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[誰ぞの遣いの途中であるか、
用など無いのか
おとこは店先を覗いて歩く。
おとこはいま、何を見ているでも無い。
人々の暮らすさまを観るのがこころよいのだ。]
……して、こころの暗きが、あしきものを呼ぶ事もあろうに。
斯様に美しい都を持ちながら、
ひとは何と勿体の無いことをするのか。
[噂の流れるに身を任せ、おとこは大路をゆく。]
ほう?
[笛の音と鶯の声が澄んでからみあう。
見上げる角度をさらに上げ銀糸の揺れるを視界に入れた。]
よい音だねぇ。
[櫻の古木の上の客人に、笑みを向けた。]
御機嫌よう、ってところかい?
[声をかけられて調べは止まり、鶯は枝から飛び立ちました。]
なにはともあれ、陽の下の刻はのどかなものです。
怪しき気配も、今は隠れておいででしょうね。
[自らの事は棚にあげつつ、そんなことを言うのです。]
春は、お好きで?
[羽毛のようにふわりと木から降り、その方を見上げました。]
[宮家を後にし、ふと用事を思い出して戻るのは大内裏。
その道すがら、風に乗ってきたのかどこから聞こえてきたのか、先ほど話題になった大殿のこと。
自身の役割とはあまり関係はないが気になる所はあり、僅かの共を連れ見聞改めにそこへ向う]
[街の大通、道行く人とすれ違い。
そして中に一人、尋常でない気配の赤毛の若者。
見目形、人と変わらぬもその気配だけが気に止まる]
…あれは…たれか?人…であるよな?
―庭園―
あれらは夜のほうが好みであるみたいだしなぁ。
木の上で寛ぐのどかな銀の君よ、
そちらは怪しくないとでも?
[降りてきたその存在へ、
からかい含みでそう声をかけ]
春はいいな。よく眠れる。
[片手を自分の腰にあて、首を少し傾けた]
[視線が、風のように肌を撫でたように思う。
共のものを連れた男が、言った言葉に振り返って頭を垂れた]
これは、失礼をいたしました。
道行を妨げてしまいましたでしょうか。
陽気のうららかなこと、少しぼおっとしていたようです。
[さて、術師の類には見て取れないが。
一体何者であろうか]
そこはまぁ、『お気になさらず』。
[その言葉と共に細い目を更に細めて笑む事で、
大抵の人々は、この若狐の奇行を気にも留めなくなるのです。
適当に誤魔化すつもりで、誑かしているのかもしれません。]
確かに、このような暖かい日に居眠りなどするのも心地が良い。
雨など降らねばなお良いですね。
[はて不思議な気配を持つ青年。様子だけなら常の人。身なりは誰かの共のようだが主はいない。馬上より話す非礼を先ず詫び]
…いや、こちらこそ不躾に失礼をした。少々御身に目がいってしまってな。陽気うららかはよいがそれに酔うて馬にひかれぬように気をつけよ。
所でそなた、このあたりで何が起きたかを聞いておらぬか?
先程妙な噂があってな。これから参る所なのだが。
9人目、牧童 トビー がやってきました。
牧童 トビーは、村人 を希望しました。
[闇夜を影が横切る。細く、小柄な影は、やがていずこかの敷地へと消える]
嫌な夜だ。
[空を見上げて零し、用意された御簾の中へと体躯を滑り込ませた。
そこが彼の根城であり、一つの、牢獄でもあった]
[男が起き上がる寸前まで静寂を保っていた屋敷に、只今はさわさわと、音にならぬ音が満ちている。
夜半から灯っていた燭の火を、ふう、と吹き消したは風ではない。
また、厨から漂う旨そうな香りの朝餉の仕度するのも、人の仕業ではない。
それらそわそわと屋敷中を動く姿無き気配のただなかで一人。
後ろ頭を掻きながら、みきり、と眉間の皺を深くして男は呟いた。]
……一体何処まで行っている。
[*それは、誰への言葉なのか。*]
成る程。
――愛嬌のある『化かし』ならばまだ宜しい。
[真似るように眼を細める。口調は軽い。]
のどかなのはいい事さ。
否、春雨も悪くはない。
雨が降っても血は流れやしないがね。
[ついと屋敷へと顔を向ける。表情は薄笑みのままだ。]
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