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──花山院の屋敷にもどる途中──
[倒れた狐を抱いて花山院の屋敷へもどる途中。
共に帰路につく花山院屋敷の従者が、空を見上げたことに気付いて、おとこは立ち止まった。]
もしかして、また星が落ちたのかい。
…・・なに。
このような時刻に鷹?
あちらは羅生門の方角ではないかい。
[いぶかしげに首を傾け、また歩きだす。]
[振り向いても貰えず。
抱き締めて貰えないどころか、視線のひとつも合わせて貰えない。
その事実は少なからず少年の心に影をおとし]
[彼の心のうちを推し量れるほど少年は大人でなくて。
かといって泣き喚いて取りすがるほど子供にはなれなくて]
──花山院の屋敷にもどる途中──
[ひゅうるり] [なまぬるい風が 闇のなか とおりを抜けて行く]
[おとこの周囲が仄かにあかく染まり 血臭がひろがり
加えて、青くさい栗の花のようなにおいが混じった──。]
・・…ああ
どこかで、人が殺されたのかもしれないね。
[花山院の従者がむせこみ、驚いたようにおとこを見る頃には、血臭も栗の花のにおいも消え失せている。]
兄上はご無事だろうか。
[銀狐を抱いて、困ったように眉を顰め呟く。
おとこの声はそれでも淡々として、どこか浮世を離れた*様子であったと云う*。]
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