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楽な方楽な方へ。
だけどそうも言ってられない人間の方が多いんですけどねぇ…
どうも。貴族の方々を相手にしてると其れも忘れてきてしまう。
[弱ったものです…そう小さく苦笑いを浮かべ]
形代…?
己の呪いや病を其れに憑かせる…って物でしたっけね。
織にしちゃあ情も湧いちゃいそうなものですのに。
…そうも言ってられないのが今なのかも知れませんけどねぇ。
縁があるなら真っ先に言うのは助けの言葉、ですか。
[小さく肩を竦めて見せて。
視線が合えば緩く首を傾げ]
…それで、凶星って言うのは根元、って言うのは何となく分かるんですけど。
其れを照らす為の星九ツ、とは…一体?
[疑問に思った事を尋ねる]
[寝所の中央、穢れが色濃く残っている場所へ、瞑目して歩を進める。]
(わたしが田舎で──何時もしていたのは)
(清め と云うよりは寧ろ…・・)
(否、今は云うべきではないのかもしれぬ…・・)
[無我の力で、暫し清浄であったこめかみがまた軋りと痛み始めた。
おとこは、部屋の隅ではなく、澱みのすぐ手前に立つ。
痛みに息を吐いてから──]
[―――ぽこり]
[邸の離れ 綴じられた部屋の外 怪異がうごめいた]
[地から這い出す蟲はいざなみ統べる冥界の種 いずこより来たりてとぐろ巻き長い縄となり邸へ散ってゆくのは五蛇 合わせ五色の蛇――其は半透明で淫靡に身をくねらせながら進む]
[術師が気づいたのは直ぐのこと――]
[同じく 邸の様々なところで]
[ぽこりぽこりと―――]
ああ。無我と一緒なら出来るかもしれないね。
[ぽつり、呟く。
捕われのはぐれ識の話をしている頃は、おとこは廊下で血塗れの手形を見聞していたのか。]
兄の話をしていたら、行ってしまった。
[あれは、やさしく聡いのだろうかと首を傾け]
──呼べば、またあえるだろうか。
わたくしが此処へ辿り着いたのも、何かの縁(えにし)でございましょう。
[法師殿の背後より件の骸を垣間見て、ぞくりと総毛立つ気分でございました。]
…やはり、この御方で。
夢うつつに見たのは…確かにこの方でございました。
人々よりも、向こうの岸に近い生まれだからなのでしょうか。
以前より度々、死に切れず迷うていられる方々の姿を見る事がございまして。
…そなたに出会ったときも、最初はそのような方かと思ってしまったのですがね。
[人の姿をした狐は、ぴくりと身を竦ませて、
辺りを慎重に見回しました。]
…何か、居る?
[耳は這いずるその音を、かすかに捉えておりました。
袂に隠して、狐火を二つ三つ。]
あれは住む世界が違うからねぇ。
こちらとあちらには隔たりがある。
[とん、と指でひとつ腕を叩いて]
そうだ。そういう識も居るのさ。
情が湧く者とそうでない者がいるからな。
あの識のあるじがどちらだったかはわからないがねぇ。
一身に呪いをうけてくれ、……か?
[ふ、と少しだけ苦味の混ざる笑み。]
呪いを祓うために引き寄せられた何者か、ということだろう。
まぁ巻き込まれたって方が良いのもいるかもな。
陰陽師の術とはまた違う――力をもつものが居るのさ。
[と、ぴくりと何かに反応するように笑みを消して辺りを伺う]
[部屋と、抜け殻を清めても、わずかな慰みにしかならぬのだ。
真にこの屋敷を清めたいのならば、うらみを抱えたまま屋形を去った犬の呪と、大殿様の魂の行方を追ってそれを清めねばならず。
また、大殿の魂をただしき場所に還すには、他の何かを祓い清めねばならぬのかも知れず。また、それは凶星に関わるのかも知れぬ、と云う連鎖。
──はたしておとこが、そのようなたいそれたことに関わる事が出来るのか。
おとこがあの識にあいたいだけかもしれぬ。]
[おとこの気色は部屋の者には見えず。
背を向けたまま、銀狐にいらえを返す。]
ああ。
行き倒れる前の記憶はもどらぬままなのだよ。
おのれの過去を失ったと云うのは、彼岸に逝きかけていたのからなのかねえ。
[薄く笑みをはく、おとこはまだ蟲には*気付いていない*。]
でしょうねぇ。
同じと言うには、ちょっと差が激しすぎる。
[ふふ、小さく息を漏らし]
ふぅん…私には無理でしょうねぇ。
よほどかわいさ余って憎さなんとか、って事がない限りは。
…其れもまた自分勝手なのかも知れませんがね。
そうしてくれると、不安になることなく都に居れるのですが…
[…ふぅ。息をつき]
呪いを祓うために引き寄せられた…巻き込まれた。
巻き込まれた者なら都全部見渡せば九ツじゃ足りなさそうだが…
陰陽師の術とは違う血から…で。呪いを祓える物なのでしょうか…ね…
[白藤を見つめていたが、其の表情が変われば言葉も消え入る様に。
白藤より一拍遅く、辺りを見回した]
[俄かに屋敷自体が騒騒しくなったから、どうやら屋敷中に色々とあらわれたらしい。
ぬらぬらと這うまじものへ刀を立て、
それがきちんと相手を貫いたかを確めもせず、ふいと消えた。]
[あるじの側へ誰ぞ居たものか、
人目も憚らず、侘びる間もなく影居のそばへ*あらわれる。*]
関わり合いが多い分、余計にそう思うんだろうな。
[薬師がそうであるように、
流れの陰陽師がそうであるように。]
ふ、まぁそいつは一般的だろうねぇ。
おれも割り切るんはちっと厳しいかな。
識ってのは何らかの目的を持って呼ぶ。
目的がある時点で自分勝手さ。
[安心して、という言葉には一度目を閉じて]
さぁてね、ただ巻き込まれただけじゃない
奇縁、偶然、或いは必然だろうかね。
―――……
[汐にも見えただろう。
半透明の五色の蛇が泡沫のように浮かび上がってくる。
そして蟲 ざわりざわりと忍び寄り 這いより]
……千客万来か。
[白藤が片手を薙ぐと、白い鳥に似た紙が空に浮かび
地面と柱に円を描くように貼りついた。
淡く光り、結界をなす]
汐、そこから出ないことだ。
[身をくねらせる極彩色を白で弾く。
眉を寄せた、皮肉げな笑み。]
ああ、まったく――厄介だねぇ。
[翡翠が*揺れた。*]
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