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[琥珀の瞳はじっと識を見上げる]
……そうですか。
ならば…好きにされるといい。
少しは貴方のお役に立てましょう。
[静かに告げて、縁から立ち上がり、それでもやはり彼を見上げていた]
何故…でしょうね?
きっと、他の方が貴方のことをそう呼んでいらしたから自然と覚えたのかもしれません。
[少しかしずくような姿の彼に向ける瞳はただ静かで、微笑むような気配さえあり]
てっきり、
私の知らぬところで伺われたものかと────
嗚呼、式部卿宮ともあろうかたが
いつまでもこのようなところに居られては
いまごろ内裏はうえをしたへの騒ぎでしょう
先立って、中将殿のことあり
戻られたが宜しいのでは。
夜気は身体へ障りましょう────
それほど呼ばれる名でも御座いますまい。
てっきり、
私の知らぬところで伺われたものかと────
[口を開いてはゆっくり、
ふたりを見比べた。
静まり返った湖面のよう。
物怖じせぬ、佇まいの静かであるにも程がある。]
──花山院の屋敷/おもて──
[>>179白藤が花山院邸に訪れたのは、おとこの兄──師輔の遺骸が内裏で発見されたとの報告が、屋敷に入ってほどなくの出来事。
兄を捜しに出るでなく、>>131うなされている銀狐に寄り添うていたおとこは、音も無く白藤と汐の前に姿をあらわした。]
兄は、喉笛が潰れ 首の骨を折られたすがたで見つかったそうです。
腕だけが四本 闇の中にあらわれ──
何者からか逃れんとする兄上を ふたつの腕が掴み
ふたつの腕が くびり殺してしまう様を 女房が見た──のだとか。
・・・
果たして、だれの腕──なのでしょうねえ。
大殿の屋敷あった、無数の血の手形と関係のあるものなのか。
「……及ばない……ばかり、か。」
[白藤の憂いを滲ませた声にも、変わらぬ薄笑みを浮かべたまま。
ただ、もしも──おとこのことを注意深く見る者があれば、顔色は常よりわるく、目元はうすら紫の隈の所為で余計に暗いのだ気付いただろう。]
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