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─故大殿邸─
[それまで黙って耳を傾けていたが]
まあな。読んではいるさ。
[口を開き憮然と]
おれが四辻の呪いを解かなんだは、どうせ祓ったところで更に強力な呪が掛けられるだけ、と踏んだからだ。それも更に巧妙な形でな。
ならば、出来るだけこのままの形で保たせてその間に……と思ったのだ。
白藤。
おまえがどの程度気付いているのかは知らんが、おれはこの屋敷に掛けられた呪が全てのはじまりであるとするのは、実は違うと思う。
元々このみやこに溜まり溜まった澱みが、焦点となる意志を得て、堰を切ったと見る。
おれたちに出来ることは、だから、その怨念の奔流の湧き出す口であり、みやこを覆う呪の核となるその者を、取り除く事だけだ。
このみやこそのものを祓うことなど、出来得る筈も無い。
それ故に、祓う祓わぬという類のものではない、と言った──
だが。
はっきりとしておいた方が良い事もあるのも事実だな。
[瞳、半眼に閉じ、厳かに宣る。]
おれの見立てでは、凶つ星は二ツ……
それに添う伴星は一ツ。
対して、食い止める手立てを持ち得る星は十──
しかしこの一角は元より崩れる定めにあったから、今は九ツだ。
書生 ハーヴェイは、村長 アーノルド を投票先に選びました。
[内裏での政務中。間もない加茂祭の仕事もあるのに飛び込んできたのはあの大殿の怪異。仔細質すとまさに怪死としか言えぬよう。
そして飛ばしていた鷹がずっと落ち着かない。急ぎ大将に報告し、指示を仰ぐと]
…承知いたしました。ではこの件、私めが責任をもって。
[近衛府、検非違使の権を預かることとなる。恐らく陰陽寮もかなりこき使うことにはなるだろう。別の陰陽官に卦を立てさせると時刻、方角ともに良い兆しは見えない。その結果をひっつかみ、鷹を連れ、急ぎ大殿邸へと駒を走らせる]
九ツの星はそれぞれに果たすべき役目と定めを持っている。
それは追々明らかになろう。
この九ツの星が凶星に呑まれた時、みやこもまた闇に堕ちる──
[ふっと目を開け、]
……ざっとこんなところだ。
これ以上はおれにも分からん。
[唇をへの字に結んだ。]
[急ぎの為に従者は数名。故大殿邸は自身でも感じられる程濁っていた]
…何事か…。昨日はまだ空気に清浄さもあったのに…。
[卦の結果。自身らが羅生門を歩いていた時刻…取り分け卯から巳の刻、巽に現れることは普通の怪異足りえぬという。しかしそれでも現れたあの怪は何なのか。
もやは誰かに案内を請う必要もなく、庭へと踏み入れる。鷹も警戒してか、肩の上に止まり辺りを見改める]
―西の市―
商と繋がりがある方々が多いからな。
そうでなければ…機が良くなければ手に入らぬだろうさ。
[腰を下ろす童にそう言えば、薬師は箱に肘をつく。
ぽつ、と呟いた事には小さく相づちを打ち]
…桐弥、ね。
私の名前は汐…あまり怪我をするなよ。
[別れ際。名前を聞けば、其の背に名を返す。
童が市を去った後も、箱に肘をついて人の流れを見ていた。
と言うのも…
聞こえてくる話し声。
人々が口にする噂話に耳を傾けていたからだった]
[二つ、一つと九つの星。
それぞれ明らかになればきっとあるじは告げてくれるだろうし、明らかになるまでは何も言うてはくれぬだろうから、鳶尾は何も問わず静かにその場を離れた。]
[さほどの人数ではないが、それでも一種の静寂を破るに十分な騒がしさで到着した一団があった。]
……嗚呼、これは中将殿。
斯様な場所へご足労を──嗚呼、あちらへ影居さまと白藤殿が。
[鷹の様子を伺いながら、敷地を出る。]
いえ、中将殿への無礼は某に責任がございます。
何卒ご容赦を。
ささ、次へ参りましょう。
[そう言いつつ、若宮殿が心赴くまま歩いていくのを後ろからついていく]
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