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[静かに指先に触れる感触]
…貴方は……。
[何かを告げようとした言葉が飲み込まれかけ、音になる]
…禍ツ星を、知っているのですか。
誰の上に、輝くのかを。
――花山院邸・庭――
そうか。
だがきっとお前はずっとやさしいのだろうよ、桐弥。
それは何ともいじらしく、あさましいとは思わないか。
[こちらを見上げる桐弥へと
身を屈めた。唇を寄せる]
[綴られる文字を、狐は黙って見ていたのです。]
…あなたに、こころは?
こころなどなければ、苦しまずに済むのでしょうか。
[綴る指が止まる。
その指を見て、それからその顔へと視線をやりました。]
そのまま消えていくなど、哀しいと…わたくしはおもうのです。
あなたのような、罪無き方ほど、
しあわせになってほしいと。
[触れたおとこのゆびさきが ゆっくりと折りまがり、若宮を誘い込むように絡む──。]
・・…若宮さま
[おとこの姿はまた ゆぅらり] [陰] [かげ翳ろう]
あなたが共に来るならば、それも自然知れましょう。
[犬の呪とまじりあうおとこは、あかくあやしい霧となり、初夏の若葉のごとく瑞々し若宮を、包み込む──。]
[あかぐろき怨霊とまぐわう影色のおとこは、あやかし。
そのままに若宮を連れ──《攫う》か、それともただ水面の上をすべり、花風にまぎれ散り霧散するか。
おとこの姿が消えたあとは、怨めしき犬の*咆哮だけが残る*。]
[つ、と前に出て、]
犬神よ、
お前を作ったはこの私、
お前を餓えさせ、首打ち落とし、蠱物としたは私、
お前が真に憎むは、この私だ、
[……]
[ こころ なく ]
[ 無我 ]
[敷布の翳りから現れるほっそりやつれた輪郭
二対の瞳は静かに しとしとふりそぼる雨を思わせ]
[ 何故 ]
[なにゆえと問う]
[狐の方が 蒼い焔で尚のこと 誰よりも誰よりも哀しげであり 誰しも幸せを希ってしまう横顔であろうに]
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