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―大殿邸・廊下/影居たちとは真逆側―
[汐が腰掛動かぬと見ると一歩踏み出して
円を描くように手を動かす。
再び現れた鳥の式。
蟲を蛇を極彩色を眩い白が包んでいく
その狭間、楚々と歩む――鮮やかながら、こちらは人のものの色彩が現れた。]
――姫君?
[ちらとこちらを向いた扇の端から覗く目。
いつかの盗賊と同じだとは気づかない。]
一体何処の。
なんだってこんなときに。
[訝しげに呟く。]
修道女 ステラは、流れ者 ギルバート を能力(襲う)の対象に選びました。
[九曜と禍星、そしてその添え星。
九曜とは空の星、天にあるままにそれぞれ引きあうという。
あの屋敷の凶事が間が禍星の仕業ならそれを読み解こうとするものがその九曜なのであろう。知らずあの屋敷が騒ぎの中心となり得るやもしれぬ。ならばあの屋敷にいたもの達を徹底的に洗うか。
影居の父親、天文博士に相談した結果、陰陽寮にで紫宸殿、後宮を中心に総出で魔除けの結界を結んでもらうこととした。これなら滅多なことで帝に危害が及ぶことはあるまい]
さて面倒だが。月白よ、主には明日から飛んでもらわねばならぬな。そして影居の言葉も気になることよ。
[宮に対し発した「関わりを持ってしまった」とは何事だろう。
恐らくその九曜や禍星に関係することだろう。
政務が慌ただしくなるなか、一息いれた時に鳴らす笛に静かさはなかった*]
―大殿邸・廊下/影居たちとは真逆側―
…凄いねぇ。
[ぽつり。
起きている事が自身に降りかかる事がないと分かっているためか、緊張感という物がまるでなく。
極彩色を染めていく白を見やっていたが]
おや。
何ぞ、貴族の方々は物好きが多いのですかねぇ。
[ふと視界に入る人影。
服装から見て女性…扇により顔は見る事は出来なかったが]
臭いも酷いし、遣いの者に頼めば良いのにねぇ…
[まさか布を巻いてやった童と思うはずもなく。
視線はまた白藤と極彩色。白に戻す]
[ようやく辿りついた先、若宮の姿を見てほう、と一息入れ。
見れば、見知った顔を見つけて安心したようにも見えるのだろう。
当人はただ、今一度声を出すために息を吐いただけであったのだが]
若君様、このようなところにいらしたのですね。
六条院さまより、早くお戻りになるよう、仰せつかって参りました。
わたくしが参ったことについては、ご心配なきよう。わたくしが自ら、この役を申し出たのですから。
たまには、外の様子を見たいと、我が侭を。
ただ、このような場所とは思いもしませんでしたけれど。
[虫の鳴くような、小さな声で告げ、ふわりと笑みを作り、辺りを見回した。両の手に巻いた布は見えぬよう、袖の下に隠したまま]
この臭気は、大殿が亡くなられただけではありますまい。
[やや眉を顰めて通ってきた寝所の方を*見る*]
そうかも、な 、
……――ッ!
[姫の姿に気を取られた隙、
蛇の這う感触に息を呑んで手を振るった。
次いで、色彩を掻き消す白。]
(凶星、添え星、そして照らす星九ツ。
身分在り様問わず千客万来――)
[蛇の掠めた左手の甲に白い鳥がとまる。
尾の端から穢れの極彩色を吸うように滲ませてはらりと落ちた。]
こいつらも引寄せられて来てるんだろうが
……ひどい呼び水だねぇ。
百鬼夜行も賑わしくなりそうだ、が
歓迎はできないねぇ。
[さして面白くもなさそうに呟いて一歩下がる。
極彩色は散り敷いた花びらのように床に広がって
どろりと溶けていった。
白鳥の姿をした式を肩に止まらせて咽を撫ぜ]
凶星は落とさないとな。
[眼を細めた。瞳の奥に確かな意志。
白は古くより死者を弔う色である。]
あやかしも人も惹きつける…魔性の呼び水、かい?
やれ。それならば…
あやかしは言うまでもなく、貴族の方々が出向いてでも欲しがるのは分からぬ事もない。
[極彩色の雫。
蛇より形を変え、地に滲み消えていくのを見やると小さく肩を竦め。
肩が白の宿り木に。咽を撫ぜる様に]
百鬼夜行…元より。
歓迎などしては居ないのですけどねぇ…
[頬杖を付きながら息をつく。
其の後。誰に言うでもなく呟いた]
其の凶星とやらは…どうすれば堕ちてくれるのやら。
え…?!
[謝罪の言葉、何かと思えばいつの間にか自分は安倍の腕の中にいて。
強い光、一瞬で現れた赤髪の男にただただ、目を丸くするしかなく]
これは、一体……?!
[光の残滓を視界にとどめながら、少年はただ驚くばかり]
[守られているのだな、と実感する。
同時に、守られることしか出来ない自分を歯がゆくも思う。
けれど、少しだけ初めて出会った時に似ているな、と思った。
迷子になって、はぐれたどこぞの式を見つけてしまって、あの時も影居に助けてもらったのだと、そんなことをぼんやりと]
――都の北側――
[漂う空気がどことなく薄黒い。
大殿の方角へ足を向ける。蔵人としての務めもあるが、まず腕の立つ者に近づく事が先決。]
誰かの仕業なのかこれは。不吉な…
[項に手を遣りながら、翡翠に触れて]
……真実、どうかはわからないがねぇ。
百鬼夜行に好んで飛び込むやつがいるなら、
そいつはくるいびとってやつだ。
凶星が人の姿をしているならば、
絶つために屠るか呪い殺すかか、ねぇ。
人を呪わば穴二つ――ってな。
[ことばにこもっているのは、確かな実感。
ふと片目を瞑り、翡翠に触れていた方の手で覆った。
視界は門の上の式が見るものとなる。
屋敷の近くにまたひとり、物好きが来たようだ。
――見たことのないおとこだった。]
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