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[キャスターについての質問には、セイバーも口にしていたが]
キャスターとも戦ったのよ。
十歳くらいの女の子がマスターの、学者風の男だったわ。
そんなとこだ。
[知識について頷こう。>>607]
美しかった、か、ふむ。 …うん?
[ああ、本気でガチなのかと。一度首を傾げてから納得した。美少年好きか、あたしの時代にもいたなあと思い返す。
そうだあのいけ好かないレオナルドのオヤジだ。と万能人ダ・ヴィンチの顔が不意に記憶の淵から湧き出てきた。嫌なものを思い出してしまったと眉を険しくする。
つまりセイバーはアレと同類なのか。よし敵だ。心を許すまい…あ、なんか消えた。]
リリンだな。よし、今度は覚えたぞ。
[フルネームは諦めた。]
たいしたことない、か。ふむ。
[堂々とクラスを名乗ったらツッコミ喰らってしまった身としてはそれでも微妙に名乗りづらい。だが偽名の件には成程と頷き。]
まずい。
なにがって一度戦闘した相手が罪科丸出しで来たらどうしよう感あってかなりまずい。
セイバーの罪科も合わさって宇宙規模でまずい。
[疲れたと言い姿を隠したセイバーに軽く手を振り…
リリンの問いに]
そっかぁ…リリンさんはちゃんと自分を持って居て凄いなぁ…。
[感心したように…尊敬の眼差し]
僕なんか何時も人の言葉に惑わされれて、ふらふらしてて落ち込んだりとか…情けないです。
[誇り有る英霊に偽名…親方をついと見たが別段気にしてる風もなく…何時にも増して我が道を行って居る。
ようなので気にしないことにした。]
じゃあ、ソロソロ僕達上に行って見みますね。
[その後のキャスターの情報を聞いてピクリと動きが止まった。]
…そうかあの男がキャスターか。納得だな。
[言われれば確かに、如何にもだと。眼鏡の男を思い返し僅かに口元を和らげた。**]
[その後のキャスターの情報を聞いてピクリと動きを止めて。]
…そうかあの男がキャスターか。納得だな。
[言われれば確かに如何にもだと。眼鏡の男を思い返し僅かに口元を和らげる。
それからなにやらぐちぐちと言いだした自分の主の頭をぽんと叩くと、そんな柊が口にした別れの言葉に頷き「それでは」とリリンと…傍にいるであろうセイバーへと軽く右手を振った。**]
―南ブロック・ホテル付近―
[薄い反応を気にしつつ動いていたが、距離が離れたのか、見失ってしまったようだ。]
町の中で、皆うろうろしているんだろうから、そんな事もあるか。
大分夜も更けてきたようだし、一旦戻るか。
[パピーはヘイズレクにそう提案した。]
― 2F・廃墟 ―
そうしよう、この時代の葡萄酒は
私の時代のものとも随分異なっていたから
貴方なら、もっと違いに驚くのかな。
[神代の英雄――なればこそ、美味にか、あるいはその逆か。
リュートをほろりと爪弾いて、徐に口ずさむ]
――蒼き炎を纏いし武勇
煌々と夜を裂く様は流星が如く――
――と、…
[笑みを添えて、弦を静かに押さえた。
主たちの魔力のぶつかりは如何様か――そう、と小さく呟いた]
魔術師たちも様々だな、
私のマスターとも随分違うようだ。彼もまた、ある種実直なのだろうかね。
[『自分を持っている』―――その言葉には、急速に感情が冷え込むのが分かった。
血の気すら引いて、血管が氷のようだ。
目の前の少年に殺気すら湧く]
……べつに、そんなことはないわよ。
[やっとそういうのが限界で、そろそろ行くと言った彼に軽く手を振る]
ええ、じゃあね。
また会えるといいけど……次は戦場かしらね?
[別れの言葉は、少し固かった**]
[リリンに深々とお辞儀をすると]
リリンさんの聖葉戦争への向き合い方、尊敬します。
次に戦闘で逢えるときは恥ずかしくないように全力で闘いますので宜しくお願いします。
[もう一度ぺこりと頭を下げると、手を振りながら…2Fに消えた。**]
― 2F・廃墟 ―
……随分な謂われようだ。
[苦笑した。口調が砕けたのは、きっと気が抜けたからだ。]
不敬は豪胆さも伴い、
彩りなくとも巌のような在り方はまさに武人、
天上の星を見たような心地になるというのに。
[吟遊詩人はうたうように彼の印象を述べた。
水の波紋のような僅かな戸惑い、掬い取れたか取れないか。
場面を切り取るようなゆるやかな瞬きがひとつ。]
――そうですな。そうせねば。
それも、礼儀というもの。
騎士、なのだからね。貴方がそう呼んだ。
[追求されぬのは、慈悲だろうか、気づかなかっただけだろうか。何にせよ、今は甘んじて受け入れる。]
そう言えば、王子って聖杯に何か願い事ってあるのか?
俺は、まあ辰の体の事になっちまうんだが、自分の行く末が解っていても、願うものってあるのかね。
[話を聞く限りでは、ヘイズレクは己の後の姿まで把握しているように思える。
その点が、自分が何ものになるのか解らない、思春期の少年とは大きく異なるところだろう。
ふと気になった事ではあるが、その答えにかなり*興味はあった。*]
線では事足りぬか。
ならば面で対応するか。
3枚もあれば全部防げるだろう。
Einsatz
Barriere
drei-Stufen-
[イメージするのは障壁。
空間へ干渉を行い氷へ対抗する盾と化す。]
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