) 2008/03/26(水) 23:43:19

吟遊詩人 コーネリアス

─件の大殿が屋敷・奥の間─

[暗き瞑き奥の間に、一陣の風が吹き抜けました。
褥の上で荒い息だけをする男の間。
御簾も格子も閉め切られたままに。

ぽうと灯るは、薄暗き灯火。
それは淡く青白く。

二つ三つ、七つ八つと灯ります。]

( 6 ) 2008/03/26(水) 23:44:34

見習い看護婦 ニーナ

―羅生門―

一度だけ見た庭…?
其れは…桐弥が、盗みをする前に見た庭なのか。
其れとも、している最中に見た庭なのか。
…どちらにせよ、面白い、とは思うが…

[細めていた目が微かに見開く。
飛び立つ鷹に驚いたのではない]

桐弥、離れろっ!

( 7 ) 2008/03/26(水) 23:44:59

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。 メモ

( A11 ) 2008/03/26(水) 23:45:09

牧童 トビー、見習い看護婦 ニーナの声とほぼ同時に飛びのいた

( A12 ) 2008/03/26(水) 23:46:03

学生 ラッセル

[押さえていた手がずれて離れる]

お前の念では無いと言うのか?
では誰の――
だが、お前ははぐれ、主は既に亡いのではないのか。

( 8 ) 2008/03/26(水) 23:46:22

牧童 トビー

何?

[目の前で、起こるその様子に何も出来ず立ち尽くし]

[けれど目は離さず]

( 9 ) 2008/03/26(水) 23:47:27

吟遊詩人 コーネリアス

[風の音はひゅるりと泣きて、割れ笛のごとき音。

仄かに灯る焔の下、風と共に現れるは白き姿。]

…お怨み申し上げまする。

[目を見開いた男の目前、そっと顔を寄せ囁くのです。

けれども彼は気づかぬでしょう。
その姿には吐息もぬくもりも無い事を。]

( 10 ) 2008/03/26(水) 23:49:47

見習い看護婦 ニーナ

…兄さん…!

[白藤を見やる。
…何故気付かなかったのか。
極彩色が。白藤を]

く…ぅ…

[地に落ちるは極彩色に混じった赤。
口元に手をやり。眉を寄せ。
一歩、二歩。後ろへと下がり…]

( 11 ) 2008/03/26(水) 23:50:27

≪_匿名_≫、匿名メモを貼った。 メモ

( A13 ) 2008/03/26(水) 23:50:45

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。 メモ

( a0 ) 2008/03/26(水) 23:51:53

修道女 ステラ

──東寺──

[僅かに面を下へ傾ける]
[鳶尾の手に指を這わし]

          
     [ 京の怨 ]

[綴る]

( 12 ) 2008/03/26(水) 23:52:17

吟遊詩人 コーネリアス

…ようやく辿りつきました。
生きながら、貪り喰われた彼の方の無念。

さぞかし。

[かつて此処に住まい、死んでいった女御のものなのでしょうか。
部屋に捨て置かれた琵琶一つ。

びんと音高く鳴るは撥音。]

( 13 ) 2008/03/26(水) 23:52:20

牧童 トビー

[後ずさり、目の前で起こる光景を見逃さないように、目を離さず]

[何かが、白藤の体を廻っていて]
[苦しそうなその顔にも、何かが這い登り]

いったい、誰がこんな……!

( 14 ) 2008/03/26(水) 23:53:39

修道女 ステラ


     [ 京の呪 ]

[綴る]

( 15 ) 2008/03/26(水) 23:53:48

書生 ハーヴェイ

[隆として立ち、外へ向かわんと歩進め、]


[己が式のもとへ]
──東寺──

( 16 ) 2008/03/26(水) 23:54:22

吟遊詩人 コーネリアス

[音色と共にざわりと風騒ぎ、


座敷は消え去り、


其処は、いと広き湖水の上。
ちいさな小船にへたり込むは彼の武士、

舳先に立つは白糸の、人の姿した獣がひとり。]

( 17 ) 2008/03/26(水) 23:55:30

医師 ヴィンセント

──大路──

[おとこは路にしゃがみ込んだまま、節くれた両手で顔を覆う。]


・・…ああ

今度は、狐の恨みが── 人食いの鬼をも殺すか。

( 18 ) 2008/03/26(水) 23:57:26

≪_匿名_≫、匿名メモを貼った。 メモ

( A14 ) 2008/03/26(水) 23:57:26

流れ者 ギルバート、メモを貼った。 メモ

( a1 ) 2008/03/26(水) 23:57:47

医師 ヴィンセント


 ふ ふ ふ 

 ふふ ふ…  あ ふ

 あは は  …   は は は は

( 19 ) 2008/03/26(水) 23:58:07

医師 ヴィンセント、顔を覆ったまま、わらっている──

( A15 ) 2008/03/26(水) 23:58:22

修道女 ステラ、メモを貼った。 メモ

( A16 ) 2008/03/26(水) 23:58:53

書生 ハーヴェイ

─東寺─


……全く以って愚かな話だ。


[その声は唐突に振ってくる。]

( 20 ) 2008/03/26(水) 23:59:17

見習い看護婦 ニーナ

兄さん…

[目を逸らす事が出来ず。
ただただ、白が染まっていくのを見ることしかできなかった。
屋敷とは、全く逆に。
極彩色に、深き赤に、染まっていく]

分からぬ…だが…だが。
凶星…私と、兄さんが、追っていた…

[視界がぼやける。
何も出来ぬ。護ってもらっていたのは薬師だ。
病を祓えようと、祟りや呪いを祓えはしない。
ぎり、歯ぎしりの音]

( 21 ) 2008/03/27(木) 00:00:25

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。 メモ

( a2 ) 2008/03/27(木) 00:01:12

吟遊詩人 コーネリアス

お怨み申し上げまする。

[狐は低い音でそう言うのです。]

彼の御方の最期、垣間見たのです。
…あなたにも。


いいえ、それ以上に。

[びんと撥音。
ぞわりと湧くは大蟲小蟲。

彼の衣の裾へ、袂へ、這い回るが如く侵入し。
内側をずるりと這い回り、貪り喰らっていくのです。]

( 22 ) 2008/03/27(木) 00:01:39

学生 ラッセル

──東寺──

お前は、
その身でそれを受け止め
都を護って居るのでは無かったのか
お前が、怨の──

[消えいる言葉尻は、僅かに慄いている。
 てのひらからひたひたと、
 怨が呪が背筋を凍らせるようだ]

[はたと振り返る]

( 23 ) 2008/03/27(木) 00:01:55

流れ者 ギルバート、メモを貼った。 メモ

( a3 ) 2008/03/27(木) 00:03:11

学生 ラッセル、メモを貼った。 メモ

( A17 ) 2008/03/27(木) 00:03:26

書生 ハーヴェイ

ええ?
そうではないか。

みやこの穢れ集めんと器に盛れば、それは形代にあらず、
混沌とあらゆる恨みを呑み込んだ蠱物(まじもの)となろう。
それが道理だ。

[にぃやりとおとこは嗤った。]

( 24 ) 2008/03/27(木) 00:03:28

修道女 ステラ、メモを貼った。 メモ

( A18 ) 2008/03/27(木) 00:04:29

吟遊詩人 コーネリアス

[彼のもののふの口元が、やめろと歪むそれをみて、

狐は、にいと笑ったのです。]

…何事を?

[男が気づけば、その身体には傷どころか蟲すら居らず。

狐の見せるゆめまぼろし、と。]

[男が嘲り笑おうとした刹那、

またも撥音。重なるは責め苦。]

( 25 ) 2008/03/27(木) 00:04:54

修道女 ステラは、書生 ハーヴェイ を能力(襲う)の対象に選びました。


修道女 ステラは、牧童 トビー を投票先に選びました。


書生 ハーヴェイ、メモを貼った。 メモ

( A19 ) 2008/03/27(木) 00:06:34

吟遊詩人 コーネリアス

[幾度もそれは続きます。

全てを食い尽くされたと思えば、またも全ては消え去りて。

その姿を眼下に見、狐はくつりと笑うのです。]

( 26 ) 2008/03/27(木) 00:07:19

牧童 トビー

[赤く]

[染まるは白であったもの]

……これは、大殿の邸で見た。

[あの時、あの陰陽師が祓ったのは、これと似たものではなかっただろうか]

[ぎり、と歯噛みして]

( 27 ) 2008/03/27(木) 00:07:57

修道女 ステラ、鳶尾へまたゆるゆると首を左右に動かし、

( A20 ) 2008/03/27(木) 00:09:55

吟遊詩人 コーネリアス

[巨き蟲けらに締め上げられて、小指の先からじわじわと。

喰らい尽くされ喉元までと…思えばまたもふりだしに。

男がその身をよじるたび、小船はゆらり、揺れるのでした。]

( 28 ) 2008/03/27(木) 00:09:58

修道女 ステラ、首を伸ばし頬に顔を触れさせた。

( A21 ) 2008/03/27(木) 00:10:01

修道女 ステラ

[喰われた分の穢れを取り込まれぬうちに身の内へ戻そうと
すぅ――と 式の中を蠢く徴が喉を通り胎へ下ってゆく]

( 29 ) 2008/03/27(木) 00:11:22

医師 ヴィンセント、メモを貼った。 メモ

( A22 ) 2008/03/27(木) 00:12:12

吟遊詩人 コーネリアス

[ぎちりと締め上げられたまま、男は離せともがくのです。]

…えぇ、離して差し上げましょう。

[戒め緩み、男はもがいて

そしてその場を逃げ出しました。


けれどもそこは…]

( 30 ) 2008/03/27(木) 00:12:19

吟遊詩人 コーネリアス

[男が逃げ出したのは、湖水の上。

えぇ、其処は…ちいさな小船の上でした。]

( 31 ) 2008/03/27(木) 00:13:16

修道女 ステラ

[そうして 影居の方を向くと――
 茫とした目は翳すらなく ゆっくりと首を左右に]

( 32 ) 2008/03/27(木) 00:13:44

【墓】 流れ者 ギルバート

[―――京の都には魔物が棲む。]

、―― は

[春なのに]

[つめたい くらい いたみに飲まれ]
[引きずられるように――ふかい闇の底へ]

( +1 ) 2008/03/27(木) 00:13:49

修道女 ステラは、見習い看護婦 ニーナ を能力(襲う)の対象に選びました。


吟遊詩人 コーネリアス

[音高く響くのは、撥音ではなく水の音。

いくつかの泡がはじけて、




そして静かになりました。]

( 33 ) 2008/03/27(木) 00:14:17

吟遊詩人 コーネリアス

…まっこと此れは、佳き小船で。

[揺れる小船の上に佇み、狐は静かに笑みました。

風音ひとつ、笛の音ひとつ。]

( 34 ) 2008/03/27(木) 00:16:30

書生 ハーヴェイ

お前の主が本当にみやこを護ろうとしていたのか、
それともおれの邪推が当たっているのか、
そこらはどうでも良いが。

結果は同じことだ。

( 35 ) 2008/03/27(木) 00:17:24

牧童 トビー

汐、さん、白藤さんは、何も、してなかったよね。
誰かに怨みを買われたり、酷いことなんて何も。

[中将もそうだった]

どうして、こんな目に合わなきゃいけないんだ。

[白藤の持っていた葉が、ひらりと落ちる。散る花のように]

だれが、こんな、こと。

[おさまりかけた怒りが、再び内に篭る]

( 36 ) 2008/03/27(木) 00:17:25

【削除】 学生 ラッセル


──何を否とする

[焦れたように顔を顰める。
 触れる手触りは何処までもすべらかだ。]

未だ、
未だそれをお前に奪われるわけにはゆかぬ。
それに──未だこの身、あなたの元へ帰るはあたわず

[静かに揺れる首を抱え、
 屹と影居を睨み据え
 地を縮める。人を運ぶことと比べればはるかにたやすい。]

2008/03/27(木) 00:18:15

吟遊詩人 コーネリアス

─件の大殿の屋敷・奥の間─

[暫しのち、何方かが見つけたのは、褥の上で乱れた屍骸。

奇妙な事にその御方は、



部屋の中であるのに、溺れ死んでいたのだとか。*]

( 37 ) 2008/03/27(木) 00:18:21

≪_匿名_≫、匿名メモを貼った。 メモ

( A23 ) 2008/03/27(木) 00:18:24

見習い看護婦 ニーナ

すまない、兄さん…私には…

[嗚呼、この声すら聞こえているのか。
うっすらと見えた苦悶の表情。
穴に入り込もうとする極彩色。
音すらも塞ぎ込んだ]

もう、止めろ…
止めて、あげてくれ…ぇ…

[掠れた声で言う。
しかし。蛇は、無情…元より。
人の声を知るかどうかも怪しいが。
薬師は言った。頬に、一筋。涙を流し。
はらり、草笛は地に落ちた。
赤の地に、緑が一つ]

( 38 ) 2008/03/27(木) 00:19:13

双子 リック

…仕える、ですか。

[少しだけ困ったような顔をして、しぶしぶとばかりに頷く。
式、と呼ばれるそれらとの意思の疎通がどうも苦手だかららしい。
せめて動物型の式がいればよいと願いながら、呪符を受け取り、その後姿を見送り、ぽつん、と呟く]

…困ったなぁ。

[小さく肩をすくめる]

( 39 ) 2008/03/27(木) 00:19:25

学生 ラッセル

同じこと。
ならば、何とされます。

何れにせよ、
──未だこの身、あなたの元へ帰るはあたわず

[静かに揺れる首を抱え、
 屹と影居を睨み据え
 地を縮める。人を運ぶことと比べればはるかにたやすい。]

( 40 ) 2008/03/27(木) 00:19:26

修道女 ステラ

[識は式 穢れをおうのみ]
[抱き寄せられながら その面は影居に向けられていたのだった]

                            ――東寺→…――

( 41 ) 2008/03/27(木) 00:23:18

書生 ハーヴェイ

違うと言うならそれも良い。

さて、おれは「まだ」陰陽師、
穢れ負いし人形(ひとかた)は常世へ流し遣ろうよ──

( 42 ) 2008/03/27(木) 00:23:45

見習い看護婦 ニーナ

…兄さんは、何もしていない…はずだよ。

[桐弥の声に。掠れた声で]

兄さんは…大殿…に。雇われた。
流れの陰陽師…
恨まれるとすれば。
其れこそ、呪いか。祟りか…

[極彩色を白に染めていた陰陽師。
なれば、呪いの怨みは買うか?]

…どちらにせよ…兄さんは、悪くは、無い…

( 43 ) 2008/03/27(木) 00:24:15

牧童 トビー

[その責苦は、白藤が息絶えるまで続き、息絶えて尚、赤いものを垂れ流させて]

[嗚咽を上げる汐を見て、そしてすぐに白藤へと視線を移し]

( 44 ) 2008/03/27(木) 00:24:38

修道女 ステラ、メモを貼った。 メモ

( A24 ) 2008/03/27(木) 00:24:54

【独】 見習い看護婦 ニーナ

[愛しき者。
我が者にならなければ。
いっそ殺してしまえ。と。
其の、心が。分からぬと、言った]

兄さん…

[だが。
愛しき者。
我が者にならず。
殺すことも出来ぬのなら。
どうすれば良いのか]

( -0 ) 2008/03/27(木) 00:25:32

書生 ハーヴェイ、此方を睨む式に向かいて鬼相の微笑。

( A25 ) 2008/03/27(木) 00:25:37

修道女 ステラ


[されど その身は 京の怨  鬼  宿し]

( 45 ) 2008/03/27(木) 00:27:56

【墓】 冒険家 ナサニエル

[背後にする気配…というもおかしいか。
しかし感じたものに振りむきもせずに]

…白藤よ。

……この暗さにお前の名は合わないものよな。

[一部始終、鏡に見ていたから。何も語らずとも全てを知る]

( +2 ) 2008/03/27(木) 00:28:21

書生 ハーヴェイ

─東寺─
[縮地の法にて消え去る己が式に目を細め]

未だ帰るあたわずか。
愚かなり…鳶尾。

だが、その様なお前もまた可愛いというものだ。

[喉を鳴らして嗤った。]

( 46 ) 2008/03/27(木) 00:28:51

吟遊詩人 コーネリアス

─花山院邸・奥座敷─

[ぼんやりと乱れ髪のまま座っていた狐は、顔を伏せたままくすくすと笑ったのです。

ゆらり揺れる狐の三ッ尾。その一本は穢れにて、赤黒く斑に染まってゆくのでした。]

( 47 ) 2008/03/27(木) 00:29:16

牧童 トビー

病で死ぬのなら、恨まれて死ぬのなら、そこに理由はある、のに。
こんな、呪われた様な仕打ちは余りにも、

(酷すぎる)

[言葉にならずにゆらりと体が揺れて、その場に腰を落とす]

( 48 ) 2008/03/27(木) 00:29:45

学生 ラッセル

形代もそれを清め、
川へ流すものが無くば唯の蠱毒と大差無しと──

[あたりの景色へ飲み込まれるように、]
[消え]

──故・大殿の屋敷 屋根の上──

[からり]
[屋根のうえへ降りた]

主の謂うなら、
私が形を変えるに足るまで、
そうはさせまい。

( 49 ) 2008/03/27(木) 00:30:22

双子 リック

[ちらり、傍らの女房を見やる。
まるで、能面のような]

…あの。ええと……。

[うーん、と小さく唸って首をかしげる。
じい、と見つめた後、口を開く]

[暫くして]
[白く、ふくふくと丸く太った子猫を肩に乗せた、童女の姿を安倍邸のあたりで見かけたという証言がいくつか]

( 50 ) 2008/03/27(木) 00:31:51

医師 ヴィンセント


 …・・逝った

      救われぬ あさましき 人食いの魂が 

  [うぉおおおおん] [怨]

[しゃがんだまま笑う男の傍に、うすあかい靄が立ち籠めた。]


             影秀どの…
貴男の魂もまた、羅生門へ 向かうか?

( 51 ) 2008/03/27(木) 00:32:35

修道女 ステラ、鳶尾の衣を握った。

( A26 ) 2008/03/27(木) 00:34:31

【墓】 流れ者 ギルバート

[いたみは遠く。されど近く。]
[泣いているこえ]
[それも、もう“向こう側”]

[“こちら側”の声がする。]



―――橘―――……中将。

[呼び捨てかけて、小さく付け加えた。]

( +3 ) 2008/03/27(木) 00:36:25

吟遊詩人 コーネリアス、メモを貼った。 メモ

( A27 ) 2008/03/27(木) 00:37:19

学生 ラッセル

──故・大殿の屋敷 屋根の上──

[奪ったものが、無我の胎へまた奪い戻されたのを良しとせず、再び喰らいつこうとしたが、衣を引かれて止まる]

( 52 ) 2008/03/27(木) 00:37:49

お尋ね者 クインジー、メモを貼った。 メモ

( a4 ) 2008/03/27(木) 00:37:51

書生 ハーヴェイ

[ニヤリと笑み浮かべたまま、己が式の失せた跡を見るとはなしに見ていたが、]

──しまった。


[チ、と舌打ち。
忌々しげに見詰めるは、羅城門の方角。]

( 53 ) 2008/03/27(木) 00:37:59

見習い看護婦 ニーナ

[口元から手を離せば。
ゆっくりとした足取りで。白藤へと歩み寄る]

…惨い。

[死して尚。
動いてる様に見えるは這いずり喰らう蛇の染色。
痙攣。
穴から出てくる蛇を睨みつける]

もう…臓も…無ければ。
薬を、処せぬ…

[細い手。握り拳が白く、堅く。
ぷつり、食い込んだ爪が新たに赤を紡ぐ]

( 54 ) 2008/03/27(木) 00:39:16

【墓】 冒険家 ナサニエル

死んではその名も意味はない。
橘で構わぬよ、白藤。

[ちょうど、表では白藤の姿が散るらしきを映す。
見るに偲ばず、後ろの者に振り返る]

…あぁ、死んでもこのようにまみえるとはな。
まさかお前とこうなるとは思わなんだ。

苦しかったであろうな。もう大事ないのか。

( +4 ) 2008/03/27(木) 00:39:53

【鳴】 双子 リック

…無茶なんて、していないのに。

[むぅ、と小さく剥れて。相手の下に己の声が届くのも忘れ]

…でも、これ…わざわざ、この格好にする必要性はあるのだろうか…。

[初めて袖を通した、女物の着物。意外と重く、結構疲れる]

( =1 ) 2008/03/27(木) 00:40:37

流れ者 ギルバート、メモを貼った。 メモ

( a5 ) 2008/03/27(木) 00:40:37

修道女 ステラ

[はらりと櫻が流れゆく]

( 55 ) 2008/03/27(木) 00:41:09

修道女 ステラ、大きく 首を左右にふる。

( A28 ) 2008/03/27(木) 00:41:44

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。 メモ

( a6 ) 2008/03/27(木) 00:43:52

学生 ラッセル

……先から、何を否とする。

[焦れたように顔を顰めた。]

( 56 ) 2008/03/27(木) 00:45:14

【鳴】 書生 ハーヴェイ

[何やら不満げな想い人の声伝われども、
今はそれに答えるゆとりも無く]

   白藤

[一言だけがおとこの鎧ったこころの奥からぽろりと零れた。]

( =2 ) 2008/03/27(木) 00:45:15

牧童 トビー

[倒れた白藤へと近づく汐を見つめて]

大殿の邸で、雇われていたから……?
それが何の怨みになるんだ。

どうして。

(どうして)

[立ち上がり、既に物言わぬ白藤の骸を見下ろし、蠢く蛇を睨み]

鬼、……。
おれが相手にしようとしていたのは、鬼なのか。

(どうやって見つけるというのか、如何にして傷つけようというのか。誰に聞けば、その方法はわかるのだろう)

( 57 ) 2008/03/27(木) 00:45:31

医師 ヴィンセント

[おとこは、顔を覆っていた手のひら、指を苦労して引き剥がし、立ち上がる。何時もの薄笑みは無く、暗いまなざしは何処か憂いを帯びていた。]

わたしは、ひとは嫌いだ… 

・・・兄上 それに、影秀どの。

──ああ。葛木が、おのれの所業をおそれ悲しまぬが良い。

あのうつくしい銀の毛皮の沁みが あれ以上酷くならないとよいのだけれど。

( 58 ) 2008/03/27(木) 00:45:53

医師 ヴィンセント

[おとこは水晶の数珠をかかげ、空に向かい礼の形を取る。
 瞠目。目の裏に浮かぶは──]

無我──ならば 澱みを請け負うことが出来るか。

( 59 ) 2008/03/27(木) 00:46:00

【墓】 流れ者 ギルバート

……それでは、お言葉に甘えて?

