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>>88
…………。
[ランサーが、このランサーが凄い扱いを受けている。
そんな気がして、暫し、黙した後、みちるから預かった荷物の中から筍ご飯を握って作った焼きおにぎりをランサーに差し出す。]
私達が生きていた時代とは、異なる時代。
それは食生活も、宗教も、異なります。
筍、というこの国で春によく食べる食材を
米、と混ぜて握ったものです。
これもまた、美味しいですよ。
―3F システィーナ大聖堂―
……なるほど、
確かに、よく土に刺さり、よく抉れそう。
……煮て食べる。
[こくり、と頷く。
濡れた頬を拭うのを、気遣わしげに見つめつつ]
……シンクロ……?
[胸元に手を、ヒイラギの言葉に耳を傾ける]
カグヤヒメ……?
姫、と謂えば思い当たる高貴な方が、ひとり……嗚呼……
[あの、傾国の姫がここで倒れたのか――と、気高く麗しきひとの姿を思った]
――、そう。後で、ぜひ、読ませて欲しい。この国の、古い物語、ということだね?
嗚呼。昨夜振りになるな。
……無事に再会できたようで何よりだ。
[視線はみちるとキャスターとを見比べ]
芋を切り刻み、こんそめという調味料を……。
なるほど、確かにこの時代には食に対して貪欲な研究を行っている機関が多かった。こんそめというものがどういうものかは分からんが、シェムハザも人間が生み出した叡智の結晶には勝てなかったということか。
……貪るように…………そうか……
だが菓子というものは体に悪いとみちるに聞いたことがある。
奴の胃袋に大量に投与すれば自滅するのではないか……?
[ランサーは考え込む。悲劇的にもアルフレートの熱い語りの十割程を聞き逃していた。]
えーっ。ぼんじりおいしいのに…。
[これもダメらしい。
大人ってなんて難しいのだろうかと首を捻りながら
アルフレートが一気に捲し立てる内容に
鳩が豆鉄砲を食ったような顔をした]
…???
[傍の英霊を見上げた。
それからランサーをみやった。
また、首をひねる]
ふむ。美しい形でありますな。
これも食べ物……。かくもヒトとは進化し得るものなのか。
我が時代には、叩くか刻むか斬るか焼くか程度のものだったが。
……良いのか、キャスター。
[キャスターより差し出されたおにぎりに、恐る恐るといった様子で手を伸ばす。]
か、かたじけない……。
[ランサーはおにぎりを前に震えている。]
おいコンソメパンチはくだらなくないだろう!
最重要事項だぞ。きっとコンソメパンチを罠の上に置いておけば確実に引っかかるぞ!
[見せる相手は案外、正しかったようだと思った。本当に。]
……3年前の話。
私は初耳です。
できれば、その話を詳しくお聞きしたくはあります。
[ランサーのマスターがひと通り喋った後に、そう頼み、]
こうして英霊が召喚されたという事実は確かですから
聖杯そものもは、存在しうるのでしょうが、…
―――…この、繰り返す聖杯戦争の 根源は、
ループの始まりを知る必要があるのではないでしょうか。
[と、自分の意見を告げれば、その反応を待った。
みちるの持つ羽が盗聴機能があると言う事に気付かないまま**]
食文化とは素晴らしいな、キャスター。
[ランサーは静かな声で告げた。
その瞳には、怒りも、憎しみも、嫌悪もなく。
ただ、静かな――感動だけが滲み出ていた。]
ああ。わしよりずっと真面目な奴だったよ。
あれがいなければわしも、こうして英霊になることもなく、お前と戦をすることもなかったろう。
平凡に歌でも作って、絵を描いて…まあ、自慢の弟というやつだ。
まずは4階から見ていくか?
[リリンの顔を見て、戦う理由について考えていたことを知る。深くは尋ねないけれど]
そうか。家のためにではないのか。
では、やはり自分の矜持のためか?
とりたてての望みもないのだろう?
3年前の話か、いいだろう。
私が知る限りを伝えてやろう。
[本来は取引のカードにすべき内容。
しかし、昨日の戦闘を考えるにカードを伏せている場合ではない。
そう判断して語り始める、他2名を一切無視しながら。]
―3F システィーナ大聖堂―
――すごいな……
私も聞いてみたいものだ。
ええ、それはそれは麗しい方だったよ。
街を歩けば人だかりが出来るほど。
[少年なら一目見て釘付けになってしまうかもしれない――と、思いながら。]
――うん、恐らくわかる。
そうか、楽しみにしているよ。
[頷き、ふわ、と浮遊感と光に包まれて、上へ――]
[4Fに行くか、と聞かれた。行くべきだろう。分からないことはたくさんだ。少しでも早く、情報を得るべきなのだ。
だが、気づけば。
思うだけでできる転移もせず、ただ立ち止まっていた]
……セイバー。
わたしの起源ね、「楽」っていうの。
喜怒哀楽の楽。楽しい、の楽。
[最初に戦った女のマスターを思い出す。
楽しいことを探しに来たと言った彼女は、この戦争では脱落したようだが……果たして、それは見つけたのだろうか]
楽しければそれで良かったわ。
そりゃ苦しいことも、悲しいことも、悔しいこともあったけど……楽しいことをやってるときが一番、自分が自分らしくあれた。
魔術だってそう。楽しいから身につけて、楽しいからものにした。
[そこまで語って、表情が曇る]
……けど、それが一気に楽しくなくなった。
全部ニセモノで、全部馬鹿らしくなった。世界の全部が色のない空き箱みたいに空虚で、そんなふうに感じる自分が悔しくて、惨めだった。
[聞き流していた記憶からどうにか会話の内容を引きずり出す。]
3年前の話というものは俺も初耳だ。
そして、そのメモの主は『ループ』というものについてある程度の知識があるらしい。メモに書かれている『僕』という存在が、マスターがいう家系に関係しているかは分からないが、少なくともこの疑問符の多さから察するに、仔細に事情を知っているということではないらしい。
そもそも、『僕らは消滅』というものは一体どういう意味を指すのか。何故この『僕』とやらはアサシンの事情を探り、アサシンを基点に探っているのか。まるでアサシンという存在が元凶であると知っているかのようではないか。
この『僕』とやらがアサシンの関係者であると仮定するならば、――この『塔』で部外者が存在するとは思えん。
他のマスターやサーヴァントが謀っているのでなければ、あの教会の管理者か、リリンが語っていた、存在は感知したが姿を見せなかった、シェムハザのマスターとやらを当たってみるのが良いのではないか。
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