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??? は肩書きと名前を リリン リリーリンリン に変更しました。
いきなりマスターをにらみつけるとは英霊にしては不躾だな。
で、どこの英霊だ、お前?
[向けられた視線に少し警戒をする。
触媒は確定のものでどこの英霊が出てくるかは明確ではなかった。
本来であればこれ以上ないハンデである。
しかし、それでも生き方として不明瞭な触媒を切り分けたかったのだ。]
…タツ。
それが、マスターの名か。
[続く言葉に、少しだけ沈黙する。
――否、程度にも寄る。優れた魔術師ならば聖杯戦争を勝ち抜くだけの事も出来るだろうが。
病弱との言葉に僅かに眉が寄るのは、此度召喚れ座した、己のクラスを思えばこそ。
そうして考える内、吐き出された札束と赤竜の間を数度だけ視線を往復させた。
…確かに、この目の前の生き物の大きさであれば
ショルダーバッグやデイバッグ辺りならば、すっぽりと入るだろうが。]
……、承知した。マスター。
[頷きはすれど。…つまりは、基本連れ歩けという事だろうか。
言葉の意味を違わず理解して、心なしか返答に不安げに重みが増したのは、恐らく気のせいでは*無い*]
[怒っている。目の前の少女は明らかに自分の取った行動に対して怒りを露にしていた。けれど、驚きこそ見せはしたが、男はなおも平静として、やる気らしきものは見せなかった。理由はよくわからないが、怒るのは当然かもしれないとも思う。それに対して申し訳ないと思う気持ちも多少はある。
しかし、その気持ちはただそれまでのことだ。それ以上の波風は心の内には立ちはしない。
ただ、こちらに背を向けて歩き始めた彼女…リリンを置いてじっとしていることはしなかった。]
………仕様がない。死ねんのなら、ここにいつまでもおってもな。
[実に面倒臭そうにそう言うと立ち上がり、リリンの後に着いて歩き始めた**]
……嗚呼。それは申し訳ないことをしました。
何分、武芸を揮うことにしか能を見出せない筋肉ダルマゆえ。
[手にしていた槍が忽然と消える。
余韻に残る泡沫は、形作る時に現れたオリーブの色をしていた。]
どこの――どこの、と問われますか。
それは少々難しい質問というものです。
我が出身であれば、最早滅びた田舎の城。
我が戦場であれば、――そうですな。トロイアとなりましょうか。
トロイアが戦場か、大体把握した。
まぁ、いい、詳しくは拠点で聞こう。
[ここで真名を聞くのは危険かもしれない。
だから拠点への移動を促す事にした。]
武には通じてそうで頼もしい限りだ。
その言葉には期待しよう。
[先に歩き出しながら語りかけた**]
村の設定が変更されました。
11人目、兄里ケイ がやってきました。
兄里ケイは、村人 を希望しました。
[それは5年前のことだった。
焼け付くような痛みが背中へと走る。神経を一本一本引きはがされていくような。
その痛みに、少女は正気を保っていられるほど大人ではなく、当然のように気を失い……、次に目を覚ましたのは、敷かれた布団の上だった。
一人眠っていたその姿に、声をかけたのは身の回りの世話をしていた少女らの声]
「ケイ様、あれからもう一週間でございます」
「御当主様も心配なさっておいででした」
「体の具合は如何ですか」
「"お声"は耳に届いておられますか?」
「ケイ様」
「ちぎ――」
うるさいな。
[耳に聞こえてくるいくつかの高さのそれを、振り払うように頭を振り出る静止の声]
……、大丈夫、聞こえてる。うるさいから一人ずつしゃべって。
[半身を起こし、兄里ケイはまだ残る背中の痛みに何があったのかを思い出した。
――ああ、そうだ、令呪が、奪われて、それから――]
……「声」は、聞こえてない。
[絞り出された声は少しだけ震えていた]
[兄里ケイの身に起きたことは、それだけではなかった。
黒かった髪色が、真っ白に変わっていたこと。
それは身に起きた事が理由なのか、精神的なものか、ケイ自身にその理由がわかるはずもなく、そして、5年経って尚髪の色が元の黒に戻ることはなかった。
最初は鏡を見るたびに違和感のあったその髪色も、5年もたてば慣れてくる]
忍神町?