[軽い調子を作ろうとして、
上手くいかなかったらしく苦笑を零す。

極彩色。
白。
おかされて滲む。
緑。
あかいはなびら。]

―――痛い。

[眼を細めて、小さく呟き]

でも、もうそれも……“向こう側”だ。

( +5 ) 2008/03/27(木) 00:47:34

牧童 トビー

[これほど辛いことならば、もう情を持つことはやめた方がいいのだろう。仇すらとらないほうがいいのかも知れぬ、と]

[それでも]

[許せる所業ではなく]

あの男に聞けば、判るかな。あやかしの、鬼の殺し方が。

( 60 ) 2008/03/27(木) 00:48:35

双子 リック

[ふくふくと丸く太った仔猫はすまし顔して少女の姿した少年の肩に鎮座する。
式神に、猫になれるかと願ったら、彼女はわざわざこんな姿になってくれたわけだが]

……?

[微かな異変を感じ取ったらしい猫が、短く一つ鳴く]

…なにが、一体。

( 61 ) 2008/03/27(木) 00:48:57

修道女 ステラ


[ 穢れをもらう ]

[綴る]

( 62 ) 2008/03/27(木) 00:49:09

【鳴】 双子 リック

[耳に、人の名前らしいものが届く]

…え……?

[思わず足が止まって、今は目前に見えぬ姿を思わずきょろりとあたりに探す]

( =3 ) 2008/03/27(木) 00:50:11

双子 リック、大路の途中で足を止めて辺りを見回す。

( A29 ) 2008/03/27(木) 00:50:35

書生 ハーヴェイ

─羅城門─

……やはり、か。


[少し息荒くして、やや時遅れておとこは羅城門に辿りついた。]

( 63 ) 2008/03/27(木) 00:52:56

【墓】 冒険家 ナサニエル

[後ろの霧鏡から目の前の男が苦しむ声が聞こえる。
呪いが軋む音がする。汐や少年の悲鳴が聞こえる。

何より白藤の断末魔]

痛むか。お前の翡翠は結局役にはたたなんだな。

[下がる翡翠は濁ったようにも見えるか?]

魔除けの翡翠、か。

[もう一度、その翡翠に手を伸ばし]

綺麗な色をしていたのに。今はしかと見ることもかなわぬか。

( +6 ) 2008/03/27(木) 00:54:06

学生 ラッセル

やらぬと謂って居るだろう。
他所へいけ。幾らもあるだろう。

[綴る手を払いのけた]

( 64 ) 2008/03/27(木) 00:54:15

見習い看護婦 ニーナ

呪いに抗する事が出来る…
呪いを仕掛けようとする者にとっては邪魔、なのだろうよ。

[ぽつりと。聞こえてきた問いに答える]

…そう、何か。理由が、あったと。
思わせて、おくれ…

[あらかた食い終えたのか。
どんどん出てくる蛇に小さく紡ぐ]

…あの、男…?

[振り返り、桐弥の姿を見ようとすれば。
一人の男が見えて]

( 65 ) 2008/03/27(木) 00:55:15

牧童 トビー

[白藤から目を離し、見た顔を見つけて――睨む]

(あいつは)

( 66 ) 2008/03/27(木) 00:55:34

修道女 ステラ、鳶尾の顔を指差した。

( A30 ) 2008/03/27(木) 00:55:55

医師 ヴィンセント

──大路──

[ふくよかな猫だけを抱いた若宮が、路に佇んでいる姿を認めた。色薄き髪の色、間違うはずもない。]

…おや。
あなたは─、(供もつれず)

ああ、もしや…中将どのか、影秀どのをお探しですか?

( 67 ) 2008/03/27(木) 01:01:54

医師 ヴィンセント、双子 リックに、数珠をかかげ持ったまま、少し困ったような動作で礼──。

( A31 ) 2008/03/27(木) 01:02:37

【墓】 流れ者 ギルバート

[眼を伏せる。
聞こえてくる。
汐の慟哭も、桐弥の叫びも。]

――及ばないばかりだ。

[すまないな、と。それは誰に向けてか。]

翡翠は――魔除けだが
人喰いには……なんということもなかったんだろう。

[翡翠に伸ばされる手を伏せたままの瞳で見て。
ひやりとして揺れる魔除けは、微かに濁っている。]

( +7 ) 2008/03/27(木) 01:03:21

双子 リック

[辺りを、きょろきょろと見回していると白く丸く太ったねこはぴょん、と器用に大路へと降り立つ。
そのまま、少しだけ駆けるとぴたっととまり、こちらを向いてにゃあとなく。
ついて来い、ということらしい]

…え、と。

[にゃあ]

…わ、わかった。行きます。

[そのまま、猫と少女の追いかけっこが始まる。
終着地は───羅生門]

( 68 ) 2008/03/27(木) 01:03:32

【独】 書生 ハーヴェイ

[東寺から此処まで、多少の誤魔化しはしたが、最大限に急いでも間に合わぬと分かっていたから派手な技は使っていない。
酷薄かも知れぬ、が、若宮の身に危険が迫った訳でもなければそんなものであった。]

( -1 ) 2008/03/27(木) 01:03:42

学生 ラッセル

厭だ。

[指を噛み、
 覆い被さるように唇を重ねて
 奪い返された徴を吸いあげようとする]

( 69 ) 2008/03/27(木) 01:04:19

双子 リック

−大路・羅生門手前−

…え…?

[ぴたり。足が止まる。
猫が、訝しげな足取りで戻ってきて、法師を見る。
少女の姿した少年も、訝しげに彼を見るしかなかった]

…。

[確かに、護符があれば姿は違って見えると聞いたのに、どういうことなのかがわからず]

( 70 ) 2008/03/27(木) 01:05:59

【墓】 冒険家 ナサニエル

誰に対して詫びる?
そしてお前は誰から恨みを買うた?

[いつかたわむれに話していたこと思い出し]

お前も誰かに知らぬ間に恨まれていたか。
人のことは、いえないな?

( +8 ) 2008/03/27(木) 01:09:53

医師 ヴィンセント

[おとこは、若宮がいぶかしげに止まった理由が分からず、暗い目で見えがたそうに目を細めた。]

…はて。

[おとこに見えているのは、若宮の淡く宝玉のごとく光る《いろ》のみ。
 近づいてみて、確かに若宮だと思った相手が、少女のような見目形をしていることに気付いた。周囲に人は多いが、大路を行く高貴な者をはやす声も聴こえない──。
 暫しの沈黙ののち、おとこは若宮が何かの術を帯びていることに気付いた。]

…ああ。
申し訳有りません。[声を潜める]
わたしは目が暗いせいか、
人とは違うものが見える──のです。

( 71 ) 2008/03/27(木) 01:13:04

医師 ヴィンセント、双子 リックに、触れるか触れないかの距離──手を差し伸べた。害意なく。

( A32 ) 2008/03/27(木) 01:14:26

書生 ハーヴェイ

─羅城門─
[おとこはふらり、無造作に骸の前に立ち尽くす人々に近付いて行く。

見るも無残な有様であった。
体の九穴から這い出る蛇、
血の池に沈む躯は、内腑がごっそり失せているのがはっきりと分かる。]


蛇蠱か。

[厭わしげに目を眇めた。]

( 72 ) 2008/03/27(木) 01:14:49

医師 ヴィンセント、双子 リックのすぐ近くに立っている。

( A33 ) 2008/03/27(木) 01:15:13

冒険家 ナサニエル、流れ者 ギルバートの翡翠を弄っては離し。冷たい翡翠は温くもなったか

( a7 ) 2008/03/27(木) 01:16:20

双子 リック

…さようでございましたか。

[周りに聞かれても、あまり当たり障りのない言葉を選び、そして猫を抱き上げる]

…永漂さまは、どちらへ?
先ほど…中将殿か、影秀を、と…その名前が、聞こえましたが…。

[中将が殺されたのは知っていたが、何ゆえにそこに影秀の名が並ぶのかわからず首をかしげ]

( 73 ) 2008/03/27(木) 01:16:34

学生 ラッセル

[すこし離した口の隙間に尋ねた]

お前はほんとうにただ、穢れをその身に集めるだけなのか。
お前の主はお前をどうすると言いはしなかったのかな。

( 74 ) 2008/03/27(木) 01:16:43

修道女 ステラ、左手を鳶尾の頬にあて 右手は字を綴る

( A34 ) 2008/03/27(木) 01:17:59

【墓】 流れ者 ギルバート

恐れ多くも、祓えなかったものすべてに、
……なんてな。

[首をゆるりと横に振る]

そうだな、おれも知らず恨みをかっていたらしい。
まったく、物好きもいるものだ。

――ああ、本当に。
あんたのことは、謂えない。

[ちいさく苦笑。]

( +9 ) 2008/03/27(木) 01:20:15

【鳴】 書生 ハーヴェイ

(ん?)

[己が式が発する警戒、]


誰か術を見破った者が居るのか?

( =4 ) 2008/03/27(木) 01:21:48

流れ者 ギルバート、翡翠が揺れる感覚に、眼を微かに細めた。

( a8 ) 2008/03/27(木) 01:22:26

双子 リック、伸ばされた手に少し躊躇い──その手のひらに猫の顔を押し付けた。猫が鳴く。

( A35 ) 2008/03/27(木) 01:23:02

修道女 ステラ


[ しんだ ]

[掌に綴る]

( 75 ) 2008/03/27(木) 01:23:10

修道女 ステラ


[ ぼくは ]

( 76 ) 2008/03/27(木) 01:23:27

【削除】 医師 ヴィンセント

[少女の姿の若宮が言の葉を紡ぐ間も、節くれた指を若宮にかざしていた。]

    [ぴちゃぁあん] [何処かで水音が響き]

[おとこの足元に うっすらとあかい靄が煙る。
 常人ならばその靄に気付かぬやもしれぬ。式ならば感ずるかもしれぬ。]

…・・

[翳した手をもどし、数珠を持って両手を合わせた。]

影秀どのは、中将どのと同じく
──もう、現の人ではなくなりましたゆえ。

2008/03/27(木) 01:23:37

修道女 ステラ


[ 京にいけと ]

[左手から徴を取り込み――]

( 77 ) 2008/03/27(木) 01:23:53

【墓】 冒険家 ナサニエル

本当に。恐れ多いことだよ。
人が手に持てる物など多くはない。
こぼせばそれはまさに桜の如く散るだけよ。
ならば最初から関わらねばよかったものを。

誰が誰を恨むのやら。だが俺もここにいては誰かを恨んでいるのだろう。当の相手は知らぬことだがな。

あの薬師と童は泣いていた。あやつらの恨みはどこに行くのだろうな。

( +10 ) 2008/03/27(木) 01:24:46

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。 メモ

( A36 ) 2008/03/27(木) 01:25:13

医師 ヴィンセント

[少女の姿の若宮が言の葉を紡ぐ間も、節くれた指を若宮にかざしていた。]

…・・

[翳した手に猫の舌先が触れるに、おとこは薄く笑い。
 かざした手をもどすと、数珠を持って両手を合わせた。]

    [ぴちゃぁあん] [何処かで水音が響き]

[おとこの足元に うっすらとあかい靄が煙る。
 常人ならばその靄に気付かぬやもしれぬ。式ならば感ずるかもしれぬ。]

影秀どのは、中将どのと同じく
──もう、現の人ではなくなりましたゆえ。

[云ってから若宮の無邪気さにこまったように、眉をよせた。]

( 78 ) 2008/03/27(木) 01:26:33

牧童 トビー

[白藤に近づく男、安倍を見やりどこかで聞いたような声を聞いて其方を見れば、猫を連れた童女と、法師の姿]

こんな所に、子どもなど。

[目を細める。その童女の気配が、どこか懐かしいようにも思えて]

( 79 ) 2008/03/27(木) 01:26:49

学生 ラッセル

[手のひらを返し、奪われた徴が、その胎へ下らぬように
 無我の腕を押さえる]

京で何とせよと。

( 80 ) 2008/03/27(木) 01:27:57

見習い看護婦 ニーナ、メモを貼った。 メモ

( A37 ) 2008/03/27(木) 01:27:59

修道女 ステラ


[ 京と人をまもれ ]

( 81 ) 2008/03/27(木) 01:30:37

牧童 トビー

若君様。

[ぽつりと]

[姿は違う。けれど、その歩みも気配焦がれた人と同じもので思わず口にしてからはっとする]

汐さん、白藤さんを、見ていて。

[汐へと声をかけて、童女の方へと足を向ける]

( 82 ) 2008/03/27(木) 01:31:00

【鳴】 書生 ハーヴェイ

[式の猫の瞳に映るは法師姿の、
 名はさだかに思い出せぬが、白藤と大殿邸で逢った時に一緒に居たおとこだ。

この気配──

[あかい霧、
 あらざるところに通ずる深き穴のような、その、底無しの虚無、]

( =5 ) 2008/03/27(木) 01:31:28

双子 リック

[猫は、何かをとらえたのか急に法師を威嚇し始める。
その様子に、慌てて猫をなだめながら]

…そんな…影秀、まで。

[宥めていた手が震えて、思わず猫を落としてしまう。
器用に猫はくるりと一回転して地に下りるが、少年はといえば眩暈を感じたように思わず大路に座り込んで]

………うそだ。そんなの、うそでしょう…?

( 83 ) 2008/03/27(木) 01:31:35

見習い看護婦 ニーナ

…よくは、知りませんが。ね。

[目許を指先で拭うと、近づいてきた者に言葉を返し]

其の名。兄さんも言っていた…
貴方は、一体…?

[じ、と見つめる。
片腕。拳に力が籠もり。
何とか紡いだ言葉、少し震えて…
溢るる物を見せたくなかった、という事もあるのか。
視線を白藤に落とす。
もう、震えもせぬ。ただ、緑が赤の上。揺れていた*]

( 84 ) 2008/03/27(木) 01:31:36

見習い看護婦 ニーナ、桐弥の言葉には微かに頭を揺らして。*

( A38 ) 2008/03/27(木) 01:32:39

【墓】 流れ者 ギルバート

ふ、それでも……何とか、祓いたかったんだよ。
及ばなくても、また力を研ぎ澄まして。
ばかなことだ、な。

[瞑目し]

そうだな。この、くらいくらい闇のなかで。
おれも、だれかを恨むんだろう。
……皮肉なことだ。

[今一度、靄の向こう側のかれらに顔を向けて]

……汐――、桐弥……。
……。

( +11 ) 2008/03/27(木) 01:33:06

見習い看護婦 ニーナ、メモを貼った。 メモ

( A39 ) 2008/03/27(木) 01:33:13

書生 ハーヴェイ

─羅城門─
[ハッと足を止め、
 顔引き歪め、]

( 85 ) 2008/03/27(木) 01:34:11

学生 ラッセル

それが、殺して。
誑かして。
ちいとも護って居らぬではないか。

[嘲笑す]

( 86 ) 2008/03/27(木) 01:34:45

【鳴】 書生 ハーヴェイ


そ の お と こ に ち か づ く な !!

に げ ろ !!!

( =6 ) 2008/03/27(木) 01:35:18

牧童 トビー

[座り込んだ童女のほうへと寄り、傍にいる法師をちらりと見て]

先程この先で怪異がありましたので、余り寄らぬ方がいいかと。

[声をかけて、童女を見ると、ふるふると震えているようにも見えて]

どうか、なされましたか。

(若君様。ああ、そうだ。この童女はやはり。姿を変えていてもわかる。そしてこのようなことが出来るのは)

[白藤のところにいる男だろうと見当をつける。何より、浚ったのが赤毛の男の方であれば、このような場所にこうやって若宮が現れるはずもない、と]

( 87 ) 2008/03/27(木) 01:38:14

【墓】 冒険家 ナサニエル

葛木が恨みを人になげかけた。
あの哀れなキツネが。かわいそうに。そしてそれは私の為という。
私はそれを望まなかったのに。

お前もせめて想う人が恨みで道を外さぬよう願うのだな。
桜の薄紅、人を恨む血の色であればこれ以上は増えぬこと祈るよ。

[一息。力及ばなかったのは自分も同じ。
そして目の当たりにしていた悪友の変貌。目元が少し、歪む]

あぁ、もしこれが現世であればお前とは一度杯でも交わしたかったものよ。鷹もお前を認めていた。

( +12 ) 2008/03/27(木) 01:42:06

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。 メモ

( A40 ) 2008/03/27(木) 01:42:14

修道女 ステラ、ただ、鳶尾の穢れを請け負う――。*

( A41 ) 2008/03/27(木) 01:43:07

医師 ヴィンセント

嫌われてしまいましたか。
動物は好きなのですがね。

[猫の形をしたものに威嚇され、困った様な笑みはますます深くなる。生物ではない気配、何処かの力ある陰陽師の式か。無我とはまた異なる赤髪の人形(ひとがた)──を、大殿の屋敷で用いていた影居の姿を思い出し、]

(影秀どのが、中将どのを……なのですがねえ)

[この若宮にそれを告げてよいものか。
 おのれが、影秀になしたことを忘れ去ったかのような、おとこのおもての気色。ゆるく首を横に振る。
 人食い鬼と化した武士の話をするまえに、]

──ところで、もしや…あなたさまは、
羅生門にのぼろうなどど、思うてはおりませんな?

( 88 ) 2008/03/27(木) 01:44:16

医師 ヴィンセント、双子 リックのしゃがみ込んだ華奢な背中に触れそうなところで、また手を止める。

( A42 ) 2008/03/27(木) 01:45:32

医師 ヴィンセント、牧童 トビーにゆっくりと首を傾けた。──おや。

( A43 ) 2008/03/27(木) 01:45:57

牧童 トビー、メモを貼った。 メモ

( A44 ) 2008/03/27(木) 01:47:28

学生 ラッセル

それは言えぬのか、
分からぬのか。
否、そも識とはそういうものだったかな──

[奪われたは奪い返す。
 ままならぬも、すこしずつ穢れを取り込みながら。*]

( 89 ) 2008/03/27(木) 01:48:32

【墓】 流れ者 ギルバート

……葛木が?

[眉を寄せて。項に手をやり翡翠に触れる。
ひやりとはしなかった。]

――そうか。
あいつは、泣いていたよ。あんたのために。
おれは好きにしろと謂った。……とめてもどうにもなるものでもない、が。

[止めるべきだったのだろうか。わからない。
続く言葉には俯き目を伏せて]

ああ、そうするさ。
ただもう……祈り願うことしかかなわないからな。

( +13 ) 2008/03/27(木) 01:48:41

【墓】 流れ者 ギルバート

[影居。あのようなおとこだっただろうか。
ひどくするどく、鬼のような。]

……それは光栄、嬉しいことだね。
あの鷹から、何か聞けないかとも思ったんだが。

( +14 ) 2008/03/27(木) 01:48:53

学生 ラッセル、メモを貼った。 メモ

( A45 ) 2008/03/27(木) 01:49:22

【赤】 医師 ヴィンセント

[猫の姿の式に威嚇された おとこの足元には あかぐろい あの犬の首がある]

  [怨] [うぉぉおおおおん][怨] [怨] [怨] 

( *0 ) 2008/03/27(木) 01:50:03

吟遊詩人 コーネリアス

─花山院邸・奥座敷─

[その肩が震えているのは、泣いているのか、笑うているのか。
己が泣きたいのか、笑いたいのかすら、もはや狐には判りませんでした。]

…もはや、もはや只の獣では居れぬ。

[己が何を為したのか、狐には良くわかっておりました。

そして、取り殺した彼の武士は、紛う事なくあの笛の方の仇であったとも。]

…出会わなければ、焦がれなければ、只の獣で居れたというのに。

[胸の奥焦がす悔恨の焔。

…けれども気づいてしまったのです。
幾度も弄び、死に追いやる事を…あの時の己は楽しんでいたと。]

( 90 ) 2008/03/27(木) 01:53:18

【墓】 冒険家 ナサニエル

月白は私以外には懐かぬよ。あれは賢くてな。
私が陰陽師を厭うこと常日頃もうしていたら覚えてしまったらしい。
襲われなかっただけでもよかったと思え

[少しだけ、口元緩め]

祈り願っても帰らぬものは帰らぬがそれしかできないのは私も同じ。

守らねばならぬものをともに守ろうとした者が穢してしまった。
友と思っていたのも私だけだったらしい。
そしてその方をお守りしていた者も…恨みの塊であったな。
たのみにするものもなく。憐れなものは恨みに汚れた。

私一人、道化のようであったろうよ。

[自嘲気味に笑う。
ただ、耐えきれなかったのは目元、ひと筋だけの水の跡。

( +15 ) 2008/03/27(木) 01:54:39

牧童 トビー

[法師の男の言葉に顔を上げる]

羅生門に、登る?
登るって屋根に、ですか? それとも、梁?

[だがしかし何故そのようなことを童女に聞くのか、とも思い。やはり不思議そうに法師を見た]

( 91 ) 2008/03/27(木) 01:56:05

医師 ヴィンセント

[丸くなっていた背を伸ばし、数珠をかかげ、
 墨染め法衣のおとこは、桐弥に一礼を──。]


──怪異ですか。

[怪異が起きている事は、承知と云わぬばかり。おとこは羅生門にひろがる新しいあかい海をことを、知るがゆえ、若宮をとどめようと言葉を掛けたのだった。]

( 92 ) 2008/03/27(木) 01:56:09

【赤】 医師 ヴィンセント

[澱み 穢れ 育った呪を おとこは足元に抱えている。]

( *1 ) 2008/03/27(木) 02:00:19

牧童 トビー、メモを貼った。 メモ

( A46 ) 2008/03/27(木) 02:04:10

医師 ヴィンセント

[桐弥に、]

のぼるのは、内側に入るため ですよ。
死体が放り込まれ── 夜盗が寝床にしている場所ですゆえ。
《お嬢さん》が行くような場所ではないと。

[おとこは、桐弥が弥の君でもあることはもちろん、ただの人とおぼしき桐弥が、なにゆえにか若宮の気配を察しているとは思い及ばず。]

怪異が、なにごとか──聞いてもよいだろうか?

