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…そうですね。
ひとりは、失われ。
ひとりには…どうでしょう。
嫌われてしまったやもしれません。
[小さく肩をすくめ、じっと識を見つめた]
出家してるしなぁ……。
厄介な事情があるのかねぇ。
[祓いのときのこの家の者たちの態度を思う。
と、覗き込まれて謂われた言葉に
多少面食らったように眼を瞬かせ]
―――……む。
[眼を逸らして、困ったように微か眉を寄せた]
そう謂うな。
真実おそろしいのはひとの情念だよ。
魑魅魍魎と化す――おとこも、おんなも。
[腕を組んで、眼を細めた。雲は藤色を帯びる]
まぁな。
おれはあそこはあまり好きじゃないんだがねぇ……。
…。
[低くつむがれた声に、じ、と安倍へ視線を向ける]
…そうだと言ったら……どうされるのですか?
[真っ直ぐに安倍を見る瞳は揺れて、揺れて]
−羅生門近く−
[朝までの露凌ぎにと羅生門まで足を向け。話し声が聞こえてきて足を止めた]
(……この声は、あの男とそれに、若君様。それから、あの陰陽師もいるのか)
[隠れる場所などないに等しかったが、暗がりの中、できるだけ気配を消して耳を欹てる]
(余り、いい雰囲気ではなさそうだ)
[じぃ、と若宮の方へ視線を送り]
─羅城門─
[真っ直ぐに、酷く真っ直ぐに若宮を見詰める。
一歩また一歩。
若宮の眼前に至れば、覆い被さるように顔を近付け、]
[すっと目を細めた。]
…厄介な事情…か。
そればっかりは。何とも言いようがないか、ねぇ。
しかし。死んでも悲しまないならまだしも…
あんな顔をされちゃあ。此方としては…
[小さく息をつく。
しかし、目を逸らす様子には、くく、と小さく笑う]
人の情念、か。
確かに色恋沙汰の恨み辛みは恐ろしい物があるとは思いますが、ねぇ…
[冗談と受けとったのか。其れとも意図的なのか。
目を細めたまま]
ま。人の情念よりは恐ろしくはないのだろう?
なれば、物好きのためについてきてはくれないかい?
[行くあてなどなく、夜の京を彷徨い、気づけば、川のほとりにいて]
ああ、そうだ。元から存在すら違う方じゃないか。
[吐き捨てるように口にして]
[川の底を見つめた]
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