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…えぇ、何も起こらねば良いのですが。
[既に外は陽が落ちている事でしょう。]
では、僭越ながら。
譜などの読み方も知りませんから、何と言う曲ではありませんけれども。
[先ほど受け取った笛を構え、そっと口を寄せました。
目を閉じると、庭吹く風に木立の揺れる音が聞こえてまいります。
それに合わせるようにして、緩やかな調べを奏ではじめるのでした。]
汐殿だな。かたじけない。私は花山院師輔と申す。屋敷は三条大橋の方角で…おおよそ検討はつくと思う。
よろしくお願いいたす。
[たおやかに*笑みを見せる*]
綺麗だと、わたくしは思いますけれど。若君様はご自分のお姿はお嫌いですか?
[思ったことは嘘ではなく、上目遣いで若宮を見上げるように]
[下げ渡した笛から奏でられる音に目を細めながらも聞きいって。
それは確かに己の知る曲と少し異なるものであったが]
ふむ…よい音だ。春の風情をよう出している。
笛の良し悪しよりも奏者の腕であろうな。
次の管弦遊びにも出したいものよ。
[やがて猫をなでる手がとまる。宿直の疲れもあったろう。
坐したまま、うつらうつらと眠りに落ちるまでそうはかからないか*]
花山院…師輔様、ですね…承りました。
万一、の場合には…無いことを願っておりまするが。
それでは…私はこれで。
[名を聞けば、小さく笑んで頭を下げる。
顔を上げると、ゆっくりと道を歩き始める。
やがて、角を曲がれば顎に手をやった]
…どうなる事かと思ぅたが。
なんとも優しいお方で良かった。
[ふぅ、小さくつく息。細くなる目。
続いて零すのは銭絡む願い]
私としては。縁のあった方が、嬉しいのですが。ね。
面と向かっては言えるはずもない。
─自邸─
[その夜の食事は、唐渡りの精緻な星辰図を眺めながらの、いつも通りの行儀の悪いものだった。
椀に盛った飯に羹もほぐした干魚も醤を付けた瓜も全部混ぜ、それを面白くも無い顔で掻き込む。
あっという間に平らげて、空の器を下げさせると]
鳶尾。
[呼び声に応え、ふたたび書物の隙間へ。
片付けの途中であったか、上げたままの袖を下ろしながら膝をつく。]
出掛けになられますか。
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