( 93 ) 2008/03/27(木) 02:05:16

医師 ヴィンセント、メモを貼った。 メモ

( A47 ) 2008/03/27(木) 02:07:44

【墓】 流れ者 ギルバート

そうだな、実に賢い。
主が陰陽師嫌いじゃぁ、仕方がないねえ。

[つられるように、笑みを。]

――……守る。若宮様か。

[靄のむこうの、術で少女の姿をした“少年”。]

宮中も、恨みやたたりに囚われていたか。
否、宮中であればこそ、か。

[道化のようだ、とわらう、
零れるしずくを見て、ぬぐおうとしたか手を伸ばす]

( +16 ) 2008/03/27(木) 02:08:31

吟遊詩人 コーネリアス

[ふわり。
狐は白き夜着のまま、乱れ髪のまま風になるのです。

いえ、それは。
心を乗せたまぼろしなのでしょう。

大路に乱れ咲く枝垂桜の枝の上。
腰掛け狐は笛を吹くのです。

割れ笛の紡ぐ調べは、乱れ乱れて嘆き哭く。]

( 94 ) 2008/03/27(木) 02:09:14

書生 ハーヴェイ

[おとこの叫びを表すかのように、
猫は法師に向かって*激しい威嚇の声を上げている。*]

( 95 ) 2008/03/27(木) 02:10:07

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。 メモ

( A48 ) 2008/03/27(木) 02:10:59

牧童 トビー

[法師へと向けて]

登っても、あそこには何も、ありはしません。
あるといえばあるのでしょうが。

[現のものでないものなら、あそこには一つ二つといわず]

怪異は、。

[目の前の若宮の前で言うことを憚られて言い淀み]

一人の陰陽師が、呪いを受けて息絶えた。それだけのことでございます。ですが、こちらの童に見せるのは酷かと思いまして。

( 96 ) 2008/03/27(木) 02:11:56

【墓】 冒険家 ナサニエル

…嫌っていたが…信用していなかったわけではないのだがな。
鷹には伝わらなかったらしい。そこまで人の感情教える術は知らん。

[影居も白藤も陰陽寮も、嫌っていたが信用とはまた別物]

役目であれば宮中も、宮様も、だ。
それが…このざまでな。

[伸ばされた手、逃げることはしないが]

…そういうことは想い人にしてやれ。
次は色恋で恨まれる羽目になるのはたまらぬ。
来世は静かに生きたいものだからな

( +17 ) 2008/03/27(木) 02:14:50

【赤】 医師 ヴィンセント

 [怨] [怨<won>──] [うぉおおおおん]

[咆哮ととも] [犬首からあかぐろい雫が滴り] [おとこの足元に怨み渦巻く ひろいひろい池をつくる] 

[桐弥に話しかけながら、おとこは人肉をむさぼり大きく育った怨みの塊を、ゆびさきで撫でる。] 

( *2 ) 2008/03/27(木) 02:17:01

【墓】 流れ者 ギルバート

……隔たりがある、か。
仕方のないことだ。

[ふ、とわらう。]

――皮肉なもんだねぇ。

[眼を閉じて、すいとしずくを拭った後]

想いびと、ね。
あいにくどうにも……そういう方面には鈍くてね。
まぁ、何かしらの恨みはごめんだから、従うとしよう。

[本気か冗談か
そんなことを謂ってから手を離した。]

( +18 ) 2008/03/27(木) 02:18:27

医師 ヴィンセント、双子 リックから離れ、つ、と桐弥の耳元に口を寄せた──。

( A49 ) 2008/03/27(木) 02:20:04

牧童 トビー、医師 ヴィンセントの行動に一歩足を引いて、身を硬くした

( A50 ) 2008/03/27(木) 02:24:51

医師 ヴィンセント

[ひどくやさしい奇妙にひくい声で、]

蛇、蟲が湧きましたか。

[湧いたと云うことを確かめるように、*おとこは囁く*──。]

( 97 ) 2008/03/27(木) 02:26:42

【墓】 冒険家 ナサニエル

鈍いのはお互い様だがとばっちりはくれてくれるな。

[眉間の皺はもう顔から消えないらしい。
ふい、と霧の鏡をのぞき見て]

…また誰か、恨みを持ったか。それとも恨みに捕らわれたか…。
ここで何をしてもせん無きことだが…かくも哀れな人の世よ。

[俯いて、呟く言葉に込めた感情はそも何か──*]

( +19 ) 2008/03/27(木) 02:28:04

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。 メモ

( a9 ) 2008/03/27(木) 02:29:42

【墓】 流れ者 ギルバート

[くつくつと、小さなわらい。]

これは、失礼を。

[だがそれもすぐ消える。
靄のむこう。
無残なおのれの遺体の傍に佇んだままの――汐。]

……、…――。

[小さくひらいたくちびる。
言葉を捜せど、音にはならず*]

( +20 ) 2008/03/27(木) 02:33:20

【墓】 村長 アーノルド

人の世とは一体どのような姿をなしているものかよのう…
白藤殿といい…未知なるものが多すぎるぞな。

[顎を*さすりながら*]

( +21 ) 2008/03/27(木) 08:04:47

牧童 トビー

──羅生門──

[法師の言葉に目を見開いて]

[肯定を示すかのように、男を睨んだ]

お前が、やったんじゃないだろうな。

(なんだろう、この男の纏う空気は。危険を感じるわけでもないのに、芯から冷えるような)

( 98 ) 2008/03/27(木) 10:11:19

牧童 トビー、双子 リックと法師の間へと割るように*位置を変えて*

( A51 ) 2008/03/27(木) 10:16:48

双子 リック

―大路・羅生門前―

陰陽、師――――

[鈴が震えるようにちいさな声。
びくり、と肩が大きく震える。
思い描く姿が一つ。
少しづつ呼吸が、乱れて]

…ぃ、ゃ……
い、やだ………!

[震えおさまらぬまま立ち上がり、羅生門へ駆け出す。
少年と法師を振り返らぬは、*心に余裕持たぬがゆえに*]

( 99 ) 2008/03/27(木) 10:34:50

【墓】 冒険家 ナサニエル

…人の世とは己が見えるものだけよ。
見ようと思わねば見えまい。
見ようと望めばいかようにも。

在ると知る者にはこの世は果てなく広いであろうよ。
無しと思う者には限りなく狭いもの…。

[ぽつり、と]

( +22 ) 2008/03/27(木) 10:45:18

【墓】 冒険家 ナサニエル

[横で小さく呟く陰陽師。ついくれやる視線は痛々しい]

……人は石木に非ず、か。
少しお前が羨ましいよ、白藤。

[苦笑い浮かべ、それ以上は今は語らぬ*]

( +23 ) 2008/03/27(木) 10:52:55

牧童 トビー



[呟き、駆けだした童女を見てしまった、と思い]

行ってはなりません、貴方の思い描いた方とは別の人です!

[叫んで、後を追う。かろうじて若君と呼ぶことは押し留め]

( 100 ) 2008/03/27(木) 12:31:57

【墓】 流れ者 ギルバート

折鶴、お役に立てませんで申し訳なく。

[声の主に、そう謂って]

さぁて……通す眼によって違ってくるものでして。
一様ではないでしょうな。

[橘の言葉は黙って聞いて]

( +24 ) 2008/03/27(木) 12:37:47

【墓】 流れ者 ギルバート

……羨ましい?

[橘の言葉を聞いて、
不思議そうな表情を見せた。]

ひとは、ひとだからな。
時に冷たく、おそろしく、
けれどもあたたかいものだ。

[汐を見ていたが、
視線を若宮、そして桐弥の方へ向けて]

……うらみ、か。

[呟く]

( +25 ) 2008/03/27(木) 12:41:00

【墓】 冒険家 ナサニエル

そのあたたかさ知る前のみまかりよ。
手に持つものが刀と弓だけではなにも解るまい。

雅の世界もいうも惨たらしい。
心許せる相手と思えば呪われる。何を頼みにすればよいかすらわからぬよ。

政の外つ世界を知れればまた変わったろうに。

( +26 ) 2008/03/27(木) 12:56:33

【墓】 流れ者 ギルバート

……難儀な事だな。

[首を傾けて、橘を見た。翡翠が揺れて]

雅を求めるも、その内側は
おれたちと大差ないということなんだろうかね。
いや、やはり少し違うか。

あんたも、まるで籠の鳥だ。

( +27 ) 2008/03/27(木) 13:19:34

吟遊詩人 コーネリアス、メモを貼った。 メモ

( A52 ) 2008/03/27(木) 14:06:40

牧童 トビー、メモを貼った。 メモ

( A53 ) 2008/03/27(木) 14:09:49

【削除】 書生 ハーヴェイ

―羅生門―
[髪を禿(かむろ)に切り揃えた、若い――細くはある

がおとこなのであろう――が、此方を見つめて問うて

きた。>>84
顔には泣いた痕が見て取れる。]


陰陽師、安倍影居……
白藤と縁のあった者だ。

[どこか苛立ちを抑えているような表情、*眉間に深い縦皺。*]

2008/03/27(木) 14:58:39

書生 ハーヴェイ

―羅生門―
[髪を禿(かむろ)に切り揃えた、若い――細くはある

がおとこなのであろう――が、此方を見つめて問うてきた。>>84
顔には泣いた痕が見て取れる。]


陰陽師、安倍影居……
白藤と縁のあった者だ。

[どこか苛立ちを抑えているような表情、*眉間に深い縦皺。*]

( 101 ) 2008/03/27(木) 14:59:19

修道女 ステラ、メモを貼った。 メモ

( A54 ) 2008/03/27(木) 15:14:04

吟遊詩人 コーネリアス

―羅生門への途―
[駆け出す若宮様を遮るように、ざわりと吹くは花散らす風。
辺りは夢まぼろしが如くに、何処とも知れぬ、櫻散り乱れる庭。

若宮様の傍らには、彼の忠実なるまもりびと。

嗚呼それは、ただのまぼろしなのでしょう。]

[されど狐は、知っていたのです。
己が怨みにて、握りつぶした彼のもののふの、
心のうちに秘めた思いを。

もしかするとそれこそが、彼を人喰いへと変えてしまった、
叶わぬ思いかもしれず。

けれども、彼亡き今、それを知るものはおそらく居ないのでしょう。]

[ゆめまぼろしのまもりびとは、
若宮様の傍らに、そっとその身を屈めると、

( 102 ) 2008/03/27(木) 15:21:35

吟遊詩人 コーネリアス

[耳元へと、言の葉ひとつ。]

( 103 ) 2008/03/27(木) 15:22:18

吟遊詩人 コーネリアス

[ざわりと風騒ぎ、わずか届くはあの笛の音。


そして、若宮様の傍らには、もう誰も居ないのでした。]

( 104 ) 2008/03/27(木) 15:24:14

学生 ラッセル、メモを貼った。 メモ

( A55 ) 2008/03/27(木) 15:25:38

吟遊詩人 コーネリアス、メモを貼った。 メモ

( A56 ) 2008/03/27(木) 15:29:33

【墓】 冒険家 ナサニエル

籠の鳥、か。
籠は護る為か捕える為か。

…閉じこもり誰とも見えなければそれもある意味幸せかもな。

[小首傾げる様、何が気に入らぬのか、もう一度ぐい、と翡翠を引っ張った]

そんな眼で見られるのは気に食わん。

( +28 ) 2008/03/27(木) 15:43:45

【墓】 流れ者 ギルバート

籠の中があたたかなら――それもしあわせか?
けれど、外を見てしまったなら
きっと羽ばたこうとしてしまうんだろうな。

あの宮さまみたいに。

――ッ、?

[ぐい、と翡翠を引っ張られて眼を瞬かせ]

なにする。
……どんな眼だ?

[自分の目の下に人差し指を置いて、
少しばかり悪戯っぽくきいた。]

( +29 ) 2008/03/27(木) 16:46:01

【墓】 冒険家 ナサニエル

……

[口を開きかけて、やめた]

豆でも投げてその眼つぶしてやろうか。
そうすればせいせいする。

からかわれるのは嫌いだが憐れまれるのも嫌いだ。

( +30 ) 2008/03/27(木) 16:54:48

【墓】 流れ者 ギルバート

[言葉を待つも、返されたのは悪態。
薄く笑んだ。]

豆か、当たる前にとって食べてやろうかねぇ。

[片目の前に手を翳して]

――そう見えたか?
気に障ったんなら悪かったな。

( +31 ) 2008/03/27(木) 17:08:51

【墓】 冒険家 ナサニエル

…お前の白い式と豆の取り合いでもしたらどうだ。鳥の腹が満ちたら月白がくってくれようよ。

お前が気に食わないからそんな眼にもみえたかな。
来世では眼潰して琵琶法師にでもなれ。

[くつり、とついぞ見せなかった笑い顔]

( +32 ) 2008/03/27(木) 17:17:58

【墓】 流れ者 ギルバート

そいつはちょっとした修羅場になりそうだ。
あんたの連れの腹を満たすもんにはなりたくないねぇ。

[片目を瞑り]

随分きらわれたもんだねえ。
琵琶法師も悪かないが、
春の櫻が見えなくなるのは惜しいことだ。

[ふと浮かんだ笑顔、暫し見て]

……そういう顔で笑うんだねえ。
そっちのがいいな。

( +33 ) 2008/03/27(木) 17:35:18

【墓】 冒険家 ナサニエル

式は生き物でないが月白は食べねばならんしな。
まぁ遠慮はするな。残さぬよういいつけてやる。
鷹がそれを解するかはそれこそ知らん。

私が陰陽師は好まぬと何度も言っただろう。

何がいい?笑うのがそんなに珍しいか?お前はいつもそうだろう。

そんなにありがたいというなら物見料でも頂こうか。

( +34 ) 2008/03/27(木) 17:45:28

【墓】 流れ者 ギルバート

物騒な命令だなそりゃ。
遠慮じゃない、拒否だ拒否。

[ひらり手を振り]

あぁ、謂ってたな。そういえば。
謂われなくても分かるがね。

いやぁ、あんたはいつも怒ってるか眉間に皺寄せてるかどっちかだったように思うんでね。
おれのこれは、あれだ。癖みたいなもんだ。
もっと可愛らしく笑うんだったら考えなくもないねぇ。

[なんてな、と笑う]

( +35 ) 2008/03/27(木) 18:11:11

【墓】 冒険家 ナサニエル

……桜。
桜が見たい。

陰陽師は、桜は出せぬか?
思い残すは花咲く前に逝ったこと。

[白藤の戯れに急に笑顔は消え。
ひどく唐突に聞いてみた]


先程の見返はそれでいい。
やはり、無理か?

( +36 ) 2008/03/27(木) 18:18:26

書生 ハーヴェイ

―大路・羅生門前―
[若宮に近付く法師を威嚇していた猫だったが、肝心の若宮が急に駆け出すと、慌てた様に跡を追って走り出した。]

( 105 ) 2008/03/27(木) 18:33:44

【鳴】 書生 ハーヴェイ

─羅城門─
[若宮が此方に向かって走ってくる。
それを式の眼と、縒り結ばせた魂緒がおとこに伝えてきた。]

季久さま、

季久さま。
落ち着き召され。

[宥めるような声が伝わる。]

( =7 ) 2008/03/27(木) 18:42:26

吟遊詩人 コーネリアス

―花山院邸・奥座敷―
[経の帳に囲われて、狐は臥しておりました。

見るのは長い長い夢。
揺れり揺れゆく小舟には、しとしと雨が降るのです。

身を隠せる場所すらなくて、
いっそ湖水に飛び込めば、楽になれるかと思うのです。]

[されど、
大波小波に舟が揺れると、
狐は恐れて船縁に、思わずしがみついてしまうのです。]

…なんと、あさましい。

[怨みに人を取り殺しておきながら、己は死ぬのが恐ろしいなどと。

身を焼く思いは熱となり、狐はうなされておりました。]

( 106 ) 2008/03/27(木) 19:08:50

双子 リック

―大路・羅生門前―

[回りを気にする余裕のなかった姿がぴたりと足を止める。
その面は蒼く。
遮るように吹く風、笛の音。
姿見えぬのに傍らに感じる慣れ親しんだ気配。
今にも泣きそうな顔したかと思えば、こぼれた涙を隠すように両の袖が顔を被う]

…っ……!

( 107 ) 2008/03/27(木) 19:29:56

双子 リック、メモを貼った。 メモ

( A57 ) 2008/03/27(木) 19:35:31

修道女 ステラ、メモを貼った。 メモ

( A58 ) 2008/03/27(木) 19:41:03

【独】 双子 リック

[思い知る、自分の弱さ。
どれだけの想いに守られ、どれだけの想いに生かされ―――どれだけのおもいに愛されてきたのかを]

( -2 ) 2008/03/27(木) 19:41:39

修道女 ステラは、見習い看護婦 ニーナ を投票先に選びました。


修道女 ステラは、書生 ハーヴェイ を能力(襲う)の対象に選びました。


【鳴】 双子 リック

――――かげい、さま。

[泣き声が小さく音になる。
ふるえて、幽かに、鈴のよに]

( =8 ) 2008/03/27(木) 19:44:03

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。 メモ

( A59 ) 2008/03/27(木) 19:46:33

【墓】 流れ者 ギルバート

[突然の頼みに、眼を瞬かせて
さくら?
と小さく繰り返す。]

……この闇に花が咲くかどうかわからんが。

[袖に手を入れ、取り出した白い紙。
靄の中でも淡く白く、
花のようにゆれて]

( +37 ) 2008/03/27(木) 19:47:12

【鳴】 書生 ハーヴェイ

……良かった。

[ほ、と溜息を吐くように]

私はここに居ります…

( =9 ) 2008/03/27(木) 19:48:26

【鳴】 書生 ハーヴェイ

怖かったのですか?……それとも。

[やわらかい声音で、包み込む。]

( =10 ) 2008/03/27(木) 19:52:40

【鳴】 双子 リック

かげ、い、さま……かげい、さま…っ…!!

[安堵ゆえに。
ぼろぼろと落ちる涙、止まらず]

( =11 ) 2008/03/27(木) 19:56:20

学生 ラッセル

──故・大殿の屋敷──

[ただ、憾み、呪い、あらゆる穢れを奪う為に
 識と絡みあうようにしていたが、

 いつしか識のかおの上に
 己が主の影を写し見ては
 愛しさ転じて憎しと思い、
 荒々しく識を突き飛ばした。]

[羅生門を騒がせた風の端は、
 屋敷の屋根のうえを掠め行く。]

……いまのは私にも分かる
嗚呼、随分と穢れているようではないか。

( 108 ) 2008/03/27(木) 19:56:26

書生 ハーヴェイ

─羅生門─
[おとこは、若い薬師の応えを待たずに足早に歩き出す。
その先には、童女──に偽装した若宮の、泣きじゃくる姿があった。]

( 109 ) 2008/03/27(木) 19:56:27

書生 ハーヴェイ

私はここに居りますよ──

[うっすらとやわらかい微笑を浮かべる。]

( 110 ) 2008/03/27(木) 19:57:20

学生 ラッセル、メモを貼った。 メモ

( A60 ) 2008/03/27(木) 19:58:02

書生 ハーヴェイ、双子 リックに向かい、そぅっと腕を伸ばす。

( A61 ) 2008/03/27(木) 19:58:30

【鳴】 書生 ハーヴェイ

私が死んだと…思ったのですか?

( =12 ) 2008/03/27(木) 20:00:32

吟遊詩人 コーネリアス、メモを貼った。 メモ

( A62 ) 2008/03/27(木) 20:01:02

学生 ラッセル、風を追い──

( A63 ) 2008/03/27(木) 20:01:56

牧童 トビー

[止めようと手を伸ばしたが、猫に阻まれて]

何故。かような場所におられるのですか。
邸のものが総出で、探しているというのに。
貴方様がいなくなったと知られれば、お上より裁きが参りましょう。
貴方様が何処にいるのか知られれば、そこのものにも同じように、いや、それ以上のものが下りましょう。

[何故に。知らず声はか細く、若宮の聞いた声色で]

(……。邸の者など、どうでもいいはずだったのに)

[若宮に近づく男を睨み付ける]

( 111 ) 2008/03/27(木) 20:02:13

牧童 トビー、メモを貼った。 メモ

( A64 ) 2008/03/27(木) 20:04:11

学生 ラッセル

――花山院邸・奥座敷――

[誰が仕立てたものか、
 経の帳は物忌みのようでもあり
 また、怨霊をその内へ封じてあるようにも思える。
 帳の外へ、現れ]


――なにをそれほど苦しんでいるのだ

( 112 ) 2008/03/27(木) 20:05:55

学生 ラッセル、メモを貼った。 メモ

( A65 ) 2008/03/27(木) 20:07:51

【墓】 冒険家 ナサニエル

[ひらりと舞う桜。暗闇の中に舞う白は月のようにも雪のようにも。
まるで夜桜か粉雪か。笛があれば奏でたのに]

…私が生まれ母が死んだのが桜の時期だ。

陰陽師が祓い損ねた恨みがとりついていた。
誰が悪い訳でもない。知っている。それでも中々…な。
しかしお前は影居を嫌う理由にはならんな。

人が死んでも春は巡り桜は咲く。
偽りの桜でも、見れれば良い。…礼を言おう。

[寂しそうにも笑ったか]

( +38 ) 2008/03/27(木) 20:09:59

双子 リック

[迷い子のよに、伸ばされた腕にしがみついて、ただ泣いた。
声を殺して、ただ泣いた。
胸をよぎる不安は漸く収まり。

そのかわりに。
聞こえた声に、肩が小さく震える。
恐れは再びその瞳に宿り]

……あまねのきみ、さま…?

( 113 ) 2008/03/27(木) 20:10:43

牧童 トビー

(違う。邸の者などどうでもいいのだ。おれはただ――)

[男を睨みつけたままその場に立ち]

(あの男が憎いだけ)

[それでも、若宮を浚って逃げるなどとは思わず]
[一度だけ斃れたままの白藤の骸へと目を向けて]

[大路を北へと*走り出した*]

( 114 ) 2008/03/27(木) 20:10:55

書生 ハーヴェイ

ほう?
この方の正体に気付くとは、そなたは何者だ?
六条院に仕える者か。

[うっすらと口の端に浮かぶ笑みはあくまでやさしく、穏やかな口調だが、何処か底の底の方に冷たいものを含んでいるような]

( 115 ) 2008/03/27(木) 20:13:06

牧童 トビー、メモを貼った。 メモ

( A66 ) 2008/03/27(木) 20:15:17

吟遊詩人 コーネリアス

―花山院邸・奥座敷―
[座敷は暗く閉め切られておりましたが、
経を連ねた帳の奥は、蒼き焔が灯っておりました。]

…あぁ、わたくしは。

[やつれて弱った細い声。]

情けに流され、怨みに流され、
…深い罪を犯してしまいました。

[ゆるゆる身を起こす、衣擦れの音。]

…人を知りて、心を知り、
乞いを知りて、怨みを知り、

…もはや、わたくしは…野辺のけものでは居られなくなってしまった。

( 116 ) 2008/03/27(木) 20:17:02

書生 ハーヴェイ

[しがみ付きただ泣く宮をやわらかく抱き締め、此方を睨み付ける童(わらわ)に問うが、答えも無いまま童は踵を返して走り去らんとする。
と、若宮の声、]

あまねのきみ?

