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――、……彼女が、……
[創生神話の鬩ぎ合いにも終わりが来る。
敗北し、今まさに消えゆく存在の気配は、
誰の目にも――詩人の目にも、明らかで]
ミケランジェロは……彼女は、……もう
立て、ない……?
[ 吟遊詩人の脳裏に
管理人の言葉が天啓のように蘇る。
――サーヴァントを喪うマスターが、
いないわけでは、ない。>>367
クレティアンは唇を引き結ぶ。
荒野に宝石を拾い上げる可能性が、
いま、ここにあるのなら。]
………。
[からり。自分に縋り泣く少年の姿を見つめているおり。誰かがやってくる足音を聞いた。>>508 その気配には覚えが。]
[気配はもう一つあった。
彼らがどう動くか、わからない。
故――躊躇っている暇はない。
もとより朽ちるより賭けることを選んだ身。
弱く、繋ぎとめるもの薄い身を
クレティアンは戦場跡に躍らせた。 ]
[やってきた人影に安堵する。]
君か。よかった。
[昼に出会った美青年の姿は最早この瞳には映らないが。その信条に嘘はないと。短いやりとりだったが信頼出来ると確信があり。]
すまないが。この子を安全なところへ連れて行ってくれないか。
流石に。気懸かりでね。
[かすれる声を振り絞る。努めて。
最後の刻まで平静で居られるように。]
[泣きじゃくり親方に取り縋る僕の頭を軽く小突き
――これは戦争だ…と、
それでも、首を振り々心を寄せ合った者との別れは辛く…]
…… ―――ひたり…
[何かが舞い降りたような気配に顔を上げた。]
……、――先程ぶり、ですね。
[彫刻家の声は、
深い傷を負っているのに気丈なもの。
――嗚呼、剛《つよ》いひとだ。
吟遊詩人は、彫刻家と、そのそばで泣きじゃくる少年のそばに片膝をつき、2人を見る。]
……彼が、貴女の主なのですか。
ええ、……私でよければ。
――、主を失くしてしまいましたが、
送り届けるくらいは、叶いましょう。
[慢心総意の己を顧みず、最後まで僕の心配をする親方…
大きく頭を振って更に親方を引き寄せる。]
…だ、駄目だよ!
親方をこんな所に一人でなんて置いて行けるわけ無いじゃないっ!
ずっと僕と一緒に居るんだぁっ!!!!
[見知らぬ青年を睨み付け、抗うように親方にしがみつく]
主を。失くした――――――…。
[それがどのような意味を示すのか最早考える余裕もなく。
我が身が消え逝く前にと。柊の事を頼まれてくれた詩人へと言葉を紡ぐ。]
君には迷惑ばかりを掛けるな。
あたしはこれにて終幕のようだが――願わくば、君自身の物語が奏でられん事を。
[>>506
――雄大な意志は受け継がれ、
偉大なる芸術は後世まで遺される。
それもまた、世の理です。]
嗚呼。その通りだ。
[風が届けた声に笑みが浮かぶ。
芸術とは、過去の物語を。現在の営みを。将来への希望を。先の時代へと残し、託すもの。それが叶うなら。]
ラギ。
あたしの生き様が誰かの未来に橋を掛ければ。それが芸術家の本望だ。
前へ進め。大丈夫だ。
[出来ると。強く、伝え。]
[ ―― 突然…膝の重さがふわりと軽くなり
光に包まれ消えてしまった… ]
……っ―――、、、それでも、それ、、でも
前に進まなくちゃいけない…ん、だ…
[ぽとぽと、、、、零れ落ちる涙に…ふらり。
その場から立ち上がる。
手を翳し小さく詠唱を唱えると、親方のあったその場所にぽつぽつと緑が芽を出し、薄い紫色の菫が咲いた。]
ずっと封印していた魔術だけど…ミケランジェロ、あなたの生み出した芸術を称える為に…
……却って信頼は置けましょう?
[詩人は彫刻家に静かに笑み掛ける。
マスターが居ないこの一時は
危うくはあれどクレティアンの一存で
動けるということに他ならない
――が、少年が拒むのも無理からぬこと。]
……―君は……――
[深い絆があるのを感じる。
ならば、割って入るは無粋というもの。]
……いいえ、お気になさいますな。
貴女の絵画を見ました。
……とても、うつくしかった。
ありがとう。
貴女の物語を
私は必ずや歌い継ぐ。
[――「君自身の物語」
湖に広がる月の波紋のように、心に沁みて広がった。]
[――己の歌った物語の一節がふと過ぎる。
騎士、ランスロは。幼き頃、
落城の折王妃エレインに抱かれ
逃亡した先。湖の精に攫われてしまう。
片や、今まさに紡がれる物語。
少年は、大切な「親方」を失い――
その親方は、逃がしてやってくれと
詩人に託すという。
立ち上がる少年は
淡い紫の花を連れて来る。
その色は夜明けの光に似ていた>>521]
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