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ああ、今は目覚めているのだね。
[力なくゆれる尾をなぞり] [ささやく]
[汐にもらい、おとこが自ら煎じた薬。
葛木が意識を取り戻した時に飲ませようと考えていた──を、おとこは自らの口にふくみ、 葛木に 移してのませた。]
…・・・葛木
[自らの兄を取り殺した呪のことは、おとこは口に出さぬ。]
(それは、云わずとも葛木も知っていること。)
(だから、葛木は泪し、臥せっているのだから──)
わたしはまだ、
おまえが山から降りて来た理由を聞いていなかったね。
わたしのこころが 乱れていたことをお前が知っていたように、
わたしも また おまえのこころが乱れていることを知っている。
…そうですね。
[小さく答える。
酷く、寂しそうな顔をして]
…誰も。誰もが。
近づいては遠ざかっていきます。
主上の御子と近づいては、立身には役立たぬと去ってゆく。
…だから。皆、差し障りのないことばかり。
[寂しそうに微笑む。
やはり、それも静か]
・・・葛木
おまえは、中将どのを殺した
《憎きもの》の処へ──行きたいかい?
もしも行きたいのならば、
わたしが連れて行ってやろう。
…それとも、
怨みは忘れて白藤どのや汐どのと共に行くかい?
[薄い微笑み。おとこのくちびるは、口移した名残り─薬のいろで、*わずかに濡れていた*。]
[束の間の眠りの中、白狐は夢にうなされておりました。
身を隠す事も出来ぬ草原で、冷たい雨が降るのです。
雨粒が落ちるたび、濡れるたび、
狐の白き毛並みには、淡い斑が二つ三つ。
次第にそれは重なって、黒く染まって行くのです。]
…あぁ、…嗚呼。
心細ぅございます。
[衣擦れの音に目を覚まし、縋るような目を向けるのです。]
焦がれて追うた彼の方は、あのような目に遭われてしまい、
都で迷う狐一匹、頼れるものは…貴方しか。
[衣の裾をそっと握り、狐は縋るような目を向けるのです。]
―花山院屋敷・門前―
[――とてもやさしい調子なのに、ひどくおそろしい。
服の胸元を片手でゆるく握る。
ぽつりと問う汐に、小さく息を吐いて]
……色んなきょうだいが 居るさ。
特に、貴族みたいに家柄や政治が絡むとな。
本当のところは、分からないが。
……おれは、あのひとが、ひどく――
[おそろしい。
謂いかけて、口を噤んだ。]
僕に対して命じる人も、本当を見せてくれる人も…血の繋がりを除いてみれば、誰がいるのか。
[うっすら琥珀の瞳に浮かぶ]
僕自身もわからないのですから。
[―――――鮮やかな、絶望]
投票を委任します。
吟遊詩人 コーネリアスは、医師 ヴィンセント に投票を委任しました。
……あぁ。羅生門だ。
[頷いて、かの地のほうを向いた]
あそこは黄泉との境があるというが。
あるじのたましいを追ったかと思ってな。
呪の残滓でも、
残っているかもしれない。
[彼の法師が口移しにて、その薬湯を飲ませようとも、
その手が背中を撫でようとも、
狐は声を上げませんでした。]
…御傍に。
[ただただそれだけを。]
…そうか。
師輔様は…そんな素振りは見せていなかったのだけれど、ね。
[緩く視線を落としていたが。
ぽつり、と呟かれた言葉。続かぬ言霊。
顔を上げると]
…なんぞ、恐ろしい…かい?
[其の顔を覗き込む様にして見やり。小さく口元を吊り上げる]
魑魅魍魎やあやかしを相手にしてる兄さんの口から聴くとは思わなかったな。
[ふふ、と小さく息を漏らせば。
白藤の向く方向へと]
…成る程、ねぇ。
私達には見えぬ物が見えている…のかも知れぬ、と。
なれば。行ってみても良いのやも知れないねぇ…
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