[スッと眉顰められる。]

( 117 ) 2008/03/27(木) 20:18:19

書生 ハーヴェイ

[剣呑な目付きで童の背を見、袖より符を取り出し、]

止めます。

[冷たい殺意込めて、寂びた声潜められた。]

( 118 ) 2008/03/27(木) 20:23:12

学生 ラッセル

─―花山院邸・奥座敷―─

[ふ、と
 焔のもえる音にもかき消されんばかりに微かな声になり]

……心を知りては苦しかろう。

[それも一時のこと。声音はすぐに元のようになる。]

お前は今や、怨みの鬼か?
お前の怨みは、何処へぞゆく

( 119 ) 2008/03/27(木) 20:25:36

双子 リック

[復唱する声に小さく頷いたが、険しい声にはっとなって、慌てて袖を引く]

…っ?!
駄目です、やめてください!!

( 120 ) 2008/03/27(木) 20:28:52

【墓】 流れ者 ギルバート

[ふわり、はらり、ひらり、
揺れてはなびらは落ちる。]

……そうか。

[留まるたましいたちを照らしながらゆっくりと舞う。
橘の語りを聞き、いたみを堪えるように
眉を寄せ眼を伏せて]

――うらみ、か……。
仕方はないさ、生業は一緒だ。
……救おうとして、救えないことがあるのも。


櫻が咲くたび、巡るもんだよ、たましいも。

[礼、と謂われ 寂しそうな笑みにつられるように
常の薄笑みではない、憂い含みの笑みを浮かべた]

ちっとでもそう思ってもらえたんなら、よかったよ。

( +39 ) 2008/03/27(木) 20:29:01

書生 ハーヴェイは、吟遊詩人 コーネリアス を投票先に選びました。


吟遊詩人 コーネリアス

─花山院邸・奥座敷─

[その微かに聞こえた声に、狐は音もなく頷くのです。]

…怨みは……


どうしてよいのやら、わたくしにもわからぬのです。
彼の御方の、仇は果たしたはずなのに。
…胸苦しさは取れぬばかりか、ますます強くなるのです。

( 121 ) 2008/03/27(木) 20:32:09

学生 ラッセル

─―花山院邸・奥座敷―─

……仇、 とな?

( 122 ) 2008/03/27(木) 20:33:32

吟遊詩人 コーネリアス

─花山院邸・奥座敷─

…えぇ。

笛の御方を食い殺したと思しき、人喰いを。

( 123 ) 2008/03/27(木) 20:36:56

書生 ハーヴェイ

[袖引かれ、若宮を見る。
冷たい殺意が解け、仕方がないと言いたげな表情が浮かぶ。

代わりに小さく呪唱えれば、
駆け出した猫が童の跡を追い──
飛び上がると一枚の紙片となって、音もなく舞い、童の背に貼り付いた。]

殺しはしません。
が、居所は掴んでおきませぬと。
他の者に喋られては困りますので──

( 124 ) 2008/03/27(木) 20:37:32

学生 ラッセル

─―花山院邸・奥座敷―─

ほう。
禍つ星ひとつ、落つる か。

これで、残るはひとつ。

( 125 ) 2008/03/27(木) 20:39:52

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。 メモ

( A67 ) 2008/03/27(木) 20:40:22

【墓】 冒険家 ナサニエル

父の都合もあったろうしな。
誰に恨まれても不思議でなかったから。

すまなんだ、無理を言った。花は確かに見せてもらったよ。

…来世があったらまたお前には会えるか?

( +40 ) 2008/03/27(木) 20:41:28

双子 リック

…よか、った。

[ほつり、声が零れる。
止まりかけていた涙は、再び溢れて頬を濡らす]

…ごめんなさい。
僕が…、僕が、いけないの、かな。

[胸に埋まって、詫びる声はとても小さく、布に阻まれくぐもって]

( 126 ) 2008/03/27(木) 20:43:15

牧童 トビー

[走る。背に何か張り付いたような気がして、見るが、わからず]

(何か、したか。六条院邸のものに伝えるのは簡単だ。あそこまで行かなくとも、出歩けばまだみなが探している。

でも、伝える気はない)

[それでも、背の何かはいらぬ、と思い、先程離れた花山院の邸まで辿り着いた]

( 127 ) 2008/03/27(木) 20:43:34

吟遊詩人 コーネリアス

…のこるは、ひとつ?

[その言葉を聞きとがめ、聞き返すように口にするのです。]

もうひとり、いらっしゃると?

( 128 ) 2008/03/27(木) 20:44:36

牧童 トビー、メモを貼った。 メモ

( A68 ) 2008/03/27(木) 20:45:48

牧童 トビー、メモを貼った。 メモ

( A69 ) 2008/03/27(木) 20:47:20

学生 ラッセル

─―花山院邸・奥座敷―─

都に仇なす凶星ふたつ、
添え星ひとつ―─
あれは、大殿の身罷られたときの事だったかな。
そう、云っていた方が居る。
笛の―─中将どのを殺した人喰いは
凶星のひとつであろうなあ

[帳を透かして、青いひかりが
 めろめろと揺らめいている。
 照らし出された経文は、怪しく妖しく揺れる。
 帳の向こう、狐の顔がどのようであるか
 伺う術もなし]

( 129 ) 2008/03/27(木) 20:49:22

【墓】 流れ者 ギルバート

家名とか、政治とか、しがらみだらけだし、な。
恨んで、祟って、
後に残るのは穴二つだってのに。

[ゆると首を横に振って]

いいさ、気にするな。
おれも櫻は好きさ。

[首を少しだけ傾ける。]

……どうかな。
会いたいと思えば、きっと会えると思う。
ひとの思いが生むのは痛みばっかりじゃないだろ。
そのときは――折角だから、春がいいねぇ。

[薄く笑む。]

( +41 ) 2008/03/27(木) 20:49:51

書生 ハーヴェイ

何故、そうお思いになるのです?

[腕の中のその細い身体を包むように抱いて]

あなたは何も悪くない。
悪いのは、あなたを攫った私です。

( 130 ) 2008/03/27(木) 20:50:17

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。 メモ

( A70 ) 2008/03/27(木) 20:52:56

双子 リック

だって、だって……!

[首を緩く振る]

…僕が、あの人の言葉に反応しなければ…隠し通せたのに…僕が、弱いから……だから…!

( 131 ) 2008/03/27(木) 20:55:01

書生 ハーヴェイ

では、

[泣き濡れた若宮の頬に手を添え、じっと濡れた琥珀の瞳を覗き込み]

強くおなりなさい。
これからあなたは、もっともっと辛い目に遭うでしょうから。

( 132 ) 2008/03/27(木) 21:01:39

【墓】 冒険家 ナサニエル

………そうだな。そう願おう。
桜、見ながら杯でもかわしたいものよ。

[薄く笑った顔に、ゆるりと手を伸ばしながら一度止め]

…触れてもいいか?
他意はない。

( +42 ) 2008/03/27(木) 21:01:49

牧童 トビー

[邸を見上げ]

さっきの、邸か。

あいつは陰陽師だ。この背のものも何かしら呪が含めてあるはず。剥がそうとしてどうにかなると嫌だからな……。服ごと換えるのがいい手、と。

[中で何か調達でもして、と門の中を覗き、人がいないと知ると邸の中へと入っていく]

( 133 ) 2008/03/27(木) 21:03:09

牧童 トビー、メモを貼った。 メモ

( A71 ) 2008/03/27(木) 21:05:11

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。 メモ

( A72 ) 2008/03/27(木) 21:06:36

牧童 トビー、邸の中を奥へと*歩いていった*

( A73 ) 2008/03/27(木) 21:06:47

吟遊詩人 コーネリアス

─花山院邸・奥座敷─

凶星…。

[乱れ髪のまま目を伏せて、狐はぽつりというのです。]

怨み辛みに身を妬いて、人を取り殺すけものなどかは、
…そのようなものでございましょうか?

( 134 ) 2008/03/27(木) 21:11:03

学生 ラッセル

─―花山院邸・奥座敷―─

さて。
私には、
誰が凶星たるものか
知る術はなし─―
中将どのの鷹は聡かった。
あれならば、露知らず。

( 135 ) 2008/03/27(木) 21:14:57

学生 ラッセル


しかし─―

 

( 136 ) 2008/03/27(木) 21:15:03

学生 ラッセル

─―お前の妄念がお前を凶星たらんとするならば
私も凶星であろう。
それでは……数が会わぬ。

( 137 ) 2008/03/27(木) 21:15:12

双子 リック

…つよ、く?

[小さく繰り返す声、その後に濡れた瞳は歪んで訴える。
無理だと、そんなこと出来るはずないと、首は横に振られ]

( 138 ) 2008/03/27(木) 21:20:28

医師 ヴィンセント、メモを貼った。 メモ

( A74 ) 2008/03/27(木) 21:24:10

書生 ハーヴェイ

[若宮の顎に指を這わせ、その顔を仰のかせる。
その唇に自らのそれを合わせ、

幾度も幾度も]

( 139 ) 2008/03/27(木) 21:25:23

【墓】 流れ者 ギルバート

杯交わすか。いいねぇ。
花の下で、なんてなるとまた格別だろうな。

[ん、と橘の手を見てから頷いて]

――どうぞ。

[と、笑んで]

( +43 ) 2008/03/27(木) 21:26:35

修道女 ステラ、メモを貼った。 メモ

( A75 ) 2008/03/27(木) 21:28:49

【鳴】 書生 ハーヴェイ

あなたを攫ったのがおれと分かれば、
追手が掛かる。

逃げても良いが、
必要とあらば誰であっても、何人居ようとも殺すのに躊躇いは無い。

また万一捕まる事になれば、
あなたも殺されるかも知れぬ。
もっと酷い苦痛や辱めを受けるかも知れぬ。

( =13 ) 2008/03/27(木) 21:31:56

【墓】 冒険家 ナサニエル

……。

人の肌…初めて触れた。
こういうもの、だったのか。

確かに …恨みなどを忘れそうなもの、だな。

[一度だけ頬を滑らせた]

( +44 ) 2008/03/27(木) 21:33:08

見習い看護婦 ニーナ、メモを貼った。 メモ

( A76 ) 2008/03/27(木) 21:35:25

【鳴】 書生 ハーヴェイ

あなたはそれらに耐えねばならぬのだ。
あなたが我慢できようができまいが、関わり無く。


おれと共にある、とはそういうこと──

[甘い蜂蜜に浸された、刃のようなその口接け。]

( =14 ) 2008/03/27(木) 21:36:15

【鳴】 書生 ハーヴェイ

それでも、
おれを想い続けられるか…?
おれを信じて待てるか?

( =15 ) 2008/03/27(木) 21:39:38

吟遊詩人 コーネリアス

…そうですか、あなたも。

[帳ごしに聞こえる声は、いつかの従者のものと気づいておりました。]

ひとつ堕ち、ふたつ堕ち、ゆくままに、
触れて、乱れて、ゆれゆらぎ、
染まり穢れてゆくものでしょうか。

あるいは、呑まれてゆくものでしょうか。

[穢れに染まりし斑の尾、それを静かに撫でるのです。]

( 140 ) 2008/03/27(木) 21:41:41

牧童 トビー、メモを貼った。 メモ

( A77 ) 2008/03/27(木) 21:42:19

双子 リック

[唇が触れたなら少年は声を紡ぐこともかなわず、ただ、その僅かな甘さに酔いしれる。
人とは自分勝手なもので、さっきまで泣いていたくせにその涙は波が引くように止まり、与えられるままに少年は目を伏せて]

( 141 ) 2008/03/27(木) 21:44:06

牧童 トビー

[奥へ奥へと歩を進めて]

(誰か、いる?)

[奥座敷の傍まで来ると、足を止めた]

(この声は、聞き覚えがある。あの人と、それから、あいつの、式神)

( 142 ) 2008/03/27(木) 21:45:00

見習い看護婦 ニーナ

―羅生門―

[白藤と縁のあった者。
言葉を聞けば、そう、と。小さく。
顔を上げず。
ただ、じぃ、と。其の骸…白藤の顔を見ていた。
影居が離れれば、屈み込み。
その頬を撫でた]

…苦しかったろう?
生きながらに食われていく…
私には分からぬが。
考えるだけでも。見ているだけでも。
寒気が…吐き気が。痛みが…する。

[既に熱がひき始めた肌。
静かに囁きかける]

( 143 ) 2008/03/27(木) 21:46:55

学生 ラッセル

―─呑まれたであれ、ゆらいだであれ、
私の本意は私のもの。

[きっぱりと答えた。
 青みがかった文字の影がゆらゆらと
 あたりを、 踊る]

しかし、お前のおとした星―─―─
真に、お前の仇であったか

……だが。
お前の想いは、仇を討ちたいとただ
それだけであろうか。
仇を討ちたいと思ういながら、
何故此処に囲われている

( 144 ) 2008/03/27(木) 21:47:20

【鳴】 双子 リック

……。

[微かな、躊躇い。
瞳は揺れて、唇は震え。

けれど、小さな言葉]


選んだのは…僕だから。
だから…待ちます。貴方を。

( =16 ) 2008/03/27(木) 21:47:58

修道女 ステラ

──故・大殿の屋敷──

[木の葉 キリキリ 廻(くる)如く]

[埒が明かぬ 憎しやと
 その主と似たる鬼相に其が式気づいたりや]

「……いまのは私にも分かる
 嗚呼、随分と穢れているようではないか。」

[屋根下に倒れふした無我を見る事なく 風を見
 式 ひょう ひょう と 都の空を跳び辿りつくは花山院の邸にて
遅れ 識もまた後を追う]

                          [識降りたるは松枝]

[向かう先は 薄闇くふさがれた奥座敷]
[内から照らされる狐火によりて帳に連ねられた経文は生きているように揺ら揺らと 半身を起こし座す影は 朧銀を纏いて]

( 145 ) 2008/03/27(木) 21:48:42

牧童 トビー

――花山院邸・奥座敷――

(何故、こんな所に)

[そろり、中を覗くと、帳と、向かい合って立つ赤毛の男]

(あの向こうにいるのが、あの人か。名前はなんと言ったっけ)

[思い出そうとして、聞いてなかったことを思い出した]

( 146 ) 2008/03/27(木) 21:49:10

吟遊詩人 コーネリアス、メモを貼った。 メモ

( A78 ) 2008/03/27(木) 21:49:46

学生 ラッセル、吟遊詩人 コーネリアスの返事を待たず、 わざと一つ大きな音を立てて床を踏み

( A79 ) 2008/03/27(木) 21:52:54

学生 ラッセル、こちらを覗き見る眼に振り返った。

( A80 ) 2008/03/27(木) 21:53:23

【墓】 流れ者 ギルバート

はじめて?

[眼を瞬かせて]

――そうか。
ん、なかなかいいもんだろ。
体温は、あったかいんだ。

( +45 ) 2008/03/27(木) 21:53:46

【墓】 冒険家 ナサニエル

私には恋い焦がれるものなどなかったからな。
触れる理由がない。

黄泉路に行く前の土産に一度はよかろうよ。
魂に温さがあったには…驚いたが。

[霞のような鏡に視線を送るとそこに映っているのは現世の死体に泣く汐の姿]

…汐が…お前を見ているな。触らぬ方がよかったか?

( +46 ) 2008/03/27(木) 21:56:55

吟遊詩人 コーネリアス

…わたくしは。

[彼の従者の言葉に、はたと顔をあげるのです。]

わたくしは、お優しい方に匿われ…て……

[言葉は次第に消え入るのです。
己を此処へ留めている、気持ちはいったいなんであろうと。]

( 147 ) 2008/03/27(木) 21:57:04

牧童 トビー

[床を踏む音が響き、男が振り返る。気づかれていると判り、肩を竦めて姿を見せる]

気づいてるなら、言ってくれてもいいのに。
少しだけ服でも失敬しようと思って、入ってきたんだけど、話し声が聞こえたからね。

[既に自分の身分を隠すつもりもなく、言葉遣いは童のもので]

あんたんとこの主人が、変なものつけたんだよ。

[そう言って体を捻り、背を見せた]

( 148 ) 2008/03/27(木) 21:59:30

吟遊詩人 コーネリアス

[物音に、びくりと身を竦ませるのです。

白い夜着より覗く狐尾は、ふたつは未だ白いまま。
最後のひとつは赤黒く、斑に染まって居るのです。]

( 149 ) 2008/03/27(木) 21:59:41

見習い看護婦 ニーナ

兄さん…
愛する者が、手に入らぬ…勝手に。壊された…
ならば…どうすれば、良いのです…

[熱を持つ目頭は、ぽつり、ぽつりと。
地に雨を降らす。
染みこんだ赤。拭うことが出来ず、ただ濡らすだけ]

だが…分かることもある…
私は、憎い…
兄さんを此処に誘ってしまった私が。
なのに、何も出来なかった私が。

そして…兄さんを殺した者が…

[歯を食いしばる。
涙を堪える事が出来ず。
何も見えなくなり、頭を垂らし。瞼を閉じた]

( 150 ) 2008/03/27(木) 22:05:35

学生 ラッセル

――花山院邸・奥座敷――

――ふうん。

[呟きは、
 恒仁の言葉に対してか、童の言葉に対してか。
 暫く背に在る札を眺め]

動くなよ。

[札を裂くべく
 背に向けて一太刀。]

( 151 ) 2008/03/27(木) 22:08:08

学生 ラッセル、メモを貼った。 メモ

( A81 ) 2008/03/27(木) 22:08:39

医師 ヴィンセント


──羅生門──

「お前が、やったんじゃないだろうな。」

[>>98身を硬くした桐弥が、おとこを睨み上げた。
 墨染め法衣のおとこは、色褪せた薄茶の髪をゆらせてわらう。]


冗談を。

わたしに蟲蛇など、湧かせられません。
あれら穢れは、都に巣食いて自然どこかしらに湧くもの──

( 152 ) 2008/03/27(木) 22:08:54

医師 ヴィンセント

それに、あれらは《怨》は、空白があれば流れこむのですよ。
穢れなき《白》を纏うた男など、蟲をあつめるための灯火のようなもの。

ましてや、穢れを祓う陰陽師。
それを生業とするならば、いつ何時、
的となり、血肉を抉られ死しても不思議はないでしょう。

( 153 ) 2008/03/27(木) 22:09:10

医師 ヴィンセント

[地震──火事、飢餓の続き 洛中は寂れ
  跋扈する夜盗も 渡来人も 疫病者のむれも また──百鬼夜行
 半ば朽ちた いまの羅生門は、怨みの吹きだまり
     ひと鬼がうまれる膿んだ場所────]

ましてや、

[と、おとこが言葉をきったそのせつな、
 >>102風が吹き抜け、何処からかはなびらが吹き込む。 ] 

( 154 ) 2008/03/27(木) 22:09:30

【削除】 牧童 トビー

[帳の向こうへと視線を投げて]

そこにいるの、あの笛の人、だよね。
どうか、したの?

[軽く。少しだけ心配そうに聞いて]

2008/03/27(木) 22:10:11

医師 ヴィンセント、風に混じるいろに、暗い目を細め──首を傾けた。

( A82 ) 2008/03/27(木) 22:10:50

修道女 ステラ、メモを貼った。 メモ

( A83 ) 2008/03/27(木) 22:11:07

医師 ヴィンセント

ましてや、

まだ、怨念に染まりきらぬ人食いを、
罪なきはずのけものの怨みが──とり殺した後なれば。

・・ふ …ふふ

(葛木──。)
(あれの、罪なきはずのけものの背負うた

       穢れが、あわれ 愛おしい。)

(今も、苦しんでいるやもしれぬ。)

( 155 ) 2008/03/27(木) 22:11:07

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。 メモ

( A84 ) 2008/03/27(木) 22:11:25

【鳴】 書生 ハーヴェイ

[目を瞑る。
 幽かに震え……]

──季久さま。
 影居は永劫にあなたとともに……

( =17 ) 2008/03/27(木) 22:14:58

牧童 トビー

[動くなよ、といわれ、息まで止めて身を硬くすると、風を切る音と、ひらりと剥がれて落ちていく札]

ああ、取れた。ありがとう、式の人。

[くるり、帳の方を向いて中を覗き込むように]

そこにいるのって、あの笛の人、だよね。
どうか、したの?

[軽く。少しだけ心配そうな響きを持って]

( 156 ) 2008/03/27(木) 22:15:07

書生 ハーヴェイ

[目を伏せ、想い人を抱き締める──]

( 157 ) 2008/03/27(木) 22:16:08

学生 ラッセル

――花山院邸・奥座敷――

[真二つに裂けた符をすこし睨み]

嗚呼、恒仁は笛の人、か。
さあ――どうしたものかな?

お前こそ
何故あんなものをつけられて居たのかな――

( 158 ) 2008/03/27(木) 22:19:32

【墓】 流れ者 ギルバート

――勿体ない話しだな。

手土産にか、おれのなんかですまないが。
……たましいも人のありさまを遺してるんだな。

[汐、とその名に鏡を見つめ]

……なに、減るもんでも無し。

[薄笑み、だがふとそれは淡く消え
泣くかんばせを見つめ]

……

( +47 ) 2008/03/27(木) 22:20:08

書生 ハーヴェイ

─羅城門─
[──あまやかな一時は過ぎて。

想い人から身を離し、未だ白藤の骸の前に屈み込む人影に視線を移す。]

季久さま。
白藤という流れの陰陽師をご存知か。
死んだ大殿の邸に居た。

( 159 ) 2008/03/27(木) 22:22:40

吟遊詩人 コーネリアス

[胸苦しさに荒い息をつくのです。
未だ気分は優れぬまま、正体を隠しきれぬまま、
彼の法師の思いが篭められた、その帳の中へ隠れているのです。]

…あなたも、何故?

[赤い髪のあの従者なら、もしかすれば何処にでも…とは思っていました。
けれども、姫君の姿をしていた童が此処に来るなど、思いもよりませんでしたから。]

病に倒れて、臥しているのです。
…このような内から、ご無礼を。

( 160 ) 2008/03/27(木) 22:23:07

書生 ハーヴェイ、その時ぴくりと眉顰めた。「式が…」

( A85 ) 2008/03/27(木) 22:26:39

牧童 トビー

――花山院邸・奥座敷――
[男の問いに一瞬目に鋭さが映ったかと思うと目を伏せて]

あんたたち、昨日の晩羅生門で一悶着起こしてただろう?
あの後、あいつは六条の若宮を奪って逃げたらしいね?

