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きらきら、びゅーーんってなんか魔法少女の変身シーンっぽい。
一回裸になりつつフリフリミニスカコスチュームにならないかな、キャスター。
―西ブロック・拠点・朝―
[ルティがリリンの様子を見に行っている間に、卵粥を用意した。レシピはちゃんと残っている。
僕ら用には洋風おじやにした。葡萄ジュースと、ミルクティー]
ねぇ、リリンはエスプレッソ好きかしら?
[レティに大きな声で問いかけるも、リリンの好みは知るまい ]
…んんん。
[二つのうち一つは食べてしまった。
チルチルがひざの上に乗っているのも忘れて
ちょっとあわてて立ち上がった。
痛みが強くなってきているので、たぶん近くにいるのだ。
辺りを見回して、それが見た顔なのかどうなのかを探す。
目は痛い。誰もかもが、怪しく見えて仕方ない]
(こーゆーの、ぎしんあんきってゆーんだ)
[テレビの知識はかくも偉大なり。
布地にしがみつくようになっていた鳥も低位置へと戻り、耳元で一声短く啼く]
あれが、マスターだと?
[気配の先にいたのは幼い女子だった。
己の眼を疑いたくなるレベルである。]
覚悟が足りないどころではないぞ。
どうなってるんだ、この戦争は……。
[思わず口に出して呟く。]
―西ブロック・拠点・朝―
[>>80大きな声で尋ねてくるのに、
詩人はさほど声を張り上げないのに遠くまで届く声で答えた。]
どう、かな?
聞いてみることに、する。
[――警戒はしつつ。客間に顔を出す。]
――目覚めた、ようですね?
― 1F中央・噴水前 ―
…………。
[霊体化しながらついていくと、そこには鳥と戯れる少女の姿があった。しかもその顔には見覚えがある。確か――そう、先日のアーチャーとの戦いと、昨日、かぐやとの戦闘で感じた気配。キャスターと共にいた、幼いマスターだ。]
…………ふむ。
[珍しくアルフレートが狼狽している。果たしてどういった会話になるのだろう。興味は尽きない。故にランサーは黙って見守ることにした。]
うんうん。…うん?
[え、崇める? さすが天上人は格が違った。庶民の悩みとは文字通り住む世界が違うようだ。]
ま。まあまあ。実家や身内の尊さは失って初めて気付くものという。
失うまでは自分の好きに生きてみればいいんじゃないかな。
[はてかぐやの実家は失われる可能性のあるものだろうか。庶民にはよく解らない。]
― 3F ―
[足場が竹で崩されたのか不安定な場所だった。
見上げるほど高く、見渡すほど遠い。]
みちるーー!!!
みちるーーー!!!!!
[何度も何度も遠くに響き渡る程大きな声で叫んだ。
るー、るー、るー、と虚しく木魂するのみ。
ここにいないとなると、更に…上?
――いや、さすがにそれは考えられない。]
[ひとしり叫んで捜し歩いたけれど幼い姿は見えずのまま、
メモという収穫を得て3Fから姿を*消した。*]
…いたい。
[左の目を、ぐりぐりとこする。
かなり近いのだとわかればもう一度だけ意を決して周囲を見渡す。
たぶん、そうだと感じたのはこちらをみてうろたえたような気配があったからだ。
じり、と一歩。足が後ろに下がる]
…えっと
[ちょっと、いままでのように気軽にご飯に誘うような相手ではなさそうだ。
もうひとつ気配があるので、たぶん英霊も一緒なのだろう。
よくよく見れば竹の階で見かけたような気がしなくもないが、あのときのみちるはたけのこにかなり夢中だったので]
たけのこ。
[ひどい一言目になった]
[部屋の外で話し声がした。今更ながらに、令呪のうずきを意識する。
扉が開く。顔を出したのはあの、リュートの英霊だ]
ええ、おはよう。……なにかと縁があるようね。
あなたがここまで運んで、手当てしてくれたの?
それともヒイラギの方かしら?
――嗚呼。
有り難い事だ。くすぐったくもあるが。
[4Kテレビから届いた風>>76にそっとまぶたを閉じて頷いたが。
でも我に返って慌てて騒いできらきらびゅーんには右手で顔を覆った。]
眼鏡は保護者なのか不審者なのかどうなんだまったく…。
[いや、英霊のはず、ですよね?]
―南ブロック・ホテル内―
前回の聖杯戦争の生き残り――…
[あの存在は、生き残り、という言葉で本当に正しいのか。
赤竜の言葉>>3を繰り返し口にして、黙りこむ。
…あのアサシンは、3年間この場からの脱出が出来ていない。
何かしらの願いが叶えられれば、場が解体する。そう言った。
そうして、あの管理人である女性は
この聖杯が6組分の力を得る事自体、初めてだと言った。
これらの情報が全て正しいと仮定するならば
前回の聖杯戦争の勝者は、あのアサシンでもなく、他の誰でも無い。
存在しなかった事になるのでは無いのか。]
これは、罠か……。
[魔術行使を行えば事も無く切断できそうな小さい存在。
逆にだからこそ行使をためらってしまう。
嘗て、時計塔で似たような人間を見た事があったから。]
アサシンが屍状態なのは、昨日すみれの花のことも忘れてノリと勢い全力ぶっぱした自業自得ってわたし知ってる。
羽イベント参加することになったら手加減しない。セイバーのAランク宝具も辞さない。
― 1F中央・噴水前 ―
…………
[たけのこ。イネ科タケ亜科タケの若芽を指し、日本という国では食用として愛されているものである。煮てよし、焼いてよし、揚げてよし、歯応え抜群。だが、ランサーはたけのこが何かを知らない。なるほど、アルフレートはたけのこと呼ばれるものであるらしい。ランサーは深く記憶に留めた。]
……マスターもサーヴァントも生存して
しかし勝者が存在しなかったなど、あり得るのか…?
[何処かで歪んでいるのか、ピースが足りないのか。
何を仮定するにもやはり情報は断片的で、真実には遠い。
手が空を掻く感覚に、一つ吐息を零す。
随分と、ややこしい事になってしまった。
ただ、聖杯を■■■■――、それさえ出来るならば、良い筈なのに。]
――……。
[ふと、懐の羽根に服の上から触れて、 思考が止まる。]
―西 森林公園拠点―
そのようですね。
お加減は如何ですか、お嬢さん。
[物腰は丁寧に、それから問いかけには静かに答えた]
――治療は、ヒイラギが。
私はその手伝いをしました。
――、……まずは、お礼を。
スミレを――ヒイラギの大切な場所を、守ってくださったのでしょう?
[…――今、何を思い掛けたのだったか。
数秒考えて、しかし瞬間にして霧散して消えた思考を再び寄り戻すには難しい。ふると首を振って諦めると、赤竜がショルダーバッグに入ったのを確認して、いつものように肩へと掛ける。]
確かに、俺たちだけで考えるには聊か知識の範囲を超えているな。
気になるならば、妹尾達がどういう考えに至っているか連絡先も聞いたし、
…確認も出来るだろうが。
[しかしそこまで慌てる事でもないだろうと、連絡先の書かれた紙はカバンの中のパピーへと預けておく。
お近づきの印とやらのスナック菓子に、赤竜に、メモ用紙。
随分と、このショルダーバッグも中身が増えた。]
タケノコとは、貴様何を知っている。
それにサーヴァントを連れずに街を歩くとは随分余裕だな。
腕に覚えがあるのだな。
[その言葉からするに昨日の戦闘の事をさしていると判断した。
そして敵は魔術師であると判断しそれなりの対応となる。]
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