情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[39]
[40]
[41]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
[おとこと並んだ 犬の呪は、行く路すがら
名もなき人々を 煮え滾る裡に取り込み 喰い殺す]
[首の無い] [はらわたの無い] [手足を欠いた]
[残骸と] [あかく染まった] [花のような沁みが 大路に残る]
遭ったときはま、足掻いてはみるさ。
[自分の後ろ髪を手で梳いて]
……そうかい?
おれはわからないでもない。
真似しようとは思わないがね。
[対照的にさらりと答える。
歯切れの悪さ、言葉では指摘しないが少し眼を細め]
あぁ――そうなったことがないなら、
実感はないだろうがね。
[深い色の目で。
あるさ。という言葉にはぽつりと]
――そうか。
…いえ、お気遣いなく。
[ゆっくりと息を整えて、なんとか笑みをつくるのです。]
人の世は…人の心は、恐ろしゅうございます。
[そしてその、恐ろしきものに、
次第に己も近づいていっているのです。
そう思うと、狐は思わず身を竦めるのでした。
穢れが次第に染みとなりゆく白い尾を、この目で検めるなど。
怖くて出来ぬままなのです。]
―花山院/門前―
……ん?
[きしむ音に通りへと目を向けた。
車がやってくる。しめやかに、かなしげに。]
あれは。
[邪魔にならぬように避ける。
他のものにもそうするように促して]
――遺体か。
[眉を寄せた。]
[次におとこがあらわれたのは、中将の屋敷の門前。
穢れがすでに無き事に、おとこは無我のことを思い浮かべるか。]
[彼の兄の亡骸を乗せた車は、厳かに屋敷へとたどり着きました。
縋って泣く下仕え等の姿に目を向けることも出来ず、狐は己の手をじっと見るのです。
赤黒い沁みが、二つ三つ。
目を見開いて息を呑む時には、それは既に消えておりましたけれど。]
――故大殿邸――
[小枝を持ったまま背を伸ばし腹辺りに出来た衣の傷を見せる
衣の間から窺えるのは刀で突いた傷である 塞がっていないのに一筋の血すら流れておらず 胎(なか)は種々の色の徴で埋まっている]
出来るだけ、見ずに場から辞すことが出来ればいいのですけどねぇ。
[視線を白藤に戻す。小さな驚愕と共に]
…ぇ?
わからないでも、か…
…まぁ、真似しようとしてたら止めなくちゃあならないねぇ。
役人に引っ立てられる前に。
[いつもの調子に戻そうとしているのか。
ふふ、と小さく息を漏らせば]
ええ。
そう言う意味では…幸せ、なのかもねぇ。
[頭を掻きつつ。小さく頷いて。
しかし、車が来て。
道を開ける様に退くと、門の奥で下仕え達の様子を見て。
…視線を逸らした]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[39]
[40]
[41]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新