六条院の邸じゃ、大騒ぎになってたみたいでね。
そうしたら、さっきのことだ。羅生門にあいつが現れた。
あんたの、主な。

それに、童女姿に見える若宮まで。

そのときに付けられた、みたいだよ? あんたにとっては大事な主人なんだろうけど。

おれにとってはただの憎い男、だ。……いや。

もう、憎い二人って言うべきか。

[再び瞼を開いたときには、冷たさだけが宿り]

( 161 ) 2008/03/27(木) 22:27:45

双子 リック

−羅生門−
[抱きしめられた腕の強さに、漸く表情は少しだけほころび。
いつまでもそのままではいられぬと知りながら少しだけ甘えた時間の後、少年は青年の示す遺骸に瞳を向けて]

…すこし、だけ。
軽く…挨拶をした程度、ですが…。

( 162 ) 2008/03/27(木) 22:30:26

修道女 ステラ、奥座敷……目立たぬ場所に何時の間にか座している。

( A86 ) 2008/03/27(木) 22:30:42

医師 ヴィンセント

──羅生門──

[目の暗いおとこの傍を、若宮の澄んだ淡い翠のいろが走り抜ける。
 淡い宝玉は、泪に濡れているのか。何処から流れ込んだともしれぬ、花吹雪の中でにじみながらも綺羅綺羅──。]

人であるのに、けがれなきこと・・

 [おとこの目に映るはにじむいろと気配のみ]

[耐えかねたように走り去る桐弥の背]
 [かのような場所で] [互いの他は誰もおらぬとばかり、抱(いだ)き合う恋人達──]

[無惨、白藤のしろを染めたあかい海が広がり、薬師が泪するその近くで、甘い甘い刻が流れていた。]

( 163 ) 2008/03/27(木) 22:32:56

牧童 トビー

[病と聞いて腰をかがめる]

何故というか。
ただ、服ごと着替えようかと思って入ってきただけだったんだ。

[葛木のほうを見やる視線には、先程の冷たさも剣呑さも無く]

病は、治さないとね。
体が健やかであるのは、いいことだ。

[にこりと、笑いその尾を目にして瞬かせる]

人、じゃなかったんだ。
おれは、桐弥(とうや)って言う。ねえ、名前、教えてよ。

( 164 ) 2008/03/27(木) 22:33:38

書生 ハーヴェイ

─羅城門─

然様ですか。

死んだのは、その白藤です。

[そう若宮に告げ、もう一度、白藤の骸の側、佇む薬師に近付いていく。]

( 165 ) 2008/03/27(木) 22:33:45

【墓】 冒険家 ナサニエル

お前しかいないならそれしかないだろう。

[つ、と手を離す。
見つめる先、汐の伏せたかんばせ。それを見る白藤]

……。悪かった。

[暫く白藤とその視線の先を見ていたが]

…今…人が鬼になるのがわかった気がした。
汐も同じくなったか…、な。

( +48 ) 2008/03/27(木) 22:33:56

【墓】 流れ者 ギルバート

汐。

[届かない、なまえ]

―――汐。


[もういちど。

鏡に触れる手はそこから先へは行けない。
眼を伏せて]

( +49 ) 2008/03/27(木) 22:34:53

【赤】 医師 ヴィンセント

[ぴちゃぁああん]

  [水音] [が、白藤の屍骸のそばで──]

( *3 ) 2008/03/27(木) 22:35:29

医師 ヴィンセント、メモを貼った。 メモ

( A87 ) 2008/03/27(木) 22:36:02

学生 ラッセル

……ほう、病とな。


[笑いを含んだ。
 桐弥が恒仁に訊ねるあいだ、
 識のほうへ目線を向けた。]

( 166 ) 2008/03/27(木) 22:37:07

吟遊詩人 コーネリアス

―花山院邸・奥座敷―

…何故そのような、恐れ多い……。
[宮様と呼ばれる方は帝のご子息と言う事くらい、狐の身にもわかっておりました。]

そのような尊い方を攫うなど。

都に降りかかる凶事のひとつとしても、あまりに恐れ多いことでは。

( 167 ) 2008/03/27(木) 22:37:55

【墓】 流れ者 ギルバート

謝るなよ。
……大丈夫。

[眉を寄せ]

鬼に、か。
おれはそんなのは―――

( +50 ) 2008/03/27(木) 22:38:36

医師 ヴィンセント


──羅生門・白藤の傍──

[おとこは恋人達が気付かぬうちに、薬師の傍に移動していた。
 白藤の屍骸をのぞきこむ、おとこ。墨染めの法衣が、羅生門の陰の気にまじりなまぬるくなりはじめた花風になびく。]

…あなたとも、奇縁でしょうか。
汐どの・・
泣いておられるのか。

( 168 ) 2008/03/27(木) 22:41:02

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。 メモ

( A88 ) 2008/03/27(木) 22:41:04

見習い看護婦 ニーナ

―羅生門―

[近くで何をしていようと。
薬師には見えぬし、関係のない事。
更に冷えいく肌に、もう一度、指先で撫でれば]



[近づいてきた足音に顔を上げる。
最も、その目は開いては居なかったが]

( 169 ) 2008/03/27(木) 22:42:11

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。 メモ

( A89 ) 2008/03/27(木) 22:42:31

【墓】 冒険家 ナサニエル

そんな顔をしていうことではないな。

お前ではないよ。汐はきっと人の姿した鬼になるだろうよ。
お前があれに気持ちを寄せてるなら。私はそう思ったが

[何故そう思ったのか。それ以上は言わない]

( +51 ) 2008/03/27(木) 22:44:15

吟遊詩人 コーネリアス

…見ないで下さいませ。
この身は穢れに染まっておりますゆえ。

[童の視線に後ずさり、敷布を寄せて被るのです。]

わたくしは、かつては白い狐でございました。
年経るうちに尾は増えて、
迷いびとに出会って、心を知りました。

そして、あの方が忘れた笛が、あまりに良い音で啼くものですから。
その笛のあるじに…ひとめお逢いしたいと。
そうして山を降りてきたのです。

そのような、人ですらないあやかしを…あなたは恐れぬのですか?
[狐はやつれた姿のまま、そっと童を見上げるのです。]

つねひと。
葛木 恒仁と、そう名乗っております。

( 170 ) 2008/03/27(木) 22:45:10

医師 ヴィンセント、メモを貼った。 メモ

( A90 ) 2008/03/27(木) 22:45:32

見習い看護婦 ニーナ

奇縁、か…
其れでも。私は、構わなかったのだけれど、ねぇ…

[聞こえてきた法師の言葉に、掠れた声で]

ええ、涙が。止まらぬのです。
…兄さんには、迷惑…かも。知れませんが、ねぇ。

[笑おうとして。上手く行かず。
小さな息と共に、小さな咳が出て。
笑っていると言うよりも、嗚咽を漏らしている様にしか見えぬか]

( 171 ) 2008/03/27(木) 22:47:32

医師 ヴィンセント、メモを貼った。 メモ

( A91 ) 2008/03/27(木) 22:48:12

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。 メモ

( A92 ) 2008/03/27(木) 22:49:01

学生 ラッセル

[病と云うも、気の病だろうにと
 忍んでも笑いは隠しきれない。]

……病、けがれとあらば、
それを請け負うものが居るぞ。

[識から目を戻し]

なあ、童。いや、桐弥。
ここでこうしているのは恒仁の”病”にも障ろうぞ。
他人さまの屋敷ではあるが、
表へ出ぬか。

( 172 ) 2008/03/27(木) 22:50:18

書生 ハーヴェイ

─羅城門─
[白藤の骸の前、
既にそこには先程の法師が先回りしていた。
じろりとそちらを一瞥した後、薬師へと向き直り、]

あなたにとって白藤は余程大事な人だったようだ。

( 173 ) 2008/03/27(木) 22:52:11

牧童 トビー

あやかしか。怖くは無いよ。その尾も、綺麗だと思う。
狐、だったんだね。人ではないような気もしたけど。そうか

[立ち上がり]

葛木、恒仁さん、か。

ああ、そうだ確かに。

[式の言葉には頷いて再び葛木の方を見ると手を振った]

じゃあ場所を移すよ。

( 174 ) 2008/03/27(木) 22:55:43

医師 ヴィンセント

──羅生門・白藤の傍──

[顔を上げた薬師の気配がかなしみのいろに染まっていることに、おとこは、気色にはあらわねども、ちいさく驚く。
 足元、あかい池のなか、白藤の翡翠だけがいろに染まらずいろを留めている。]

──白藤どのは、漂泊の身とはいえ陰陽師。

ましてや、大殿屋敷の祓いをあずかった身なれば……

覚悟は常にあるだろうが──

[言葉を切り、困ったように眉をしかめる。
 おとこは、ひと は嫌いであったが、やはり悲しみには弱いらしい。]


迷惑ではないと──思いますよ。…決して。

( 175 ) 2008/03/27(木) 22:57:11

医師 ヴィンセント、メモを貼った。 メモ

( A93 ) 2008/03/27(木) 22:58:16

牧童 トビー、メモを貼った。 メモ

( A94 ) 2008/03/27(木) 22:58:21

医師 ヴィンセント、書生 ハーヴェイが近づくに、おや──とまばたき。

( A95 ) 2008/03/27(木) 22:59:50

吟遊詩人 コーネリアス

穢れを…

[その言葉に、身を伏せたまま尾は力なく揺れるのです。]

されど、此れは己が罪。
己が背負わねばならぬもの。

誰かに押し付けて楽になろうなど…そのような事はできませぬ。

( 176 ) 2008/03/27(木) 23:00:44

【削除】 学生 ラッセル

つねひと、大事にな……

[薄笑いを浮かべながら、]

─―花山院邸・奥座敷を離れて庭―─

……先に
私の 大事な主、
と云ったか。

2008/03/27(木) 23:01:29

双子 リック、メモを貼った。 メモ

( A96 ) 2008/03/27(木) 23:01:42

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。 メモ

( A97 ) 2008/03/27(木) 23:02:18

学生 ラッセル

ふうん。
己が罪、か。
つねひと、大事にな……

[薄笑いを浮かべながら、]

─―花山院邸・奥座敷を離れて庭―─

……桐弥。先に
私の 大事な主、
と云ったか。

( 177 ) 2008/03/27(木) 23:02:29

書生 ハーヴェイ

すまぬな。
そのあなたの前で。

[と言うが、先程までの態度を見るに、心からすまぬと思っているのかどうかは怪しい。]

( 178 ) 2008/03/27(木) 23:02:50

見習い看護婦 ニーナ

[影居の声に、小さく息と咳を漏らすと。
微かに瞼を持ち上げた]

大切、か。
ええ…私は、大切に、思っていた…のでしょう。
…ただ、あのままであって欲しいと。
そして、願わくば…

[言葉を切るとゆっくりと立ち上がり]

…もう、叶うことはございませんが…

[ぽつりと。呟けば。
法師の言葉に緩く首を振る]

…既に、大殿は…お亡くなりになられた。
護る者は居なくなった…はず、でしょう…
其れでも尚、死ぬ覚悟を持ち続けなければならぬと言うのなら。
私は…悲しい。

( 179 ) 2008/03/27(木) 23:05:18

【墓】 流れ者 ギルバート

――……なんで、そう。

[思った、と聞きかけて。
汐の嗚咽ににた咳を聞きとめる]



迷惑なもんか。

[流れのおのれのために泣くひとがいるなんて。
酷く、痛い。]

( +52 ) 2008/03/27(木) 23:05:18

牧童 トビー

[鳶尾の後をついていくと、庭に出て]

(この庭も、違うか)

[鳶尾の言葉には首を傾げる]

そうじゃ、無いの?
あんたを呼び出した本人だろう? 式神というのは主人に仕えるものだと思ってたけど。

ああ、でも。

[昨晩は対立しているようだった、と独り言のように]

( 180 ) 2008/03/27(木) 23:06:34

修道女 ステラ、結局、奥座敷では桐弥と遇う事はなかった。

( A98 ) 2008/03/27(木) 23:07:17

医師 ヴィンセント

…・・

[影居に向けるおとこの眼差しは暗い。
 影居が汐に話しかけたところで、おとこは血溜りにそっと手をのばし、白藤の後ろで何時もゆれていたであろう翡翠をひろいあげた。こびりついた血を、法衣で拭った。]


ここにあっても、
盗人が屍骸から攫って行くだけでしょうから。


[そう云って、翡翠を汐に差し出した。]

( 181 ) 2008/03/27(木) 23:07:32

牧童 トビー、メモを貼った。 メモ

( A99 ) 2008/03/27(木) 23:08:30

見習い看護婦 ニーナ

[微かに赤を宿した目を擦り]

…なれば、良いのですけど。ねぇ…
男に好かれても、兄さんは嬉しくはないやも知れません。

[笑おうと。したのだろうが。
何処か、自嘲が入ったのかも知れない。
虚ろな息が漏れていた]

…いえ…起きに、為さらず。

[…緩く首を横に振る。
見やっても、陰陽師と少女の姿。
己と重ねることは無かった]

( 182 ) 2008/03/27(木) 23:09:07

書生 ハーヴェイ

あのおとこは、愚直なおとこだったからな……
大殿の死の原因をなった者を突き止めたかったのだろうさ。
これ以上、誰も死なぬように。

[寂びた声は苦いもの含む。]

星などと、言わねば良かったのやも知れぬ。

( 183 ) 2008/03/27(木) 23:09:26

牧童 トビー、メモを貼った。 メモ

( A100 ) 2008/03/27(木) 23:10:10

学生 ラッセル

─―花山院邸・庭―─

嗚呼、よく識って居るな。
そう、たしかに。
大事な主か。

[薄笑いを残したまま]

憎い二人、とも云ったか。

何故憎い。
憎んで、何とする。

( 184 ) 2008/03/27(木) 23:11:01

修道女 ステラ

─―花山院邸・奥座敷――

[無残な様ではあった
 衣の前は破れ 覗いた腹は齧られている

 狐が座る場所から離れている為に双方の顔は 朧 ]

( 185 ) 2008/03/27(木) 23:11:37

【独】 書生 ハーヴェイ

[白藤の死が哀しい、と言うのとは少し違う。
多分、寂しいのだ、と思う。]

( -3 ) 2008/03/27(木) 23:11:45

【削除】 修道女 ステラ

[静かな湖水に花が舞い降り
 波紋が広がるように静かに染み入る あやかしの聲(こえ)

 澱みや穢れに蔽(おお)われようと
 下には清さが在るように ]

2008/03/27(木) 23:16:33

書生 ハーヴェイ

おれの見立てを「星」と言うたは喩えに過ぎぬ。
おれはただ、あのおとこの言いそうなことを先読みして言ってやっただけなのだ。
答えは既にあのおとこの中に在った。

あのおとこは──おれもまた、同じものを見ていると早合点して……自分の見立ては正しいのだと……思っていた、のだろうな。

( 186 ) 2008/03/27(木) 23:16:46

見習い看護婦 ニーナ

[差し出された翡翠に。
少し戸惑いつつも、手にとって]

私が持つに、ふさわしいかは…分かりませんが、ね…
でも。
誰とも知らぬ者に、ただ糧にされるのは…
耐えれぬかも知れません。

[掌の上、其の石を見つめる。
そっと包み込む様に握り]

…星を教えなくても。
きっと、兄さんは…私は。
何時か、羅生門へと来ていたでしょう。
流れて京を出ることは…無かった。

[緩く首を振ると、白藤を見つめた]

( 187 ) 2008/03/27(木) 23:16:53

【削除】 修道女 ステラ

[静かな湖水に花が舞い降り
 波紋が広がるように静かに染み入る あやかしの聲(こえ)

 澱みや穢れに蔽(おお)われようと
 下には清さが在るように ――と思えたが ]

2008/03/27(木) 23:19:22

牧童 トビー

憎い、というのはおかしいな。

……。そうだな、あんたになら言っても大丈夫か。
それがあいつの耳に入ったとしてももうどうでもいいことだ。

おれは、六条院にいた。邸に入って、捕まったんだ。
おれには京で探しているものがあったから、捕まったままなんて嫌だった。そうしたら、六条院が言うことを聞けば役人には突き出さない、といってきたんだ。
その条件は姫の姿で夜伽の相手を務めて欲しい、とな。
その条件を飲んで、おれは「弥の君」になった。

それからしばらくして。
若君様に会った。綺麗な人だった。純粋な人だった。琴の音が、美しかった。

[思い返すように庭を眺めて]

( 188 ) 2008/03/27(木) 23:19:43

【墓】 冒険家 ナサニエル

…別に。思ったことは思っただけだ。

汐がみまかるのを望むか?
それとも鬼になって人をあやめることを望むか?

( +53 ) 2008/03/27(木) 23:20:40

修道女 ステラ

[静かな湖水に花が舞い降り
 波紋が広がるように静かに染み入る あやかしの聲(こえ)

 澱みや穢れに蔽(おお)われようと
 下には清さが在るように 年経た狐のうちもまた そうではなかったのだろうか ]

( 189 ) 2008/03/27(木) 23:21:37

【独】 見習い看護婦 ニーナ

私は…

[翡翠を握りつ思う]

私が欲しかったのは。
この石じゃない、と言うのに…
何故。何故、落ち着いてきているのだろう…

落ち着かず。
呪いを。
殺した者に。
そして、穴二つ。
私に…かけなければ。ならないのに…

( -4 ) 2008/03/27(木) 23:21:43

学生 ラッセル

……ほう。

「弥の君」とやらは辞めたのか?

( 190 ) 2008/03/27(木) 23:23:55

双子 リック

[安倍のすぐ傍で、白藤の遺骸を見れば、少しだけ指先を打ちに握りこんで。
本当に少しの邂逅しかなかった人物だが、それでも見知る人間がこのような姿になることは辛く、瞳はひどく揺れて、揺れて]

( 191 ) 2008/03/27(木) 23:24:13

書生 ハーヴェイ

[自分も薬師に習い、白藤の骸に目を落とす。]

法師殿。

[其方も見ずに声を掛け、淡々と]

あなたの名、伺った筈だが憶えておらぬ。
たしか、花山院殿の弟とお聞きしたが。

[問うた後、冷気漂う眼差しで流し見た。]

( 192 ) 2008/03/27(木) 23:26:24

医師 ヴィンセント

[汐が翡翠を受け取ったことに安堵したのか、瞠目。
 おとこは水晶の数珠をかかげる──。]

・・汐どのは。
清らにもなりすぎず、穢れすぎもなさらぬが良い。

  [ぴちゃぁあああん] [法師の傍で水音が響いた。]

[おとこの周囲には、足元の血だまりが反射したかのように、うすあかい靄があがる。]

( 193 ) 2008/03/27(木) 23:29:22

医師 ヴィンセント

[続くおとこの声は、経文を唱えるがごどき、低い響き]

呪われた貴族──大殿ひとりが死んでも、
首だけに成り果てた蟲毒の犬のいだいた怨みは果てず

中将を喰ろうても 人食いの飢えは癒えず
恋敵をとり殺しても 恋情はやまず きつねのこころは曇り澱み降り積もるばかり

[>>183 首を傾ける、おとこの顔には薄い笑み。
 わずかにあがった眉は、影居の言葉を侮る響きがこもる。]

──大殿の死の直なる原因をなった者など、突き止めても何にもなりはせず。
大方は、凶星なる星にもならぬ──石くれ。
人ひとりの怨みは、最初は小さく弱い。

怨は、集めかたまり、煮え滾り、こごり──禍つ星とならん。

[おとこの姿が、ゆぅらり ゆらり  水面に映る墨色の影ようにゆれた──。]

( 194 ) 2008/03/27(木) 23:29:35

牧童 トビー

それでも。
おれは表向きに「六条院の養女」でも、実際はそうじゃない。殿上人とただの盗賊だ。
橘の中将が死んで、おれは、若君様の代わりに仇をとろうと、六条院を出たんだ。

そして昨日の晩、若君様はいなくなった。浚われたのならば、仕方の無いことだと思う。けれどそうじゃなくて。
自分の意志でそうしてるのだと知って、わからなくなった。

はじめは、あんたの主だけが憎いのだと思った。
そうじゃなくて。今は二人ともが、許せない。
俺の勝手な気持ちだけどね。憎しみなんて何も生まれない。だから、誰かを憎むなんてしたくは無かった。
自分の勝手な思い込みで、誰かを憎むなんてなおさら、そんなのは自分が醜いだけなのはわかってる。

だけど。だけどさ。

[言葉を切って。遠くを見つめて。そこに浮かぶのは何時か見たはずの幻の庭。それがどこにあるのか判らぬまま、京は去れなかった]

( 195 ) 2008/03/27(木) 23:29:45

【鳴】 書生 ハーヴェイ

[無惨な白藤の骸、
以前ならばおとこは若宮の目を塞ぎ、決して近付けなかっただろう。

が、今は。
敢えてそれを若宮に見せた。
己等が直面している現実を思い知らせる為に。]

( =18 ) 2008/03/27(木) 23:29:48

医師 ヴィンセント、書生 ハーヴェイの冷たいまなざしに、感興をおぼえた気色はなく──

( A101 ) 2008/03/27(木) 23:31:20

学生 ラッセル、牧童 トビーに、一歩近付き

( A102 ) 2008/03/27(木) 23:32:35

【鳴】 双子 リック

[ぎゅう、と。袖のうち、手が強く握りこまれる。
無残な遺骸。
しかしこれは彼の言っていたことの一端なのだと。

脳裏をよぎる中将の遺骸と少しだけ重なって唇を少しかんだ]

( =19 ) 2008/03/27(木) 23:32:40

医師 ヴィンセント

…ああ

花山院の──明輔と申しましたな。
わたしの現の頃の名は。

兄がお世話になりましたか?

( 196 ) 2008/03/27(木) 23:33:48

【墓】 流れ者 ギルバート

……どちらも厭だな。

鬼になるのも辛いだろう。
死んでしまうのを見るのは嫌だ。
……むちゃくちゃだな。

[自嘲を漏らす。
翡翠を受け取るのを見て瞑目し]

……守ってくれりゃいいんだが。
おれのかわりに。

( +54 ) 2008/03/27(木) 23:34:51

医師 ヴィンセント

 [ゆぅらり]

[水面のごとく ゆれる姿は 現(うつつ)のものではないと云わんばかり]

( 197 ) 2008/03/27(木) 23:35:31

学生 ラッセル

─―花山院邸・庭―─

だけど……?

