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我が栄光の城塞都市《フォートレス・オブ・ティリンス》
[――かつてを共にした友との記憶。
――かつてを共にした妻との記憶。
――戦の場を駆けた日々。
――復讐に身を窶し、槍を揮い続けた幾年の出来事。
その全てに、心の内で、別れを告げた。]
――ええ、万全とは、いかぬ、
ままならぬのもまた、……戦なれば。
[リュートの弦は血に濡れてもなお輝き
声は濁らず響き、届く。
構え、騎士と詩人、そして地を統べる者は相対す。]
……貴方の物語を、魅せてくれ
[蒼き炎が大地を穿つ。
狼の咆哮の如き空気の震え]
―― っ、これは…!!
ちなみに指を鳴らして攻撃するとかどう考えてもジャイアントロボの指ぱっちんおじさんしかイメージ思い浮かばないので鈴を取り上げたヒイラギの罪は重い。
鈴って優秀だよね。振るだけで音がなるんだもん。
最初、服にたくさん鈴つけたファッションで踊りながら戦うとかいうの考えてたけどやめました。ほら歩くだけでうるさいし。
[崩壊したの石の大地より、槍を引き抜けば、
――渦巻いていた蒼炎は、粒子となって天へと昇っていった。]
――――これが、
貴君の見たがった俺の幻想の『終わり』だ。騎士よ。
[静かな瞳で。静かな面持ちで。
――何色にもなれない槍を、低く構えた。]
えーっと、この宝具なんなんだろう。
ヴィキ的にはフィールドが初期化して置き換わるだけってこと? 特殊効果は? ランサーに有利になるなにがしかは存在しないの?
[――変っていく。
空間そのものが、
流れ出した
インクのしみが広がるように
彼の物語に書き換わる。
栄華の果て。
希望の果て。
繁栄の果て。
詩人は瓦礫と風化した滅びの城に、
いつか其処に掛けた者の姿を一瞬幻視した気がした――それはきっと、ヒイラギの書庫の蔵書の一つ、遠い神話の物語と重ねたからだ。それだけ。
其処には何も居ない。
――此処は退廃の果てなのだから。]
[瞠った眼、瞬き一つ己に許さない。
詩人は、キャスターは――この階層に居る誰もが、
今、彼の世界に立っている。]
……、これが
……ティリンス……
灰色の君、
貴方の……“灰色”の 都。
[大きく眸が揺れたのは
感情の揺れか感性の糸か。
天に召されるが如く蒼き炎は失せて、
灰色纏う英雄は――滅びた都市で槍を構える。]
[ランサーの宝具。その凄まじい魔力の圧力が開放され、この階層を構成する風景がまるごと書き換えられる。
突き立つ石壁が見下ろす、崩壊した都市。
ランサーが喚び出したその光景は、かつて栄華を誇っただろうその都が、終わりを迎えた後の姿だった]
[――ランサーの槍がそうであったように、キャスターもまた、操作した龍脈の加護を失い、困惑していたか。或いは、――今に在ってなお、この死した地の測量をせんと動き出していたか。]
…………。
……何事も、いつか終わるものだ。
そうだろう。――――束ねし者よ。
[灰色の槍を握り、血を振り撒きながら
理想を編みし者へ向かって、一直線に槍を突き入れんと奔った。]
ああ、貴様の言葉通り「終わり」を与えてやろう。
[令呪をかざす。]
アルフレート ローヴァインが命ずる。
ランサーよ 令呪をもって命ずる、自決せよ。
[消えていく令呪の一画。
だけど、まだ終わりではなかった。]
重ねて命ずる。
己の槍をもってその身を貫け。
[そして静かに立ち尽くした。]
[強制的に書き換わった場面、
キャスターのはなった火球すらも
槍の英霊の「果て」に、上書きされたであろう。
今、荒れ狂う嵐はふつりと止んで、
耳に痛いほどの寂寞と静寂。
低い槍の男の声は、
ひどく、よく似合っていた。]
[――そして、
目前まで迫った理想を編む者に、
穂先は突き立つことは無く。]
…………。
――――承知した。マスター。
[下された命に逆らうことなく。
――自らの心臓に、槍を突き入れた。]
まずい……!
[空間の書き換え……キャスターの宝具がリセットされたことを悟る。
新たな地形の把握には、大した時間を要さないだろう。だが再度宝具を使用する魔力はない。
歯噛みする。詩人の英霊への援護が止まる]
―― ああ、
貴方は……
――これを胸に、戦っていたのか
[――震える。余りに深い、滅びのいろ。塗りつぶされてしまうような、灰色だ。]
……ええ、おわる。
おわってしまう。
紡ぐ物語も、いずれは、終わるもの、
終わって、しまうもの――――灰色の、君。
けれど、私は……!!!
[>>237 灰色が、駆ける。
紛れもなく、此度最速の英霊。
たとえ間に合わずとも、と。
吟遊詩人はローブの下―――足利尊氏を貫いたのと同じ剣で、応えようとし―――]
……――、 っ…!?
[――間に合うはずがない。
間に合うはずがなかったのだ。
剣を抜き放つのさえ、許されぬ速度だったはずだった]
…… な 、……に……?
[咽喉元に触れるか触れぬか。
その勢いだけで一筋切り傷の走るほどなのに。
そのまま突き立てられれば、
己は、終わっていたはずなのに。]
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