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−橘中将邸前・夜−
[頭が痛い。
騒動に巻き込まれ、事の顛末を見届けた。安倍が部屋から出て行くのは感じていたが、それよりもこの光景には衝撃を受けていた。
人喰い。人の手を持った人喰い。さまざまな事を考えながら、事が落ち着いたのを確認し、中将邸を後にする]
・・・若?若宮様は一体。
[迂闊だった。先だって危険を回避しようとしたのが逆に若宮様と逸れる事になってしまった]
[表情を翳らす様子に微かに眉をひそめ]
手を綺麗に見せる必要…?
[顎に手をやり。思案し…]
…深くは聞かぬが。ねぇ。
役人に引っ捕らえられぬようにしなよ。
[小さく息を吐き…]
嬉しい…かい?
みるみるうちに…祟りに、呪いに、業に。汚れていくというのに。
麗しい者を見て美しいと思わず、ねたましいと思うのは。
麗しい者を汚れゆく様が見たいと思うのは。
私は歪んでると思うが、ねぇ…
ま。私の織じゃないから、何も出来ぬし、言わぬが、ね。
[片目を瞑るのを見やれば、ふむ、と小さく]
……会ったことがあるのか。
捕まりでもしたかね?
[くつりと笑い。]
あぁ――おれもそんなに相対したわけじゃないが
別段、お堅い以外は悪いやつには見えなかったんだがね。
[少しだけ俯いて、項にやった手で翡翠を撫ぜ]
そいつの鷹をみた。
羅生門だ。追おうと思っているんだが。
[くかかかか、と高らかに嗤い、]
であれば、手向かうてみせよ。
おれも今は、ひとりの鬼……
恋うるがゆえに惑う、ひとりの鬼だ。
[手挟んだ呪符、はらり扇の形に広げて眼前に構えた。]
役人に捕まるようなへまはしないよ。
それに、今はそれどころじゃなくてね。
捕まったら色々まずいし、そうならないようにちゃんと注意してる。
でも、今一番の問題は宿かなぁ。
定宿にしてたところが使えなくなってね。
夕べも羅生門まで行ってみたけど先客がいて引き返してきた。
何か、いいとこしらない?
[二人を見上げる]
学生 ラッセルは、書生 ハーヴェイ を投票先に選びました。
[己の衣掴んで震える若宮の指、
いとおしく、また狂おしく]
あなたを六条邸から、
あなたを縛る全てのものから、
奪い去ります──
綺麗なものを汚したい、か。
――わからんね。
そういう意図があったかどうかは
あの陰陽師やらに聞いてみないとわからないが。
そういった輩が居るのも確かか。
[一度目を閉じて]
ほかはどうかしらないが
情を持ってしまうと痛くてね。
おれはひとの姿の式神は持たないんだよ。
[と、軽く謂って空を見たまま遠い目をした。
空から白鳥が一羽舞い降りて肩に止まる。]
若宮様…?影居?あとは…あれは影居の連れか。
何があった。なにをしている。
あぁ、この身が恨めしい。役目賜りながらこの体たらく。
[曇った瑠璃がごとくのその鏡面、手を伸ばそうにも近くにあって遠くとなり、遠くにありては近くなる]
あなたに逢わねば、影居の生は空しかった。
あなたに逢うた日、私はひとのこころを捨てようと、そう考えていたのです──
[其はいつの刻(とき)を運んだ風であったのか
今は太陽が昇ってあるからして昨夜の事であるに相違ない
嗚呼 ゆるゆると また都に満ちてゆく…‥]
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