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支障がないだと、記念像を壊して軍隊に追われる真似をしておいてよく言う。
[其処まで聞くと従者の様子を見つめる。
そして眼を瞑り自身の魔力量を確認する。]
しかし、キャスターに会ってきたとは如何なる事だ。
貴様の様子等からするに戦闘は起きておらぬな。
いったい何をしてきた。
まさか、談笑して終わりなどとは言うまいな。
[従者の様子や自身の魔力量に大きな減少が無い事。
二つの様子から戦闘が起きていない事は間違いない。
談笑ですんでいたならまだしも重大な事態が起きている可能性があった。]
…………。
[ランサーは思考する。ここで「イエスマアム」などと言えばアルフレートは無用な心配をするだろう。だが目的は休暇である。心労は良くない。ならば、真実を織り混ぜつつ答を出す必要があるだろう。図書館での出来事、マイルドな身のこなしのキャスターとの会話、現在の状況――――]
――――キャスターが貴君の尻を見ていましたので、離脱を致しました。
[図書館とは反対の地区に当たる大学まで辿り着いた頃には、既に陽も*沈みかけていた*。]
なんと申した……。
キャスターが尻を見ていた??
一体、貴様は何をしているのだ、阿呆
私に気を取られたならば討つチャンスであっただろう。
しかし、そんな俗物が英霊にいるとは嘆かわしい。
次に邂逅し時は必ずや打倒して見せよ!!
[得体の知れぬ悪寒がした。
故に打倒を厳格に命じる**]
/*
あと素子ちゃんすっごいかわいいですよね
うつみさんはもっと
おなごをアピールしていくべき。
教会行きたい
吟遊詩人がナチュラルボーンナンパ師みたいですけどこの人の興味は全て物語に注がれてるのでわりと人でなし感ありますね。英霊、現世人問わず個人に拘泥したらまた違う語り部になるのかなあ
――南ブロック 商店街――
>>222
いや生前、君に似た人物に覚えがあってな。
[ただの壮年の恋物語だとは続けずに黙る。
彫刻のモデルをと持ち掛けた際に出たランスロという名前>>223に買い物の最中、思案する。
その名から連想するはやはりケルトの英雄王に付き従った湖の騎士か。男の姿は美丈夫で、確かにそれと頷ける。
…つまりその湖の騎士をを従えるということは、この細身の美形こそが英雄王なのだろうか。]
ええ、筋肉が足りないなあ。
[世に聞こえたブリトンの英雄王がこの姿というのはちょっとイメージに合わない。もしもそうなら幻滅だ、という顔。]
――西ブロック 商店街・買い物中――
ああ。これでも彫刻を生業としていてな。
[生前について問われれば>>223拙いだろうかと思いつつも相手もランスロの名を出したようにさほど正体を気にしていないのだからと正直に答える。]
特に聖書の物語を描く事が多かったな。彫刻でも、絵画でも。
絵画については何故か教会の天井にまで描かされたものだ。
[神の代理人たる法王からの命だ。嫌だったが逃げる訳にもいかなかったなとうんざりした顔で思い出す。]
[風邪引き1人のために果たしてこれだけの食料がいるだろうか。
気付けば多くの食料を買い込み、ランスロと呼ばれた男がそれを苦にもせず抱える様に恐縮する。]
――死人の町、か。そうだな。
[この町は妙だと言われ>>226頷いて。豊かさについては相対的なものだとし、特に思うこともなく。]
物語、か。成程な。
あたしは芸術家だ。物語の一片を切り取り映し出すのが生業だった。
作品のひとつも見せてやれればいいが。
[機会があればと、天を仰ぎ見る。だが見上げた其処に果たして天はあるのか――。]
――西ブロック 自拠点――
助かったよ。ありがとう。
ああそうだ。
[玄関前で礼を伝え。さて別れの言葉かというところでふと思い呼び止める。]
そういえば庭園の東屋にあたしの作品がある。観ていくかい?
あと、エスプレッソくらいはご馳走しよう。
[礼というにはささやかだがと、恩の出来た一行を誘った。**]
−どこかの上空−
へっくしゅ!
[彼は肉体があるので風邪を引く。こともある。]
誰か僕の噂をしているのか・・・・・・?
[ふわふわ]
/*
ミケランジェロは1493年から1494年にかけて、ギリシア神話の英雄ヘラクレスの大きな立像制作のために大理石の塊を購入。このヘラクレス像はフィレンツェに送られたという記録が残っているが、18世紀に行方不明。
なるほど、この像が此処に在るのか。
彼らがどのクラスかは判らないが、今の時点で僕にとってもっとも邪魔と思えるのはランサー、次点でセイバーにアーチャーか。
[ランサーはあの宝具に神殺しの概念を感じた。
セイバーは単純に地の利があり、アーチャーは創作物が自身の近親者と密接に関係している]
どれかを、契約した彼と一緒に落とせればいいんだけど。
彼らの動き次第だな。
『自分はひ弱なサーヴァントだ』
[バーサーカー達に言ったこの言葉は真実だった。
神話の時代、彼は神の呪いにより人間となって墜落した。
この呪いは、彼が零体となっても影響を受けていた。
事実、今の彼は受肉した状態となっている。
宝具を使用すれば一時的に熾天使の力を取り戻せるものの、ひとたび英霊同士の殴り合いとなれば彼は常に自身の肉体を構造解析し、強化と修復を行い続けなければならず、それを怠れば彼の肉体は一瞬で蒸発するだろう。
その意味では前衛を務めるパートナーの有無は彼の戦局に大きな影響を与える。]
『自分はひ弱なサーヴァントだ』
[バーサーカー達に言ったこの言葉は真実だった。
神話の時代、彼は神の呪いにより人間となって墜落した。
この呪いは、彼が霊体となっても影響を受けていた。
事実、今の彼は受肉した状態となっている。
宝具を使用すれば一時的に熾天使の力を取り戻せるものの、ひとたび英霊同士の殴り合いとなれば彼は常に自身の肉体を構造解析し、強化と修復を行い続けなければならず、それを怠れば彼の肉体は一瞬で蒸発するだろう。
その意味では前衛を務めるパートナーの有無は彼の戦局に大きな影響を与える。]
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