[遠い眼差し
 そこへ己を差し入れる]


桐弥。
お前は、何を欲する

( 198 ) 2008/03/27(木) 23:35:42

【墓】 冒険家 ナサニエル

自分の身を守らなんだ翡翠が他人を守るのか?
それならお前はあの翡翠のせいで死んだのかもな。

今お前に触れたのを後悔した。また浮世に未練を残しそうだ。
知らんでもいいものを知ってしまいそうでな。

( +55 ) 2008/03/27(木) 23:38:08

書生 ハーヴェイ

京のみやこそのものが、ひとつの蠱なのだ。


多くの恨み憎しみ怒り哀しみを、
ひとつの器に盛った、
世にも巨きなる蠱……

御霊を怖れ、来たりしものを押し止めんとして護りを固め都を閉ざす、
然れども、それ故に気は澱み、穢れは常世へ流れて往かぬ、


だから、祓っても祓っても怪異は消えず、
世に怨みの尽きることは無い──

( 199 ) 2008/03/27(木) 23:39:19

牧童 トビー

京の町でもさ、京の外でもさ。
飢えに苦しんで死ぬ子どもがたくさんいるんだ。

おれもその一人になろうとしてた。

それが、貴族の社会はどうだ。
生まれは選べない。若宮はご自分の責すら投げてその想いに生きようとされた。
想いを遂げるのは悪いことじゃないよ。でも。

それで六条院の人たちに裁きが下るのなら、おれは許せない。責務を投げて甘い汁だけ吸おうなんて。

でも、結局は。
おれの勝手で憎んでるだけなんだ。
理想とは違うから、恨んでみただけだ。

[顔を伏せる。自分の思いがもとより届かないことは知っていた。それでも、内を廻る熱さが、想いを掻き立て、傲慢さを増し、いつか形を変えて]

餓鬼だなぁって思うよ。

( 200 ) 2008/03/27(木) 23:42:42

書生 ハーヴェイ

──いや。
あなたの兄上は知らぬな。
だが、名くらいは知っている。

[水面の如く揺れる姿を怪しと見る様子は無く]


では。
今のあなたは何なのだ。

( 201 ) 2008/03/27(木) 23:42:52

見習い看護婦 ニーナ

清らになりすぎず…か。
汚れるつもりはありませぬが。
清らになる事は難しいでしょう…

[己が手を見、其の指を伸ばして。
低く響いた言葉には小さく]

私は。其処まで良い、人間ではないですから、ねぇ…

[緩く顔を上げ法師を見やる。
初めて名を聞いた。
ようやく、名を知った。
しかし。
其の存在を明確に知ったのに。姿は揺れて見えた]

蟲は喰らいあい。更に其の身に宿す毒を強くする…呪いもまた然り…かい?
だがねぇ…私は。この痛みを。殺した者に…ぶつけてやりたい。

( 202 ) 2008/03/27(木) 23:45:07

牧童 トビー

[目の前に現れた鳶尾を見上げ]

欲しいもの、ね。

もう。

何が欲しいのかも判らないな。
欲しければ盗って来る、そんな生き方をしてきたけど、あれは、盗れないよ。

( 203 ) 2008/03/27(木) 23:47:43

修道女 ステラ、葛木へ 遠くより礼を――

( A103 ) 2008/03/27(木) 23:47:53

医師 ヴィンセント

・・…わたしは、

 さて、──…何者なのでしょうね。

狐に救われたと、……あと一つを除いて記憶も無い。

( 204 ) 2008/03/27(木) 23:49:07

【墓】 流れ者 ギルバート

[首を傾けて、困ったようにわらう]

そうだったら、困るねぇ。
まいったな、結構付き合いが長いんだが、あれは。



……後悔ってか。
触れて、なにか知れるものかい?

[不思議そうに尋ねる。]

( +56 ) 2008/03/27(木) 23:49:32

書生 ハーヴェイ

この京の都に溜まりし怨念、
それを括り、振り向ける、


……『禍つ星』、なのではないか──?


[半眼に、開いた瞳は真っ直ぐに]

( 205 ) 2008/03/27(木) 23:51:54

学生 ラッセル

─―花山院邸・庭―─

欲しいものが分からない?
それなら何故、それほどに悩む。
獲りもせず盗れぬと何故判る。

[桐弥の頬に手を添えた。いつしか、
 咲く花も無いのに]

憎ければ憎め。


[はらはらと花の散るかの如く]

恨めしければ恨め。


[藤の香が漂う]

( 206 ) 2008/03/27(木) 23:52:23

吟遊詩人 コーネリアス

―花山院邸・奥座敷―

…そなたは……。

[人ならぬ気配と、その肌の異形。
無我の姿をじっと見て、狐は幾度か瞬きました。]

そのような、すがたで。
…痛くはないか?辛くはないか?
何故こんな目にと思ったことは…ないのですか?

( 207 ) 2008/03/27(木) 23:53:01

牧童 トビー

いつか、内裏の庭を見せてくれるといったんだ。

[それほど前ではない、いつかのことを思い出し]

出来るなら、それを見てから京を去りたい、それくらいか。

もしおれが、あんたの主を殺したいといったら、どうするんだ?
俺の手で殺せるような相手ではないだろうけど。

( 208 ) 2008/03/27(木) 23:53:30

書生 ハーヴェイ、医師 ヴィンセントの言の葉>>204に「なるほど──」と口の端、吊り上げて、

( A104 ) 2008/03/27(木) 23:55:13

医師 ヴィンセント

わたしは、

見えざるものを 観

清めることも出来ず、祓う者でもなく

ただ、



               声を《聴く》のみ──

( 209 ) 2008/03/27(木) 23:55:16

【赤】 医師 ヴィンセント

──怨みの声を  《聴き》《添う》────

( *4 ) 2008/03/27(木) 23:56:08

書生 ハーヴェイ

何の声を。

それは、何 処 に 繋 が っ て い る ?

( 210 ) 2008/03/27(木) 23:58:29

【墓】 冒険家 ナサニエル

…生きている間に誰かにこうしたらきっと私も誰かに恋い焦がれてた。

触らなければよかった。何もしなければよかった。

あぁ、恨みが現世に出る前に早くここから去んでしまいたいものよ。

長恨歌、玄宗が恨むのは人でも時でもなく、ただ相見えぬ定めのみ。

しかし私は人を恨まずにはいられぬよ。既に私を殺めた者は去んだのに。

( +57 ) 2008/03/27(木) 23:58:46

医師 ヴィンセント

…汐どの
「殺した者」など、居らぬのに──

[おとこの声は、何かをあわれ惜しむよう。]

( 211 ) 2008/03/27(木) 23:59:42

牧童 トビー

……盗れぬのは、相手が人だからだ。そこには心があってこそ盗る価値があるものだ。
心を無くした者を奪っても、しょうがない。

心は、手に入らない。
どれほど望んでも。人の心は簡単には動かせない――。

恨めば、憎めば楽になるのか。それとも、その先まで行けば楽になれるのか。

おれはこれ以上、知った人が死んでいく様を見るのは、嫌だ。
それでも、あいつの死に様は見てみたいとすら思う。

自分の醜さが、よくわかるよ。

( 212 ) 2008/03/28(金) 00:00:19

修道女 ステラ

――花山院邸・奥座敷――

[幾つも舞い降りつ花 同心円の波紋がみっつ
 問いに 左右にゆっくりと首を振り …暫し後
 同じ文返すよう 噛み痕残る指であやかしの澱みを指した]

[痛く 辛く こんな目に合ったことを問うように]

( 213 ) 2008/03/28(金) 00:01:21

医師 ヴィンセント

[ゆれは酷くなり]
[おとこの纏う靄はあかのいろを濃くし、靄ではなくかたちを取り始める。]

     [怨…──] [うぉおおおん] [怨] [怨]

            [そこに在るは、うらめしげな犬の首]
  [滴るはあかを通り越し、くろむらさきに染まる怨のいろ]

[路路で怨みを喰ろうて 童の背ほども大きく 育ちた、
 あの大殿を殺した 犬の呪]


例えば、この犬の声
繋がると云うならば、都のすべての穢れ澱みに──

( 214 ) 2008/03/28(金) 00:01:34

医師 ヴィンセント、傍らに在るあかぐろい怨念──犬の頭を愛撫するように撫でた。

( A105 ) 2008/03/28(金) 00:02:36

双子 リック

[ああ、と小さくため息が零れた。
そのまま、止まったはずの涙が零れる。
あまりにも、薬師の言葉が悲しくて]

…禍ツ、星…?

[ひくり、と喉が震えて視線が、法師を仰ぐ]

( 215 ) 2008/03/28(金) 00:03:36

吟遊詩人 コーネリアス

[尾に染まる罪憑きの穢れを示されて、狐は項垂れ答えるのです。]

…此れはわたくしが…罪深いがゆえ。

野辺のけものの分際で、人を想い、人を恨み、
…そして殺しました。

過ぎた行いへの、罰でございましょう。

されど…。
あなたは何か罪を犯して、そのような目に?
…わたくしには、そうとは思えぬのです。

( 216 ) 2008/03/28(金) 00:06:22

学生 ラッセル

─―花山院邸・庭―─

嗚呼。
幾ら望んだところで、
人の心は動くまいな。


お前が憎み、恨んで鬼となりたいと思うのなら
手を貸そうとも思ったが。
我が主を殺そうと云うのなら、手は貸せぬ。

だが、お前にきっと、お前のにくい男の死に様を見せてやろう。

( 217 ) 2008/03/28(金) 00:06:57

修道女 ステラ、メモを貼った。 メモ

( A106 ) 2008/03/28(金) 00:07:12

学生 ラッセル

影居さまは、
私が、
殺す。

( 218 ) 2008/03/28(金) 00:07:25

書生 ハーヴェイ

[半眼の目を眇め、]

──なるほど。
おれも自ら発した言霊に縛られていたか。
九星……こうして堕ちるか。

[独りごちた。]

( 219 ) 2008/03/28(金) 00:07:59

吟遊詩人 コーネリアスは、書生 ハーヴェイ を投票先に選びました。


見習い看護婦 ニーナ

聴く…?
私には、分かりませんが…殺した者は、居ますよ。

[緩く首を振り]

呪い…恨みや辛み。
何も無いところから。生まれるわけが、ないでしょう…?

[…目を細め。
揺れが大きくなる法師を見やり。
現れる犬の頭に…]

…穢れ澱みに、繋がっていようとも…
兄さんを。殺そうと思った…意志が。何処かに…無ければ。
其れに、私は…痛みを。

[視線を落とした]

( 220 ) 2008/03/28(金) 00:08:28

牧童 トビー

――花山院邸・庭――

そう、か。
あんたも、辛いんだ。

[殺す、という言葉に眉をびくりと]

じゃあおれは。その後若宮でも手にかけようか。
それとも、一人嘆くのでも見ていようか。

[出来ぬことを呟く]

( 221 ) 2008/03/28(金) 00:13:05

書生 ハーヴェイ

[法師と現れた蠱──犬神から目を離さず、]

怨み憎しみ抱いて……

あなたはそれが、白藤を殺したものに力を与えると、何故気付かぬ!

[薬師へと、憤りの声張り上げた。]

( 222 ) 2008/03/28(金) 00:16:21

【墓】 流れ者 ギルバート

……そ、か。
――辛いかな。悪かった。

[何故だか、そう詫びて]

この鏡、現世を映して。
届かないことを見せ付けて。
恨みを流そうとするのだろうかねぇ。

[呟く。]

汐、おまえ、……

[唇を噛んで。]

( +58 ) 2008/03/28(金) 00:17:38

医師 ヴィンセント

[法師のすがた ゆらぎは酷くなり、影のように薄く薄くなりはじめる。怨念を愛撫する節くれた指先だけが、傍らの犬の澱みと混じりまぐわうように──]

…影居どの
禍ツ星の目にたどり着いたならば、



              今度は 貴男が死にますよ

( 223 ) 2008/03/28(金) 00:18:44

医師 ヴィンセント

彼岸にも逝けず、
陰陽の術を用いとも反魂も叶わず
愛しい者にも二度とは逢えぬ──

この世の 怨に交わり

ただ、堕ちる──呪われた 

そう《富樫影秀》 と《同じ》死が あなたにも

( 224 ) 2008/03/28(金) 00:19:10

修道女 ステラ

[役目―― 口利けるならそう答えたこと
 答える代わりに しずしずと狐懼れさせぬよう帳に寄り
噛まれた指をゆっくり伸ばす 赤く黒く斑に膿んだような色の尾の先へと… もし身を引けば 容易に避け得るだろう
 聡い狐は意味を直ぐに察するか否か]

( 225 ) 2008/03/28(金) 00:19:24

医師 ヴィンセント、双子 リックに、犬を慰めるのと別の腕をかざす。

( A107 ) 2008/03/28(金) 00:20:21

書生 ハーヴェイ

[クッと口の端吊り上げ、嗤うは、]


放って置いてもあと百年もせぬうちに滅びる都、
どうなろうとおれの知ったことではないが、

( 226 ) 2008/03/28(金) 00:21:29

学生 ラッセル

――花山院邸・庭――

辛い?
ふふ、つらいな。

[藤の香は、情念のようにゆらゆらと漂う
 桐弥の頬を撫でた]

好きにすれば良い。
若宮愚かなりと、あざ笑うも
手に手をとって身を投げをするも良かろう。

……何ともあさましいことだな。

( 227 ) 2008/03/28(金) 00:21:47

見習い看護婦 ニーナ

ならば…影居様は。

[緩く顔を持ち上げ、陰陽師を見やる]

この痛みを。
どう、無くせ、と。おっしゃるのです…?
人を失った痛みを。
どう、無くせ、と、おっしゃるのです…!

[静かに。しかし。
其の声と目には、怯えやうろたえは無く]

…貴方は。大切な物を失ったら。
本当に…何も、恨まずに。居れるのですか。

( 228 ) 2008/03/28(金) 00:23:48

【墓】 冒険家 ナサニエル

死んでは何も意味もないことよ。お前は酒をつき合えばそれでいい。
なぜ謝るのか知らんが私が勝手に気づき思ったこと。

見ていてやるといい。
私はまだどこにも未練残すものはいない。
そろそろこの世の興味も尽きよう程にな。
この鏡みていつか鬼になるならもう見ぬ方が我が為か。

( +59 ) 2008/03/28(金) 00:24:49

吟遊詩人 コーネリアス

[穢れし尾に触れる、その指。

その指の周りだけ、色が僅かに薄れたのを見て、
狐は、はたと顔色を変え、尻尾をすっと引くのです。]

…なりませぬ。

たとえ、そなたがそのように生まれつき、
その為に居るのだとしても…

罪無きあなたばかりが穢れていくなど…
わたくしは合点がいかぬのです。

…その身の傷も、幾多の徴も…そのようにして?

( 229 ) 2008/03/28(金) 00:26:37

医師 ヴィンセント

[汐の痛んだ言の葉に、この世ならざる様相のおとこの気色にまた哀しみ、添うようないろが混じった。おとこは、呪を育てるがゆえではなく、汐の心の色が深く痛んで染み入るがゆえに、怨みはらさんとする汐を止めはしないだろう。

 そして、若宮に腕を差し出すその動作は、汐を叱責する影居の言の葉を責めているかのようだ。]


 [うぉおおおおん] [怨] [怨] [犬首が咆哮]

( 230 ) 2008/03/28(金) 00:29:25

書生 ハーヴェイ

乗り掛かった船──

俺も「まだ」陰陽師なれば、

 降 り る つ も り は 、 な い 。

[艶やかに]

( 231 ) 2008/03/28(金) 00:30:45

書生 ハーヴェイ

痛み哀しみ苦しみさえも、
丸ごと抱えて捨てねば良い、

菩薩になれぬと言うのなら、
いっそ、

( 232 ) 2008/03/28(金) 00:32:02

修道女 ステラ

[赤黒は肌の下に吸い込まれ 破れた衣から覗く肌に 新しく萌黄色の徴が浮かんでくる]

[此方からは敷布の下の顔は分からず
茫とした湖(うみ)の目を向け ゆっくりと頷いた]

( 233 ) 2008/03/28(金) 00:35:21

【削除】 修道女 ステラ

[されど身の傷は――鳶尾によるものだったが答え損ねてしまった]

2008/03/28(金) 00:38:18

修道女 ステラ、されど身の傷は――鳶尾によるものだったが答え損ねてしまった。

( A108 ) 2008/03/28(金) 00:38:42

【墓】 冒険家 ナサニエル

[霞の鏡を振り返る。
そこには羅生門に集まる縁の人達]

…私はもうお前たちに未練はない。
好きにするがいい。見届ける気もありはしない。

まだ鬼にはなりたくないからな。

[霞の鏡は見たいものを写しはしないらしい。
父のいる左大臣邸、姉のいる後宮を拝し]

…父上、姉上。どうかお健やかに。
智鷹はそれを望みます。どうか来世にまたまみえんことを。

[一礼し、踵を返して]

( +60 ) 2008/03/28(金) 00:39:14

見習い看護婦 ニーナ

どうせ…兄さんも居らぬ。
橘様も。師輔様もお亡くなりになられてしまった…
此処には。悲しき思い出しか残されてはおりません…

[嗤う男を見ていたが、視線を白藤に落とせば]

捨てれれば…どれだけ、楽になりましょうか。
ですが。
私は…捨てれはしません。きっと。
ずっと、引きずる…
だからと言って。
私が。己で死ぬことは…

[そう言うと、黙って。立ちつくした*]

( 234 ) 2008/03/28(金) 00:41:19

【墓】 流れ者 ギルバート

そうだな。酒か。
そいつがおれにはちょうどいい。
――ん、謝ったのもおれが勝手に思ったことさ。

[わらう。]

……見届けるしか、ないからねぇ。
もうちっと、いろいろ話したかったが。

[嘆きを。痛みを。鏡に触れた手を握り締める]

鬼になりたくないなら、そうかもな。
……まただれか、此方に来てしまうんだろうか、な。

( +61 ) 2008/03/28(金) 00:41:24

書生 ハーヴェイ

おれは鬼である己、そのままに在ろうぞ。


だから、要らん。
彼岸も、来世も。
他人の怨も。
己ひとりだけで充分だ。

( 235 ) 2008/03/28(金) 00:41:34

双子 リック

……。

[さし伸ばされた腕]
[無意識に]

…ぁ……。

[触れてみようと、手を伸ばす。
まるで、何かに惹かれるように]

( 236 ) 2008/03/28(金) 00:42:40

見習い看護婦 ニーナ、メモを貼った。 メモ

( A109 ) 2008/03/28(金) 00:43:05

【鳴】 書生 ハーヴェイ

季久さま。
結局のところ、私はあなたを己の一部と為し、
喰らい尽くしたいであったのかも知れません。

[静かに笑う。]

( =20 ) 2008/03/28(金) 00:43:55

吟遊詩人 コーネリアス

…せめて。

せめて嘆けばよいものを。
辛いとは、おもわぬのですか?

[敷布の下から、そっと見上げるのです。]

わたくしは…
あなたのそんな姿を。
そんな役目を…見ているだけで、辛いとおもうのです。

( 237 ) 2008/03/28(金) 00:46:58

医師 ヴィンセント

この身を満たす 犬の怨みも痛ましいけれど
…汐どのの、静かな言の葉も 
わたしを痛ませる。

兄は、汐どのを気に入って居られたようだった。

この様に、怨みと共にあるわたしなどどは、会わぬがよろしいが──

又、星星のごどく 澱みの中で巡り会うでしょうなあ

[声だけが、独経のごとく低く 響く──]

( 238 ) 2008/03/28(金) 00:48:55

医師 ヴィンセント、双子 リックの伸ばされた華奢なゆびさきに、つ、と触れる──

( A110 ) 2008/03/28(金) 00:49:44

【墓】 冒険家 ナサニエル

[もう霞鏡を見ることはない。
そのまま、歩みを進めて]

…誰が来ようともう関係ないな。
お前はその誰かを迎えてやるといい。

あぁ、桜はどこにあっても美しいな。
躯埋めるなら桜の下と望むよ。

[もう供となる鷹も、笛もない。未練も恨みも何もかも。
最後にふ、と笑うとそのまま、姿は闇に溶けた──*]

( +62 ) 2008/03/28(金) 00:51:16

修道女 ステラ、少し 顔を傾け。困ったように見えたは錯覚。

( A111 ) 2008/03/28(金) 00:51:38

書生 ハーヴェイ

[あかき霞、薄く揺らぐ法師の腕に、
手を伸ばさんとする若宮に、]

──季久さま。

[名をひとつ、常と同じくやわらかな声で呼ぶのみで、止めはせず、]

( 239 ) 2008/03/28(金) 00:51:39

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。 メモ

( a10 ) 2008/03/28(金) 00:52:56

【鳴】 書生 ハーヴェイ

──あなたが約束を守ろうと守るまいと、

  私を愛そうと憎もうと、

  もう良いのです。


  あなたに出会うて影居の生は報われた、

  生きていて良かったと、

  あなたがこの世に在ることが嬉しいと、

  一度でも思えたのだから。

( =21 ) 2008/03/28(金) 00:54:39

医師 ヴィンセント

…・・若宮さま

わたしと、こちらに来られますか…?


[ささやく]

 [琴をつまびく若宮のけがれなき雪花石膏の 細ゆび
  触れたたは、犬の呪と混じりおうた 毒の滲む、おとこのゆびさき]

[寄り添う恋人たちを引き離し 汐、桐弥、鳶尾、そして影秀のこころを、影居に味あわしめんとするか。] [怨…──]

( 240 ) 2008/03/28(金) 00:56:13

【鳴】 双子 リック

…わが身を、食らうと…?

[少しの、瞬き]

…喜んで、貴方の糧に。

[静かに響く、声]

( =22 ) 2008/03/28(金) 00:56:14

牧童 トビー

さて。
どうするかは、まだ判らないな。

[脳裏に浮かぶ、愛しい人の姿を思い返し]

[鳶尾を見上げた]

( 241 ) 2008/03/28(金) 00:56:44

修道女 ステラ

[左の掌を向け 右の人差し指でさらさらと]

[ 痛みなく ]
[ 思いなく ]
[ 式は式と ]

( 242 ) 2008/03/28(金) 00:57:21

双子 リック

[静かに指先に触れる感触]

…貴方は……。

[何かを告げようとした言葉が飲み込まれかけ、音になる]

…禍ツ星を、知っているのですか。
誰の上に、輝くのかを。

( 243 ) 2008/03/28(金) 00:58:16

双子 リック、書生 ハーヴェイに、少しだけ微笑みかけ、そして再び前を向く。

( A112 ) 2008/03/28(金) 00:58:45

書生 ハーヴェイ

[おとこは符を手にせず、法師にも犬神にも立ち向かうことはしなかった。

ただ、

清浄な微笑を浮かべただけだ。]

( 244 ) 2008/03/28(金) 00:59:10

【鳴】 書生 ハーヴェイ

いえ。
要りませぬ。

もう充分に戴きました。

( =23 ) 2008/03/28(金) 01:00:33

修道女 ステラ


[ 時来れば 穢れかかえ 消えゆ ]

[そこまで綴るも、「ゆ」の最後で止まっている]

( 245 ) 2008/03/28(金) 01:00:59

流れ者 ギルバート、メモを貼った。 メモ

( a11 ) 2008/03/28(金) 01:03:39

学生 ラッセル

――花山院邸・庭――

そうか。
だがきっとお前はずっとやさしいのだろうよ、桐弥。
それは何ともいじらしく、あさましいとは思わないか。

[こちらを見上げる桐弥へと
 身を屈めた。唇を寄せる]

( 246 ) 2008/03/28(金) 01:05:16

【墓】 流れ者 ギルバート

[最後の笑顔、
見えたかどうかは分からないが
微笑を返して]

次があれば……櫻の下で。

[小さく呟く。]

( +63 ) 2008/03/28(金) 01:06:08

吟遊詩人 コーネリアス

[綴られる文字を、狐は黙って見ていたのです。]

…あなたに、こころは?


