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同じこと。
ならば、何とされます。
何れにせよ、
──未だこの身、あなたの元へ帰るはあたわず
[静かに揺れる首を抱え、
屹と影居を睨み据え
地を縮める。人を運ぶことと比べればはるかにたやすい。]
…兄さんは、何もしていない…はずだよ。
[桐弥の声に。掠れた声で]
兄さんは…大殿…に。雇われた。
流れの陰陽師…
恨まれるとすれば。
其れこそ、呪いか。祟りか…
[極彩色を白に染めていた陰陽師。
なれば、呪いの怨みは買うか?]
…どちらにせよ…兄さんは、悪くは、無い…
[その責苦は、白藤が息絶えるまで続き、息絶えて尚、赤いものを垂れ流させて]
[嗚咽を上げる汐を見て、そしてすぐに白藤へと視線を移し]
[愛しき者。
我が者にならなければ。
いっそ殺してしまえ。と。
其の、心が。分からぬと、言った]
兄さん…
[だが。
愛しき者。
我が者にならず。
殺すことも出来ぬのなら。
どうすれば良いのか]
[背後にする気配…というもおかしいか。
しかし感じたものに振りむきもせずに]
…白藤よ。
……この暗さにお前の名は合わないものよな。
[一部始終、鏡に見ていたから。何も語らずとも全てを知る]
─東寺─
[縮地の法にて消え去る己が式に目を細め]
未だ帰るあたわずか。
愚かなり…鳶尾。
だが、その様なお前もまた可愛いというものだ。
[喉を鳴らして嗤った。]
─花山院邸・奥座敷─
[ぼんやりと乱れ髪のまま座っていた狐は、顔を伏せたままくすくすと笑ったのです。
ゆらり揺れる狐の三ッ尾。その一本は穢れにて、赤黒く斑に染まってゆくのでした。]
病で死ぬのなら、恨まれて死ぬのなら、そこに理由はある、のに。
こんな、呪われた様な仕打ちは余りにも、
(酷すぎる)
[言葉にならずにゆらりと体が揺れて、その場に腰を落とす]
形代もそれを清め、
川へ流すものが無くば唯の蠱毒と大差無しと──
[あたりの景色へ飲み込まれるように、]
[消え]
──故・大殿の屋敷 屋根の上──
[からり]
[屋根のうえへ降りた]
主の謂うなら、
私が形を変えるに足るまで、
そうはさせまい。
[ちらり、傍らの女房を見やる。
まるで、能面のような]
…あの。ええと……。
[うーん、と小さく唸って首をかしげる。
じい、と見つめた後、口を開く]
[暫くして]
[白く、ふくふくと丸く太った子猫を肩に乗せた、童女の姿を安倍邸のあたりで見かけたという証言がいくつか]
…・・逝った
救われぬ あさましき 人食いの魂が
[うぉおおおおん] [怨]
[しゃがんだまま笑う男の傍に、うすあかい靄が立ち籠めた。]
影秀どの…
貴男の魂もまた、羅生門へ 向かうか?
[いたみは遠く。されど近く。]
[泣いているこえ]
[それも、もう“向こう側”]
[“こちら側”の声がする。]
―――橘―――……中将。
[呼び捨てかけて、小さく付け加えた。]
──故・大殿の屋敷 屋根の上──
[奪ったものが、無我の胎へまた奪い戻されたのを良しとせず、再び喰らいつこうとしたが、衣を引かれて止まる]
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