確か前にニュースで見た――、でも今は何もないはずでしょう。
[その慣れてきたころに、ケイへ告げられたのはその場所へ行くことだった。
そこへ行き力を取り戻すこと、それが、兄里家の現当主であり、父親から聞かせられたもの]
[「兄里家」は古来より代々続く呪術を生業とする家系ではあるが、神社仏閣などの長でもなく、表向きはある企業の特別顧問という体をとっている。
呪術の引継ぎはそれぞれの孫へ、間に入る代はその教育係となるのが常。
呪術師となるものが早世することが多く、いつからかそのような形になっていた。
そもそも「兄里家」には魔術刻印というものは存在しなかった。
呪術は口伝、口で伝えるもの。古い術ゆえ形にする技術がなかった、といえばそれまでだが、形に示すようになったのは、ケイから数えても6代ほどしか遡らない。
刻印として残すようになり、後継者への引継ぎは確実ではあるもののかかる負担はより大きいものへ。
当時の当主が選んだことではあるが、周囲からの反対は大きいものであったらしい。
それは、古くより続く呪術の傾向を変えるものでもあったからだ]
ここが、忍神町……。
本当に何もないな。――あれ以外は。
[車で近くの町まで送ってもらった後、己の足で辿り着いた荒野。
抉れた大地は、まるで隕石でも落ちてきたかのようなもので、けれどこの町以外に被害が及んでいないのは、つまりはそういうことなのだろう、と実際目にしてケイは目を細めた]
――っつ、……これは。
[それまで、何の兆候もなかった左腕、そこに現れたのは新たな令呪。
以前見たものとは違う形をした三画のもの。
口元がほころぶ。ようやくこれで――]
最後まで残ることができれば、必ず。
[なくしたものを、取り戻す。
それが自分の使命であり、そして願いだった。
ケイはその大地へと向かって足を向ける。上空に見える塔を目指し、やがてその姿はわずかな残滓を残して*掻き消えた*]
[パピーは、木々の間を歩き出した少年の後を追う。
2本足だと距離が開くので、手をつき、4つ足の獣ように歩くことにした。]
ん?何だ辰?「サーヴァントの様子はどうですか」って、言われてもなあ。
何か表情は暗めで、ご機嫌って感じではないな。
怒っている?俺の態度にかあ?
そんな風には見えないが……気にしすぎだろ。
[辰は過剰に礼儀正しく、普段から色々な事を気にしすぎる。
パピーにはそう思えた。]
そんな奴と心の奥底でつながってる俺が、こんな性格になっているのも奇妙な話だな。
[パピーの性格は、辰にとっても意外な副産物であったらしく、始めは随分と驚かれた。]
まあ、俺が聖杯をゲットしてやるから、お前はベットで静養してるんだな。
[木々の間隔があき、ちらほら民家らしきものが見えてくる。
辺りはすでに暗いが、犬のような形にしておくべきだろうか。
パピーはそんな事を考えていた。]
― 南ブロック 住宅街、古びた洋館 ―
[髪をつつく鳥をなだめて鳥籠に収めた少女は机の上に広がった物を片付けて
とりあえずは同じマホガニーの椅子に座るように英霊へとすすめた。
少し消えたかと思うと、戻ってきたときにはミルクココアの入ったカップを
二つ持ってきて一つを英霊の前に差し出す。
どうやら、少女なりの歓迎の一つらしい]
ええーと、魔法のおじさん、きてくれてありがとうございます。
みちるはね、おおとりみちるっていうの。
おじさんのおなまえ、なんていうの?
[自分のカップを机の上に置いて重い椅子を引くと、少しよじ登るようにして座った。
日本のものではなさそうに見えるその椅子に腰掛けるとつま先が少し揺れる。
鳥の気配があるだけで人の気配はみちる以外にない。
あれだけおおきい音を立てたのに大人が心配してやってくる気配もまるでなかった。
ココアの上の湯気だけが忙しなく揺れている]
― 南ブロック 住宅街、古びた洋館 ―
[机を片付ける時、その机の上に広がっていた紙に指が触れた。]
…、…
[なるほど。と、また心の内で納得する。
マスターに促されるまま、椅子に腰を落とし暫し待つ。
間を置いて現れたマスターに渡された飲料に視線を落す。
泥水のような色をしたそれを黙したまま見つめる事暫し。
口には運べないまま、]
マスター、みちる。
私は…、キャスターのサーヴァント。
メルカトル、と皆から呼ばれています。
[眼鏡がココアの湯気でほんのり白く色づいた。]
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