情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
――口を利くことが出来ないのか
[押し黙っている所為で一層あやしくも見え、
あやしき色は美しいように思ったが、
ひとが見ればやはりあやしいと云うのではないだろうか]
誰の遣いとも申せぬならば、
そのこころに邪なるところありと見做すが――
[白きものが逃れゆこうとするかに見えて
一歩、二歩と踏み出し太刀を薙いだ]
―大殿邸―
[夜の都、騒がしいのはあやかしだけではないらしい。
閉じていた眼を薄く開き
うたかたのように浮かび上がった。]
……にぎやかだねぇ。
[解いていた髪を、
翡翠飾りの紐で縛る手つきも手慣れたもので]
祓う、祓わないは
ここだけの騒ぎじゃあないとはいえな。
[纏った衣はやはり白。]
[そう言って振り向いたときには、あたりに影もなく
言わんとしていたことも分からず、
ただ、白いものがときどきあたりを過るような気がしておとこは何度か、無意味に虚空を*振り仰いだ。*]
[影居らが参った翌日のこと。結局遅くなっても帰るという彼らの意見を尊重し、引き止めることはなく。目覚めた後、手水を使いながら、屋敷の周りを巡回させていたものの報告を聞く]
何?羅生門のあたりで?そして件の大殿の屋敷は如何だった?
[下官がいうには数名の人間が、渦中の場に在してたという。しかし下官らにもことの詳細はわかるまい]
…あいわかった。では今宵は羅生門へと参るか。
日が高いうちでは見えるものも見えまい。きっと見知っている者もそこにいようしな。大殿の件で何か関係があるかも知れない。
とりあえずあの月白(とき)をつれてゆけばよいだろう。
[鷹の名は月白(とき)という。夜にはまたそちらに参れるよう、支度をいいつけて*]
―大殿邸―
[騒いでいたのは使いのもの。
花山院で、陰陽師を探しているとのことだった。]
……流れのおれでもいいと?
随分と急ぎとみえる、が。
[月に濡れてしろく浮かぶ櫻を流し見て]
近かったからかねぇ。
[はなびらはらはら、
落ちる白の間をすりぬける鳥の式。
白藤はしばし屋敷のものと話していたようだが、どうやら少しの間ということで、向かうこととしたようだ。]
影居辺りがいたら笑うがねぇ。
[等と笑いつつ、準備を整えた。*]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新