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[弱い笑みを浮かべるが、一人騎士が来れば、素子の身も安全だろうと胸を撫で下ろす。]
この地の理を、正しき状態に…戻せずして、
―――…学者が、 つとまるわけ、ありません。
共に、戦ってきた英霊たち。
私の知らない、過去の螺旋の中で戦った英霊たちの分も、
幾重にも重なる、思いを経て、今の私達があるのです……
[だから、と、雪の地に足を踏ん張らせて立ち、
シェムハザを、黒い羽の天使達を見上げる。]
[ガヴェインはちらとキャスターの方を見て
精悍な表情を少しだけ緩めて笑んだ]
「 恩義には、恩義を持って報いるのが我ら騎士です 」
[――二度、剣戟の音。
武器を持った天使の太刀筋をいなし、鍔迫り合い、
外套を翻して振り払う。
戦いは数――セイバーが居れば、またそう言ったかもしれなかった。]
・・・・・・なぜだ。
なぜこんなに手間取っているんだ!
仮にもこちらは神霊の写しが200騎だぞ!
しかも、ここは聖杯の中!地の利も僕にある!!
それが英霊2騎に出来損ないの円卓の騎士に、なぜこうも抵抗されているんだ!
[わなわなと震える手。
だが、はたと気が付く。]
まさ、か。
8騎目のサーヴァント・・・・・・
イレギュラーなクラス、トルバドール・・・・・・
物語を紡ぎ、物語を終わらせる者・・・・・・
そして、聖杯の綻び・・・・・・
[大地のリンゴをもった状態で手を掲げる。
その宝具により、天使が放つ魔術の多くは来た道を戻る。
けれど、それを自身の力だけで補うには限界が近く、
ひとつ、ふたつ、と身体を貫く。]
ッ、ぐ。
[同時に地図の端が、光を帯びて溶け始める。
―――時間が、迫っている。]
クレティア ン、…いそ ぃ ―――で
[それでも、その瞬間まで先に倒れるわけにはいかない。
アサシンが倒されるその時まで、龍脈の加護を注ぐ**]
貴様・・・・・・守護者<カウンターガーディアン>とでも言うのかああああああああ!!
[堕天使達が、その声に呼応するかのように一斉に最後の攻勢を掛ける。
魔術を行使する者はその魔力を絞り出し、剣槍を振るう者はその渾身の一撃を放つべく突進してゆく。]
[止めても々、後から吹き出してくる血、血、血!!
傷は広がり自分の手も腕も血濡れて…]
―あ、あぁ……だめだ!
[幾ら魔力を送ろうとしても、何もない…空っぽになってしまった…
涙が溢れるままに歯を食いしばり…震える手で左肩を押さえる。]
――っ、令呪に寄って命ずる!
クレティアン・ド・トロワよ、
シェムハザを持てる全てを持って討て!!
[持ちこたえ、刹那肉薄し、
けれど吟遊詩人の身体もまた限界を迎えようとしている。
キャスターの魔力も最早枯渇の域。
――堕天使の咆哮。>>250
黒い嵐のように、敵意ある翼が迫り来る。]
――来る、……!
ヒイラギ―――!!
[令呪を――と、そう、願う前に。
己が主は。>>251
涙を溢れさせながらも、
――最後の命令を、この上ない誉れへの道を、拓いたのだ。]
[――ふ、と。
魔力のパスを途切れさせる。
此処から先「己の持つ全力」を、
あの堕天使に叩き込むために。
これからを紡ぐ若者たち――ヒイラギと、リリンを、生かすために。]
――御意に。
[血塗に滲んだ衣の下、すらりと剣を抜き放つ。
騎士は剣を持つものだ。
自ら、命と誇りに――責任を持つものだ。]
……生憎と、私は灰色の君のような
「神殺し」ではないのでね。
見苦しいかもしれないがご容赦願う。
[――彼なら容易く撃ち抜いただろうか?分からない。
あの静かな凪いだ眸が思い出される。
物語はいつか、終わりを迎えるもの、と。
両手で斜め下に構えた剣が、
淡い金萌黄の光を帯びた。眸とよく似た色だった。]
……円卓を統べるアーサー王。
汝がかつて国を守りし時の如く。
遠きバドニクスの山で――960の騎士を
独りで討ち滅ぼした時の如く。
怨敵を貫き給え
[光、集う。――物語にて編まれた騎士はまがいもの。
そう、堕天使は叫んだが。
人の幻想が編み出したものは純粋な煌きを放つもの。
物語など、その最たるものではないか。]
――12人の円卓の騎士、
その力、今この地に集いし我が物語の騎士性質よ。
「――いざ、…!!」
[声が重なる。
それは、12の円卓の騎士、
そしてひとりの物語を束ねし者の声だ。
アーサー王は吟遊詩人に添う様に、
他の騎士は、死地の活路を切り開く。
主たるヒイラギに、恩義あるリリンに、
決して彼らの刃は近づけさせない。
吟遊詩人にあるまじき動きは、アーサー王の介添えによるものだろう。
随分と無茶なことをしている。
身体は悲鳴を上げている――などというものではない。
感覚を失いさえしている。――それでも。]
[堕天使の物語。
罪を着せられた者の物語。
復讐の、物語。
繰り返す砂時計の物語に
「ピリオド」を打つために、語り部は此処に在る。
騎士が拓く道、
次々と倒れて、その跳ね返りを受けながらも、
金萌葱の光を帯びた剣を、
真っ直ぐ堕天使の心臓目掛けて突き立てる。
――迷わない。
セイバーを断った覚悟の、この剣で。]
[――果たして、剣を、その手から離すことはなく。
貫き、貫かれたか、脆弱なはずの吟遊詩人のその身体は。
金の髪が血濡れの頬に張り付いた。
かふ、と、小さく咳き込む。
口の端から血が毀れた。]
……――さあ、
物語の……幕引きです。シェムハザ。
次会う時は、螺旋の優位性のない状態で
[アーサー王に支えられるような有様ながら、
逸らさず堕天使の顔を見つめ。
クレティアンは物語の終焉を前に、笑った。**]
…… 「正々堂々」と 、 相対しましょう。
ぐ・・・・・・・!
[数々の堕天使の猛攻を切り抜け、騎士達の躯を乗り越え、その詩人はシェムハザの心臓に届いた。]
ば、ばかな・・・・・・ここまで来て、届かないのか・・・・・・?
[惜しかった。
だが、まだ次のループがある。]
[だが。
シェムハザにも伝わってくる、その異常。魔力の容量を、このままだと超える。
シェムハザは悟った。
この聖杯は、これより”9騎”のサーヴァントの魔力を内包する事になる。
その結末は、準全たる破壊でも、願いが叶う形でもない。
ループの呪いは、その条件から”外れてしまう”。]
ま、まずい・・・・・・やめろ!
このままだと、聖杯が飽和し、何が起こるか判らな・・・・・・
[だが、その肉体はとうとう事切れた。
サーヴァントでありながらも、その大量の出血は彼の意識を失わせた。
1万年もの間、強化と治癒を繰り返し、永らえてきた肉体。
しかし、その終端に到達すると、彼の肉体は崩れ落ち灰となった。
とうとうシェムハザは、その肉体から解放された**]
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