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[くつくつと、小さなわらい。]
これは、失礼を。
[だがそれもすぐ消える。
靄のむこう。
無残なおのれの遺体の傍に佇んだままの――汐。]
……、…――。
[小さくひらいたくちびる。
言葉を捜せど、音にはならず*]
人の世とは一体どのような姿をなしているものかよのう…
白藤殿といい…未知なるものが多すぎるぞな。
[顎を*さすりながら*]
──羅生門──
[法師の言葉に目を見開いて]
[肯定を示すかのように、男を睨んだ]
お前が、やったんじゃないだろうな。
(なんだろう、この男の纏う空気は。危険を感じるわけでもないのに、芯から冷えるような)
―大路・羅生門前―
陰陽、師――――
[鈴が震えるようにちいさな声。
びくり、と肩が大きく震える。
思い描く姿が一つ。
少しづつ呼吸が、乱れて]
…ぃ、ゃ……
い、やだ………!
[震えおさまらぬまま立ち上がり、羅生門へ駆け出す。
少年と法師を振り返らぬは、*心に余裕持たぬがゆえに*]
…人の世とは己が見えるものだけよ。
見ようと思わねば見えまい。
見ようと望めばいかようにも。
在ると知る者にはこの世は果てなく広いであろうよ。
無しと思う者には限りなく狭いもの…。
[ぽつり、と]
[横で小さく呟く陰陽師。ついくれやる視線は痛々しい]
……人は石木に非ず、か。
少しお前が羨ましいよ、白藤。
[苦笑い浮かべ、それ以上は今は語らぬ*]
!
[呟き、駆けだした童女を見てしまった、と思い]
行ってはなりません、貴方の思い描いた方とは別の人です!
[叫んで、後を追う。かろうじて若君と呼ぶことは押し留め]
折鶴、お役に立てませんで申し訳なく。
[声の主に、そう謂って]
さぁて……通す眼によって違ってくるものでして。
一様ではないでしょうな。
[橘の言葉は黙って聞いて]
……羨ましい?
[橘の言葉を聞いて、
不思議そうな表情を見せた。]
ひとは、ひとだからな。
時に冷たく、おそろしく、
けれどもあたたかいものだ。
[汐を見ていたが、
視線を若宮、そして桐弥の方へ向けて]
……うらみ、か。
[呟く]
そのあたたかさ知る前のみまかりよ。
手に持つものが刀と弓だけではなにも解るまい。
雅の世界もいうも惨たらしい。
心許せる相手と思えば呪われる。何を頼みにすればよいかすらわからぬよ。
政の外つ世界を知れればまた変わったろうに。
……難儀な事だな。
[首を傾けて、橘を見た。翡翠が揺れて]
雅を求めるも、その内側は
おれたちと大差ないということなんだろうかね。
いや、やはり少し違うか。
あんたも、まるで籠の鳥だ。
―羅生門への途―
[駆け出す若宮様を遮るように、ざわりと吹くは花散らす風。
辺りは夢まぼろしが如くに、何処とも知れぬ、櫻散り乱れる庭。
若宮様の傍らには、彼の忠実なるまもりびと。
嗚呼それは、ただのまぼろしなのでしょう。]
[されど狐は、知っていたのです。
己が怨みにて、握りつぶした彼のもののふの、
心のうちに秘めた思いを。
もしかするとそれこそが、彼を人喰いへと変えてしまった、
叶わぬ思いかもしれず。
けれども、彼亡き今、それを知るものはおそらく居ないのでしょう。]
[ゆめまぼろしのまもりびとは、
若宮様の傍らに、そっとその身を屈めると、
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