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―卒業式―
……静ちゃん元気かなぁ。
[PTA会長の挨拶に、予備校のなんやらでの疲れから、うとうとしつつ。
校長のハナシを何処かで彼女が聞いてるんじゃないかと、ちょっときょろきょろしたり]
[呼ばれる直前に手に薔薇の字を書いて飲み込むようにしてから、立ち上がる。]
はい。
[気負うこともなく教職員や来賓の方々に礼をして登壇し、息を一つついてから話し始めた。勿論、手には何も持たずに。]
梅の香りに春の息吹を感じる今日の佳き日に、私共103名の卒業生のためにこのような盛大な式典を催して頂き、誠にありがとうございます。ご多忙のなか、教職員の皆様・御来賓の方々のご臨席を賜り、卒業生一同心より御礼申し上げます。
卒業という節目を迎える今、私たち卒業生の胸にはここまで自らが置かれていた境遇、待ち受ける未来への想いが過ぎります。私たち卒業生の多くは両親・祖父母が築き上げた物質的に不自由を強いられることのない時代を謳歌してきました。
昨今、日本の社会・経済は世界の国々との関係性が密になる一方で、国際的競争力や活力を徐々に失いつつあると言われています。また昨今の災害などにより、人々が互いに助け合い社会全体が共存していく必要性を強く実感することになりました。このような難題に直面したことで、従来の政治・社会構造はもはや通用せず、個々人や地域のつながりを重視するなど、新たな価値観の形成が求められる時代に入りました。
転換期にはモデルとなる国は存在せず、私たちは現実社会の競争に向き合いながら、同時に新たな社会規範を模索することを迫られています。
このような時代の転換点の中でいかなる心構えで社会に臨むべきか思いを巡らすと、ただ知識の収集に専念するに留まらず、実際の行動を以て他者に働きかけていくことが必要であると感じています。新たな価値観を形成する上で、他者と衝突する恐怖に流されず、時には闘志を前面に表してでも、その発言・態度・行動が本質的に物事を進める上で妥当であるか、追求し続ける覚悟が重要であると考えます。Cowards die many times before their deaths,
The valiant never taste of death but once.という格言があるように、勇気を持って行動を行なう事が大事になるでしょう。そしてその下地は、この3年間で私達は身につける事ができたのでは無いだろうか、とも考えております。
入学からの年月を振り返りますと、私たちは様々なかけがいのない体験をして参りました。
日々の勉学や課外活動、学校行事はもちろんのこと、在学中に先生方から教えていただいたこと、そして友人と過ごす中で自己鍛錬の場が設けられてきたように思います。得たことは計り知れず、私たちの今後の人生における貴重な財産です。
素晴らしい先生方や友人たちとこのような時間を共有できましたことは、在学中は当たり前のように感じておりましたが、今振り返りますと懐かしい思い出です。
そして、いざ卒業となりますと、将来への第一歩を踏み出す希望を抱くと共に、一抹の寂しさも感じます。ですが僕は、社会に出た後でも此処での繋がりが消えるとは思いません。様々なことを乗り越えたその先で、再び卒業生同士、同窓生同士が更なる成長をした状態で会えることを願っています。
さて、硬いことを言うのは此処までにして。私達の入学式の事を卒業生以外の人が覚えているとは思いませんし、卒業生でも殆どの方は覚えていないのでは無いかと思われるのですが。僕は神楼高校へ入学するにあたり、「自分への信頼」を目標としました。
勉学のみならず、部活動や学校行事等、様々な面において全力投球すること。その中で得られた経験全て
を此処で語り切ることは出来ませんがその中で。
人に寄り添うだけでなく、何かをしようという考えに立つのではなく、並び立つこと。そして、切磋琢磨する仲間とすること。
弱さを認め、受け入れること。
まだ十分と言えるかは分かりませんが、これらがこの3年間での僕なりの答えとなりました。
勿論、この答えが正解だとは思っていないです。「私の方が正しい」と思う方もいるかもしれません。それでいいのだと思います。
後はその答えを絶対的とせず変化させる余地を残して、これからも対話を行えばいいのでしょうから。そう考える事が出来るようになった事も、僕の自信です。
この学校で3年間を過ごす事が出来て、心から良かったと確信しております。
改めて在校生、卒業生。教職員の方々全員に感謝を申し上げますと共に、皆様がたのご活躍をお祈りし。残りのメッセージはこれからやってくるであろうもう一人にお任せして、これにて僕からの答辞とさせていただきます。次は日本を、世界を舞台にしてお会いしましょう。僕は皆を追いかけ、同時に追いかけられる存在になりますから。
卒業生代表 幸田 楓
[一礼して一歩下がる。さて、もう一人はどうするのかな…そんな事を思いながら。
彼女が話し始めるのは、僕が一歩下がって直ぐなのか、自らの席に戻ってからなのか。どんな状況であれ、真摯に彼女の話を聞くのだろう。
彼女が来ないとは、思っていない。]
―卒業式…の舞台裏―
[皆が緊張しつつ卒業式に臨んでいる姿をこっそり舞台袖絡みていた]
本当なら、あっち側にいたんだな
[今の選択を後悔してはいないが、なんとなく感傷的なつぶやきをして
でもすぐにスタッフの方へ戻る]
予定通りですね。
緞帳が降りたら、よろしくお願いします
[予め抜けてもらっていた軽音部の後輩にも]
よろしくね、みんなの働きにかかってるから
[爽やかスマイルでサムズアップ。その後、一人ひとりとよろしくと言ってグータッチをしてニコッと笑った。]
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