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…よくは、知りませんが。ね。
[目許を指先で拭うと、近づいてきた者に言葉を返し]
其の名。兄さんも言っていた…
貴方は、一体…?
[じ、と見つめる。
片腕。拳に力が籠もり。
何とか紡いだ言葉、少し震えて…
溢るる物を見せたくなかった、という事もあるのか。
視線を白藤に落とす。
もう、震えもせぬ。ただ、緑が赤の上。揺れていた*]
ふ、それでも……何とか、祓いたかったんだよ。
及ばなくても、また力を研ぎ澄まして。
ばかなことだ、な。
[瞑目し]
そうだな。この、くらいくらい闇のなかで。
おれも、だれかを恨むんだろう。
……皮肉なことだ。
[今一度、靄の向こう側のかれらに顔を向けて]
……汐――、桐弥……。
……。
[座り込んだ童女のほうへと寄り、傍にいる法師をちらりと見て]
先程この先で怪異がありましたので、余り寄らぬ方がいいかと。
[声をかけて、童女を見ると、ふるふると震えているようにも見えて]
どうか、なされましたか。
(若君様。ああ、そうだ。この童女はやはり。姿を変えていてもわかる。そしてこのようなことが出来るのは)
[白藤のところにいる男だろうと見当をつける。何より、浚ったのが赤毛の男の方であれば、このような場所にこうやって若宮が現れるはずもない、と]
葛木が恨みを人になげかけた。
あの哀れなキツネが。かわいそうに。そしてそれは私の為という。
私はそれを望まなかったのに。
お前もせめて想う人が恨みで道を外さぬよう願うのだな。
桜の薄紅、人を恨む血の色であればこれ以上は増えぬこと祈るよ。
[一息。力及ばなかったのは自分も同じ。
そして目の当たりにしていた悪友の変貌。目元が少し、歪む]
あぁ、もしこれが現世であればお前とは一度杯でも交わしたかったものよ。鷹もお前を認めていた。
嫌われてしまいましたか。
動物は好きなのですがね。
[猫の形をしたものに威嚇され、困った様な笑みはますます深くなる。生物ではない気配、何処かの力ある陰陽師の式か。無我とはまた異なる赤髪の人形(ひとがた)──を、大殿の屋敷で用いていた影居の姿を思い出し、]
(影秀どのが、中将どのを……なのですがねえ)
[この若宮にそれを告げてよいものか。
おのれが、影秀になしたことを忘れ去ったかのような、おとこのおもての気色。ゆるく首を横に振る。
人食い鬼と化した武士の話をするまえに、]
──ところで、もしや…あなたさまは、
羅生門にのぼろうなどど、思うてはおりませんな?
それは言えぬのか、
分からぬのか。
否、そも識とはそういうものだったかな──
[奪われたは奪い返す。
ままならぬも、すこしずつ穢れを取り込みながら。*]
……葛木が?
[眉を寄せて。項に手をやり翡翠に触れる。
ひやりとはしなかった。]
――そうか。
あいつは、泣いていたよ。あんたのために。
おれは好きにしろと謂った。……とめてもどうにもなるものでもない、が。
[止めるべきだったのだろうか。わからない。
続く言葉には俯き目を伏せて]
ああ、そうするさ。
ただもう……祈り願うことしかかなわないからな。
[影居。あのようなおとこだっただろうか。
ひどくするどく、鬼のような。]
……それは光栄、嬉しいことだね。
あの鷹から、何か聞けないかとも思ったんだが。
[猫の姿の式に威嚇された おとこの足元には あかぐろい あの犬の首がある]
[怨] [うぉぉおおおおん][怨] [怨] [怨]
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