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[痺れを切らしかけた頃、ようやく牛車が邸まで到着し、傍目には女房に手を引かれるようにして降り立ち、門をくぐる。慌ただしくしているためか、それほど誰ぞの目に留まるわけでもなく、ただ、役人の一人には呼び止められて]
こちらに、六条院の若宮様がおられるとお聞きしたのですが、その六条院様より言付けを頂き、こうして参った次第でございます。
[一礼し]
して、若宮様はどちらに?
[扇で口許を隠したまま、役人の一人に問うと、あちらだと指された先へと足を向ける]
[邸内はざわついていて、人の行き交いが多く、幾人かに呼び止められたが、六条の名を出しただけでそれ以上聞かれることはなく]
(いい加減、この声にも慣れた、な。始めはどうかと思ったが。余り、大きな声を出さないようにしなければ)
[楚々と足を進めて、大殿の寝所傍まで来ると、見知った顔が目に入り、そこで足を止める]
(若君様に、付の男、……あの男もいる)
[更に顔を向ければ、薬売りの男や何処かで遇うた陰陽師の姿も目に入り、顔には出さずただ、*ぴくりと無い眉が動いた*]
[自身に物の怪を祓う力があるかは怪しい。太刀の振り方もままならぬし、自らの内から目に見える力を発した事も、目に見える何者かの力を借りた事も知識こそあれど、実践した事はない。
だがそれを内へ取り込むには苛烈に危険でありまた絶好の好機でもある、と捉えるのだった。]
身近な所から、いろいろ奏しあげたほうがよいのかもしれぬ。
修道女 ステラは、村長 アーノルド を投票先に選びました。
修道女 ステラは、流れ者 ギルバート を能力(襲う)の対象に選びました。
かの僧から聞くべきか、あるいはあの時の若い衆、はたまた更に腕の立つ者がよいのか。
[束帯から身軽な服装に着替え、草鞋を履き*門の前に立った*]
─邸内・故大殿の寝所を離れて人気も絶えたところ─
──此処に。
[僅かにこたえ、あるじの衣へ裾の付くか離れるかのすぐ近く、従う影の如くあるじの背に背を合わせ。一歩離れて指先で刀の鍔を押し上げた。
太刀筋は素早く、何かを斬り、払い除ける。時折、濁った泡沫を潰すような音。太刀を振るう際の踏み込む音は軽い。]
[扇で顔を隠す女御の姿に、一度だけ*目を向けた。*]
修道女 ステラは、吟遊詩人 コーネリアス を能力(襲う)の対象に選びました。
[薄闇い一室の中]
[無我を中つとし五芒の形に符が空に張られている]
[符の周囲 燐光は撒かれた塩のよう]
[きしり]
[ ― 凛 ― ] [符が鳴る]
[床から ぽぅかりと黒い泡(あぶく)が立ち 立て板を滑るようにするすると近づいてくる ―― ]
[べたり]
[無我の背後の壁に小さな手形がついた]
[ひとつ]
[符が噛み切られ 破られる]
[ふたつ]
[符に赤黒い手形がこびりつき 朽ち落ちた]
[みっつ]
[符が腐り落ち 床につく間に屑すら消え果てて]
[よっつ]
[黒い泡より出でた蟲 百足芋虫やすでが符を食べる]
[いつつ]
[ぱらりと五芒がなくなれば 怨一挙に押し寄せて ―― ]
[澱んだ呪いを一身に どろどろとした黒紅の渦に巻き込まれ]
[その白い指もその墨色の衣も極彩色の輪模様も 一様に穢れの色に染められ 無我の表面をじくじくと蚯蚓が這うように呪いが蠢いている]
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