こころなどなければ、苦しまずに済むのでしょうか。

[綴る指が止まる。
その指を見て、それからその顔へと視線をやりました。]

そのまま消えていくなど、哀しいと…わたくしはおもうのです。

あなたのような、罪無き方ほど、
しあわせになってほしいと。

( 247 ) 2008/03/28(金) 01:11:41

医師 ヴィンセント

[触れたおとこのゆびさきが ゆっくりと折りまがり、若宮を誘い込むように絡む──。]

・・…若宮さま

[おとこの姿はまた ゆぅらり] [陰] [かげ翳ろう]


あなたが共に来るならば、それも自然知れましょう。

[犬の呪とまじりあうおとこは、あかくあやしい霧となり、初夏の若葉のごとく瑞々し若宮を、包み込む──。]

( 248 ) 2008/03/28(金) 01:18:11

【鳴】 双子 リック

……十分…?

[少しだけ、疑問がちに上がる語尾]

( =24 ) 2008/03/28(金) 01:19:53

医師 ヴィンセント

[あかぐろき怨霊とまぐわう影色のおとこは、あやかし。
 そのままに若宮を連れ──《攫う》か、それともただ水面の上をすべり、花風にまぎれ散り霧散するか。

 おとこの姿が消えたあとは、怨めしき犬の*咆哮だけが残る*。]

( 249 ) 2008/03/28(金) 01:23:27

書生 ハーヴェイ

[つ、と前に出て、]


犬神よ、
お前を作ったはこの私、
お前を餓えさせ、首打ち落とし、蠱物としたは私、
お前が真に憎むは、この私だ、

( 250 ) 2008/03/28(金) 01:24:18

医師 ヴィンセント、メモを貼った。 メモ

( A113 ) 2008/03/28(金) 01:24:40

修道女 ステラ

[……]

[ こころ なく ]
[ 無我 ]

[敷布の翳りから現れるほっそりやつれた輪郭
 二対の瞳は静かに しとしとふりそぼる雨を思わせ]

[ 何故 ]

[なにゆえと問う]
[狐の方が 蒼い焔で尚のこと 誰よりも誰よりも哀しげであり 誰しも幸せを希ってしまう横顔であろうに]

( 251 ) 2008/03/28(金) 01:25:00

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。 メモ

( A114 ) 2008/03/28(金) 01:25:07

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。 メモ

( A115 ) 2008/03/28(金) 01:27:34

医師 ヴィンセント、メモを貼った。 メモ

( A116 ) 2008/03/28(金) 01:27:36

双子 リック

…共、に?

[微かに音になる、声。
絡まる、指先。
離そうとて、もう───遅い]

───?!
何…嫌だ、離して、

[赤い霧、纏わりついて、振り返った先、男の名を呼ぼうとしたが──音にはならず、少年の体は門の地からするり、*消える*]

( 252 ) 2008/03/28(金) 01:28:34

双子 リック、メモを貼った。 メモ

( A117 ) 2008/03/28(金) 01:30:20

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。 メモ

( A118 ) 2008/03/28(金) 01:30:38

学生 ラッセル、メモを貼った。 メモ

( A119 ) 2008/03/28(金) 01:38:20

吟遊詩人 コーネリアス

わたくしの罪は、自ら選んだ事。
その報いは、受けねばなりませぬ。

あなたは、己でそれを望んだ訳ではないのでしょう?
[狐の青ざめた横顔も、無我の命感ぜぬ横顔も、
青い焔は仄かに照らすのです。]

こころなど、もたねば。
罪も穢れも無かったでしょうか。

[そっと手を伸ばして、咬み痕残る無我の痛々しい手をさすってやろうとするのでした。]

わたくしも、彼の方や…あの方も。

こころなど無ければ、このようにならずに済んだのでしょうか。

( 253 ) 2008/03/28(金) 01:56:46

修道女 ステラ

[何故(哀しい)と――問うた文字は別の答えとなり返され
 されど それを問い返す事なく]

[ そうあれかし ]

[式たる己は織られた理由こそ仕組みこそが……

 蜘蛛糸ほどに細い銀糸纏う狐の 紡ぐ言の葉がはらはら座敷に積もってゆけば 最早何も綴る事も問う事もせず]

[傷ついた手を包まれるがままに任せ そっと狐の傍に寄り添い 目蓋を半ば伏せた*]

( 254 ) 2008/03/28(金) 02:24:56

修道女 ステラ、葛木の言の葉をその身に静かに受けながら――。*

( A120 ) 2008/03/28(金) 02:27:07

吟遊詩人 コーネリアス

…あぁ、おいたわしや。

治して差し上げたいと思えど、出来ぬこの身が疎ましいのです。
[無我の冷たく滑らかな手を取って、いたわるように舌を這わすのです。
獣が毛並みを整えあうように、
痛々しい傷口を、せめて楽にして差し上げたいと。

拒まなければ他の傷すらも、そうして差し上げたいと思いました。

狐は知らぬ事ですが、その行いは形だけなら、
赤い御方がかつてした事に良く似ているやもしれません。
されど、牙を立てることはせぬよういたわろうとするのです。]

( 255 ) 2008/03/28(金) 07:46:35

書生 ハーヴェイ

[あかい霧の中からまず犬神だけを切り離さんとして発した言葉であったが、]

[間に合わぬ]


季久さま、……


[おとこの顔は引き歪み、激しい痛苦に耐えるかように、
霧に包まれていく若宮に向かい手を伸ばし、]

( 256 ) 2008/03/28(金) 07:49:05

吟遊詩人 コーネリアス

[青白き灯火は、いつしか消えておりました。*]

( 257 ) 2008/03/28(金) 07:49:09

【鳴】 書生 ハーヴェイ

私を信じて、待って、

( =25 ) 2008/03/28(金) 07:50:43

吟遊詩人 コーネリアス、メモを貼った。 メモ

( A121 ) 2008/03/28(金) 07:53:21

書生 ハーヴェイ

[触れぬ指先、]

[霧散した影、名残を見詰め、]



[おとこは立ち尽くす──]

( 258 ) 2008/03/28(金) 07:58:09

牧童 トビー、メモを貼った。 メモ

( A122 ) 2008/03/28(金) 08:00:10

牧童 トビー

[鳶尾の顔をじいと見つめたまま]

優しくなんか無い。優しいなら、この手にかけたいなどと、思わない。
そのお人の幸せを願えるほど、大人でもないんだ。

[寄る唇からは、*逃げもせず*]

( 259 ) 2008/03/28(金) 08:06:59

書生 ハーヴェイ

─羅城門─
[それから如何ばかり時が過ぎたか。
……おとこが感じたよりは、遥かに短き時であっただろう。


ふと、
未だ白藤の骸の側から離れられぬ風情の薬師に向かい、]

( 260 ) 2008/03/28(金) 08:11:15

書生 ハーヴェイ

……あなたに斯程(かほど)に想われて、白藤は幸せであったのだな……



白藤は善いおとこであった、
おれの様な外道と違(ちご)うて、な。


だからあなたは、白藤の死様でなく、笑顔を憶えていてやってくれ。

[淡々と寂びた声呟くように話し掛けると、
取り出した紙片、呪と共に、白藤の骸へ落とし、]

( 261 ) 2008/03/28(金) 08:12:12

書生 ハーヴェイ

[はらり、はらりと、呪符、
骸に触れれば、]

 [轟]

[火焔噴き出し、めらめらと、
白藤の身体を嘗める様に*覆ってゆく。*]

( 262 ) 2008/03/28(金) 08:16:02

書生 ハーヴェイ、奇妙に静かな眼差しで、立ち上る焔を見詰めている──。

( A123 ) 2008/03/28(金) 08:17:55

学生 ラッセル

――花山院邸・庭――

見知った者が死んでいく様を見るのは嫌だと言い
醜い醜いと己を責めるやさしさがありながら──未だその様なことを。
往生際の悪いことだ。だが、

[逃げもせず、まなこは何処を見ているのか。
 鳶尾自身を通り抜け、何処かを見ているかのように思った。
 小さな唇へ触れた端から
 藤の花へくちをつけたかのような香りがたちのぼり
 歯の隙間を通る舌からは香そのものが凝ったかの如き
 熟れて朽ちかけた甘さ]

────。

いつか桐弥、お前が
憎しみ怨みに真に身を任せてしまおうと思えるときがあれば
きっと、その香がお前を導くよ。

( 263 ) 2008/03/28(金) 11:24:27

学生 ラッセル

[指先で唇を拭う]

私は。
若し私が仕損じたら、
きっとお前がやってくれるのではないかとも、思うのだ。
陰陽師とて恐らくいまはただの人。鬼神の類にはあらず────。

[静かに離れては
 景趣に溶け、*掻き消えた。*]

( 264 ) 2008/03/28(金) 11:27:06

学生 ラッセル、メモを貼った。 メモ

( A124 ) 2008/03/28(金) 11:28:29

医師 ヴィンセント

[若宮を裡に抱き、おとこは空にかき消えた。]

 [若宮の淡色の瞳に映るは、おのれを包む臨月のおんなの腹の裡の血満水にも似たあかいろ
 まあかないろの闇──、闇深くなりあかはくろに、くろはやがて極彩色の渦に転ずる。]

[肌にはりつく怨、怨、けがれよどんだ渦の感触は、愛なき肉欲のぬかるみ。ただおぞましく。]

 [おとこは、若宮の耳元にゆびをはわす。]

[心は、手に入らない。


恨、憎めば楽れ

以上、知った人が死んでいく様を見るのは、嫌だ。

 れでも、あいつの死に様は見てみたいと自分の醜さ


お前にきっと、お前のにくい男の死に様を見せてやろう。]

( 265 ) 2008/03/28(金) 12:23:22

医師 ヴィンセント


 [影居さまは、
 私が、
 殺す。]


 [恨みの渦は、どこぞの屋敷の奥座敷で溢れた、言の葉をも取り込みはらみ、若宮の耳に届けん。]

( 266 ) 2008/03/28(金) 12:26:13

医師 ヴィンセント、を何処かの廃屋、奥座敷にたどり着いた*。

( A125 ) 2008/03/28(金) 12:28:46

牧童 トビー

[藤の匂いが鼻をつき、同じ甘さが口に広がり]

[式の告げた言葉が耳に残って]

[気付けば、式の姿はなく]

人で在れば、あいつを殺せるのだろうか。

(嗚呼、でも。真に手に掛けたいのは)

( 267 ) 2008/03/28(金) 12:30:31

牧童 トビー

人で在る内に、鬼神へと変わる前に。
あいつを殺せば。

(式が殺すと言っていた。
     成し遂げられたら、若君様は悲しむだろうか)

[匂いの残る口許を指でなぞり]
[奥座敷の方をちらりと見て、花山院の邸を後にした]

( 268 ) 2008/03/28(金) 12:37:40

牧童 トビー、メモを貼った。 メモ

( A126 ) 2008/03/28(金) 12:39:31

牧童 トビー

[大路へでて、行く宛もなく北へ]

……月白?

[空を見上げると、高い空を旋回する一羽の鳥。それが鷹であるのかまではわからなかったが]

主を失ったお前は、どこにいくんだ。何か、知ってるんじゃないのか。

[呟けど、届くはずもなく]

( 269 ) 2008/03/28(金) 12:45:09

牧童 トビー

[歩き疲れ、そろそろ休もうかと思った頃、顔を上げると先には朱雀門の姿があり]

内裏、かぁ。
忍び込むには、さすがにやばい場所だなぁ。

[それでも見てみたいと思い]

どこか、入れる場所、無いかな。あの門は無理でも、他に警備の薄そうな門があるはずだ。

[大路をはずれて、路を変え、*西の方へと*]

( 270 ) 2008/03/28(金) 12:55:34

牧童 トビー、メモを貼った。 メモ

( A127 ) 2008/03/28(金) 12:56:02

修道女 ステラは、書生 ハーヴェイ を投票先に選びました。


書生 ハーヴェイ

そなた、汐…と言うたか。
先ほどおれに問うたな。
「大切なものを喪ったら本当に恨まずに居れるのか」と。

[燃える炎、火葬の火。
焼く、焼き尽くしてゆく。]

そう、昨夜までのおれであったなら。
あなたのように憎んでいただろう。
おれが奪う前に、おれから季久さまを奪ったものを、
俺を信じて待つことのできぬ、幼く無力で心弱い季久さまを。
そして何より、
守れなかった己を。

この世の全てを呪い、皆滅んでしまえと思うたであろうよ――

( 271 ) 2008/03/28(金) 13:21:52

【墓】 流れ者 ギルバート

[燃え上がる焔を見上げていた。
ゆらゆら、春の空を焼く。
花びらを巻き込んで火の粉を散らして

それは呪の焔。

汐の横顔を見詰め
影居のことばを聴く。]

( +64 ) 2008/03/28(金) 13:23:20

書生 ハーヴェイ

だが今は、

それでもまだ足りぬ、

( 272 ) 2008/03/28(金) 13:23:38

書生 ハーヴェイ

怨みでさえもまだ、おれの想いには届かぬ、
「そんなもの」になど、構ってはおられぬのだ。

この世で添えぬというのなら、理すらも捻じ曲げよう、
たとえ幾百幾千歳月経ようとも、必ずや手に入れて見せる、

屍の山血の河築いても、寸毫も後悔せぬ、
季久さまがおれを憎もうと、忘れ果てようと、
永劫に、永劫に、恋いて離れぬ、

( 273 ) 2008/03/28(金) 13:41:10

【独】 書生 ハーヴェイ

おれは既に、
季久さまそのものでさえも、
どうでも良くなっているのだろう。

[妄執の鬼]

( -5 ) 2008/03/28(金) 13:44:11

牧童 トビーは、書生 ハーヴェイ を投票先に選びました。


牧童 トビー

[屋根の無い小さな門を見つけ、中を覗く。政務の途中であるのか、人の姿は少なく。けれども自身の姿では捕まる事は容易に想像が出来]

まあ。よいか。
六条院を探しにきたとでも言えば。
探していた若宮が見つかったと。
安倍の影居が浚ったのだともうすれば。

時間は稼げる。

( 274 ) 2008/03/28(金) 13:50:35

書生 ハーヴェイ

[やがて、
符呪が呼び出した炎が、白藤の躯を一握の灰にまで変えた時には、

*陰陽師の姿は既に消えていた。*]

( 275 ) 2008/03/28(金) 13:51:54

牧童 トビー

[縁の下へと入り込み、腰を低くして進む。暗くはあったが、意味は無く]

あちらが、お上の居る場所か。

[六条院で見た,内裏の絵図を思い出す。迷い、*南へと向かった*]

( 276 ) 2008/03/28(金) 13:53:42

【独】 牧童 トビー

/*
今なら言えるので。
眉は書いてます。
*/

( -6 ) 2008/03/28(金) 13:57:26

【独】 牧童 トビー

/*
外来語は便利だなと。
「エゴ」という単語を使いたくてたまりません。
外にも置き換えた言葉がたくさん。
そして単語でもこの時代に合ったような単語を探しつつ。
*/

( -7 ) 2008/03/28(金) 14:03:53

学生 ラッセル、メモを貼った。 メモ

( A128 ) 2008/03/28(金) 15:30:46

修道女 ステラ

[狐火は まるで強く主張せぬ月光 蒼い焔は黒月十四日晦と消え
 闇の中 狐の小さな舌が舐める音のみが聞こゆ

 痕の形をなぞるように
 白い喉 一突きされた胎(はら)
 鳶尾の噛み痕生々しい胸元
 春に息吹く花々のような徴の上を

 帳の中…白い肩を覗かせて…

 何時しか眠ってしまった狐の
 長く流れる髪を 減る頬の窪みを撫で]

( 277 ) 2008/03/28(金) 18:21:32

修道女 ステラ

[罪の徴 穢れを負う事を
 目覚めれば 狐は嘆き 沈痛をば覚えるであろうに

 衣(きぬ)の掠れ
 撫でゆき辿りつくは 澱んだ穢れ濃ゆう尾
 悪夢のように浮いて沈む 黒と赤

 尾は柔らかく指先を包みこまれ ひたり ]

( 278 ) 2008/03/28(金) 18:34:07

【削除】 修道女 ステラ

[白なれば 山にけものは戻れるだろうか
 幼子の指先にささった棘のように
 あはれ 心は晴れぬままであろうか

 それとも にくしや と
 またもや穢れゆくであろうか

 穢れほろほろと解けゆいた後は
 その代わりとばかり 天秤に何かを差し出すのだろうか]

2008/03/28(金) 18:40:45

修道女 ステラ

[白なれば 山にけものは戻れるだろうか
 幼子の指先にささった棘のように
 あはれ 心は晴れぬままであろうか

 それとも にくしや と
 またもや穢れゆくであろうか

 穢れほろほろと解けゆいた後は
 その代わりとばかり 天秤に何かを差し出すのだろうか]

( 279 ) 2008/03/28(金) 18:41:10

修道女 ステラ

[嘆くも識らず
 辛さも識らず 痛みも識らず]

[識るは己(おの)が *しき* のみに]

( 280 ) 2008/03/28(金) 18:45:45

修道女 ステラ、メモを貼った。 メモ

( A129 ) 2008/03/28(金) 18:47:13

見習い看護婦 ニーナ、メモを貼った。 メモ

( A130 ) 2008/03/28(金) 20:12:33

見習い看護婦 ニーナ

―羅生門―

…だと、良いのですが…ね。
私が。何も…伝えることが出来ぬまま。
兄さんは、逝ってしまった…

[しばし、瞑目し。
影居の言葉を聞いていたが。
やがて、小さく頷く]

…思い出そうとすれば。
自然と…震えてしまいますから…
せめて。夢の中で…話が出来れば…

[言葉は途切れる。
炎は白を。赤を。飲み込んで。
音を立てて燃えていく。
最後まで、目を背けずに。ただ、静かに見ていた]

( 281 ) 2008/03/28(金) 20:25:35

【墓】 流れ者 ギルバート

[塵になってしまえば
ただ風に掠われるばかり。
それは影居の、彼なりの情けだったのだろうか]

―――……

[指を滑らせるのは、鏡の上。
涙拭うことも出来はしない。]

( +65 ) 2008/03/28(金) 20:26:55

書生 ハーヴェイは、双子 リック を投票先に選びました。


見習い看護婦 ニーナ

…足りぬ…?

[燃ゆる音しか聞こえぬ中。
聞こえてきた声に、顔を向けた]

そんなに…

[消えた火。消えた者。
そっと、後に残る灰を両手で掬いあげ]

…ふ、ふ。
兄さんは…望みそうに、無いなぁ…私の命は。

[冷たい風が灰を攫っていく。
背中の箱を下ろすと、竹の筒に残った灰を入れ。
箱に仕舞い、箱を背負えば。門を背にした]

( 282 ) 2008/03/28(金) 20:34:40

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。 メモ

( A131 ) 2008/03/28(金) 20:34:42

見習い看護婦 ニーナ

―とある通り―

まさか。自分の恨み辛みのために使う事になるとは…思わなかった、けど、ねぇ。
…良い人間じゃあ、無い…さ。
猫…で。人を殺したこともあるんだから…ねぇ…

[ぽつり、と呟く。
其の目が見やる先には。
やせ細った猫が一匹…
す、と伸ばす手には干物があった]

…優雅な貴族の方々が。己がために呪い殺すなど。
京では…よく。あった、よ。

[地に干物を置けば、次第に猫が近づいて。
一口。干物を持って、少し遠くに駆ける。
薬師との距離が離れれば、がっつく様に食べ始めた。
其れを薬師は。何処か、ぼう、とした目で見つめていた*]

( 283 ) 2008/03/28(金) 20:57:28

≪_匿名_≫、匿名メモを貼った。 メモ

( A132 ) 2008/03/28(金) 20:57:43

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。 メモ

( A133 ) 2008/03/28(金) 21:01:54

牧童 トビー

[南へ下れば塀があり、門を一つ見つけて。その中が何であるかも知っていて。そこへ入ることは、どれだけ恐れ多いことなのかも判っていて]

[それでも中へと]
[お上の住処へと足を踏み入れた]

……。

[隠れるように中へ入り、人に見つからぬようにすぐに縁の下へと]

(ここは、知ってる)

( 284 ) 2008/03/28(金) 21:05:20

牧童 トビー

(知っているが、そんなことは在り得ない。じゃあ何で知っている)

[足音を忍ばせて上は廊下になっているだろう下を進んで]

[それを見つけた]

(……この、庭だ)

[正確に言えば、見る景色は微妙に違う。石の場所や樹木の高さも、咲いている花も。

     それでも、確かにそれは、記憶の庭だった]

(後は、あの男に会わなければ。見るだけでもいい。でも、もうここにはいないのかもしれない)

( 285 ) 2008/03/28(金) 21:11:04

【墓】 流れ者 ギルバート

死は、欲しくない。

[呟く]

生きてほしいんだがねぇ。

[眉を寄せ、苦い笑み。]

汐、
おまえをそんな風にしてしまったのは、おれかい。

おれは、
おれを、
憎むか な 。

[――猫が、鳴いた]

( +66 ) 2008/03/28(金) 21:15:11

牧童 トビー

[桐という字は、ただの庶民である自分には高貴すぎるものだった。『とうや』と呼んだのは母だったが、つけたのは父らしいと聞いた。

『桐の弥(きりのあまね)』と呼ばれたのはただ一度。母はそんな名はいらぬとそれで呼ぶことは無く、けれど名ではない『桐』の字は残したまま]

[人がいないのを確かめてから、顔を出し、その場所がなんであるのかを確かめて、名残惜しそうに、*その場を後にした*]

( 286 ) 2008/03/28(金) 21:18:07

牧童 トビー、メモを貼った。 メモ

( A134 ) 2008/03/28(金) 21:20:11

修道女 ステラ、メモを貼った。 メモ

( A135 ) 2008/03/28(金) 21:29:39

【赤】 修道女 ステラ


     ―― 時は白藤が生きていた頃に戻る ――

( *5 ) 2008/03/28(金) 21:34:01

【赤】 修道女 ステラ

羅生門の闇の中 小さく泡立つ音が聞こえる

不気味 茸が生えるように闇の中鎌首を擡げる影

し ゃ ぁ ぁ

息を吐き出して
のったりと胴体を地に這わせて

( *6 ) 2008/03/28(金) 21:34:27

【赤】 修道女 ステラ


[白藤の動き止まる>>5はその時。異様な気配を感じたのだろう]

