情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
さて、なんだろうな。
都を巻き込んでの百鬼夜行か、
はたまた春に相応しくない真赤な花の宴か。
[白い折鶴を取り出して、
ふ、と小さく息を吹きかけた。
羽ばたいて、鳥になる。]
何、兄さんには色々教えて貰ったからねぇ。
それぐらい。
[同じく人差し指を唇の前に立て。
其の手を下ろすと顎へと持っていき]
病は払えるが、魔は祓えないので、ねぇ。
波紋…広がるんじゃ、逃げようが無い、か…
まぁ、直ぐ傍にいるよりはまだまし、でしょうよ。
…?
人も、あやかしも…?
[其の後の言葉にも疑問に思ったようではあったが…
口に出して、分からぬ、と言った表情をして見せた]
[鉄嘴もつ黒い鷹。自身に呪力はないがこの鷹はまた別物。
式神は勿論鬼でもとらえるだろう。
自身の知識が陰陽五行に通じぬ訳ではない。しかしそれが好かぬだけ。好かなくとも家臣や父の手前、方違えや物忌はせねばならないのが余計に苛つく]
…陰陽師か。あの安部影居があぁも言うのなら確かにゆゆしきことではある。しかし最近の羅生門の変といいあの屋敷といい、何が起こっているのか。陰陽寮の天文官たちも何かしら注進があって良いものを。
[ひとくさり愚痴こぼし。雨があがればまた外へと赴く心算で*]
百鬼夜行、か。
それは…おぞましい。薬を売る売らぬの問題じゃあない。
最も。
赤き花の宴も私には趣が合いませんが。
[小さく肩を竦めて見せ]
どちらにせよ。吉兆には見えない、って事ですかねぇ…
[野次馬が雨であらかた流された分、件の屋敷は全景をよく見て取れるようだった。]
四つ辻―――
[おとこはまずは屋敷ではなく、屋敷のまわりを歩いてみることに*した。*]
[同じような仕草にを見せる薬売りに眼を細め、
腕をまた先ほどと同じように軽く組んだ状態に戻し]
おれには病は祓えんこともある。
ま、住み分けだねぇ。
……波紋の中心よりは外の方がまだいいか。
[分からぬ、という表情には薄笑みで]
――物好きが多い、ということさ。
[茶化したように謂った。
例えば白狐、例えば影居の式、
未だ知らぬが記憶をなくした僧と
それと共にある無我もまた
引き寄せられるように都へ。]
ふふ、兄さんが病も祓えるなら、私は生きてけませんよ。
…ええ。恐らく、は。ですけど、ね。
[口元を吊り上げて見せ。瞼は閉じる]
物好き、ですか。
それは兄さんや…私も入る、のでしょうか。ねぇ…
生業である以上、否、と言えないのが辛いところでありますが。
[肩を揺らせば、開いた眼は男を映し]
まぁ。兄さんが病に伏せたら薬を持って参りますよ。
薬売りが平和に薬を売れるような世がいいがねぇ。
[わらった。]
おれも赤い花の宴は御免こうむるねぇ。
死人花が咲くにはまだ季節が早すぎる。
吉兆ではないな。
よろしくないことだ。
[感嘆の声には笑みを向ける。
白い鳥は命ぜられた場所へと飛び立った。]
そんな世が出来るなら是非ともして欲しいものですがねぇ。
[ふふ、とつられるように。
もう一度肩を竦めて見せた]
最も。薬が売れるのがそういう時、なので。
本当、喜んで良いやら悲しんで良いやら。
ま。吉兆じゃないなら…気だけは確かに持たなければなりませんねぇ。
[笑みが見え。飛びだった鳥を見つめ。
其の姿が見えなくなれば]
…紙の鳥、か。
便利そう、と思うよりも先に、童が喜びそう、と思ってしまうのは。
失礼なのでしょうかねぇ。
[困ったように笑って]
そりゃぁそうだな。
[しとしと降る雨、
長い前髪を右の手でついと避けた]
恐らくは、ああ。恐らくは、だ。
全く厄介だ。
[首を横に振る]
物好きには、そうだな。入るだろうねぇ。
生業であるならば、それは染み付いているゆえ仕方がない。
[肩を揺らす様子には瞬きひとつ。]
それは有り難いことだ。
まけてもらえればもっと有り難いがね。
――ああ、薬を買うようになるかもしれないなら名を知らねば不便か。
おれは白藤というが、薬売り、そちらは?
兄さんでも、恐らく、って付けるんだったら…
本当に厄介なのでしょうねぇ。
[傘を少しだけ傾け。傘の斜を雫が滑った。
端から飛びつ水。地に落ちれば雨と共に弾けた]
そう…兄さんとは気が合いそうだ。
まけるかどうかは…私の気分次第でしょうか。
[禿の髪を一房。指で摘めば小さく笑んだ]
白藤…ね。
私の名は、汐、と。言います。
白藤…
なかなか、面白い?
…ふふ、病に伏せる様な。柔な方では無さそうだけれど。
[薄く張り付けた笑みの下。
小さく思う]
…祟りの前に。
熱病に冒され、か。
薬師が熱を患ったら、世話ぁ無い。
[其の意味を測り切れぬ薬師。
若気の至りか。思うは軽く、あしらうは言葉]
[押し戴いた手をそのままに立ち上がれば、冷たいその手がさらりと若宮のそれを撫でる様に滑り離れ、]
ここは寒うござりますれば、中へ――
[冷えた指先のみが僅かに留まりて、中へと導く。]
ふ、随分高く買われてるもんだ。
陰陽寮のものでもないんだがねぇ。
[冗談めかしてひとつ笑うと、後ろ髪の翡翠が揺れる。
落ちる雫はまだやむ気配なく。]
それは嬉しいことだ。
堅い言葉使わずにすむ相手ってのは貴重でね。
薬を売るときも気分がいい事を祈るさ。
[汐、と名を復唱し]
海の――満ち引きのことかね?
まぁ、なんにせよ。よろしくというところか。
私には分からぬ物ですからね…雇われるほどの技量があるなら信に値するでしょう。
[摘んだ一房。指の腹で潰せば微かな音が鳴り]
貴族や役人の方には…堅い言葉でなければ縁を切られてしまいます故…その苦労も分かち合い、ですか。
なんともはや。
…ええ、海の傍の出、でして、ね。
[苦笑を零すと、ゆる、と辺りを見回し]
さ、て。
そろそろ、お得意の所へまわってきましょうか、ねぇ。
[背負う箱を担ぎ直し。小さく笑んだ]
私には気の流れが深くは分かりませんので。
白藤の兄さんの話は助かりましたよ…
それでは、また。
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新