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[見つめていた手を、汐の方へと差し出す]
古傷もあるんだけどね。大体は擦り傷とか切り傷とかさ。
毎日怪我するから、どうしても消えないんだ。
[開いた手には、浅くはあったがいくつもの傷跡が残っていて。まだ血が滲んでいるものもある]
[じっと視線を新たな男に向けていれば、中将からの紹介に、淡い色の瞳を幾度か瞬かせ]
陰陽寮の方でしたか。
………安倍殿、と、仰るのですね。
[ふと、一度中将と安倍の間で視線を往復させ]
…中将殿は、安倍殿のお力が如何程かご存知なのでしょうか?
[恭しく礼を取るその声に被さる様に、若宮のすぐ耳元で少し擦れた寂びたおとこの声が響いた。]
……季久さま。
お会いしとうございました。
修道女 ステラは、吟遊詩人 コーネリアス を能力(襲う)の対象に選びました。
…そうか…
確かに此だけ在れば水にも滲みよう。
[童の手を持てば、片方の手で軟膏を塗りつつ。
手に視線を落としていたが、ふと視線を上げ]
…こんなに…傷を、何処で負うんだ?
―大殿邸の内部―
[屋敷は騒然となっていた。
激しく苦しみだした主を何とかして癒そうとしても、
手立てがまったく分からなかったという。
なきがら。乱れたしとね。死のにおいがいっそう強くなる。
其処にあるのは意志だ。
殺そうという意志だ。
何処からか此処へと向けられた、
明確な殺意。
ちからのないものでもそれとわかるほどに。
ざわついている。口々に騒いでいる。]
[なんということだ]
[たたりだ][呪いだ][祓いが足りなかったのか]
[次は誰が][誰が此れを][殺される][この屋敷は祟られている]
[大殿様が][ああ、お知らせしなければ]
[―――四辻の呪いだ!]
陰陽師としての腕は確かかと。高名な陰陽師の一族でございます。
近衛府でもその噂が流れその名その腕知らぬ者はおりませぬ。
[流石にいつものように言うわけには行かないが宮の前とは言えこうも陰陽師を褒めなければならないのが妙に腹ただしい]
何事かあったのですか?
このように皆様お集まりになって。
[さも散歩の途中のように白糸の男は現れて、集まる方々に声をかけるのでした。]
…どなたか尊い御方が亡くなったのではと、そんな胸騒ぎが致しました。
[当の本人は、中将の内心の苛立ちなど何処吹く風と、涼しい顔で式部卿宮に説明するのを聞いている。
あまりにも過分な褒めようだが、否定する気も謙遜する気もないらしい。]
かげゐさま。あれを
[聡い鷹や狐はなにかを感じたようだった。
目の上、羅生門の頂く常緑の瓦に、
あかい筋がひとすじ
どうやら雫のようで するすると瓦を伝い
あかい尾を伸ばしていた。
辻の呪に誘われたか、
ころそうという意のあらわれか
如何にせよ日中にあって怪異の生ずることはただならぬと
鳶尾は指までもにわかに粟立っていた。]
……!
[小さく、そう、とても小さく息を飲む。
望んでいた言葉が、どういうわけか耳に届いて。
思わずまじまじと、彼を見つめて]
[一瞬、眉根に深い皺が寄り渋面が戻ったが、直ちにそれは消え、平穏な顔ををつくる。
ただ、橘中将に向けて一瞬目配せを送った。]
[無我は囚われたまま 茫とした面を虚空へ向けた]
[渦巻き逆巻く黒紅の怨恨を 囚われてなければ この一身に*請け負うものを*]
[喩え この身 消えようと]
[使いが馬を走らせる。
この恐ろしい事態は、恐らく然程時間がかからず
都に響き渡ることになるだろう。
ちからあるものは、既に気づいているかもしれぬ。
あの出来事の後に重ねてこれだ。
ただの不幸では最早片付けられまい。]
―――……
[そなたたちが居たというのに、役立たずが!]
[声を上げたのは血縁のものだろうか。
陰陽師を責める、それを聞いても白藤は僅かに眼を伏せただけで
表情を変えることはなかった。]
[聞かれればにこりと笑み]
京に来るまでに負った傷と、後はここに着てからかな。
ただ路を歩くだけなら、こんな傷は負わないんだろうけど。
あんまり頓着しないんだ。どこで傷を負ったとか。
気づいたら、増えてる。
[恐らくは、屋敷に入り込むときに負った傷なのだろうと思うが、一々覚えてはいられないのも事実で。もし本当に羅生門を宿にしていたのだとしても、この程度の傷は負うのだろうと見当をつける。
事実、手の未だ治りきらない傷には、宿として使う際、柱を登るときなどに負ったものもあった]
[ざっと検分するに、あまり中将も影秀も、あまり安倍という男によい視線を投げかけることはなかったけれど]
…嗚呼、あの、安倍のご一族。
ならば腕も確かでしょうね。
後ろの方は…ええと……
[人の気配がない、とは口に出せずも赤髪の男をみやった。
少しだけ口元に右の手重ねて思案げな表情浮かべ、それから中将のほうへ視線を向ける]
中将殿。
先日のお話、安倍殿にお頼みしたいと思うのですが…。
[ちらり、と安倍のほうへと視線を向けてから再び視線を中将へ]
[苛つく最中であったがふと影居より一瞬目配せがある。
鷹も何かを知らせるようにばさりと羽ばたく。
若宮には見られぬよう、視線だけで鷹の目を追うとそこにあるのは常世にあるまじきもの。
その途端、我慢ならなかったのか鷹がその怪めがけ飛びだった]
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