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ー回想ー
[あれから、食べたい物を問われれば、ビールと肉と芋が食べたいと返す。五目ご飯がどんなご飯か解らないので、それを食べるみちるをまじまじと見てしまうひととき。
眼鏡の奥、マスターを見る瞳は優しさを帯びているけれど、その更に奥に潜ませている感情は顔に一切浮かばないまま。]
*
[洋館まで戻れば、すでに夜も更けていて、みちるには眠り明日からの戦いに備えるように伝えた。
彼女が問えば色々と教えてきたが、どうしても自分の宝具についてだけは、まだ伝えられずにいた。
眠るみちるの顔を見て浮かべる表情は、影に隠れて、鳥籠の中からも見ることは出来ないまま。**]
――西ブロック 自拠点/明け方――
[カツン、カツン、
鎚がノミを叩く。ノミが石を削る。]
…まいったね。
[手を休めることもなく、昨晩の事を思い出しぽつり呟いた。
昨日、ギリシアの槍兵との対決後に呟いた率直な感想。>>13
それを聞いた柊はこちらが落ち込んだと思ったのだろう、勢いよく励まされてしまった。]
エスプレッソ、立て続けに12杯ふるまわれたくらいはいいんだけどな…。
[カツン、カツン………カツン。振るい続けていたノミが止まる。出来上がったものを眺め、また困った顔をする。]
その日のうちに大理石を仕入れてくるて。どんな行動力だよ。
[有り難く彫らせてはもらったが。色々と申し訳ない気持ちも浮かぶ。]
[彫り上げたものは、ピエタと呼ばれる聖母子像。
磔刑から降ろされたキリストの亡骸を抱えるマリアの姿。
ミケランジェロは生涯に四度ピエタを彫ったが、完成品といえるのは最初に彫り上げたサン・ピエトロのピエタと呼ばれるものだけだった。
ルネサンスの理想の完成形と謳われるそれは若きミケランジェロがその名を世界へと知らしめた逸品であり、彼の伝説の原点である。
そのサン・ピエトロのピエタを彫り上げた訳は、ノミを手にした時に「己が初心に触れよ」という石の声が聞こえたからだった。]
アーチャー ミケランジェロが「時間を進める」を選択しました。
―???―
幾千の兵が倒れていた。
矢で貫かれ。剣によって断たれ。
槍によって突かれ。戦車によって轢かれ――。
血のにおいがしない場所はどこにもない。
全てが不毛。荒野の如き争いの地に、物言わぬ死体が横たわる。
死体を一望する男の脚にも矢傷が。肩にも創傷が。
鎧の内側から留まることなく溢れる生命の証。
突き刺さったままの矢を強引に引き抜きながら、男は呟く。
「――見ろ。また、大勢の人間が土くれへと還った」
すぐ傍には停止した戦車。
中には、血塗れで倒れている人間が二人。
唯独り、戦場に残った男の槍からも、同じ血が滴っていた。
「ある者は貴君らによって力を吹き込まれ。ある者は力を奪われ。またある者は、貴君らの策略によって争いを煽られる」
死の大地を眺める表情は、およそ感情というものがない。
傍には、輝き放つ武具を身に纏い、威光を放つ女が立っていた。
「これほど狂った戦はない。貴君ら神の気紛れによって戦は始まり、貴君らの気紛れによって戦局は移ろい、気紛れによって生きる者と死ぬ者が決まっていく。これを道化と呼ばずして何と呼ぶ。不毛の戦と呼ばずして何と呼ぶ」
淡々と、静かに。
「恨みはしない。怒りもしない。ただ、答えて欲しい」
男が生来持つ響きを以って、傍らに立つ女神を糺す。
「何故俺に助力する。何故俺に期待する。俺は神に選ばれるほど特別ではない。少しばかり武に時間を割いただけの人間で、……一代前が、少しばかり偉大だっただけで、何度も、お前に神は嫌いだと教えたはずだ」
僅かな沈黙。
『―――――……』
女神の答えは、荒野の風に掻き消える。
男は、珍しくも虚を突かれたような表情に変わり、――そして。
「――――いいだろう」
槍を握る手に力が戻る。
付着した血を振るって払い、怒号飛び交う戦の場へと舞い戻る。
「ならばまずは我が槍で。――いや、ヒトの武が神にも届き得ることを教えてやる」
平淡だった男の顔は、確かに笑みを浮かべていた。
―1F北・オフィス街(ホテル屋上)―
[陽は昇り、街では新たな一日が始まっている。
吹き来る風はどこか冷たく、木々の葉を鳴らした。
不毛の荒野は、街の外にのみ透けて広がるもの。
雲の狭間を渡る鳥もなく。]
――――……。
[空を敷き詰める地表を見上げた。
未だ見ぬ戦の場。穏やかな日常の檻を破ったその先。
高く、高く――果てを望むようにして、見上げている。
街の住人には、頭上を仰ぐ者は少ない。
まるで、その行動だけを忘れてしまったかのように**。]
妹尾柊が「時間を進める」を選択しました。
アヴェンジャー かぐや姫が「時間を進める」を選択しました。
[『楽しそうなことを見つけに来たのよ』
あの女のその言葉が、脳裏から離れなかった。
聖杯戦争の参加者とは思えない言動と、行動理由。
そして……そう在るのが当然と主張するような、自然体。
その言葉を聞いて、ひときわ大きくて熱い棘が、胸の奥深くでめちゃくちゃに暴れた。
楽しそうなこと……―――『楽』。
それはいつも最も身近にあったけれど、
今は、どう足掻いても触れられない。
荒野の真中に放り出されたようで、心は乾き、ひび割れていた]
リリン リリーリンリンが「時間を進める」を選択しました。
――西ブロック・自拠点・キッチン――
[昨日、エスプレッソマシーンと食材を山のように買い込み、帰り日近所の石屋で偶然にも削る前の大理石を見つけた。
親方を元気づけようと祖母のカードで大人買い・・・ちょっぴり奮発し過ぎたかな?とも思うが、親方の嬉しそうな顔に僕も満足だった。
たっぷりの朝食を取り、親方に入れ立てのエスプレッソが香ばしく香り立つ
また今日も頑張れそうな気がした。 ]
――???――
かき捨つる…藻屑なりとも…… この度は…
かへらでとまれ 和歌の浦波……
『兄上、また歌ですか?兄上は本当に武芸より歌がお好きですね。』
[桜の舞う庭を眺めていた。ふと口ずさんだ歌を聞きつけたのは弟だった。一つ違いの弟は、自分の一番親しい話し相手だった]
直義か。あー…まあな。新しい帝が勅撰和歌集をお作りになるそうだ。わしの歌なんて屑みたいなものだが、次こそは入ってほしいと思うてな。そういう歌だ。
『兄上は下手の横好きですからな。字なんて特にひどい。
でも、私は好きですよ。兄上の歌はね。』
はっはは…そう言うてくれるのはお前だけだよ。
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