( *7 ) 2008/03/28(金) 21:35:50

【赤】 修道女 ステラ

鱗が擦れても音すらせず
始めは五匹 ついで二十を 五十を 百を越え 蠢く様は濁流
互いに身を擦り合い 一匹の生き物に凝結するごとく
白藤の下へ四方八方より襲い来る

( *8 ) 2008/03/28(金) 21:36:08

【赤】 修道女 ステラ


おかし 喰らい 怨 に取り込まんとするごとく
或いは 京覆うものの一部が 白藤に対して赦せぬ怒りを擁いていたのだろうさ  大殿への怨 結実するを遅れしをば
 

( *9 ) 2008/03/28(金) 21:37:35

【赤】 修道女 ステラ

濁流にゆるゆると呑み込まれ
 忘れられた古池 掃除されず腐敗の極みに辿りつき ねばねばとした粘液や蛙の卵 蟲の卵浮くだけの池
身を這う感触はさながらそのような池に呑み込まれたようなものだったろう

( *10 ) 2008/03/28(金) 21:38:20

【赤】 修道女 ステラ


 最初は労わるように 優しく濁流はその身を揺すり 歓喜さえ浮かべさせた――やもしれぬ
 

( *11 ) 2008/03/28(金) 21:38:45

【赤】 修道女 ステラ


 平面より少しでも盛り上がった部分は 蛇の口がかっぽりと咥内に引き入れ

 穴という穴は 蛇達が棲家と定めるばかりに 身を潜り込ませる
 

( *12 ) 2008/03/28(金) 21:39:29

【赤】 修道女 ステラ




                      嗚呼 狭く狭く暗い場所だこと

( *13 ) 2008/03/28(金) 21:40:21

【赤】 修道女 ステラ

蛇が潜り込むのは赤い場所よ 突き当たりに辿り着けば 幾らかは行きつ戻りつを繰り返したろう
それも 池を覆う薄氷
下から上から破られて
嗚呼 その軟体動物 大きな蛭(ひる)や大きな蛆(うじ)のように艶かしく動く舌は蛇に噛まれて食い尽くされる
灯を見るための二つの球は 中の芯をば なくして 怪異――滑り込み 再度 太陽を見ることあたわず

( *14 ) 2008/03/28(金) 21:46:15

学生 ラッセル、メモを貼った。 メモ

( A136 ) 2008/03/28(金) 21:47:00

【赤】 修道女 ステラ


          澱み(いろ)が空白(しろ)を埋める

( *15 ) 2008/03/28(金) 21:48:26

【赤】 修道女 ステラ


  苦悶こそ 地よりの贈物

( *16 ) 2008/03/28(金) 21:51:40

【赤】 修道女 ステラ


  我らの清い食

( *17 ) 2008/03/28(金) 21:56:11

医師 ヴィンセント、メモを貼った。 メモ

( A137 ) 2008/03/28(金) 21:56:20

牧童 トビー

――六条院邸――

[息を切らして辿り着く。内裏を出るときに見つかったけれど、何とか逃げ切って、それでも、小路をうろうろとしたおかげで、息はあがっていた]

ああ、ねえ、水ちょうだい。

[寄ってきた女房に手を上げて、頼むと、座り込み]

[水と共に六条院がやって来て、頭を撫でられる]

なあ、教えて欲しいんだ。内裏の、右奥は誰がいるんだ?
あそこに、おれの父親がいるはずだった。
でも、あそこはお上の住まう場所で、じゃあ誰が……。

[六条院は目を伏せ、そしてまた此方を見]

「あそこは後宮の一部でな。桐壺という。そうだの、摂政の地位におるものが、あれを宿とすることはある。にして、桐弥の父は藤原のものか。じゃが、おぬしの歳を考えれば、その者はもうおらぬ」

[会いたかったのか、残念なことだ。と首を振る]

( 287 ) 2008/03/28(金) 21:57:10

【赤】 修道女 ステラ


[ 臓 腑 う ま し や ]
                  [ お と こ う ま し や ]

( *18 ) 2008/03/28(金) 21:57:49

【削除】 学生 ラッセル

――羅生門――

[既に知った人影は無く、
 焔と灰、その中に残る術、怨み辛みの残り香。
 鳶尾は目を細めた。]

2008/03/28(金) 21:59:14

【赤】 修道女 ステラ


[ 苦 し め   我 ら が 苦 し み   斯 様 に あ ら ず ]

( *19 ) 2008/03/28(金) 21:59:16

【赤】 修道女 ステラ

[ お 母 ち ゃ ん ご 飯 だ よ ]
       [ 嗚 呼 た ん と お 食 べ ]
                          [ う ま い の ぉ う ま い の ぉ ]

( *20 ) 2008/03/28(金) 22:00:35

学生 ラッセル、メモを貼った。 メモ

( A138 ) 2008/03/28(金) 22:00:49

【赤】 修道女 ステラ

[ か は は は は は は は は は ]
          [ か は は は は は は は は は は は は は は は は は ]

( *21 ) 2008/03/28(金) 22:01:47

【赤】 修道女 ステラ



                        ―――饗宴は終わらぬ

( *22 ) 2008/03/28(金) 22:05:22

【赤】 修道女 ステラ

[身を傀儡人形のように身動きさせ…]
[その身 開放するは幾許かの*後*のこと]

( *23 ) 2008/03/28(金) 22:07:05

牧童 トビー

会いたいわけじゃなかった。ただ、知りたかったんだ。父が、どんな人であるのかを。

[顔を伏せる。もういないと判れば、京にいる必要もなかった。けれど。このまま京を離れてしまうのは出来ずに]

「わしとしては、正式にお主を養子に迎えたいが、駄目か」

[首を振る]

出来ない、だっておれは。あんたの大事な若宮を、傷つけてしまうから。

(殺してしまいそうだから)

若君様は、ある男が捕まえてる。でも、若君様は自身が望んでそこにいる。
ここの邸のものにも、あちらの邸のものにも、罪は無い。ただ、愛しいが故。
だから。騒ぎは大きくしないほうが、いい、よ。

( 288 ) 2008/03/28(金) 22:13:01

医師 ヴィンセント、メモを貼った。 メモ

( A139 ) 2008/03/28(金) 22:14:06

学生 ラッセル

――羅生門――

[焔と灰、その中に残る術、怨み辛み哀しみの残り香。
 むせかえるような、なまなましくぬるい匂いの薄まったもの。
 朱塗りの柱と柱の間で鳶尾は目を細めた。


 柱の間から出ると、さまざまな匂いのうち
 実体を伴うものが在った。
 路のうえに、灰。
 誰かが浚ったあとの、その残りのような灰である。
 人を焼いたものだ。
 不思議と地面は焼けてはいない。]

( 289 ) 2008/03/28(金) 22:14:08

学生 ラッセル

――羅生門――

[誰を焼いたものか――誰ぞ死んだものか。
 鳶尾は地面に手を合わせ、
 暫しあれこれと考えをめぐらせた。

 あたりに人の気配は無い。

 ]

( 290 ) 2008/03/28(金) 22:15:54

吟遊詩人 コーネリアス

―花山院邸・奥座敷―
[穢れ濃き尾へと触れられて、狐はゆめうつつのままに、うわごとのように訴えるのです。]

…なりませぬ。
罪を犯せば報いを受け、償わねば許されませぬ。
…罪濯ぎ、償わぬまま穢れを捨てれば、わたくしは…

わたくしは、永久に許されぬままなのです。

[そうか、と狐は気づいたのです。
穢れた己を責めるのは、罪を償い許されたいゆえか。]

( 291 ) 2008/03/28(金) 22:16:29

医師 ヴィンセント

──何処かの廃屋──

[おとこが降り立ったその場所。
 大路からほど近い場所であるにもかかわらず、そこは破れた御簾からさし込むひかりも幽けき廃屋だった。おとこは崩れかけた床の感触を確かめるように足ゆびを動かした後、本物の少女を抱えるように横抱きにしていた若宮を、静かにおろした。]

・・…───

   [ぴちゃぁぁあん]
[おとこの纏うあかい靄は去り、水音も今は静か。]

[何故この場所を訪れたのか。
 記憶のないおとこには思い至らぬらしく、おとこは困った様な笑みを浮かべて、穢れの中を抜け、あかい雫を滴らせる若宮に首を傾ける。
 衣は濡れても居らず、血の沁みもないのに、あかい雫が滴る不可思議。]

( 292 ) 2008/03/28(金) 22:16:37

医師 ヴィンセント、ゆっくりと首をめぐらせ、室内を歩き始めた。

( A140 ) 2008/03/28(金) 22:17:08

吟遊詩人 コーネリアス

…あぁ、なんとあさましい。
あのような行い、許されるはずもないというのに…。

( 293 ) 2008/03/28(金) 22:20:03

牧童 トビー

[それだけ言うと、また邸を出て行く。止められることは無く、その背を見送られて]

[憎い] (何が) [憎い] (誰を) [憎い] (何故)

(おれは、あの男が、憎い。何故かも、判る。じゃあ、若君様を憎いと思うのは、何故だ。同じ理由では、ない)

[愛しいと思うのに。同時に憎いと]

[どこへ行くかも決めぬまま、ふらり]

――六条院邸→何処か――

( 294 ) 2008/03/28(金) 22:20:52

吟遊詩人 コーネリアス

[斑尾は既に淡くなり、狐は弱々しく嘆くのでした。]

( 295 ) 2008/03/28(金) 22:22:42

医師 ヴィンセント

[破れた御簾、壊れた文机、埃にまみれ蜘蛛の巣がかかった女のものと思しき衣。
 おとこが歩くと あかい雫がしたたる]

 [色褪せた 幽玄の部屋に あかい 花を咲かすように]

[うす暗い部屋の中、暗い目のおとこは闇に在るも変わらぬであろうが──。ある場所で、おとこは、ふ と足を止め、何かを拾い上げた。]

ああ、

…・・・この部屋は、 



思い出してしまいました──

( 296 ) 2008/03/28(金) 22:26:57

医師 ヴィンセント

ここは、わたしの母上の部屋でした──か。

( 297 ) 2008/03/28(金) 22:27:06

修道女 ステラ

[なれば永久に
 春夏秋冬 祀り立てられ …都に
幾年 百年 千年と … いる狐も哀しかろうか]

( 298 ) 2008/03/28(金) 22:27:33

医師 ヴィンセント、割れた床板の隙間に、硯をみつけ、拾い上げようとする──

( A141 ) 2008/03/28(金) 22:27:48

修道女 ステラ

――花山院邸・奥座敷――

[淡く 花の汁で染めたような色の尾から手を離した]

( 299 ) 2008/03/28(金) 22:29:02

修道女 ステラ、尾に淡さ遺したまま 狐の髪――柔らかい絹糸を撫でる

( A142 ) 2008/03/28(金) 22:30:17

【鳴】 書生 ハーヴェイ

季久さま、

     私はしあわせでした、
    (おれはあなたがにくい、)

     あなたと出遭ったこと、それだけで、
    (何故かくもあなたはおれを苦しめる、)

     影居の生は報われました。
    (酷い酷い餓えがおれを苛むのだ。)

     私はもう何も要りません。
    (嗚呼、あなたを犯し穢し尽くし)

     充分に戴きました──
    (四肢を刻み、喰らい尽くしたい──!)


[二重に重なる清浄と汚濁、
 その声は全く同じ強さで、寸分のずれもなく]

( =26 ) 2008/03/28(金) 22:32:24

学生 ラッセル

――羅生門――

[思い巡らせてみたところで、灰一つが教えることなど殆ど無い。
 ただ、こんな所で葬式もあるまい――幾ら場所が場所であっても、骸が捨てられるのならまだしも焼かれるなど。
 また、骸を焼くことの意味も分からない。

 焼いてしまえば、灰しか残らない。
 消したい程の、
 見てはおれぬ程の出来事があったのだろうか。
 漂う匂いは、たしかに血のもの。──それも、幻かも知れないが。
 ただ、それがひどくなまなましいのが何故なのか、鳶尾には分からなかった。]

( 300 ) 2008/03/28(金) 22:32:50

医師 ヴィンセント

[おとこが最初に拾い上げたのは 一本の筆]

[床板の隙間に見いだしたのは、]


──…母上、

やはり、わたしに

この硯を貸してはくださらないのですか。


[おとこが節くれたゆびさきで触れる、黒い四角形のそれは、冷えていおり。そして──]

( 301 ) 2008/03/28(金) 22:34:01

吟遊詩人 コーネリアス

[狐は迷える幼子のように、無我をじっと見上げるのでした。]

( 302 ) 2008/03/28(金) 22:34:02

医師 ヴィンセント

[その硯には、長い 長い おんなの髪が絡み付いている。

 廃屋に残るは──────当時と変わらぬ

 おんなの 情念。]

( 303 ) 2008/03/28(金) 22:35:38

医師 ヴィンセント、息を吐いた。

( A143 ) 2008/03/28(金) 22:35:55

吟遊詩人 コーネリアス

[ゆるりと髪をなでゆく滑らかな指に、狐はそっと目を閉じるのです。]

…何ゆえあなたは、そんなにお優しい…。

( 304 ) 2008/03/28(金) 22:39:52

修道女 ステラ

[茫とした目を狐に向ける
ゆっくりと首を左右に … 意味は言葉なくば伝わらぬ]

( 305 ) 2008/03/28(金) 22:41:02

修道女 ステラ>>304 やや首を傾けて

( A144 ) 2008/03/28(金) 22:41:38

【墓】 村長 アーノルド

[深い溜息をひとつ胸元から押し出す。
出た息はとぐろを巻いてどこまでも進んでいく。]

都は…弟の行く先はどこなのだろうか。

( +67 ) 2008/03/28(金) 22:41:40

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。 メモ

( A145 ) 2008/03/28(金) 22:44:05

修道女 ステラ

[あたたかい獣の 千々に乱れる心をかき集めるように 幾度も幾度も撫で
 其の細い毛は 貴族が触れば誰でも心愉しませられたことたろう]

( 306 ) 2008/03/28(金) 22:45:22

医師 ヴィンセント

[ぬばたまの──おんなの髪はおとこのゆびさきに巻き付き、おとこの腕をのぼり、おとこの肩、そして首に絡まる。]


…はは う え




[気がつけば、床一面が、うごめくおんなの髪で覆われていた。]
        [ いまも 《怨》めし  ]

( 307 ) 2008/03/28(金) 22:48:13

【独】 医師 ヴィンセント

知っています 母上

あなたがまだ 此処に捕われていることを

あなたがまだ 訪れぬ父上を待ちわびていることを──

( -8 ) 2008/03/28(金) 22:48:47

学生 ラッセル、メモを貼った。 メモ

( A146 ) 2008/03/28(金) 22:53:45

牧童 トビー、メモを貼った。 メモ

( A147 ) 2008/03/28(金) 22:54:05

医師 ヴィンセント

[黒髪で戒められた おとこの手首から 血が空に流れ出す。
 それはたなびき流れ、花山院 明輔の現名にはじまり、法名永漂と文字を綴り──呪をつむぎはじめる──]

 [──呪] [怨] [怨]

     [文のごとく 綴られた 呪の流れゆく先は────、]



    [影居さまは、
       私が、
            殺す。]


 [あかい闇の中で 聴こえた声の主 ──人であらざるはずの こころ持たぬはずの ものの場所]

( 308 ) 2008/03/28(金) 22:55:05

投票を委任します。

医師 ヴィンセントは、学生 ラッセル に投票を委任しました。


書生 ハーヴェイ、メモを貼った。 メモ

( A148 ) 2008/03/28(金) 22:55:23

医師 ヴィンセント、双子 リックに首を傾げた。

( A149 ) 2008/03/28(金) 22:55:53

学生 ラッセル、メモを貼った。 メモ

( A150 ) 2008/03/28(金) 22:57:25

修道女 ステラ

[空の澱み 墨色の雲が凝結し翳含んだ文となる]

[其は文]

[今一番の怨み主 そのものへと怨掻き立て力添えするもの か]
[血色に毒々しく染め上げられた文字は未だ明瞭でないものの その文が向かうは――鳶尾]

[藤の香に差し込まれるように ゆるり]

( 309 ) 2008/03/28(金) 22:58:19

投票を委任します。

修道女 ステラは、学生 ラッセル に投票を委任しました。


医師 ヴィンセント、瞠目。──泪を浮かべた。

( A151 ) 2008/03/28(金) 23:00:11

【独】 修道女 ステラ

/*

 最初に二行目(その時点は一行目)を書いていたりしていたので、二重に「文」があるのは読み飛ばしをば。。。

 投下を先に越されてショックだヨ。

( -9 ) 2008/03/28(金) 23:00:47

流れ者 ギルバート、眼を伏せて。

( a12 ) 2008/03/28(金) 23:01:01

学生 ラッセル

――羅生門――

[灰を、指に取って舐めた。
 何も感じ取ることは出来ない。
 しくしくと(雨の日に古傷が痛むという体験が鳶尾にあればそのようであったろう)体中が痛む。しくしくと、身を内から喰われている。怨みに。呪いに。
 それは、識から奪ったものだろう。
 また、己の身のうちから湧き出るものだろう。
 幾日か前――たった一晩前のことだったかも知れない。そのとき此処で感じたような激昂も、激情も無い。きっと、身体に馴染んでしまったのだろう。だが、憎しと思う心が消えたわけでも無い。
 嗚呼随分と変わったものだ、と実感する。

 殺すと云った言の葉が、ゆらゆらと身を包むようだ。
 漏れ漂う甘い香り。
 言霊。
 呪となる。]

( 310 ) 2008/03/28(金) 23:03:23

修道女 ステラは、見習い看護婦 ニーナ を能力(襲う)の対象に選びました。


【赤】 医師 ヴィンセント

[怨] [うぉおおおおん]

 [おとこと共に おんなの髪で戒められた 犬首が くるしげに吠える]

   [黒髪の隙間から ぼろぼろとあかがこぼれ落ちる。]

( *24 ) 2008/03/28(金) 23:05:43

【墓】 村長 アーノルド

怨みは何者もを生み出さない。
否、怨念のみしか生み出さぬ。

妬みは相手への最大の賛辞にしかならぬ。

[眼は開き、天を仰ぐように]

( +68 ) 2008/03/28(金) 23:05:55

流れ者 ギルバート、眼を伏せて。

( a13 ) 2008/03/28(金) 23:08:08

書生 ハーヴェイ

─東寺・五重塔上─
[地上に歩く「ひと」という生き物は、空を望む高きところに在るようには作られてはいない。
空へ向かいて聳え立つ高殿を立てながら、身の丈の僅か数倍ほどの高さにあるその屋根の上を見てみようとは思わぬらしい。


そこからはみやこが遠くまで望める。
飛ぶ鳥の高さで、地上を眺めることが出来る。]

( 311 ) 2008/03/28(金) 23:08:23

吟遊詩人 コーネリアス

[狐は微睡みのままに思うのです。
せめてこの方に思いあらば、それが必ず叶うようにと。]

( 312 ) 2008/03/28(金) 23:08:45

投票を委任します。

吟遊詩人 コーネリアスは、修道女 ステラ に投票を委任しました。


【墓】 流れ者 ギルバート

……わかってても、
拭えないものもあるんだろうさ。

( +69 ) 2008/03/28(金) 23:09:18

医師 ヴィンセント

──廃屋(生母の屋敷)──

・・…母上。

あなたが亡くなってから、
父上はわたしとあなたを迎えにらしたのですよ。

と、夢枕に現れるあなたに、

こどものわたしは── 何度もお伝えしました ねえ。

( 313 ) 2008/03/28(金) 23:10:16

学生 ラッセル

[見えもせぬ呪い文は
 誰の打ったものか。
 文に綴られた名には覚えが無い。

 己の言葉をまざまざと、瞼の裏に見せつけられるようだ。
 それでも、怒り昂ぶる訳では無いのは、
 嗚呼、やはり
 私自身が最早怨みの塊だからか。
 それとも、最早怨み憎むことが常態となっているのか。]

――何故なみだを流す。

[瞠目し、空を仰いだ。]

( 314 ) 2008/03/28(金) 23:11:03

医師 ヴィンセント、暗い目を開き、また深い──*息をつく*。

( A152 ) 2008/03/28(金) 23:11:22

医師 ヴィンセント、メモを貼った。 メモ

( A153 ) 2008/03/28(金) 23:11:40

書生 ハーヴェイ

[全てが見える、だが遠い。触れられぬ。交われぬ。
──ひとと、飛ぶ鳥の高さより見るものの世界は異なるが故に。
思えばおとこの生もそのようなものではなかったか。]

( 315 ) 2008/03/28(金) 23:15:46

修道女 ステラ、メモを貼った。 メモ

( A154 ) 2008/03/28(金) 23:17:10

書生 ハーヴェイ

[おとこはみやこを覆う怨念の水脈を選り分けて、その何処かにいる法師と──若宮を捜そうと、此処へ上った筈である、]

[が、]

( 316 ) 2008/03/28(金) 23:20:17

書生 ハーヴェイ



[おとこの顔は、冷たく堅い。]

 

( 317 ) 2008/03/28(金) 23:22:03

書生 ハーヴェイ


──季久さま。

[開いた唇、紡ぐ言の葉。]

( 318 ) 2008/03/28(金) 23:26:03

書生 ハーヴェイ

おれは、必ずやあなたを、

( 319 ) 2008/03/28(金) 23:27:06

学生 ラッセル

[見上げた空。答えを求めぬ問わず語り。
 薄ら目を開いた。]

( 320 ) 2008/03/28(金) 23:28:04

書生 ハーヴェイ

永劫に、永劫に、離しはせぬ、

( 321 ) 2008/03/28(金) 23:28:43

【鳴】 書生 ハーヴェイ

──ずっとお側に居りますよ。

[やわらかく、微笑んだ。]

( =27 ) 2008/03/28(金) 23:29:53


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生存者 (8)

双子 リック
22回 残2320pt 飴飴
修道女 ステラ
31回 残2068pt 飴飴
吟遊詩人 コーネリアス
47回 残1522pt 飴飴
学生 ラッセル
44回 残1610pt 飴飴
書生 ハーヴェイ
60回 残1367pt 飴飴
牧童 トビー
51回 残1161pt 飴飴
見習い看護婦 ニーナ
22回 残2130pt 飴飴
医師 ヴィンセント
45回 残1362pt 飴飴

犠牲者 (3)

自警団長 アーヴァイン (2d)
冒険家 ナサニエル (3d)
流れ者 ギルバート (4d)

処刑者 (2)

村長 アーノルド (3d)
お尋ね者 クインジー (4d)

突然死者 (0)

発言種別

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