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[永漂様の言葉に眉間に皺を寄せ]
何人たりとも若宮様を傷つける事はさせませぬ。
お言葉ですが、不謹慎な事は慎んで頂きたい。
[それは機嫌を損ねたというよりは、真剣にその可能性を避けたいという意思が出ただけのようだった]
某は。
違う。某は−
[視界に入ったその血満水に顔をしかめつつも、目が離せない]
一体、某はどうなってしまったというのか・・・
そうだねぇ。
上手く立ち回らなければくたばっちまうからな。
[汐を斜に見たまま柱に軽く凭れる。
俄かに馬の蹄の音がしたのは、橘が去っただからだろう]
現を抜かすのは罠ってやつだな。
あぁ、……此処にもいまはぐれの識がいるが。
聞かずやの陰陽師が解放すれば見れるかもな。
[片目を瞑る様子にはふむ、と項に手をやって]
凶星は2つなんだが――見つけ出すは難しかろうな。
添え星も居ることだし。
もうちっと星を読めば絞れてくるかもしれんがね。
[橘の鷹なら見えるかもしれんが、とは思考の中でだけ呟く。
星の示す“見るもの”のひとりなのであろう。]
だろうねぇ……明確な殺意を感じた。
流れ者 ギルバートは、医師 ヴィンセント を投票先に選びました。
[中将を見送り、]
…お役人の方は何時も忙しい。
[聞かれたことに答えきらぬうちに去って行く相手に困ったのか、困らぬのか、人ごとのような淡々とした声の響き。おとこは残った下っ端の役人の喧々とした態度に話す気力をそがれたらしい。
顔をきょろきょろとさせてから、改めて、銀色の青年に近寄り、至近距離でじっと見つめた。]
…きみとは。
[至近距離でぱっと見て、尾が見えない事。狐耳など見えぬ事を確認し、何故、すぐに狐と思ったか首をひねる。そのまま、狐の髪を一房とり、くんと匂いを嗅ぐ。
そしてやはりと云って、狐にだけ聞こえるように、こっそりとやわらかい声で囁いた。]
わたしと、山で会ったことがないかい?
わたしは、行き倒れていた時に、銀狐に助けられたことがある。
[それは、果たして。おとこの失われていた記憶のひとつが、ぽおんと蘇った瞬間だったのであろうか。]
…ひとにて、しゅを?
[声を潜めて聞き返しつつ、思案げに指を口元に当てます。]
よくは判りませぬが…。
恨み辛み憎しみにて、生きながら祟りなすものは、人のみ。
と…聞いたこともございます。
獣にも、心あるものは居りますけれど。
[ぴちゃぁあああん──]
[おとこが銀狐の傍に歩みよる時、朱の霞がいっそう濃くなり、影秀の足元の血満水もまた揺れた。]
ええ…全く。
[柱に凭れる白藤の様子を見やれば、薬師も背負っていた箱を下ろし、その上に腰掛ける]
何事も現を抜かしてては上手く行く事も行きませんよ。
しかし。罠、と言うのも分かる気がしますねぇ…
何故か。そうしてしまう、と言う意味では。
はぐれの織…?
其れは滅多に見れる物じゃないですからねぇ…見れると良いのですが。
[一つ、目を瞬かせる。
まさか、車の上にいた者とは思うはずもなく。
膝に肘付き、頬杖をつけば白藤を上目で見上げる様に]
凶星…二つ?
よく分からないですけども。
明確な殺意、か…恨み辛みが募った輩…なのですかねぇ。
でも、獣の祟りなら…そうも言えないのか。
[急に傍へと寄られて、狐はその細い目をやや丸くして瞬きました。]
…もしや、あのときの?
[身なりも違えば、あのときのような髭面でもなかったが故に気づくのが遅れてしまいましたが、
確かにその彼の匂いにも、声にも覚えがありました。]
此れは見違えました。
すっかり宜しくなられたようで。
[鳶尾の言葉に、銀狐と同じタイミングで口を開いた。]
人を蟲毒の材料にする──人を使った呪かい?
それは、ひどく悪趣味だ。が……
怨念をあつめるという意味なら、
[目元を暗く染め、]
──案外簡単かもしれないね。
くっ。
[昨晩から殆ど寝ていないのが祟ったか、眩暈を覚える]
若宮様、申し訳ございません。少し庭の空気に当たってまいります。すぐ戻ります故。
永漂様、またお話をお聞かせ願えればという事で。失礼。
[わずかばかりでも疲れを癒すため、*席を外した*]
この屋敷にも、無数の手形が残っているくらいだから。
天文地暦がわかり、呪を都に配置することの出来る者。あるいは、術者を雇うことが出来る者が,望むなら。
[庭木を見ていた視線を、箱に腰掛ける汐に戻して]
ふ、そりゃぁそうだな。
どうしても人ってのは楽なほうに行こうとするもんだからな。
どうも――形代の識っぽかったようだがな。
まぁ、逢えれば縁、ということだろ。
[既に邂逅しているとは知らないため、そう謂って。
見上げてくる汐と視線を合わせると、翡翠がまた揺れ。]
まぁ、星を読むってやつだ。卜(うらな)いだな。
凶星二つ、添え星一つ。
あとは其れを照らす為の星九つ――かね。
[影居と己の記憶を辿り。
それを橘もまた見ているとは知らなかったが。]
恨み辛みなんだろうねぇ。
獣はけしかけられただけだろうと思ってるんだがな……。
[おとこは、記憶の片鱗が蘇ったことに、心の裡でおののきを感じながら、]
…髭は、都に来る時に、剃らされたのだよ。
あの時のわたしは、痩せすぎて蚊のようだったかもしれないね。
[山中でなにも覚えていないと云う、おとこに最寄りの寺の場所を示してくれたのが、銀狐だった。その時の狐はやさしかったと確かに思い出した。
だが、肝心の行き倒れた理由は、その時、銀狐にも話したが以前霞の中である──。]
…有り難う。葛木だったか。
何故か都に居るきみのためにも、清められればよいのだが──抜け殻に残滓とは云え、わたしに清められるだろうか。
[おとこはそう云って、また大殿の屍骸に顔を向ける。
屍骸は屍骸であったが、澱んだ残滓のいろは、あかく霞んでいてそしてくろかった。]
[──ぴちゃぁあああん]
[何処かでまた、血の玉がはじけるような音が聞こえた気がした。]
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