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……え、もう?
[リリンに援助交際について尋ねようとしたところ、いきなり命じられてやむなく霊体化を解いた。
若干疲れたような表情の40絡みの和服の男の姿がリリンの隣に現れる]
………まあ、命なら受けよう。面倒なことになる気しかせんが。
んー…
[どちらかというと気さくに話しかけてきているその人物の様子を、しばし目を細めて観察する。
魔術師? いや、違和感だ。佇まいから察するに、その服の下にある筋肉はよく発達した立派なものだ。では。]
おまえがサーヴァント、か?
[思ったことをそのままに問い掛けた。]
ま、でも、言えるのはそれだけね。
[両手を広げ、「分かりません」のしぐさ。]
聖杯を起動させるプロセスとか、聖杯を何かから守ってるとか、作ったヤツの趣味とか、色々考えることはできるけど、それだけのことで、確たることは何も言えないわ。
そもそもこれが「人工物」なのかすら分からないしね。
[いたずらっぽく笑ってみせる。]
―中央区高級ホテルロビー―
[曲の最後はふわりと空気に溶ける。
聴衆の拍手を当然と受け止めて、微笑む吟遊詩人は軽やかだった。 ]
お時間いただき、
感謝します、レイ様。
[ 恭しく礼をすると、
そのままそっと耳打ちの姿勢。 ]
――さて、……居る、ようですな。
気配があります。――勇壮な音色、でありましょうか。、
[>>322覚悟を問う女性の言葉に繋ぐ手に力を込めた。
変な意味ではない。
が、なぜか殴るように指示と飛ばす女の声。
理解出来なかった。
同時に相手のクラスを知るが、すぐに悟る。]
みちる。
相手は恐らく、とても 強いです。
[霊体化を解いて姿を現した男の姿。
全く見たことのない異国の服が現れた。]
いや、サーヴァントはいる…というか。
[どう説明したものか――とはいえ、貫き通せる程の説得力を持つ作り話があるとも思えない。
一度トートバックへと視線を落として、とはいえマスターも異論無いのか、僅かに身動ぎがカバンごしに伝わってきたので胎を括る事に決めた。
ゆるりと首を振って、短い否定を返す。]
――ええと。
何か勘違いしているようだけど、俺は魔術師じゃ、なくて。
…俺が、サーヴァント。マスターは、ココ。
[ぽん、とバックの上から軽く叩いて見せる。]
実はバサカTの構成的にサーヴァントどこだって迷うシーンだよなって発想しかなくて自分のスキル(筋肉眼)のことをすっから忘れていたとか、そんな、いや、まさか。
始めまして。セイバーのサーヴァント。
[こちらは戦うとなっても特に衣装が変わる事もなく、
みちるの父親の服のままで挨拶を投げる。
おかしなことを言った自覚はないのに
殴られるのはさすがに嫌だったので、
戦闘に備えて繋いでいたみちるの手を解いた。]
えんじょこーさいって、だって、ごはんたべさせてあげたり
おようふくあげたりそういうのするんでしょ…?
…あっ、おじさんてぶくろ!あしたかいにいこー。
[ダメ、ゼッタイ。
そんなポスターをどこかで見た気がするが気のせいだろう。
んん、と首をかしげると後ろでうさぎ耳がたらりと傾ぐ。
先だって頼まれていたことを思い出したように付け加えたので余計な想像のスパイスを全力でぶちまけていることにあまり気づいていない]
あのねえ…かくご、ってあんまよくわかんない。
でも、みちるはみちるのおねがいがあるからがんばるの。
どうしてもおねがいしたいことがあるから、
みんな、せいはいせんそー、がんばるんでしょ?
[ちがうのかな、と問いかけた女をじっと見る]
[ため息を軽くついて腕を一振りする。魔力が集約し、黒い胴丸鎧と大兜を装着した侍の姿へと変じた。その腰には大小、二本の刀が差されている。]
わしの位は……まあ、これで見ればわかるわな。
それで……どちらが向かってくるのだ。まあ、大体見ればわかるが…
[一歩、具足を着けた足を踏み出し、腕を組んで問いかける。]
――そう。
[身体の肉付きで判断されたとまでは流石に判らなかったが、事実に相違は無い。
少年の傍らに立つ人物の言葉に、今度こそ肯定と共に頷き返す。]
流石に俺が魔術師であれば独りの時に、サーヴァントを連れた相手へ不用意に声をかけたりしないさ。
…だろう?
[例外はあるかもしれないが、普通はその筈だ。と僅かに首を傾いで]
そうね―――、
[視線を外す。
教会の窓の外には「町」がある。]
この「町」の人たちが、作られた「モノ」なのか。
私には、分からない。
でも、そんな風に思いたくはないわ。
だって、話せるもの。
美味しいものを食べたら笑って、不条理には怒る。
私に可愛いねって言ってくれた人もいたわ。
でも、私たちが当たり前のように抱く違和感だけがない。
すっぽりと抜け落ちてる。
私には、彼らが作られたと言うよりも、役割をもってここに留まっている、そんな風に見えるの。
[余りその中心には寄らないようにして、ロビーをすり抜ける。
最も、人の目がこちらへ向けば、かぐやの魅了で人々の視線を集めてしまうのだが]
行こう。
[ホテルを出れば、令呪の反応が強い方へ足を向けた。
もちろん、ホテルの中の、ではなく外にある反応だ]
!!?
わぁっ、すごーい!でんちゅーでござるだー!!
[手を離しながらキャスターの言葉にうん、と頷いたまでは良かったが
現れた姿を見て大興奮。
テレビでしか見たことのないような服装の男が目の前にいるのだから]
[セイバーが霊体化を解く。
あ、勘違いして斬る気だ、と悟り、制止しようと挙げかけた手を―――中途半端に止める。
これは、戦争だ。とっくに始まっているのだから、理由なんてどうでもいい。そのはずだ。
それに……少女の方の、願いの存在も確認できた]
……ええ。そうよ。願いがあるからがんばるの。
がんばって、殺し合うの。
あなたも、願いがあるのね。
[親方の筋肉好き(?)が幸いしたのか判らないが、見抜いた様子で少年に話し掛ける ]
え?ちょ、、ちょっと、って事は…マスターは?
[小首を傾げかけ・・・サーヴァントの単独行動か、、、と、納得しかけたときに、バックを叩いてマスターはここ。って…??]
はい〜〜!?
[語尾が変な風に上がってしまった。多分目玉も何時もより飛び出ているかも知れない。]
君のマスターって折りたためる…とか?
― 回想:2階 >>240 ―
ほう…!
なるほど、ぬしさまの祈りで移動できるのかや。
不思議な感じじゃのう…!
[くっついたまま、感嘆の声をあげていた]
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