情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[39]
[40]
[41]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
─橘中将の私室─
[無惨に朱染まる室内。
血の海には形ばかり衣が被せてあったが、その下にある「物」の形は隠しようもなく。
塗篭に、人の手形がべっとりと血の痕見せているのが、愈々もの凄まじい。
そこへ、凶相の陰陽師が踏み込んだ。]
[歩くに騒がしい音の無いものたちだから、障子のぶつかる音だけがよく聴こえた。]
[障子に光が遮られ、人気のない部屋のこと──いまは使われてもいないから、明かりも無い。わずかの光を背に立つ無我の顔はいよいよ霞む。
振り返り、刀へ手をかけた]
さて。
先ほどからあらわれては
……何のつもりだ?
[部屋に入ってくる人物は、確か観たことがある顔だった]
そなたは確か・・・安倍殿か。
[安倍殿も表情は険しかったが、自身の表情もこわばっているに違いない]
某がたどり着いたときにはもう。
わたくしは……
[返る言葉に項垂れて、笛を握った手は震えました。]
それでもわたくしは、彼の御方の仇をうちとうございます。
[それが何を意味為すものなのか。
恐れ多さに狐はその目を伏せるのでした。]
[血まみれの自室がまた映し出される。そこにいるのは富樫。この声聞こえるなら宮様を中にお通しだけはすなるな
そして凶相と共に入ってくる者は]
……影居、お前には見られたくなかったな。
そんな情けない姿…。
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[39]
[40]
[41]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新