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これではまるで。三百年前に清涼殿に落雷が落ちたと言われる時と同じではないか…
何かのたたりなのではないか。
蓄えを使ってでも、誰かを雇ったほうがよいのやもしれぬが。
[ひどく寒気に襲われる。]
吟遊詩人 コーネリアスは、村長 アーノルド を投票先に選びました。
…やはり、そうですか。
[亡くなられたのは、件の屋敷の大殿だと。
彼の方のみを狙っていたと言うのならば、静まっても良いはずなのに、
未だ其処には、最初に感じた気配が色濃く。
いや、ますます強く感じられるのでした。
紅梅の花びらかと思いて手に取ったものは、千切れ染まった紙片の欠片でした。
例の櫻の大樹に身を寄せて、
狐は静かに、嘆きと憤りを調べとなすのです。]
修練用、かぁ。
(女の姿でならば買えるだろうか)
そんなに、期待はしてなかったんだけど。そもそもそんな会で使われるような弦は、市で売ってないね。
でも華やかな場所で使うような弦を、おれが贈るのも変な話か。
ありがとう、わかったよ。
[弦を汐よりまた受け取って、そこに腰を下ろし、市を眺めた。活気があるのは良いことだ、と呟きながら]
大まかのところは此方でも把握している。
仔細を聞こうか。
[と、遠慮会釈なくずばりと用件から切り出す。]
…前に来た時には無かったものの気配があるが、あれはお前のか?
[言外に屋敷内に囚われている式の事を*尋ねているらしい。*]
…ありがとうございます。
[安倍への礼もそこそこに、影秀と中将の合間に三度立つはめになれば困ったようにかたをすくめて。
なんというか火と土のような交わるようで交わらないらしい気質だとおもって上手く水になるような返事を考えているうちに、影秀に手をとられて]
…?!
中将殿、後程、また…!
[慌てて言葉だけ残せば安倍たちにも頭をひとつ下げて]
影秀、あれでは中将殿に…!
[さすがにたしなめようとするも、自分のわがままを押し通してくれたのだと解ればそれ以上何も言えず]
…ありがとう。ごめんなさい。
[少しだけ沈んだ表情のあと、改めて*歩き出した*]
わるい夢をみていたようです
わたしは あのおそろしい気配のただよう屋形を辞し
女人はすでにひとりもおらぬがゆえ 文を届けることが出来なかったと
あるじの元へ かえったはず なのです
ああ ああ ああ
わたしは夢のなか 何故にか ぬかるみのような怨念の渦に溺れておりました
うらめしいという 声 声 声の喧噪
ときには下品な罵声だけではなく 笑い 嬌声 までもが混じります
ふところを見やると あるじからお預かりしているはずの
大切な文が手元にありません
……─返してください──かえしてくださいいいぃぃいいい──かえしてかえし──かえしかえしててぇええええええええええ─────返し───くだい──かえてくださいいいぃぃいいい──かえてかしししえし──かえしかえしててぇええ──いいいいいぃぃいいい───……
不可思議なことに
わたしの声も 渦の中で奇妙にねじれてゆくのです
これではまるで わたし自身が
百鬼夜行のむれの一員になってしまったかのようではありませんか
何故にか はらの裡より ふつふつと
うらみが湧いてまいります
わたしよりもさきに取り立てられた 卑しいあの男に
わたしをすげなく袖にした 取り澄ましたあの女に
ふられ腹いせに買った傀儡のおんな の 莫迦にしたような笑みに
すべてに 怨…──
[白鳥や鷹のように上空より俯瞰することがひとに叶うのならば、くだんの四辻の呪で封じられた屋形に、都に渦巻く怨念が塊となり、吸い寄せられるように流れ込んで行く様が見えたことだろう。
魔除け、宿直のたいまつが掻き消え、
一陣のなまぬるく不気味な風が屋形中を吹き荒れた。
──刹那。一時は、僅かな安静を取り戻していたかに見えた大殿が、突如苦しみだしたのだった。]
「・・政敵が呪いか。この身のうち 煮…え、滾るゥぅう」
[それがひととしての大殿の最期の言葉。
後は、狂うた野犬のごとき咆哮とともに躯を反らし、部屋の隅で四つ這いになり、そして人であることを失うて絶えた。大殿の傍には、何故か乾いた犬の体毛。
寝所に貼られていた封はすべて破れ朽ちて、酷い臭いのする赤黒い手形がべたべたと廊下に*張り付いていたと云う*。]
―大殿邸―
[影居と付き従う式神の姿に見た目は丁寧に礼をして]
さすがに、早いことですな。
[ずばりと切り出す影居の言葉には、
薄い笑みに似た表情を浮かべ]
ならば、四辻の呪が動いたことは気付いておられますな。
抑えておりましたがもたなかった。
――また、及ばなかったようです。
[古い話はぽつりとだけ。屋敷へと顔を向けて]
酷い有様です。
獣と死とくさったにおいがする。
大殿さまは最期、もはやひとではなかった。
祓う祓わないではない事態が都に広がっていくでしょう。
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