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―1F北ブロック・拠点―
[従者は宝具を開放し自身も二日連続で戦闘で魔術を行使した。
特に昨晩の相手は一瞬とはいえ英霊である。
そんな状況から拠点へと戻ったすぐに休息をとることとなった。]
魔力的に今日の戦闘は避けておきたい所であるな。
奴の全力を私がサポートできぬ。
魔術行使であればで出来るだろう。
ただ、英霊相手ではそれは意味のある行為ではない。
[隙を狙い放った魔術を一瞥で消された昨日の苦い記憶。
それを考えるに己の魔術行使は控え使役する英霊へ魔力を回すべき。
そう考えたのだった。]
―回想・教会前〜拠点へ―
……次戦場で見えたなら
その時こそ、きっと…
[少し熱の籠った呟きは、
物語への情熱か。
つと、細い首を逸らし見上げる/見下ろす。――奇妙な眺め。]
…上天に星はなく、
踏みしめる足の下にこそ、
底のない夜空が海のように満ちている。
[――ふと物語の始まりを口ずさんで、そのまま]
――白刃の方たちは、どうしただろうね。
[あの場所で別れた彼らの行方を、ふと思いつくまま言葉にした**]
アルフレート ローヴァインが「時間を進める」を選択しました。
投票を委任します。
アルフレート ローヴァインは、ブライジンガー 諒 に投票を委任しました。
しかし、マスターを逃したのよろしくないな。
あの場で始末しておけば、後の憂いが無くなるというのに。
とはいえ、英霊相手ではそれも叶わぬは道理であるか。
教会辺りを探って確認でき次第処理等が適切か……。
[逃がしたマスターの処遇を考える。
出てきた案はたいしたものではなかったが。]
/*
たけのこの里があるなら
きのこの山だってがんばるんだから
きのこ
きのこをはやせる
能力がない!!!!!!!!!!!
[あってたまるか]
― 1F北・オフィス街(ホテル) ―
――協力者もいない以上、唯一の情報を得られる施設で仕入れるというのは適切な判断でしょうな。我が身も少しばかり、管理者とやらに聞きたいこともありますゆえ。
[霊体化したまま、部屋のどこからか語りかける。]
……しかし、と言うべきか。やはり、と言うべきか。つくづく貴君は研究者には向いていても、戦略家には向いていないようだ。貴君らしいと言えばらしいのだが。
貴様、盗み聞きとは落ちたものだな。
[急に声が掛かった事に軽く驚きながら]
貴様も聞きたい事があるという事であれば、
内容も気になるが教会に向かうとしよう。
貴様も私も少しばかり消耗している。
故に中立を活用するのは悪い手ではない。
[戦略家に向いていないの言葉には顔をしかめて]
戦略家である必要性等無いからな。
魔術師は須らく研究者であるべきなのだ。
根源を求める道のな。
まぁ、いいとにかく教会へ向かうぞ。
/*
昔雨上がりの公園に
白いキノコが乱立したことがあって
喜んで摘んで職場に持って行ったら
なんだこいつって眼で見られたのを思い出しました
――いつぞやも申したと思いますが、
戦とは血と血を交えさせる場のみを指すものではありませぬ。
魔術師の在り様がどうあれ、
今、貴君が立つ場は魔術師の工房などではなく、
其々の在り様を賭け合う戦の場でありましょう。
――我が時代には、アキレウスという猛者がおりましたが。
彼の最期が如何なるものであったか、知っておりますかな。
[不可視ながら、教会へ向かう為に部屋から出るアルフレートについて回る声は、つかず、離れずといった距離を保っている。]
―回想・教会前〜拠点へ―
そう、――その通り。
ヒイラギは、物語への感性が
豊かなのかもしれないな。
[ふ、と、笑み浮かべる。
今を生きる、若木のような少年は
此処からが伸びゆく道程。
願いを持って戦場に立つ。
―−己が編む円卓の騎士は、先日の戦いでの魔力減少を慮って呼びださないままだが。満ちてくるならばいつでも歌い、剣を引きぬけよう。]
――「しらはのかた」
ええ、まだ、名前を知らないもので。
セイバーと呼ぶのも味気ないかと。
[拘りであるようだ。]
此度の闘いではっきりしているのではないか?
弓の英霊、先日の復讐を名乗る英霊。
共に己が生き様やその生涯を体現して闘っていただろう。
私に足りないのはその有様であろう。
ならばこそこの生涯をかけると決意した魔術の道、
其処へ総てを費やすのは道理であろう。
[アキレウスの最期については少し考えながら]
不死身の英雄だがその成り立ちで、
足の一部分だけが不死身ではない為、
其処をつかれたのであろう。
―回想・教会前〜拠点へ―
先程はすみれに挨拶をしに行ったはずが、
慌ただしくバタバタしてしまいまし、
……しまったからね
[口をつきそうになる敬語を抑えつつ。
巡る魔力の具合を、指すり合わせて確かめる]
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