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いつか、参りましょう。
[さも当然のように少年は夢を語る。
桜を楽しみにしているらしい様子に静かな微笑み一つ、瞳を細め]
ええ、本当に。
……そうだ、中将殿に花を見せていただけると約束を頂いたのです。
もしよろしければ、具合にもよりますが…一緒に、お伺いしませんか?
……どうでしょうね?
獣でも、聡い者はおりますよ。
[たとえば――中将の鷹は、利口であると思う。]
単純に見える獣を……
けしかけたのはひとであると思っておりますがね。
…あながち、間違いじゃあなかった、という事でしょうかねぇ。
確かに…居た…のでしょう?
[法師の事を思い返してみる。
…薬師にはほとんど何をしたのかさえも分かっていなかったのだが…
其の力が確かだと言う事を認識させるには充分だった]
…いえ。
礼もろくに言えぬまま、去ってしまわれたので…
お兄様なれば、其の礼を受けとってくださってもおかしくはないはずです故。
[師輔には小さく笑んで。箱を背負い直し]
[真白き膚(はだえ)。無毛の、陶器の如き艶持つそれは、光を溢し。
紋様浮かぶその衣さえ。]
いや。
形代なのか、お前は。
であるとするなら、どのような執念がこれ程の器を生み出したのだ……穢れを全て収めんとする程の。
[純粋な興味のいろ浮かべておとこは歩み寄り、その顔の前に手を翳した。]
[門まで来ると、そこには三人の男が立っていて、見知った二人には余り顔を見られぬように一礼し、女房に手伝ってもらい、車へと乗り込む]
(あんまり中は探れなかったけど、でも収穫はあった。あの桜の樹ではない。それにもう、あの邸は盗みに入ることは出来ない。それだけで、十分か)
[御簾の隙間から、外に立つ汐を見て袖の下へ隠した両手を思い出し、ぎゅっと握り締めて]
中将様のお邸に、ですか?
わたくしも連れて行ってもらえるのでしたら、是非にと。
楽を好きな方ですから、きっと庭の方もお美しいのでしょう。
学生 ラッセルは、修道女 ステラ を投票先に選びました。
ふむ…恐るべきは獣よりも獣遣い、か。
気をつけなければならぬな。
よもや私に降りかかるならば、可能な限り振り払わなければなるまい。
[折り鶴を手に二人へ強い意志を持って*答えた*]
[ふたたび狐に背を向け。
内側から獣に喰われ、大勢の人の手で襤褸布のように裂かれた、大殿の体──湧きいでた人の腕ほどのおおきさの蛆にまみれた、ぐにゃりとして臭気を放つ肉塊を、おとこは愛しげと云ってよい所作で抱きよせ、清潔な白布で包んだ。]
[おとこの手には透き通る水晶の数珠。]
・・…──
[ささやくような声で真言を唱え、
数珠の一粒を取り、澄んだ輝きを屍骸にかざす。
数珠が大殿の屍骸の穢れを吸い込み、蛆とともに腐れた果実のように朽ち果てるのを──静かに見届けた。]
お尋ね者 クインジーは、冒険家 ナサニエル を能力(襲う)の対象に選びました。
[屋敷の者たちに、言い含めるようにおとこは言の葉を紡ぐ。]
蟲は燃やしてしまうしかない。
遺骸も、抜け殻にすぎないが、燃してしまうしかない。
ああ。屋敷のすべてを清らかにしようと考えてはいけないよ。
清浄にしすぎると、空白が出来、
余計に穢れを呼び込んでしまうから──。
[大殿の手には、殿が生前に使用していた数珠を持たせ、枕を北にする。
屋敷の者に向かい、おのれが花山院の者であることを告げた上で、寺に連絡を取らせ、大殿の遺骸を火葬にする手はずを整えた。]
[姫君と若宮が来たならば道を開け、頭を下げる。
姫の正体に感づく様子もなく。]
―――そうですな。
ゆめゆめ注意を怠ることなかれ、ですか。
[と、口にした。]
[おとこは、部屋にのこり、床、壁、布にはり付いた蟲に手の平を翳す。]
[喝]
[蟲はおとこの手の前で、溶けるようにして消える──。]
[思えば二十歳そこそこの若造が中将などとなれば蔭位の制とはいえ周りからどれだけ羨まれていた事か。わが身も危ないと思ったほうがよさそうか。自宅への牛車の中、ぼんやりとそんなことを考えていた。
そして自宅へ戻り、衣を変えていた頃に先触れが入る]
…宮様が?…丁重にお迎えを。父は不在の旨も忘れずにな。
香を焚き座を整えよ。
[控え、影居の様子を見ていたが、あるじの気が白い膚へ向き、白い膚の湛えた目があるじの姿をうつしたとみえては
日頃より音沙汰気配の少ない存在ではあったが、輪をかけてしずかに、風に揺れた衣の影で人知れず姿を消した。]
[…姫と若宮が来れば道を開け、頭を下げ。
傍にいなくなれば頭を上げて。
…姫の正体に気付いている様子はない]
…ええ。振り払わねば…ね。
[師輔の言葉に小さく頷く様に口にするが]
振り払う。か…私も何か。ちゃんと考えた方が良いのかねぇ。
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